インターンのグループワークとは?評価ポイントはたったの4つ!

インターンのグループワークとは?評価ポイントはたったの4つ!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

インターンに参加すると、社会人としての知識やスキルが身につくことや企業・業界研究が深まることなど、就活生にとって大きなメリットがあります。

その中でも、インターンで行われるグループワークについて気になる就活生は多いでしょう。

この記事では、グループワークやその評価ポイントについて解説します。

就活生が取り組むグループワークとは何?

就活生にとって重要な位置付けであるインターン。

そのインターンの中でも、よく実施されているのが「グループワーク」です。

グループワークとは、インターンに参加した就活生同士でグループを組み、グループ全体で一つの作業に取り組むことを意味しています。

具体的には、インターン先から与えられた課題に対して同じグループの就活生が意見やアイデアを出し合い、助け合いながら作り上げていくものです。

グループワークでは「社会人として求められる複数のスキルをどのように組み合わせて発揮しているのか」「自分の強みをどのように発揮し役割を果たせるか」を見ることができるため、多くの企業がインターンの内容として実施しています。

グループディスカッションとの違い

「グループワーク」によく似た言葉に「グループディスカッション」があります。

どちらも与えられたテーマと時間の中で、グループで取り組んで結果を出すという意味ですが、全く同じわけではありません。

グループディスカッションは、与えられたテーマについて議論し結論を出しますが、グループワークでは議論のみではなく実際に手を動かす作業が加わります。

それでは、それぞれの特徴について見ていきましょう。

グループディスカッションとは、作業を行うというよりもグループ内で話し合うことに重点を置かれています。

具体的には「少子高齢化によって5年後にこの業界にどのような影響があるか?」などのテーマが与えられ、意見を出し合う主体性や相手の意見を聞いて歩み寄る協調性の両面が重要です。

一方で、 グループワークとは、話し合うのみではなくグループ内で作業することで結果を出すことを指します。

求められる結果は画用紙を与えられて何かを作り上げるなど、話し合いの結論だけではないことがグループディスカッションとの違いです。

ただし、基本的に心がける点はグループディスカッションと同じく、積極的な意見出しや相手の意見を聞くことであることを忘れないようにしましょう。

グループワークの形式とよく出されるテーマ

インターンでのグループワークの形式には、主に3つの種類があります。

それぞれの種類によって、どのような能力やスキルを発揮すれば良いのかが違うため、形式ごとの特徴を理解した上でグループワークに臨むようにしましょう。

作業型

作業型のグループワークは、グループで協力して1つの物を作り上げる形式です。

課題を達成するために、グループの仲間とアイデアや意見を出し合い、制限時間内に最良の方法で結果を出すことが求められます。

このグループワークでは自分のアイデアを出す力はもちろん、 グループの仲間の意見を受け入れて作業に反映させる協調性や、グループで決めたアイデアを行動に移す実行力などが見ることが可能です。

具体的には「与えられた画用紙で可能な限り高いタワーを作る」や「限られた情報を使って正しい地図を作る」などのテーマを与えられます。

課題解決型

課題解決型のグループワークの特徴は、正解が決まっていない課題に取り組むということです。

与えられるテーマは「自社の商品の売り上げを高めるためにはどうすれば良いか」「少子化で日本の労働者が減ることをどう防ぐか」などの課題であり、その解決策についてグループ内で討論します。

最後には、プレゼンテーションで解決策を発表というアウトプットまで準備する必要があるため、 限られた時間の中での状況の判断力・情報の収集力・分析力・プレゼン能力などが求められる能力です。

選択型

選択型のグループワークは、いくつかの選択肢の中から1つを選び、その根拠を論理的にして意見のすり合わせを行い最終的にグループとしての選択をする形式です。

具体的には、商品Aと商品Bの情報が与えられ「どちらの商品を売り出していくべきか」という問いに対して論理的に説明することが求められます。

選択型のグループワークでは、 グループ内で意見を出し合うディスカッション能力や、その意見を聞き入れる傾聴力、そしてグループをまとめる能力を見ることが可能です。

グループワークで評価されるポイント

グループワークで評価されるポイントを知らない場合、就活生の中には「自分の強みを活かせないままグループワークが終わってしまった」という人も出てしまいます。

グループワークの合格者はあらかじめ人数が決まっているわけではなく、合格の基準に満たしているかどうかを見られている場合がほとんどです。

そのため、評価のポイントをしっかりと把握して、グループワークに臨むことが重要になります。

コミュニケーションの取り方

グループの中でどのようなコミュニケーションの取り方をするかは、グループワークで評価される重要なポイントです。

ただ自分の意見を主張するだけの人と、自分の意見をはっきり主張しながら周りの意見も聞き入れている人では、後者の評価が高くなります。

リーダーとして議論を引っ張っていくタイプや意見を整理していくタイプ、アイデアをどんどん出すタイプなど、自分の強みを活かしてコミュニケーションを取ることが重要です。

ロジカルな思考力

グループワークで与えられるテーマに対して論理的な思考を積み上げて解決策を出すことができるか、発表の際にロジカルに説明できるかなど、 ロジカルな思考力も評価のポイントです。

しっかりと根拠を意識して議論やプレゼンに臨むよう心がけましょう。

積極性

グループ内で意見を積極的に出すことは、重要なポイントです。

グループワークにおいて、自分の意見を発言することは必要なことであり、 消極的な態度を取ることはマイナスの評価に繋がります。

また、発言だけではなく、難しい課題に対しても積極的に取り組む姿勢も評価のポイントとなるでしょう。

協調性

グループワークは、一人でできない仕事をグループの仲間と協力することでやり遂げるためのものです。

そのため、グループ全体の方向性や利害を一致させるための コミュニケーション能力である協調性が評価されるポイントとなります。

グループワークの際は、自分の意見を主張しながらも無理に押し通そうとはせず、他の人の意見にも耳を傾け、納得できればそれに従う協調性を持って臨むようにしましょう。

グループワークの進め方

どのようなグループワークの種類であっても、基本的に進め方は変わりません。

まずグループワークが始まったらするべきことは 「時間配分」です。

限られた時間の中で、どの作業にどれだけの時間を割くかを決定しておきましょう。

時間配分が決まれば、グループの中でのリーダーやタイムキーパーや発表者の 役割分担を行います。

ここまではグループワークを始めるための準備です。

ディスカッションを始める前に重要なのは、 与えられたテーマの認識をすり合わせておくことと、話し合いの方向性を揃えておくこと。

これが決まれば、グループ内でアイデアや意見を出し合い議論を進めていきましょう。

最後に、出てきたアイデアや意見を整理して、 発表に向けて根拠を持たせるために更に議論を深めます。

そしてグループで作り上げたプレゼンを行い、グループワークは終了します。

グループワークを制して就活へ一歩前進

インターンで行われるグループワークでは、コミュニケーションの取り方・ロジカルな思考・積極性・強直性の4つのポイントが評価に繋がることを把握した上で臨むようにしましょう。

digmeeでは、インターンの情報をはじめ就活に役立つ情報を発信しています。

就活に困ったら、まずはdigmeeのLINE@に登録してみてください。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます