HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
【インターンで質問しよう】はじめに
「せっかくインターンをしているのであれば、企業の人に何か就活で役立つ質問をしておきたい。
だけど、どんな質問をすれば良いかわからない・・・」そんな学生も多いのではないでしょうか。
この記事では、インターンを今後の就活に活かすために、どんな質問を企業の人にすれば良いかを解説していきます。
インターンでの質問内容に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
【インターンで質問しよう】インターン中は質問した方がいい?
そもそもインターンに参加する際には、社員や企業の方に質問した方がいいのでしょうか?
結論から言うと、インターン中には積極的に質問した方が良いでしょう。
長期インターンであれ短期インターンであれ、企業の一員として実際の業務体験ができるのは貴重な体験です。
その中で、自分が疑問に感じたことや分からないことを直接質問することで、企業理解や業界理解にもなりますし、入社後のギャップをなくすことができます。
また、分からないことを社員の方に聞くことで、積極性や素直さのアピールにもなり、好印象を与えることができます。
インターンに参加する人は、積極的に質問することを心がけましょう。
【インターンで質問しよう】インターンで質問をするメリット
そもそも「インターン時に質問をしておくことでどんなメリットがあるの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
インターンは企業の方に様々な質問ができる絶好のチャンスです。ここでは、インターン時に質問をすると良い理由についてまとめてみました。
企業と自分がマッチしているのかを知れる
企業と自分が本当にマッチしているかなどを改めて確認することもできるでしょう。
説明会や企業のホームページに載っている仕事内容や事業だけでは、実態を把握することは難しいです。
実際に現場で働いてみることで見えてくることもあるでしょう。
質問をして生の声を聞くことで、自分との相性を測ることができます。
また、企業研究においても、会社の雰囲気や社風などを実際に働いている人から直接聞くことは最も有効な手段と言えます。
積極性をアピールできる
インターン中に社員や人事の方に質問をすることで、自分の積極的な姿勢をアピールできます。
ほとんどの企業は、自分から行動できる自発的な人材だったり、素直で積極的な人材を求めています。
そのため、自主的に質問していくことで、その企業に対する入社意欲を見せることができ、高評価に繋がります。
社員と接点を持つきっかけになる
インターン中に社員の方に積極的に話しかけるのが苦手な学生にとって、質問は有効なきっかけ作りです。
積極的に社員に質問をすることで、その社員の方と接点を持つことができます。
あらかじめ接点を作っておくことで、今後その企業の選考に進むことになったとしても、そして、インターン時に意欲的な姿勢を見せることで、やる気があると評価してくれやすくなります。
【インターンで質問しよう】インターンで聞いておくべき質問
ここでは、インターン時に「これだけは絶対に聞いておくべき質問」をまとめました。
よりリアルな質問を社員の方にしてみて、自分のイメージと照らし合わせてみてください。
事業や仕事内容に知りたい場合
「仕事で成長できたと実感した面などはあったりしますでしょうか?」
「仕事を通して達成感を感じたりはしますでしょうか?」
「今後5〜10年で注力していく事業は何ですか?」
「業務を試行錯誤していく中で、つまずいた経験はなんですか?」
社風や社内の雰囲気を知りたい場合
「他に入社を迷った企業などはあったりしましたでしょうか?」
「上司とどのくらいコミュニケーションをとりますか?」
「同期とは仲がいいですか?」
「入社前と後でギャップを感じたことはありますか?」
やりがいを知りたい場合
「月における残業時間などはどのくらいでしょうか?」
「社会人と学生は違うなと感じる瞬間はどんな瞬間ですか?」
「この仕事をしていてよかったと思う瞬間について教えてください」
「大変なことを乗り越えるためのモチベーションはなんですか?」
活躍するために必要なスキルを知りたい場合
「入社までに身につけておいた方がいいスキルはありますか?」
「現在取得を目指している資格やスキルはありますか?」
「業務の作業効率を上げるための、社員の方の取り組みについて教えてください」
「新卒社員が御社で活躍するうえで大切な心構えは何ですか?」
今回上記で紹介した質問はあくまで一例ですが、入社してから「こんなはずじゃなかった」と思わないためにもぜひ聞いてみてください。
入社後とのギャップに耐えられずに辞める人は案外多いため、事前に深く質問で聞いておくことによって企業と学生のミスマッチを防ぐこともできます。
多少聞きづらい質問だったとしても、自分が働きたいと思えるかが大事です。臆せず聞くようにしましょう。
特に仕事のやりがいや大変な部分については、念入りに聞いておくことをおすすめします。
【インターンで質問しよう】インターンでは控えておきたい質問
ここでは、インターンで控えておきたい質問についてまとめてみました。ここで紹介している質問事項は、あまり良いイメージをもたれないので、よっぽどのことがない限り控えておくのがベターです。
給料について
「どうやったら給料を増やすことが可能ですか?」
残業や休日出勤などについて
「どのくらい休みをいただくことが可能ですか?」
離職率について
「離職率が高いって聞いたんですけど、本当ですか?」
控えておくべき質問は、企業の人によっては「答えづらい」と思う部分があるかもしれません。
なぜならインターン生がそれを聞いて、「内定を辞退したらどうしよう」「選考に来てくれないかも」と不安を募らせる可能性があるからです。
【インターンで質問しよう】質問をするときの注意点
「どのタイミングで質問をすれば良いの?」 就活生の中にはこんな悩みを持っている方もいるでしょう。
聞きたいことがたくさんあっても、タイミングが合わないと質問をするのは難しいですよね。
ここでは、質問する時のポイントやタイミングについて紹介していきます。
仕事の邪魔にならないようにする
あくまで忙しい時には、質問を控えましょう。
また、ランチなどに誘ってみて質問をするのも良いでしょう。
相手の邪魔にならないようにタイミングを気にして質問してみてください。
しつこくならないように配慮して質問をする
一度に聞きすぎてしまうと相手から「しつこい」と思われてしまう可能性もあるので、注意してください。
聞きたい質問がたくさんある場合は、違う社員の方などに聞いてみたりするなどの工夫をしてみましょう。
丁寧な言葉遣いで質問をする
社員の方に質問をしますので、無礼にならないよう丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
相手の方も貴重な時間を割いてあなたの質問に答えてくれています。
誠意をもって聞いた後には、必ずお礼を述べるようにしてください。
【インターンで質問しよう】インターンを有意義に過ごして、就活に活かそう
インターンは企業の仕事を体験し、直接社員の方に質問できる絶好のチャンスです。
しかし、せっかくの質問のチャンスを活かしきれていないインターン生がたくさんいます。
インターン生だからこそ、わからないこと、気になることはたくさん聞いてみてください。
その際に、なんでもかんでも片っぱしから質問するのではなく、ある程度「何を聞くか」をまとめておくことも大切です。
インターンを有意義な時間にしたい方は、是非社員の方に積極的に質問をしてみてください。
【インターンで質問しよう】まとめ
いかがでしたか?
このように、インターン中に質問することで得られるメリットは大きいです。
学生のうちに企業で職業体験ができるのは貴重な体験です。
その中で自分の疑問や不安点を解消しておくことで、さらに自分の納得できる就活に近づけることができます。
この記事で紹介した質問例を参考にしつつ、ぜひインターンでは積極的に質問してみてください。