【外資コンサル志望者必見】GMATの基本と対策を徹底解説

【外資コンサル志望者必見】GMATの基本と対策を徹底解説

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

難関企業を受ける人は一度は耳にする「GMAT」。

通常の適性検査とは少し違ったものとなっています。

この記事ではGMATとは何なのか、導入企業、GMATの対策方法について紹介していきます。

GMATとは?

GMATとはGraduate Management Admission Testの略で適性検査の一種です。

いわゆるMBA(Master of Business Administrationの略)、経営学修士に進む人に向けて、世界のおよそ1,900の大学、5,000以上の修士マネジメントプログラムがGMATを受けてそのスコアを提出することを求めています。

GMATはネイティブの学生にも適用されています。

複数のジャンルの問題が用意されていますが、 就職活動においては、「Critical reasoning」「Problem solving」「Data Suffciency」の3つを対策しておくとよいでしょう。

GMAT自体は言語が英語で出題されており、そこも慣れておく必要があります。

GMAT導入企業例

ここからはGMATを就職活動時の適性検査として導入している企業を紹介します。

GMATは基本的に外資系コンサルティング企業において課されます。

■マッキンゼー・アンド・カンパニー

言わずと知れた外資系コンサルティング会社の頂点に君臨するマッキンゼー。

グローバルに展開するファームで知られ、海外案件も多いことで有名です。

日本でも高学歴の学生から人気の企業となっています。

マッキンゼーの適性検査は独自形式をとっています。

ホームページに適性検査の例題が載っているので一度チェックしてみてください。

内容としては、GMATと判断推理、数的推理となっており、対策が必要となっています。

言語の適性検査と算数的な適性検査の2種類が出題されており、ボーダーとしては9割程度であると言われています。

■ベイン・アンド・カンパニー

少数精鋭のホワイトファームとして知られるベイン・アンド・カンパニー。

ベインの適性検査もまた独自形式となっています。

GMATのCritical reasoningと数的処理、包括関係の3科目が2019年卒では出題されています。

その特徴としてあげられるのは、ボーダーの高さです。

ボーダーはかなり高いと思っていいでしょう。

30分のテストなのですが、その中でも1~2問ほどのミスしか許されません。

問題の難易度はそこまで高いとはされていないのですが、ケアレスミスが命取りとなります。

■ATカーニー

外資系コンサルティング企業の一角として構えるATカーニー。

エネルギー関連のコンサルティングに強く、リピート率も90%を超えると言われています。

ATカーニーの適性検査は独自方式をとっており、判断推理と数的処理、GMAT、言語が出題されています。

試験時間は40分とされており、問題の難易度は高めとなっています。

しっかりと対策しつつ、本番は解ける問題から優先的にとりかかるのがいいでしょう。

他にも、ZSアソシエイツやCDIなどもオリジナル問題となっており、GMATのような問題を取り入れているようです。

GMATの対策が必要な人

GMATは玉手箱はSPIと違い、全ての人が対策する必要があるものではありません。

それでは、GMATの対策が必要な人はどのような人なのでしょうか。

導入企業例でも紹介した通り、 外資系コンサルティングファーム、その中でも特に戦略系と呼ばれるファームを志望する学生は対策の必要がありそうです。

戦略コンサルタントは仕事としてもかなり難易度の高いプロジェクトを担当することになり、ある程度のスクリーニングを就職活動時に必要になってきます。

そうしたこともあり、外資系戦略コンサルティングファームを志望する学生の中でも上記にあげた企業を志望する学生はGMATの対策が必要になってくると言えるでしょう。

GMATの対策方法

ここからはGMATの対策方法について紹介していきます。

GMAT導入企業は、外資系コンサルなどかなり限られています。

しかし、GMATを受験するのであれば、ぶっつけ本番では太刀打ちできないでしょう。

以下の方法で、事前に対策しておきましょう。

対策方法としては、参考書を買ってやりこむのが正攻法でしょう。

以下がおすすめ参考書になります。

新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略

決して安くない値段となっているので、もし周りの先輩に持っている人がいれば譲ってもらえないかお願いしてみるといいでしょう。

この中でも「Critical reasoning」「 Problem solving」「Data Suffciency」の3つ重点的に対策しつつ、解けるようになるまで何度も演習を重ねるといいでしょう。

また、ベインやATカーニーなどでは判断推理や数的処理も出題されています。

それらも対策するのであれば以下の参考書もおすすめです。

【数的処理】

上・中級公務員標準数的推理―基礎から体系的に学べる“基本書”

【判断推理】

上・中級公務員 標準判断推理―確かな解答力が身につく“基本書”

まとめ

いかがでしたでしょうか。

限られた人が対策を必要とするGMATですが、もし受けるとなると対策が必須となってきます。

志望する企業がGMATの問題形式をとるのかをきちんと調べて事前に対策できるといいですね。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます