【例文5選】ファンケルの志望動機の書き方を徹底解説!選考に通過できる志望動機を書こう

【例文5選】ファンケルの志望動機の書き方を徹底解説!選考に通過できる志望動機を書こう

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

就活生の中でも人気の高い化粧品・健康食品メーカー「ファンケル」。

無添加化粧品のパイオニアとして知られ、「正直品質」を掲げる企業姿勢や、社会課題の解決に挑む姿勢に共感する学生も多いでしょう。

本記事では、ファンケルの企業理念や事業の特徴を踏まえながら、選考で伝わる志望動機の書き方や具体例を紹介します。

ファンケルを志望する理由を自分の経験と結びつけ、説得力のあるESを作成しましょう。

【ファンケル志望動機】ファンケルとは?

ファンケル株式会社は、神奈川県横浜市に本社を置く化粧品・健康食品の大手メーカーです。

1980年に池森賢二氏が個人創業で無添加化粧品の製造・販売を開始し、1981年に法人化されました。

「正直品質」をコーポレートスローガンとし、無添加を徹底した化粧品やサプリメント、発芽米、青汁などを展開しています。

化粧品業界では後発ながら、独自性と研究開発力で特許を多数取得し、敏感肌やアトピー性皮膚炎の悩みに応える商品開発を重ねてきました。

近年はキリンホールディングスの子会社となり、さらなる成長を目指しています。

顧客の「不安」を解消する姿勢と安心・安全・やさしさを追求する企業理念が特徴です。

【ファンケル志望動機】ファンケルの強みとは?

ファンケルの強みは、無添加・高品質の商品を自社で一貫して研究・製造・販売できる体制にあります。

顧客の声を迅速に商品開発に反映できる仕組みと、膨大な顧客データを活用したマーケティングが他社との差別化要因です。

また、通信販売のノウハウとデジタル活用によって多様な販路を持ち、顧客との距離が近いことも大きな強みです。

安全・安心への徹底したこだわりがブランド信頼を支えています。

【ファンケル志望動機】ファンケルのインターン情報

ファンケルの2027卒総合職向けインターンシップは、「マーケティング編」として5日間実施され、選考直結型のプログラムです。

参加者は実際にターゲットへのヒアリングを通じて仮説を立て、プロモーション戦略を立案するなど、社員と共に実務に近い体験ができます。

5名程度のグループでチームワークを重視し、毎日社員からフィードバックを受けながら考えを深めます。

インターン参加は必須で、3月以降の一般選考は行われません。

マーケティング未経験者でも応募可能で、対面実施の場合は交通費や宿泊費の一部支給もあります。

職種に迷っている場合もエントリー可能ですが、選考時には1職種に絞る必要があります。

【ファンケル志望動機】求める人物像

ファンケルは、単なる化粧品メーカーではなく、「不の解消」を使命とする社会課題解決型企業です。

そのため、同社が求めるのは“利益よりも人や社会に誠実であること”を行動で示せる人材です。

お客様の声に真摯に向き合い、自ら考え行動し、挑戦を恐れずに課題を解決していく姿勢が重視されます。

単に「美容が好き」ではなく、ファンケルの理念に共感し、それを自分の言葉で実現できる人が求められています。

Independent Mind(自立した心)

Independent Mind(自立した心)とは、ファンケルが求める人物像の一つであり、自分の価値観に基づき物事を自分ごととして主体的に捉え、失敗を恐れず果敢に挑戦する姿勢を指します。

これは他人に依存せず、自立した判断で行動できる精神的な強さを意味します。

自立することは、単に一人で立つことだけでなく、自分の意見や考えに責任を持ち、困難に直面しても逃げずに前向きに取り組む姿勢を含みます。

周囲の意見に流されず、自分の意思を持ちつつも、多様な意見を柔軟に受け入れるバランス感覚も求められます。

この心構えが、変化の激しい社会環境に対応し新たな価値創造を可能にします。

ファンケルでは、こうした独立心を持つ人材が企業の成長を牽引すると考えています。

Nimble Thinking(素早い判断力)

Nimble Thinking(素早い判断力)は、ファンケルが求める人材像の一つで、今、何が求められているのかを的確に考え、スピード感を持って行動しやり遂げる力を指します。

変化の激しい現代社会では、迅速に状況を分析し、適切な判断を下すことが求められます。

ファンケルは常に変化に対応しながらお客様の「不」を解消する企業であり、そのためには速やかに課題を見極め、解決策を実行できる力が不可欠です。

また、迅速な決断と実行を通じて、チームや組織全体の成果に貢献する姿勢も重視されます。

この素早い判断力は、新規事業の立案やマーケティング戦略の策定などにも直結し、競争優位を維持するためのキーファクターとなっています。

Share Diversity(多様性の受容)

Share Diversity(多様性の受容)は、多様な価値観や考え方を認め合い、互いに尊重しながらチームワークを発揮する姿勢を指します。

ファンケルは「みんな違ってあたりまえ」というスローガンを掲げ、性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向など、さまざまな多様性を受け入れることで、一人ひとりが個性や能力を最大限発揮できる環境を整えています。

こうした多様な人材が協力し合うことで、新しい価値創造や組織の成長を実現しています。

また、LGBTQの理解促進や障がい者雇用推進などの具体的な取り組みも積極的に行われており、多様性を経営の重要な柱と位置付けています。

これによりファンケルは、誰もが働きやすく輝ける職場環境を目指しています。

【ファンケル志望動機】志望動機の構成について

志望動機を書く際には構成を意識して書くことで論理的でわかりやすい文章を作ることができます。

具体的にはPREP法を使うとよいでしょう。

これはビジネスの場でも用いられる手法であり、ESや履歴書だけでなく、面接で話すときにも意識しましょう。

Point:最初に結論を伝える

まずは「なぜその企業を志望するのか」を簡潔に書きましょう。

ESや履歴書などのでは最初の1行目が最も重要とされているため、できるだけわかりやすく、伝えたい内容をしっかり伝えられるようにしましょう。

この結論の部分をおろそかにすると、応募数の多い会社では最後まで志望動機を見てくれない場合もあるので気を付けましょう。

読み手が理解しやすい書き出しを意識することで、企業の目に留まり、しっかりとアピールできるでしょう。

Reason:結論の根拠を示す

結論を書いたら、必ずそれに対する理由や根拠を書きましょう。

書き出しでグッと興味を掴むワンフレーズは、インパクトこそ絶大ですが抽象的です。

そのため、結論に説得力を持たせるため、詳しい根拠を書く必要があります。

Example:具体例で裏付ける

結論と理由を述べたら、それにいたった具体的なエピソードや実体験を述べましょう。

その志望動機を考えるに至った自分のこれまでの経験があるはずです。

それを述べることで、志望動機に根拠を持たせることができ、説得力の高い志望動機を作成することができます。

また、志望動機が同じような学生は多く存在しますが、根拠となるエピソードによって自分の志望動機にオリジナリティーが埋めれるため、差別化をしやすくなります。

Point:もう一度結論を伝える

最後に結論を述べていきます。

最初に述べた結論とは異なり、「入社後に成し遂げたい事」や「貢献したい事」といった入社への意気込みを重点的に述べましょう。

この部分は志望動機の最後の締めになるため、意気込みや志望度の高さを採用側に伝えるように意識しましょう。

本選考とインターンの志望動機の違い

インターンの志望動機では、業界や企業に対する興味をアピールし、実際の業務を体験したいという学びの意欲を強調することが大切です。

一方、本選考では、企業の経営理念や事業内容に共感し、その企業で長期的に貢献したいという意欲を強調します。

インターンは学びの場、本選考は貢献の場として位置づけ、志望動機の内容を適切に使い分けることが、成功するためのポイントとなります。

【ファンケル志望動機】インターン志望動機を書く際のポイント

インターンシップの志望動機を効果的にまとめるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

参加したい理由や会社の魅力ポイントを明確に伝えるとともに、読みやすい文章を心がけることが大切です。

以下に、それぞれのポイントについて詳しく説明します。

インターンに参加したい理由を伝える

インターンシップに参加したい理由を明確に伝えることは、志望動機の中で最も重要な要素です。

応募者がなぜインターンシップに参加したいのか、その理由を具体的に述べることで、企業に対する真剣な姿勢を示すことができます。

例えば、特定のスキルを身に付けたい、実務経験を積みたい、業界の最新動向を学びたいなど、具体的な理由を挙げることが重要です。

明確な目標を持ってインターンに参加することで、企業に対して積極的な姿勢を示し、選考での評価を高めることができます。

会社の魅力ポイントを伝える

次に、会社の魅力ポイントを具体的に伝えることが重要です。

なぜその会社を選んだのか、どのような点に魅力を感じているのかを明確に述べることで、企業に対する理解と関心を示すことができます。

企業の事業内容、プロジェクト、企業文化など、自分が魅力を感じた具体的なポイントを挙げることで、企業研究がしっかりと行われていることが伝わります。

例えば、企業の革新的な技術や取り組み、働きやすい環境など、自分にとって魅力的な要素を具体的に述べることで、企業に対する熱意をアピールすることができます。

読みやすい文章の長さにする

文章の長さにも注意が必要です。

例えば、400字に収めることができても、一文が長すぎたり短すぎたりすると、読みづらい文章になってしまいます。

適切な文の長さを保ち、接続詞を上手に使って流れをスムーズにすることが大切で、段落ごとにポイントを分けて書くことで、読み手が内容を追いやすくなります。

また、簡潔で明瞭な表現を心がけることで、読みやすい文章を作成することができます。

読み手にストレスを与えないよう、自然な文章の流れを意識することが重要です。

【ファンケル志望動機】例文

例文①

ファンケルの「世の中の不を解消する」という理念に深く共感し、志望しました。

大学時代のイベント運営で培ったリーダーシップと調整力を活かし、社会に貢献する商品開発に挑戦したいと考えています。

多様なメンバーと協力しながら、新しい価値を創造し、人々の生活をより豊かにするために自分の力を最大限発揮したいです。

ファンケルの風土は挑戦と成長を後押ししており、自分自身の成長も同時に促される環境で働きたいと強く思っています。

変化の激しい市場で柔軟に対応しながら、安心・安全にこだわる姿勢に共感し、社の一員として貢献したいです。

例文②

肌に優しい無添加化粧品を愛用し、その品質に感銘を受けました。

ファンケル製品の良さをもっと幅広く伝えたいという思いから志望しました。

私は留学経験があり異文化理解や語学力を活かして、海外展開を通じて多くの方に健康的な美を届けることに貢献したいです。

また、多様なニーズに応えるための製品開発に携わり、グローバルな視点でものづくりを進める力を身につけたいと考えています。

安全・安心な製品提供を追求するファンケルの姿勢に共感し、製品価値を世界に広げたいです。

例文③

大学で生物学を専攻し、特に人の老化メカニズムに興味を持っています。

ファンケルの健康食品開発は、この分野の知見を活かせる理想的なフィールドだと感じ志望しました。

科学的根拠に基づく製品づくりに携わり、人々の健康維持や生活の質を向上させることに貢献したいです。

研究で培った分析力や論理的思考力を活かし、効果的な商品開発やプロモーションにも携わりたいと考えています。

ファンケルの無添加・安全へのこだわりも、自身の志向と合致しています。

例文④

ファンケルの「正義感を持ち、不を解消する」という社会的使命に強く共感しています。

自分自身も常に挑戦を続ける姿勢を持ち、変化への柔軟性とスピード感をもって課題解決に取り組んでいます。

ファンケルの企業文化は、若手にもチャレンジの機会があり自己成長を促す環境であることが魅力です。

新規事業やマーケティングの領域で自分のアイデアを活かし、社会に新たな価値を生み出すことに貢献したいと考えています。

ファンケルのブランド信頼をさらに高める役割を担いたいです。

例文⑤

健康寿命の延伸や医療費削減といった社会課題の解決に、ファンケルの製品を通じて貢献したいと考え志望しました。

薬学の知識を活かし、予防医学の普及や健康維持の重要性を伝えることが使命だと思っています。

ファンケルの無添加のこだわりや健康食品の開発は、多くの人の安心できる生活に直結しており、それに携わる価値があると確信しています。

チームと協力しながら科学的根拠を基に新製品開発に挑戦し、社会全体の健康意識向上を目指したいです。

【ファンケル志望動機】これだけは避けよう!注意点

企業の人事は、多くの学生の志望動機を見ています。

以下で説明している内容は、ありきたりであり、魅力的に映りません。

理由を詳しく解説していきます。

どの企業にも当てはまる抽象的な内容

「金融に興味があります」「人の役に立ちたいです」といった誰にでも書けるような抽象的な志望動機は、評価されにくい傾向にあります。

これらは一見前向きに見えますが、どの企業にも当てはまるため、応募先に対する熱意が伝わりません。

面接官は、「なぜこの企業なのか」「この人でなければならない理由があるか」を見ています。

具体的な商品や理念、取り組みに触れつつ、自分自身の経験や価値観と結びつけて語ることで、志望動機に説得力が生まれます。

抽象的な言葉に頼らず、内容に「自分らしさ」をにじませることが大切です。

受け身な姿勢や待遇

「御社で学ばせていただきたい」「安定しているから志望した」などの受け身な姿勢は、熱意が感じられにくくなるため注意が必要です。

企業は、主体的に働き、価値を提供できる人材を求めているため、学びたい気持ちはあっても、それだけを強調するとマイナス印象になります。

また、安定性や福利厚生だけに焦点を当てた志望理由も、表面的で自己中心的に見えてしまうおそれがあります。

「どのように成長したいか」「企業にどう貢献したいか」といった視点を持って、自分の意志をしっかりと示すことが大切です。

熱意や主体性が伝わる表現に意識を向けましょう。

企業研究が浅い

企業研究が不十分な志望動機はすぐに面接官に見抜かれてしまうため、企業の理念や特徴、具体的な取り組みへの理解が欠かせません。

こうした視点が他社との差別化となり、「なぜファンケルなのか」を説得力をもって語れる志望動機になるでしょう。

具体的な根拠に欠ける

根拠がないと、聞こえは良くても本当にそう思っているのかが伝わらず、説得力に欠けてしまいます。

たとえば、大学で学んだ内容、アルバイトでの気づき、家族とのエピソードなどを挙げることで、言葉に厚みが出ます。

また、「なぜそう考えるに至ったのか」という背景を丁寧に語ることで、自分の価値観も伝えることができます。

エピソードを交えることで、人柄や信頼感を印象づけることができるため、積極的に取り入れましょう。

【ファンケル志望動機】まとめ

ファンケルは「正直品質」と「世の中の不を解消する」という理念のもと、無添加化粧品や健康食品を通じて社会課題の解決に挑む企業です。

自社一貫体制による高品質な製品づくりや、多様性を尊重する社風が特徴で、「自立した心」「素早い判断力」「多様性の受容」を重視しています。

志望動機では、理念への共感や自分の経験との結びつきを明確にし、具体的なエピソードを用いて説得力を持たせることが重要です。

抽象的・受け身な表現を避け、主体的に貢献したい姿勢を伝えることが内定への鍵となります。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます