
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
りそな銀行を志望する就活生の皆さん、こんにちは。
メガバンクとは一味違う独自の立ち位置で、リテール金融サービスに強みを持つりそな銀行の選考、特に面接に向けて、どのような準備をすればよいか悩んでいませんか。
この記事では、りそな銀行の面接で実際に聞かれる質問の内容から、内定を掴むための具体的な対策方法まで、皆さんが知りたい情報を網羅的に解説します。
この記事を参考にして、面接への不安を解消し、自信を持って本番に臨むための準備を一緒に進めていきましょう。
りそな銀行面接の特徴
りそな銀行の面接は、りそなグループ全体として、和やかな雰囲気の中で対話を重視する傾向が強いのが特徴です。
面接官は、学生一人ひとりの人柄や価値観を深く理解しようと努めます。
特に、なぜ他の金融機関や銀行ではなく、りそな銀行を選んだのか、その理由を重視します。
また、リテールや中小企業向けのソリューション営業、DX デジタルトランスフォーメーション への取り組みに力を入れているため、課題発見能力やチームで協力して物事を進めた経験なども見られるポイントです。
りそな銀行の面接で聞かれること
りそな銀行の面接では、ES エントリーシートに記載した内容の深掘りが中心です。
学生時代に力を入れた経験や自己PR、そして最も重要な志望動機について、なぜそう考え、どう行動したのかを具体的に聞かれます。
特に、なぜ数ある銀行の中でりそな銀行なのか、その魅力はどこに感じているか、という質問は頻出です。
インターンシップに参加した方は、その感想や学びについて具体的に問われることも多いでしょう。
希望するコース 業務内容 によっては、ITや法人営業に関する専門的な考えを問われる場合もあります。
りそな銀行の面接での回答のポイント
りそな銀行の面接で高い評価を得るための回答のポイントは、すべての質問に対して誠実かつ具体的に、自分の言葉で答えることです。
面接官は、あなたの言葉から、りそなグループという企業への本気度と、入社後に活躍してくれる人材かどうかを感じ取ろうとしています。
次のセクションでは、面接を通過し内定を掴む者と、そうでない方の具体的なポイントを比較しながら、どのような回答が評価されるのか、その秘訣を詳しく解説していきます。
受かる人のポイント
りそな銀行の面接で受かる方、つまり内定を得る者には共通する特徴があります。
まず、企業研究が徹底できており、特にりそな銀行の強みであるリテール戦略や、関西圏での強固な基盤、DX推進による新しい金融サービスへの挑戦といった点に、自分の経験や考えを結びつけて志望動機を語れる点です。
インターンシップに参加した経験を、単なる感想ではなく、現場の社員の方から何を学び、自分がどう貢献できるかを具体的に説明できると高い評価に繋がります。
また、チームで課題解決に取り組んだ経験を、自分の役割や考えを交えて論理的に話せる力も重要です。
誠実で明るい印象を与えられるかどうかも、実際に見られています。
落ちる人のポイント
一方、面接を通過できない方には、志望動機が曖昧であるという共通点が見られます。
金融業界や他の銀行にも当てはまるような一般的な理由では、なぜりそな銀行なのかという熱い思いが伝わりません。
りそなグループの独自のサービスや魅力、他行との違いをしっかり理解していないと、深掘りされた質問に答えられなくなります。
また、ES エントリーシートの内容と面接での回答に一貫性がなかったり、質問の意図を汲み取れず、一方的に自分の話したいことだけを話してしまったりすると、コミュニケーション能力に疑問を持たれてしまいます。
主体性や課題解決への意欲が感じられない回答も、もちろん評価されにくいです。
りそな銀行の面接フロー
りそな銀行の新卒採用における選考フローは、一般的にES エントリーシートと適性検査による書類選考の後、複数回の面接を経て内定に至ります。
面接の回数は通常2回から3回程度で、志望するコースや採用ルートによって異なる場合があります。
実際には、一次面接、二次面接、そして最終面接という流れが一般的です。
各段階で面接官の役職や見ているポイントは異なるため、それぞれの特徴を理解し、適切な準備をしていくことが選考通過の鍵となります。
一次面接
りそな銀行の一次面接は、若手から中堅の現場社員が面接官となり、学生1名対社員1名、または学生複数名での形式で行われることが多いです。
ここでは、ES エントリーシートの内容に基づき、あなたの人柄や基本的なコミュニケーション能力、就活の軸がりそな銀行と合っているかなど、基本的な適性が見られます。
質問内容は、自己紹介や学生時代に力を入れたこと、志望動機などオーソドックスなものが中心です。
この段階では、難しい内容よりも、質問に対してハキハキと、自分の言葉で誠実に答える姿勢がより良い印象を与えます。
二次面接
二次面接は、選考の山場とも言われ、管理職クラスの社員が面接官となる個人面接が中心です。
一次面接よりも一歩踏み込んで、あなたの志望度の高さや、企業・業界理解の深さが厳しくチェックされます。
特に、なぜりそな銀行でなければならないのか、その理由を競合他行と比較しながら具体的に説明することが求められます。
法人営業やIT・DXなど専門的なコースを志望する場合は、その業務への理解度や、必要な力についてどう考えているかを深く聞かれることもあります。
自分のキャリアプランと企業の方向性をしっかりすり合わせることが重要です。
役員・最終面接
役員・最終面接は、その名の通り役員クラスや人事部長などが面接官となる個人面接です。
ここでは、あなたのりそな銀行への入社意欲の最終確認と、企業理念や社風と本当にマッチする人材かどうかが厳しく見極められます。
志望動機やキャリアプランについて改めて問われるほか、ストレス耐性や価値観など、あなたの人としての根本的な部分を見るような質問がされることもあります。
ここまで来たら、テクニックではなく、あなたの熱意と誠実さ、そしてこの企業グループで貢献したいという強い意志を、自分の言葉で率直に伝えることが内定獲得には最も重要です。
りそな銀行の面接対策方法
りそな銀行の面接対策として最も重要なのは、徹底した自己分析と企業研究です。
すべての質問はあなたのES エントリーシートから始まります。
自分が学生時代に何を考え、どう行動したのかを深く掘り下げてください。
次に、りそな銀行の事業内容、特にリテール戦略、ソリューション営業、DXへの取り組み、関西基盤などの特徴や魅力を、他行との比較でしっかり理解しましょう。
採用サイトの動画や情報一覧、インターンシップの経験、説明会などはすべて貴重な情報源です。
模擬面接を重ねて、自分の考えを自信を持って伝える練習をすることも有効な方法です。
おわりに
りそな銀行の面接対策について、特徴から選考フロー、具体的な準備方法まで網羅的に解説してきました。
りそな銀行の面接で大切なのは、金融の専門知識以上に、あなたの誠実な人柄と、顧客やチームのために行動できる力、そしてりそな銀行という企業で働きたいという熱い思いです。
この記事を参考に、万全の準備を整え、自信を持って面接に臨んでください。
就活生の皆さんが、りそな銀行の選考を突破し、輝かしいキャリアの第一歩を踏み出されることを心から応援しています。