HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就活を始めるとはいっても、まず何から始めて良いのかわからない。
今回の記事では、最初に知っておくべき就活の基本的な情報を解説します。
「知らなかった!」では困る就活の常識をチェックしましょう。
就活を始める人が知っておくべき常識とは?
これから本格的に始まる就活。
就活をはじめる前に、基本をしっかりと押さえておかなければなりません。
事前に知っておくべきポイントを解説します。
・学歴フィルターはある?
・面接を通過するためのコツは?
・他の応募者との関係性はどうする?
・自己分析・業界分析って必要?
など、就活を始めるにあたって気になるポイントをまとめました。
これから就活を始める方は、必ず確認してください。
知っているようで、実は知らない細かなポイントも多い就活。
知らないことで損をしないよう、情報はきちんと手に入れておきましょう。
自分ひとりでは集めきれない情報も、仲間やサービスを利用することでカバーできます。
本格化する就活に向けて、積極的に準備しておきましょう。
学歴フィルターの存在
就活を始めてすぐに耳にするのが「学歴によって採用が不利になる」ということ。
いわゆる「学歴フィルター」の存在です。
出身大学によって採用されづらかったり、説明会に参加できなかったりする、学歴フィルター。
とても理不尽に感じるかもしれませんが、残念ながら少なからず存在します。
具体的には、国公立や旧帝大クラスの大学出身者は学歴フィルターに通過しやすい傾向があります。
上位の人気企業の場合、関東ではGMARCH、関西では関関同立クラスの大学以上が優遇されます。
一方、偏差値でこれらを下回るレベルの大学だと、学歴フィルターに引っかかる可能性があります。
もちろん、企業によっては学歴フィルターがない企業もあるので悲観的になりすぎる必要はありません。
企業が学歴フィルターを設ける理由は、採用時の選考にかかる時間的なコストを削減する必要があるためです。
人気企業の新卒採用では、応募者が何万人にも上ります。
選考にかけるコストを考えると、ある程度人数を絞る必要があるのです。
一方、上位校であっても油断してはいけません。
書類選考段階で落とされる可能性は低いものの、そこから内定を得るには面接選考を突破しなければなりません。
また人気企業の場合、残ったライバルの多くも上位校出身者です。
高学歴であることはアドバンテージにはならないので注意しましょう。
面接で通過するためのコツ
就活がスタートすると、全員が必ず通るのが面接です。
面接には対策のコツが存在します。
最初から面接での結果を残していくためにも、面接対策のコツを知っておくことは大切です。
細かい点に注意するかしないかで、面接での結果に差が出ることもあるので、確認しておきましょう。
たとえば、基本的な面接時の対応は以下の通りです。
・明るい笑顔
・はっきりと話す
・相手の目を見る
「当たり前」と感じたかもしれません。
しかし、意外とできていない就活生は多いのです。
他にも面接当日の過ごし方や、リクルートスーツの選び方にもポイントはあります。
知っているようで、実は細かなマナーやルールが存在するのです。
基本的なことこそ、しっかりと知っておくことが大切になります。
書類選考を通過し、せっかく採用されるかもしれないチャンス。
知らなかったことで損をしないようにしておきたいですよね。
面接時のコツをきちんと把握して、面接本番に臨みましょう。
他の応募者はライバルであると同時に情報源
就活では、友人といえど企業に採用される席を争うライバルです。
しかし、ライバルとはいえ、協力することによるメリットの方が大きいでしょう。
他の応募者は、ライバルであると同時に情報源でもあります。
貴重な情報を得ることができる仲間なのです。
実際に面接を受けた人から内容を聞き、その人がインターンで得た情報を教えてもらう機会が得られます。
就活生と仲良くなるためには、SNSの利用や就活イベントへの参加が良いでしょう。
慣れないイベントの場では、お互いに緊張していることが想定されます。
仲良くなりたい応募者を見つけたら、自分から積極的に話しかけてみると良いですね。
しかし、選考の場で話しかけるのは避けましょう。
たとえば面接選考の待合室での私語は、採用者からすると印象が悪くなる可能性があります。
あなたが話しかけたことで、相手の印象も下げてしまっては、相手との仲は深まりません。
もし親交を深めたい応募者を見つけた際には、帰り際や駅までの道で声をかけてみましょう。
自己分析・業界分析は会社選び&選考対策に有効
就活を進める上で避けて通れないのが、自己分析と業界分析です。
就活生の中には、自己分析や業界分析を甘く見ている人もいます。
しかし、この2つは重要なステップなので、必ず行うようにしてください。
特に自己分析は、自分を知るためだけのものではありません。
面接などで聞かれる質問や、自己PRのためには必ずやっておくべき対策になります。
例えば、
・今まで頑張ったこと
・将来やりたいこと
以上の質問は、面接で必ずといっていいほど問われる頻出質問です。
説得力のある回答をするためには、自分の人間性・価値観を伝える必要があります。
自分をきちんと理解していない状態では、表面上の自己PRしかできません。
説得力がなく、採用担当者に刺さらないため、書類選考を通過することが難しくなる可能性があります。
また、志望動機も同じです。
どうしてこの企業を選んだのかも、説得力のある理由で伝える必要があります。
企業分析をすることで、自分が感じる企業の魅力、企業を志望する理由を具体的に伝えられるようになるのです。
自己分析も業界分析も非常に重要な就活の準備です。
簡単に終わらせるのはなく、きちんと掘り下げていきましょう。
就活はまさに情報戦
就活は情報戦です。
情報を事前に知っているかどうかで、その後の就活を左右します。
そのため、できるだけ多くの情報を手に入れておくことが大切です。
まずは、今回の記事で紹介した「就活を始める前に知っておくべきこと」を把握してください。
基本的なことこそ、丁寧に確認しておきましょう。