
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「eF-1G」を受検することがあります。
eF-1Gとは、イー・ファルコン社が開発した総合適性検査で、性格検査と能力検査の両方が含まれるテストです。
この記事では、eF-1Gとはどのようなテストなのか、検査内容や対策方法まで詳しく解説します。
- eF-1Gの基本知識と特徴
- eF-1Gの検査内容と出題形式
- eF-1Gの例題と解き方
- 効果的なeF-1G対策の方法
- eF-1Gを初めて受ける人
- eF-1Gの問題数の多さに不安を感じている人
- eF-1Gの対策方法を知りたい人
目次[目次を全て表示する]
eF-1Gとは?基本情報をわかりやすく解説
eF-1Gとは何か、基本的な情報をわかりやすく解説します。まずは全体像を把握しましょう。
eF-1Gの概要と特徴
eF-1Gとは、株式会社イー・ファルコンが開発・提供している総合型の適性検査です。
eF-1Gは「性格検査」と「能力検査」の2つのパートで構成されており、受検者の人柄や思考力、問題解決能力を多角的に測定します。
eF-1Gの最大の特徴は、問題数が非常に多い点にあります。
性格検査は約251問、能力検査は約114問と、合計で300問以上の問題に回答する必要があります。
また、能力検査では他の適性検査にはない独特の問題形式が出題されるため、事前の対策が非常に重要です。
eF-1Gを導入している企業の傾向
eF-1Gを導入している企業は、大手企業やIT企業に多い傾向があります。
具体的には、楽天やLINEヤフー、博報堂、富士フイルム、住友不動産などの有名企業で導入実績があります。
これらの企業がeF-1Gを採用する理由は、SPIなどの一般的な適性検査では測れない受検者の多面的な能力を把握したいからです。
eF-1Gは対策が難しいテストのため、受検者の実力がそのまま結果に反映されやすく、企業にとって信頼性の高い選考ツールとなっています。
志望企業がeF-1Gを導入しているかどうかは、就活口コミサイトで事前に確認しておきましょう。
SPIや玉手箱との違い
eF-1Gは、SPIや玉手箱とは出題形式と問題量が大きく異なります。
SPIや玉手箱は言語・非言語の2分野が中心ですが、eF-1Gの能力検査では言語・非言語に加えて創造力や発想力を問う独特の問題が出題されます。
また、性格検査の問題数が約251問と非常に多く、SPIの性格検査(約300問・30分)と比較しても質問の切り口が多様です。
eF-1Gは専用の対策本がほとんど出版されておらず、対策情報が少ない点も他のテストとの大きな違いです。
このため、SPI対策だけではeF-1Gに十分対応できないことを理解しておく必要があります。
企業がeF-1Gを実施する理由
なぜ企業はeF-1Gを採用しているのでしょうか。企業側の視点から理由を解説します。
受検者の多面的な能力を測定できる
企業がeF-1Gを実施する最大の理由は、受検者の能力を多面的に測定できる点にあります。
eF-1Gの能力検査では、計算力や語彙力だけでなく、パターン認識や空間認知、発想力といった幅広い能力が評価されます。
これにより、学力テストだけでは見えない受検者のポテンシャルや思考の柔軟性を把握することができます。
特にクリエイティブ職やIT職の採用では、従来の適性検査では測定が難しい能力を評価できることが大きなメリットです。
性格特性から職務適性を判断できる
eF-1Gの性格検査は約251問という豊富な質問数で、受検者の性格特性を細かく分析します。
ストレス耐性、協調性、リーダーシップ、チャレンジ精神など、多くの観点から受検者の人物像を把握することが可能です。
企業はこの結果を活用して、応募者が配属先の職場環境や業務内容に適しているかを判断することができます。
能力検査と性格検査の両方の結果を組み合わせることで、より精度の高い採用判断が可能になるのです。
対策されにくく公平な評価ができる
eF-1Gは専用の対策本がほとんどないため、すべての受検者を公平に評価できるという利点があります。
SPIや玉手箱は問題集を繰り返し解くことで高得点を狙えますが、eF-1Gは独特の出題形式のため事前対策で大きく有利になることが難しいテストです。
これにより、対策に時間やお金をかけられる受検者とそうでない受検者の間の不公平を軽減できます。
受検者の「素の能力」を測定できることが、企業がeF-1Gを導入する大きな理由の一つです。
eF-1Gの検査内容
eF-1Gではどのような問題が出題されるのでしょうか。検査内容をパート別に詳しく解説します。
性格検査の内容と形式
eF-1Gの性格検査は、約251問の質問に回答する形式で実施されます。
質問は「あなたに当てはまるものを選んでください」といった形式で、4段階(あてはまる・ややあてはまる・あまりあてはまらない・あてはまらない)で回答します。
質問内容は日常の行動パターンや価値観、ストレスに対する反応など、多様な角度から受検者の性格特性を測定するものです。
制限時間は約30分ですが、直感的に回答すれば時間内に終わるよう設計されています。
性格検査では正解・不正解はないため、素直に回答することが最も重要です。
能力検査の出題分野
eF-1Gの能力検査は、約114問を約30分で解答する形式です。
出題される分野は多岐にわたり、言語系(語彙・読解)、数理系(計算・数的推理)、図形系(パターン認識・空間認知)などが含まれます。
eF-1Gの能力検査の特徴は、1問あたりの制限時間が非常に短い点です。
約114問を30分で解くため、1問あたり平均16秒しかかけられません。
すべての問題を解ききることは困難な設計のため、解ける問題から優先的に取り組む戦略が重要です。
eF-1G独自の問題形式
eF-1Gには、他の適性検査にはない独自の問題形式がいくつか含まれています。
代表的なのは「単語の連想問題」で、提示された単語から連想される言葉をできるだけ多く入力する問題です。
また、「あみだくじ問題」や「地図の読み取り問題」など、SPIでは見られない独特の出題がeF-1Gの特徴です。
これらの問題は初見だと戸惑いやすいため、事前に出題形式を知っておくことが大きなアドバンテージになります。
就活口コミサイトや体験談で、eF-1Gの出題例を確認しておくことをおすすめします。
eF-1Gの受検形式
eF-1Gの受検形式について解説します。受検前に知っておくべき情報を整理しました。
Web受検の流れと所要時間
eF-1GはWebテスト形式で実施されるのが一般的です。
企業からメールで受検URLが送られてきて、指定された期間内に自宅のパソコンから受検します。
受検の流れは、まず性格検査(約30分)を回答し、続いて能力検査(約30分)に取り組みます。
合計約60分で完了しますが、性格検査と能力検査を別日に分けて受検できる場合もあります。
受検環境としてはパソコンとインターネット環境が必要で、静かな場所で集中して受検することが推奨されます。
制限時間と問題数の詳細
eF-1Gの制限時間と問題数は以下の通りです。
- 性格検査:約30分で約251問
- 能力検査:約30分で約114問
- 合計:約60分で約365問
能力検査では問題ごとに個別の制限時間が設定されており、時間が来ると自動的に次の問題に進む形式です。
このため、分からない問題に長時間悩む心配はありませんが、1問1問に集中して取り組む必要があります。
受検時の注意点
eF-1Gを受検する際には、いくつかの重要な注意点があります。
まず、能力検査では前の問題に戻ることができないため、各問題に集中して解答しましょう。
また、問題ごとに制限時間が異なるため、残り時間を常に意識しながら解答する必要があります。
性格検査では深く考えすぎず、直感的に回答することが大切です。
受検中に通信が切断されるとやり直しができない可能性があるため、安定した通信環境で受検しましょう。
eF-1Gの例題と解き方
eF-1Gではどのような問題が出題されるのでしょうか。分野別の例題と解き方を紹介します。
言語系問題の例題と解説
eF-1Gの言語系問題では、語彙力や読解力を問う問題が出題されます。
【例題:同義語】
「寛容」と最も意味が近い言葉を選びなさい。
A. 厳格 B. 包容力 C. 中立 D. 無関心
→ 答え:B. 包容力(広い心で受け入れることを意味する)
語彙問題は知っていれば瞬時に回答できるため、SPI対策本の語彙セクションで事前に頻出語彙を覚えておくことが重要です。
また、「単語連想問題」では制限時間内にできるだけ多くの単語を入力する必要があるため、日頃から語彙のストックを増やしておきましょう。
数理系問題の例題と解説
eF-1Gの数理系問題では、計算力や数的処理能力が問われます。
【例題:割合の計算】
ある商品の原価が800円で、定価は原価の30%増しです。定価はいくらですか。
A. 960円 B. 1,040円 C. 1,080円 D. 1,120円
→ 答え:B. 1,040円(800×1.3=1,040円)
数理系の問題は基本的な計算を素早く正確に行うことがポイントです。
1問あたりの制限時間が短いため、暗算力を鍛えておくことが高得点への近道です。
よく出る計算パターン(割合、比、速度など)は事前に練習しておきましょう。
図形系問題の例題と解説
eF-1Gの図形系問題では、パターン認識や空間認知能力が問われます。
【例題:図形の法則性】
並んでいる図形の規則性を見つけ、次に来る図形を選ぶ問題が出題されます。
図形問題は回転・反転・色の変化・数の増減などの規則性を素早く見抜くことがポイントです。
「あみだくじ問題」ではあみだくじのルートを素早くたどる能力が問われるため、練習を重ねて解答スピードを上げておくことが大切です。
図形系問題は慣れが重要なので、類似問題を繰り返し解いてパターン認識の速度を高めましょう。
eF-1Gの対策方法
eF-1Gで高得点を取るためには、計画的な対策が必要です。効果的な対策方法を紹介します。
SPI対策本を活用した基礎固め
eF-1G専用の問題集は少ないため、まずはSPI対策本を活用して基礎を固めることが重要です。
SPIの言語問題(同義語・反意語・読解)はeF-1Gと共通する部分が多く、SPI対策がそのままeF-1G対策にもなります。
数理系の基礎的な計算問題もSPI対策本で練習できるため、SPI対策を土台にしてeF-1G独自の問題形式に慣れていくのが効率的です。
問題集は最低2周は解いて、基本的な出題パターンを頭に叩き込みましょう。
SPI対策と並行して、就活口コミサイトでeF-1Gの出題傾向を確認しておくことも大切です。
eF-1G独自の問題形式に慣れる
eF-1G対策で最も重要なのは、eF-1G独自の問題形式に事前に慣れておくことです。
単語連想問題、あみだくじ問題、地図の読み取り問題など、SPIにはない問題が多数出題されます。
これらの問題は初見だと戸惑いやすいため、問題形式を知っているだけで大きなアドバンテージになります。
就活口コミサイトや体験談ブログには、eF-1Gの問題例が紹介されていることがあるため、事前に確認しておきましょう。
特に単語連想問題は普段からの語彙力が問われるため、日常的に読書やニュースに触れる習慣をつけておくと有利です。
制限時間を意識した演習で実践力を高める
eF-1Gは1問あたりの制限時間が非常に短いため、タイマーを使った時間制限付きの練習が不可欠です。
SPI対策本の問題を解く際にも、1問15〜20秒の制限時間を設けて練習しましょう。
時間内に解ききれない場合は、解ける問題を優先的に解答する戦略を身につけることが重要です。
eF-1Gの能力検査は問題ごとに自動で制限時間が管理されるため、深く考えすぎずテンポよく解答する習慣を練習段階から身につけましょう。
本番では「すべてを正解する」のではなく「解ける問題を確実に正解する」意識で臨むことが高得点への近道です。
eF-1G受検前に準備しておくこと
eF-1Gで実力を発揮するために、受検前にやっておくべき準備を解説します。
受検環境と持ち物の確認
受検前に必ずパソコンとインターネット環境の確認を行いましょう。
推奨ブラウザが指定されている場合は、事前にインストールして最新版にアップデートしておくことが必要です。
能力検査では計算問題が出題されるため、手元にメモ用紙と筆記用具を準備しておくと安心です。
受検中に通信が切断されるとやり直しができない可能性があるため、安定したWi-Fi環境で受検してください。
静かな場所で邪魔が入らないよう配慮し、スマートフォンの通知もオフにしておきましょう。
コンディション管理と当日の心構え
eF-1Gは問題数が多く集中力が求められるため、万全のコンディションで臨むことが重要です。
受検前日は十分な睡眠をとり、当日は適度な食事を済ませてからテストに臨みましょう。
空腹や眠気は集中力の低下につながるため、軽い糖分補給も効果的です。
受検直前に深呼吸をしてリラックスし、落ち着いた状態でテストをスタートすることが大切です。
約60分間の集中力を維持するために、コーヒーなどのカフェインを適度に摂取するのも一つの方法です。
性格検査に向けた心構え
eF-1Gの性格検査は、素直に回答することが最も重要です。
性格検査には正解・不正解はなく、自分の考えや行動パターンに正直に答えることが求められます。
自分を良く見せようとして嘘の回答をすると、回答に矛盾が生じて信頼性が低いと判断される可能性があります。
事前に自己分析を行い、自分の価値観や行動傾向を把握しておくと、迷いなく回答できるようになります。
251問と問題数が多いですが、1問ずつ直感的に回答していけば時間内に完了します。
eF-1Gに関するよくある質問
eF-1Gについて、多くの就活生が気になる質問にお答えします。
eF-1Gの合格ラインは何割?
eF-1Gの合格ラインは企業によって異なりますが、一般的には正答率5〜6割が目安とされています。
eF-1Gは問題数が多く難易度も高いため、すべてを正解する必要はありません。
重要なのは解ける問題を確実に正解することで、正答率を安定させることが合格への近道です。
人気企業ではより高い正答率を求められる場合もあるため、余裕をもった対策をしておきましょう。
対策にはどのくらいの時間が必要?
eF-1Gの対策には、最低でも1〜2週間の準備期間が推奨されます。
eF-1G専用の問題集がほとんどないため、SPI対策本での基礎固めをベースに、eF-1G独自の問題形式に慣れることが中心です。
対策の配分としては、能力検査7割・性格検査3割(自己分析含む)の割合がおすすめです。
毎日30分〜1時間の学習を継続することで、着実に実力を伸ばすことができます。
eF-1Gの対策本はある?
eF-1G専用の対策本は現時点ではほとんど出版されていません。
しかし、SPI対策本の言語・非言語セクションはeF-1Gの基礎力向上に有効です。
「これが本当のWebテストだ!」シリーズなど、複数のWebテストを網羅した問題集がeF-1G対策に最も近い書籍です。
また、就活口コミサイトでは実際にeF-1Gを受検した先輩の体験談が投稿されているため、出題傾向の把握に活用しましょう。
まとめ
eF-1Gとは、イー・ファルコン社が提供する総合型の適性検査で、性格検査と能力検査で構成されています。
最大の特徴は問題数の多さで、性格検査約251問と能力検査約114問の合計約365問に回答する必要があります。
能力検査では単語連想問題やあみだくじ問題など、他の適性検査にはない独自の問題形式が出題されます。
対策としては、SPI対策本での基礎固めとeF-1G独自の問題形式への慣れを並行して進めることが効果的です。
計画的に準備を進め、自信をもってeF-1Gに臨みましょう。