地方創生に強い企業ランキング！地域課題に挑む就活生のための最新動向を紹介

Digmedia監修者

伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

地方創生は地域の持続的な発展に欠かせないテーマであり、企業の取り組みが大きな注目を集めています。

本記事では、地方創生に強い企業ランキングや就活で役立つ情報をわかりやすく紹介します。

地方創生とは

地方創生は人口減少や経済停滞といった地域課題を解決するために進められてきました。

ここでは、その目的や施策、企業の役割について詳しく見ていきます。

地方創生の基本的な目的

地方創生の目的は、人口減少や少子高齢化といった課題に対応しながら、地域が持続的に発展できる仕組みをつくることです。

具体的には、地域の魅力を活かした産業育成や雇用創出、若者や子育て世代が安心して暮らせる環境整備などが挙げられます。

また観光資源の活用や地域ブランドの発信なども重要であり、都市と地方の格差を縮小することが大きな目標となっています。

このように地方創生は地域社会の活性化だけでなく、日本全体のバランスある成長を実現するための取り組みといえます。

国と自治体の取り組み

国は地方創生を推進するためにまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、移住促進や地域産業支援を強化してきました。

また自治体ごとに独自の戦略を打ち出し、地場産業の育成や観光振興に取り組んでいます。

さらに政府による交付金や補助金制度も整備され、地域課題の解決に向けたプロジェクトを後押ししています。

自治体は国の支援を受けつつ、地域の特色に合わせた施策を展開することで、持続可能な地域社会の形成を目指しています。

こうした官民一体の動きが地方創生を実現する大きな力となっています。

企業が果たす役割

企業は地方創生において重要な役割を担っています。

雇用創出と地域課題の解決を両立させるべく、ITやインフラの技術を活用する取り組みも広がっています。

観光や農業といった分野に参入し、地域資源を活用した新しいビジネスモデルを構築する企業も少なくありません。

さらに、地方での人材育成やUターン・Iターン就職の受け皿となることで、人口減少対策にもつながります。

企業が持つノウハウや資金力を地域に還元することは、持続的な地方創生の推進に不可欠です。

総合ランキング：地方創生に強い企業ベスト30

ここからは地方創生に強い企業を30社ランキング形式で紹介します。

自分が気になる企業の位置づけを確認していきましょう。

1位～10位

11位～20位

21位～30位

【地方創生ランキング】IT・通信業界別

IT・通信業界は地方創生において大きな役割を担っています。

デジタル技術や通信インフラは、地域産業の発展や人材の流動性を支える重要な基盤となっています。

ここでは地方創生に貢献しているIT・通信企業を紹介します。

ランキングTOP10

ITで地方を支える取り組み

IT・通信業界の企業は、地方の課題を解決するためにさまざまな取り組みを行っています。

たとえば通信インフラを整備することで、山間部や離島でも都市部と同じように高速インターネットを利用できるようにし、地域住民の暮らしやすさの向上を実現しています。

またクラウドサービスやデータ分析を活用し、観光業や農業といった地域産業の効率化や新しいビジネスモデルの創出を支援しています。

さらにリモートワークを推進する企業は、地方在住の人材が都市部と同じように働ける環境を整えると同時に、移住やUターンを促進する効果も生み出しています。

IT技術の導入は地域に新たな雇用を生み出すだけでなく、若い世代の定住を後押しする点でも重要です。

このようにITは、地方に新しい価値をもたらし、持続可能な発展を支える力となっています。

新卒が学べるスキルやキャリア

IT・通信業界で地方創生に携わることで、新卒の方は幅広いスキルを身につけることができます。

例えばシステム開発やクラウド運用などの技術スキルはもちろん、課題を把握して解決策を設計する力も養われます。

プロジェクトの多くは自治体や地域企業との連携が不可欠であり、コミュニケーション力や調整力も自然と身につくでしょう。

また、データ活用やデジタルマーケティングの知識も学ぶ機会があり、これらは将来的にどの業界でも求められるスキルです。

さらに、地域に深く関わる業務を通じて社会貢献と自己成長を同時に実感できるのも大きな魅力です。

新卒から地方創生プロジェクトに携わることは、将来的な専門性やリーダーシップを高める土台にもなります。

【地方創生ランキング】製造・ものづくり業界別

製造・ものづくり業界は地域資源を最大限に活かし、地場産業の発展や雇用創出につながっています。

伝統と革新を両立させる取り組みは、地方創生の推進に欠かせない存在です。

ランキングTOP10

地域産業を強化する製造業の役割

製造・ものづくり業界は、地域の強みを最大限に生かして新しい価値を生み出す重要な役割を担っています。

地方には農産物や伝統工芸といった固有の資源が数多く存在し、それらを商品化する製造業は地域経済の中核といえます。

さらに近年はデザインやテクノロジーを融合させ、従来の枠にとらわれない商品開発やサービスを展開する企業も増えています。

これにより、地域ブランドの向上や観光との連携といった新しい波及効果が生まれ、地域の魅力を全国や海外に発信する力となっています。

また、雇用の創出はもちろんのこと、若者が地元に残るきっかけや移住者が地域に定着するきっかけにもつながります。

こうした製造業の取り組みは、地方創生の実現に欠かせない推進力であり、地域の持続的な発展を支える柱となっています。

新卒が学べるスキルやキャリア

製造・ものづくり業界で地方創生に関わることは、新卒にとって多様なスキルを習得できる貴重な機会となります。

具体的には、製品開発や生産管理の知識に加え、地域資源をどう商品に転換するかといった企画・実装力が身につきます。

さらに地域企業や自治体との協働を通じて、調整力やコミュニケーション力といった実践的なスキルも養われます。

地域ならではの課題に取り組むことで、課題解決力やプロジェクトマネジメント力も鍛えられ、キャリア形成に直結します。

また、地域資源を活用したものづくりは国内外に発信する要素が強く、マーケティングやブランディングの知識を深められる点も魅力です。

社会貢献を実感しながら成長できるこの環境は、新卒にとってキャリアの土台を築く大きなチャンスとなります。

【地方創生ランキング】金融業界別

地域の課題解決や地域活性化に金融機関が果たす役割は非常に大きい。

ここでは、地方創生に積極的に取り組む代表的な金融機関をランキング形式で紹介します。

ランキングTOP10

地銀や信金が果たす役割

地方銀行や信用金庫は地域の金融のハブとして、地域企業や自治体の課題を顕在・潜在に関わらず拾い上げる役割があります。

金融庁も地域密着型金融の機能強化を求めており、コンサルティング機能の発揮や、地域に根ざしたネットワークを活かした面的な再生プロジェクト参画が期待されています。

たとえば山梨中央銀行は自治体と連携して移住相談窓口を設け、住宅ローン金利の優遇制度を構築するなど、地域の定住支援を金融の立場から後押ししています。

また大垣共立銀行では地元産品を活用したブランド商品やショップ運営により、地域産業の活性化と金融の融合を推進しています 。

こうした活動は、金融機関がコーディネーターとして地域全体の創生に深く関与する具体例といえます。

新卒が学べるスキルやキャリア

地方創生に取り組む金融機関での業務は、新卒にとって非常に多面的な学びの場となります。

まず融資や与信管理、金融商品提供などベーシックなスキルを磨けるのはもちろん、地域特有の課題解決に向けた企画・伴走支援力を培う機会も豊富です。

地域企業や行政と連携したプロジェクトに携わるなかで、調整力やプロジェクトマネジメント能力も自ずと養われます。

さらに移住促進、地域資源を活かした事業設計、地域ブランディングなどに関わることで、地域経済と共に成長する視点も得られます。

こうした経験は、社会貢献とキャリア形成が両立する貴重な土台となり、実践力を武器にした人材へ成長できる環境です。

【地方創生ランキング】インフラ・建設業界別

インフラや建設業界は、地域の基盤整備を担い、生活の質や産業活動を直接的に支える重要な存在です。

災害対策や街づくりを通じて、地方創生の根幹を支えています。

ランキングTOP10

地域社会を支えるインフラ整備

インフラ・建設業界は道路や橋梁、ダム、上下水道といった基盤整備を通じて、地域住民の生活を安定させる役割を果たしています。

地方においては特に、防災・減災に直結する社会資本の整備が重視され、災害に強い街づくりや耐震化の推進は地域社会の安全に直結しています。

また、再生可能エネルギー設備やスマートシティ開発など、持続可能な地域づくりに向けた取り組みも進んでいます。

インフラが整うことで企業誘致や観光振興にもつながり、経済全体への波及効果は大きいといえます。

新卒が学べるスキルやキャリア

新卒がインフラ・建設業界で得られるスキルは多岐にわたります。

建築設計や土木施工管理などの専門技術はもちろん、地域住民や自治体との調整を通じて得られるプロジェクトマネジメント力も強化されます。

さらに長期的なプロジェクトに携わるため、課題解決力が自然と磨かれるのも特徴です。

地域の安全や発展に直結する仕事であるため、社会貢献を強く実感できるキャリアを築けます。

【地方創生ランキング】商社・流通業界別

商社や流通業界は、地方の特産品や優れた製品を全国・海外に届ける役割を担います。

地域資源の発信力を高めることで、地域経済の拡大に直結する重要なプレーヤーです。

ランキングTOP10

地方の特産品を全国へ届ける仕組み

商社や流通業界は、地域の農産物や工芸品などを大規模なネットワークを通じて広く市場に届ける役割を果たしています。

これにより、地元生産者が新たな販路を獲得し、安定した収益基盤の確立が可能になります。

また輸出支援を通じて海外市場に展開するケースも増えており、地域の価値を世界に発信する動きが進んでいます。

さらに物流網の整備は災害時の物資供給にも直結し、地域社会のレジリエンス向上にも貢献しています。

新卒が学べるスキルやキャリア

商社や流通業界では、商品調達から販売までの幅広いプロセスに関わることで、マーケティングやサプライチェーンマネジメントのスキルを学ぶことができます。

また取引先との交渉や新規事業の立ち上げを経験することで、企画力と交渉力も鍛えられます。

地域の特産品を発信する業務は、社会的意義を実感できると同時に、グローバルに通用するビジネススキルを磨ける点が大きな魅力です。

【地方創生ランキング】観光・サービス業界別

観光やサービス業界は、地域の文化や自然資源を活用し、交流人口の増加を通じて地域経済を支える柱です。

インバウンド需要の拡大も含め、地方創生に直結する分野といえます。

ランキングTOP10

観光資源を活用した地方活性化

観光・サービス業界は、地域の観光資源を磨き上げ、国内外に発信することで地方創生を牽引しています。

宿泊施設や旅行代理店は地域に滞在する人を増やし、飲食・小売・交通など幅広い産業に経済効果を波及させます。

また近年では、体験型観光や地域住民との交流を重視した観光商品も増えており、持続可能な観光という視点で地域の魅力を活用する動きが広がっています。

観光業は地域への雇用創出や移住促進にもつながるため、地域社会に多面的なメリットをもたらす分野です。

新卒が学べるスキルやキャリア

観光・サービス業界で新卒が得られるスキルは、ホスピタリティを中心に幅広くあります。

接客やサービス提供の経験を通じてコミュニケーション能力や課題解決力が身につき、語学力や国際感覚も磨かれます。

さらに観光資源の企画・PRに携わることで、マーケティングやイベント運営の実践的なスキルを習得できます。

地域の魅力を伝えるやりがいを感じつつ、自身のキャリアの幅を広げることができる点が大きな魅力です。

地方創生企業で働く魅力とやりがい

地方創生に取り組む企業で働くことは、社会貢献性とキャリア形成の両面で大きな魅力があります。

ここでは具体的なやりがいについて紹介します。

地域に根ざした社会貢献ができる

地方創生企業で働く最大の魅力は、地域に直接貢献できる点です。

地域の課題に取り組む仕事は、地元住民の生活改善や産業の発展に直結します。

例えば、インフラ整備による安全な街づくりや観光振興による地域経済の活性化など、成果が目に見える形で現れるのもやりがいの一つです。

また、地域の人々と密接に関わりながら働くため、信頼関係を築きつつ長期的に貢献できる点も魅力です。

自らの仕事が社会を支えている実感を得られることは、大きなやりがいとなるでしょう。

幅広いフィールドで経験が積める

地方創生に関わる企業では、幅広い分野での経験を積むことが可能です。

IT、製造、観光、金融など多様な業界が地方創生に携わっており、地域特有の課題に向き合うことで専門スキルだけでなく課題解決力も養われます。

自治体や地域企業と連携して進めるプロジェクトも多く、交渉力や調整力といった実践的なスキルも自然と磨かれます。

また、全国各地の地域資源や文化に触れながら働くことで、視野が広がり柔軟な発想が身につきます。

このように多彩な経験が積める環境は、キャリアの基盤形成に大きな価値を持ちます。

キャリアの安定性と将来性

地方創生は国を挙げて推進されている長期的な取り組みであるため、関連企業の需要は今後も継続的に高まると考えられます。

人口減少や地域課題は短期間で解決できるものではなく、持続的な支援が必要です。

そのため、地方創生企業でのキャリアは安定性と将来性が見込めます。

また、地域の産業は一次産業から観光、ITまで幅広く、社会全体で欠かせない分野に直結しているため、スキルの汎用性も高いのが特徴です。

安定したキャリア形成を望む学生にとって、地方創生企業で働く選択は大きな魅力があります。

地方創生に強い企業へ就職するためのポイント

地方創生に携わる企業への就職を目指す際には、企業理解や自己PRの工夫が必要です。

ここでは就活に役立つポイントを紹介します。

企業が求める人物像を理解する

地方創生企業が求める人物像は、地域課題に真摯に向き合い、柔軟に対応できる人材です。

地域愛や社会貢献への意欲はもちろん、主体性と協調性も重要視されます。

特に地方では限られた資源を活かして成果を出すことが求められるため、自ら考え動く主体性が評価されやすいです。

また、多様な関係者と連携してプロジェクトを進めるため、コミュニケーション力も不可欠です。

企業が求める人物像を理解したうえで、自身の強みと結び付けてアピールすることが大切です。

エントリーシート・面接でアピールすべき点

エントリーシートや面接では、地方創生への関心や取り組みに共感する姿勢を具体的に伝えることが重要です。

たとえば、地域活動の経験や、地域に関する研究・インターン経験を交えて話すと説得力が増します。

また、企業が手がけているプロジェクトを調べ、自分の経験がどう役立つかの明確化を示すと効果的です。

抽象的な表現ではなく、自分の体験を交えながら具体的に話すことで企業に熱意が伝わりやすくなります。

企業の強みと自身の関心が重なる部分をしっかり示しましょう。

インターン・OB訪問を活用する

地方創生企業を目指すうえで、インターンシップやOB訪問は非常に有効な手段です。

インターンでは実際の業務に触れることで、企業がどのように地域と関わっているかを体感できます。

また、社員の方から直接話を聞くことで、企業文化や現場の雰囲気を知ることができます。

OB訪問を通じて得られるリアルな声は、志望動機の具体化に直結する材料となります。

自分のキャリアとの適合度を確かめる意味でも、積極的に活用するとよいでしょう。

地方創生企業の最新動向と今後の展望

地方創生は社会の変化に合わせて進化しています。

ここでは、注目される業界や事例、今後の方向性を解説します。

注目される業界や取り組み

現在注目されているのは、ITを活用した地域課題解決や観光資源のデジタル発信、再生可能エネルギーを軸にした地域産業の育成などです。

特にDXやスマートシティ関連の取り組みは急速に拡大しており、地方に新しいビジネスチャンスをもたらしています。

さらに農業のスマート化や物流効率化など、地域産業の競争力を高める動きも強まっています。

こうした業界は今後も成長が見込まれ、地方創生における中心的な役割を果たすでしょう。

地域ごとの特色ある事例

地方創生の取り組みは地域ごとに特色があります。

例えば北海道では農業や観光を軸としたDX導入が進み、九州では再生可能エネルギーや観光振興が注目されています。

関東ではベンチャー企業との連携による新規事業が盛んで、関西では伝統産業とデジタル技術を掛け合わせた新しい取り組みが見られます。

このように地域特性に基づく戦略は成功の鍵であり、地方創生企業にとっては強みとなる要素です。

地域の特性を理解することは、就活においても重要な視点となります。

今後求められる方向性

今後の地方創生では、持続可能性とデジタル化の両立が求められます。

地域資源を活かしつつ、環境に配慮した取り組みや脱炭素社会に対応する動きが加速するでしょう。

また、都市と地方を結ぶリモートワークの推進や二拠点生活の広がりも、新しい地方創生の形として注目されています。

企業はこれらの流れを取り込みながら、地域に根ざした成長戦略を展開していく必要があります。

就活生にとっても、こうした未来志向の取り組みに関心を持つことが重要です。

よくある質問

地方創生企業や就活に関する疑問に答え、理解を深めるためのFAQを紹介します。

地方創生に取り組む企業はどうやって探せますか？

地方創生企業を探す方法はいくつかあります。

まずは地方創生企業ランキングや業界ごとの特集記事を参考にするのが効果的です。

また、国や自治体が公表している支援事例や採択企業の一覧をチェックするのも有効です。

さらに就職サイトの企業検索機能を使えば、地域創生に積極的な企業の可視化ができます。

インターンシップやイベントに参加して直接情報を得るのもおすすめです。

地方創生に強い企業に就職するメリットは何ですか？

地方創生に強い企業で働くメリットは大きく分けて三つあります。

第一に、社会貢献性の高い仕事に携われる点です。

第二に、地域課題に取り組むことで課題解決力や企画力など幅広いスキルが磨けます。

第三に、地域に必要とされる事業は持続的な需要が見込まれるため、安定したキャリア形成が可能です。

これらは就活生にとって将来の成長につながる大きな魅力となります。

就活で地方創生への関心をどうアピールすればいいですか？

就活で地方創生への関心をアピールするには、自分の経験や学びを具体的に結び付けることが大切です。

例えば地域活動やボランティア経験を挙げ、その中で感じた課題意識を話すと効果的です。

また、志望企業の取り組みを事前に調べ、自分の関心との接点を伝えると説得力が増します。

抽象的に語るのではなく、体験に基づいた具体例を交えることが評価につながります。

まとめ

地方創生企業は地域課題の解決と日本全体の発展に大きな役割を果たしています。

就活を通じて関心を持つことで、自身のキャリア形成にもつながります。

本記事を参考に、地方創生企業ランキングや各業界の動向を理解し、就職活動に活かしてみてください。