HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
「看護学部に進むには理系がいいのかな?」
「文理選択で迷っている」
「大学と専門どっちがいいの?」
このように、理系と文系が決まらなかったり、大学と専門学校で迷っていたりする方は多いのではないでしょうか。
本記事では、看護学部を目指すには文系と理系どちらを選ぶべきかとその理由、看護学部(大学)に進むことによって得られるメリットや後悔しない看護学部(大学)について詳しく紹介していきます。
この記事を通して看護学部について知ることができ、入試や進学してからの授業に対してしっかり準備することができるでしょう。
看護学部に進学を考えている方、理系か文系かで迷っている方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
看護学部は理系か文系どっち?
看護学部に進みたいけど、理系か文系どちらを選べばいいか迷っている方も多いでしょう。文系から看護師を目指す人も多いため、勘違いされている場合がありますが、看護系の学校や学部は基本的に理系になります。
看護系の大学では、生物、人体、化学などの知識が必要になってくるため、看護学部を目指すなら、文理選択の際に理系を選択すると良いと言えます。
看護学部を目指すために理系を選択すべき理由
入試科目や大学の授業で理系科目が多いことや別の進路を見つけやすいことなどから、看護学部を目指すためには、文系より理系を選ぶと良いでしょう。ただし、看護学部は文系では進学できないというわけではありません。
ここからは、看護学部を目指すために理系を選択すべき理由について下記で詳しく説明していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
- 入試科目に理系科目が多い
- 大学での授業に理系科目が多い
- 看護以外の医療系に進みやすい
入試科目に理系科目が多い
理系を選択すると良い理由の1つに「入試科目に理系科目が多い」ということがあげられます。看護系の学校や学部は薬品や体の構造を理解しなければならないため、化学や生物に関わる授業が多くなっています。
化学や生物に関わる授業が多くなるのに伴い、入試科目も理系科目が多い傾向があります。
大学での授業に理系科目が多い
理系と選ぶと良い理由に「大学での授業に理系科目が多い」ということもあげられます。
看護系の仕事では、医学的な知識や薬品など化学的な知識も必要とされるため、大学や専門学校の授業では、理系科目が多くなっています。
入試で理系科目がなくても、大学や専門学校での授業で基礎知識が求められることが多いため、高校のうちから、理系を学んでおくと良いでしょう。
看護以外の医療系に進みやすい
「看護以外の医療系に進みやすい」というのも、理系を選択すると良い理由の1つです。大学に入学した後に、他の医療系の職種に興味を持ったとしても、理系を学んでおくと他の医療系の学部に転向しやすいでしょう。
進路選択の幅を広げる意味でも、理系を選んだ方が良いと言えます。
文系から看護学部へ進学することはできる?
ここまで看護学部に進むには、理系が良いと述べてきましたが、理系でないと看護学部に進学できないということはありません。文系受験でも看護学部へ進学することは可能です。
例えば、私立大学の中には、文系科目だけで受験できる場合もあります。また、共通テスト入試を利用し、文系科目だけで受験することも可能です。自分が行きたい大学の受験科目が文系科目か理系科目かをしっかり確認しておくと良いでしょう。
逆に国公立大学の場合は、共通テストで理科と数学が必須になるため、国公立大学は避け、私立大学を選択するのがおすすめです。
看護師になるための学校の種類
看護師になるための学校は看護大学・看護短期大学・看護専門学校があり、いずれかに通う必要があります。基本的に看護大学は4年制で看護短期大学と看護専門学校は3年制のため、学校によって通う期間や学費などが異なります。
自分の偏差値や学力に合った学校や奨学金制度があるかなどで選ぶと良いでしょう。
看護学部に入るメリット
前述でも述べたように看護師になるには、大学・短期大学・専門学校のいずれかの学校に通わなければなりません。その中でも、大学に行き看護学部に入ることはメリットが多いと言えるでしょう。
例えば、大学では一般教養や看護師以外の資格を所得することができたり、短期大学や専門学校と違い4年制なため、時間に余裕を持って自分のペースで学習できたりします。また、進路選択の幅が広いこともメリットと言えるでしょう。
後悔しない看護学部(大学)の選び方
看護学部でも、大学によって学費や学習内容、受験科目などが異なります。
合格するためにも、自分が得意とする科目が受験科目にある大学を選んだり、せっかく看護学部に行ったのに看護師になれず後悔しないために、看護師国家気試験の合格率が高い学校を選んだりするのも良いでしょう。
また、大学を選ぶ際に学費が気になる方は、学校独自の看護奨学金制度がある大学もあるため、学費と一緒に確認するのもおすすめです。
理系文系問わず看護学部を目指してみよう
ここまで、看護学部を目指すために理系を選ぶ理由など紹介してきましたが、看護学部は理系でも文系でも進学することは可能です。
看護師は患者さんに寄り添う仕事だと言えます。看護師になりたい気持ちや人のためになにかしてあげたい気持ちがあれば、理系文系問わず看護学部を目指してみると良いでしょう。