東洋大学の理系について解説!入試情報や人気の理由を知ろう!

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はじめに

都内中心にキャンパスを持つ東洋大学では、文系・理系どちらの分野も学べます。

箱根駅伝などのスポーツシーンで、たびたび名前を聞くこともあるでしょう。

創立からの歴史が長く、スポーツ以外の理由でも非常に人気が高い大学です。

その中でも東洋大学の理系には、どのような学部・学科があるでしょうか。

今回の記事では、東洋大学の理系学部やそこで学べる内容・学部の特色について紹介します。

入試情報も掲載するので、東洋大学を志望先の一つに考えている方はぜひ参考にしてください。

【東洋大学の理系】東洋大学の理系について

東洋大学の理系学部について、見ていきましょう。

理学・工学といった分野は、東洋大学以外でも理系学部を設置している多くの大学で学べます。

しかし、大学によって教育方針に違いがあり、それは就職への強さ・専攻できる科目の違いに現れてくることが多いです。

ぜひオープンキャンパスに足を運ぶなどして、もっとも学びがいがあるだろうと感じた大学を選んでください。

単に偏差値が学力とマッチしているところが、自分にとって一番良い大学とはならないので注意しましょう。

日東駒専の一角

受験業界では、偏差値・地域によってある程度大学がグループ分けされています。

関東エリアでは、私立大学で偏差値のとくに高い2校を早慶(早稲田大学・慶應義塾大学、ここに上智大学を加えることもある)とまとめ、早慶に次ぐグループはMARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)と呼ぶことが多いです。

東洋大学は、このMARCHのすぐ下のグループである日東駒専(日本大学・東洋大学・駒沢大学・専修大学)に属しています。

日東駒専は準難関と呼べる偏差値であり「Fラン」と呼ばれるような誰でも簡単に入れるほどの学部はありません。

就職実績が良い・キャンパスの立地が良いといった理由から、日東駒専は関東の私立大学の中でもかなり高い人気を誇ります。

難易度はそこまで高くない

東洋大学は人気が高いですが、入試難易度がそこまで高いとは言えません。

倍率は一見かなり高そうに見えますが、ほかの私立や国公立と併願受験し、合格しても入学を辞退する方がいます。

MARCHレベルを第一志望にしている方が、東洋大学を含む日東駒専を滑り止めとして受けるケースは多いです。

入試難易度と比較して、学習環境が良い・就職実績が高いといったポイントが東洋大学を選ぶ方の主な理由でしょう。

ただし、全体的に日東駒専は難化傾向にある・今後MARCHとの差が少なくなると考えている受験関係者もいます。

また、日東駒専は学部によって偏差値の差が大きく、学部によってはMARCHかそれ以上の難易度になる場合もあるので注意が必要です。

しっかり合格ラインに届くだけの準備をして、合格をつかみ取りましょう。

キャンパスは地方

東洋大学は複数のキャンパスを持っており、都内には文京区の白山キャンパス・北区の赤羽キャンパスがあります。

しかし、理系のキャンパスは群馬・埼玉などにあり、都心からやや離れている点に注意が必要です。

就職活動で東京の企業を訪問する際などは、都内の方に比べ少し不便を感じることもあるでしょう。

ただし、東洋大学は地方キャンパスの理系学部も充実した環境との評判がよく聞かれます。

現在、東洋大学はキャンパス移転計画が進行中で、2024年からは理系学部の一部は埼玉県の朝霞キャンパスに移転予定です。

【東洋大学の理系】東洋大学の理系学部

東洋大学の理系には、理工学部・生命科学部・食環境科学部などの学部が設置されています。

もともと東洋大学は「哲学館」が前身の文系学部からスタートした大学で、理系分野は1960年代から学べるようになりました。

しかし最近は、総合情報学部が作られるなど、時代に合わせた理系の学問も学べるようになっています。

以下で、東洋大学理系の代表的な学部3つについて、学部・学科の特徴をまとめました。

東洋大学を受験先に考えている方は、学部選びの参考にしてください。

理工学部

理工学部は、理学・工学両方の視点から考え、物事の解決を図る学部です。

日本の「ものづくり」を支える根幹ともなっています。

当然座学だけでなく、実験・研究なども必要で、さまざまな講義を受ける必要があります。

東洋大学は、1961年に工学部を設置したところから理系学部がスタートしており、2009年に現在の理工学部へと改組されました。

2022年現在の理工学部は、埼玉県の川越キャンパスに所在しており、生体医工学科は2024年4月から朝霞キャンパスに移転予定です。

機械工学科

東洋大学の機械工学科は、幅広い分野に応用できる基礎力を伝え、変化していく世の中にも多角的かつ冷静に対応できるエンジニアを育成しています。

大きな特徴は「熱力学」「材料力学」「機械力学」「流体力学」「制御工学」「計測工学」をほかの科目と関連付けながら繰り返し学ぶ「スパイラル教育」です。

これらの分野は機械工学の基礎であり、どれが欠けても一人前の技術者となることができません。

また、1年次からキャリアプランニングを目標としたカリキュラムが組まれています。

最近はインターンシップが積極的になされるようになったなど、就職活動を始める・考える時期がどんどん早まっているため、早いうちからキャリアについて考えるきっかけがあることは重要です。

生体医工学科

生体医工学科は、工学の知識や技術、人間の生体構造などについて教え、医療・ヘルスケア・福祉・介護などの分野に役立つエンジニアを育成することを目的にしています。

高齢化社会がどんどん進む世の中でこの分野は非常に注目されており、今後はロボットやAIが医療や介護でさらに活躍するようになる可能性が高いです。

生体医工学科を卒業する方は、さまざまな治療機器・ロボット開発で世の中に貢献することが求められます。

東洋大学の生体医工学科は、実践的なケーススタディを中心にした「体験型自律創造学習プログラム」を軸にしてきました。

低学年次から知識を身につけるだけでなく、実習・演習などの科目を履修できます。

さらに、3年次には「第2種ME技術実力検定試験」の取得も目指せます。

電気電子情報工学科

電気電子情報工学科は「電気工学」および「電子情報工学」をベースに、エネルギー・エレクトロニクスに関する専門的な分野を学べる学部です。

電子機器と言えばコンピュータが真っ先に思い浮かびやすいですが、現在はあらゆる道具に電気技術が用いられています。

とくに現在は、エネルギー分野で先進的な電気技術が求められており、環境にやさしい発電や自動車の研究開発は地球温暖化対策を考えても欠かせません。

東洋大学の電気電子情報工学科では、1年次から「電気電子情報工学概論」を学べ、早い段階から専門分野について理解を深められるのが特徴です。

キャンパス内にはメディアセンターが設置されており、プログラミングなどの実践的な知識・技術も伸ばしていけます。

応用科学科

化学はさまざまな分野で求められる知識・技術で、近年は食品や化粧品といった生活に身近な分野だけでなく、バイオテクノロジー・エネルギー・環境などでも役立てられてきました。

応用科学科は広範な化学の知識をもとにした、創造的な技術者を育成するための学科です。

東洋大学の応用科学科では、3つのコースが設置されています。

「先端材料化学コース」は、有機無機の先端材料・医薬や化粧品といった分野に特化したコースです。

「バイオ・健康化学コース」はバイオテクノロジーや食品・栄養といった分野との関連が深いコースです。

「環境化学コース」は、リサイクルや資源問題の解決につながっています。

興味に基づく専門科目の選択が将来の進路とリンクしており、ここで学ぶ学生は将来さまざまな分野で活躍できる可能性があるでしょう。

都市環境デザイン学科

都市環境デザイン学科は、安全・安心で快適な都市の創造について学ぶ学科です。

20世紀の都市作りはモノ作りの側面が非常に強く、次々と箱物を作るのが都市の発展と考えられていた時代もあります。

しかし、高度経済成長期に建てられた建造物や設置された水道管などは、どんどん老朽化が進み、現在では社会問題にまでなってしまいました。

また生活を便利にしていくためには、ただ建物を増やせば良い・施設を増やせば良いというわけではありません。

バリアフリーや遊び心・災害対策など、あらゆる観点から都市環境をデザインできる人材が求められています。

東洋大学の都市環境デザイン学科は「都市環境コース」「都市創造コース」「都市経営コース」の3コースがあり、興味や進路希望に応じて選択可能です。

建築学科

理工学部の代表的な専門学科が建築で、東洋大学でも建築学科が設置されています。

建築学は理系分野ではありますが、人々の暮らしや社会・文化についての知識や理解も必要な分野です。

魅力的な建築物を想像するには、芸術・デザインのセンスも欠かせません。

東洋大学の建築学部では幅広いカリキュラムを用意し、将来の建築家の芸術的感性・工学的知識を学べます。

キャンパスのある川越を中心に、実践的な知識を身につけたり、地域に根差した演習をしたりできるのが魅力です。

建築を学ぶのに欠かせない知識・スキルは設計で、東洋大学では2年次から一人ひとりの学生に「Myアトリエ」が用意されています。

また、建築学科は学科横断的な学習もでき「地域学コース」を副専攻として選択可能です。

生命科学部

生命科学部は、生命・健康などライフサイエンスに関連した分野について学べる学部で、東洋大学でも医療・食品など幅広い分野で活躍する人材を輩出してきました。

細胞の研究などを通し、生命の神秘について学ぶことができます。

人体の不思議に興味のある方、ヘルスケアなどの分野で社会貢献したい方に向いている学部と言えるでしょう。

2022年の時点で、東洋大学生命科学部は板倉キャンパスで活動していますが、2024年4月からは朝霞キャンパスに移転予定です。

生命科学科

生物の命に関しては、21世紀になった現在でも分かっていないことがたくさんあります。

近年は、コロナでウイルスに関するニュースをたくさん見るようになりました。

そのニュースを見ても、まだ高名な科学者ですら生命について解明できていないことを痛感させられます。

人間についても同様に未解明のことがたくさんあり、現在も細胞・分子レベルでのバイオテクノロジー研究が日々進化を続けているところです。

生命科学科では、さまざまな実験を通して実践的な生命科学に触れ、将来の研究者や技術者を目指すことができます。

単に知識を得るだけでなく、その知見を活かし、生物が暮らす地球全体の問題解決に寄与できる人材となるのに役立つでしょう。

東洋大学の生命科学科では、iPS細胞など話題の最先端技術も含めて幅広く学び、日本だけでなく国際的な活躍ができるようになることを目指します。

応用生命科学科

応用生命科学科は、バイオテクノロジー・バイオエネルギーなど、地球の未来に役立つための分野について学べる学科です。

しかし、そのためには生命全般に関する幅広い知識を身につけなければいけません。

東洋大学の応用生命科学科では、生命に関する総合的理解・地球社会の発展に貢献する創造的思考能力と、倫理観を身につけることを大きな目標に掲げています。

応用生命科学の知識・スキルは地球全体の進歩や発展にも関係していますが、地域社会への貢献・革新的なベンチャービジネスの創造などにもつながる分野です。

東洋大学でも、地域産業・地域社会活性化で貢献できる人材教育を目指し、理系分野の知識だけでなく、社会的マナーやコミュニケーション能力などを養う教育を実施してきました。

食環境科学部

日本は人口が減少傾向にありますが、世界的に見ると地球の人口はさらに増加傾向にあるため、食糧問題が今後ますます深刻化する可能性もあります。

また、現在多くの方が食事はただ栄養を取るだけのものと考えていません。

安全な食事・健康につながる食事に関する研究が求められています。

食環境科学部は、現代人に必要な健康・栄養について学び「食」のスペシャリストを養成するための学部です。

2022年現在は板倉キャンパスに所在していますが、2024年に埼玉県の朝霞キャンパスに移転します。

食環境科学科

食環境科学科は、バイオテクノロジーの知識や技術を活かし、食を科学的にとらえるための学部です。

現代社会において、食に関する問題は非常にたくさんあります。

健康的な食事を多くの方に提供するにはどうしたらいいか・子どもたちへの食育はどうあるべきか・どのように食の安全を守るかといった問題です。

食はグローバル化がどんどん進んでいる分野であり、今後は日本でも広い視点で食について考えられる人材が求められています。

東洋大学の食環境科学科は「私が考える食育作文コンテスト」・「食品工場見学会および報告会」といった取り組みが特徴です。

食に関する産業全般に興味のある方・食事を通して人々の健康問題などを解決したい方に向いていると言えるでしょう。

健康栄養化学科

健康栄養化学科は、食だけでなく人間の生命科学に関しても幅広い知識を身につけ、健康と食事に関する専門家になることを目指す学科です。

将来管理栄養士となり、病院や福祉施設で働きたい方は、こちらの学科を選ぶのが良いでしょう。

東洋大学健康栄養化学科の特色は、実社会と連携した管理栄養士専門導入教育です。

食品工場やセントラルキッチンの衛生管理、加工技術・流通などを実際に見学して学び、プレゼンテーションをしてもらうことで、座学で学んだ知識が現場でどのように活かされているか理解を深めます。

また管理栄養士は国家資格であり、国家試験対策が非常に重要です。

東洋大学では、アクティブe-ラーニングシステムによる学習支援などで学生の資格取得を支援しています。

【東洋大学の理系】東洋大学の入試

続いて、東洋大学の入試について詳しく見ていきましょう。

私立大学は大学ごとに入試システム・科目などに違いがあり、大学に合わせた対策を考えなければなりません。

志望校や学部を決める際に、どのような方式で受験するかなども決めておく必要があります。

東洋大学の理系学部は、得意な科目で勝負できる方式が用意されているといった特色があり、入試の方式を変えるだけで合格率が大きく変わる可能性も高いです。

しっかり入試方式について理解してから出願しましょう。

偏差値

まずは、東洋大学理系学部の偏差値を見ていきます。

東洋大学は、偏差値が高い傾向にある医学部・歯学部といった学部を設置しておらず、他大学ほど学部ごとの偏差値に大きな差がついていません。

もっとも偏差値の高い学部でも偏差値60を超えていませんが、極端に入りやすい学部もない大学です。

もともと哲学をベースにした教育機関が前身である東洋大学では、偏差値55を超えるやや難関の学部は文系に集中しています。

理系学部は、どの学部も50前後の偏差値です。

理工学部

東洋大学理工学部の偏差値は、45.0~52.5という範囲でそれほど高くなく、比較的目指しやすい大学と言えます。

共通テストなら、6割前後の正答率が目安となるでしょう。

具体的には、機械工学科が45.0~47.5、生体医工学科が45.0、電気電子情報工学科が47.5~50.0、応用化学科が47.5~50.0、都市環境デザイン科が47.5~50.0というデータがあります。

建築学科は52.5で、理工学部の中では比較的難易度の高い学科です。

他大学でも、理工系の学科のうち建築系がやや高偏差値になる傾向が見られます。

生命科学部

東洋大学生命科学部の偏差値に関するデータを見ると、47.5~50.0とそれほど高くはありません。

こちらも理系学部を設置している大学の中では、比較的目指しやすい方と言えるでしょう。

難関私立大で生命科学系を学べる学部・学科では、偏差値60を超えるところもあります。

より詳細に言うと、生命科学科の一部入試方式で偏差値50.0であり、そのほかの学科・入試方式では偏差値47.5です。

理工学部に比べると、生命科学部の方が入試方式による偏差値の差がやや少ないと言えます。

食環境科学部

東洋大学の食環境科学部は、偏差値45.0~47.5というデータがあります。

東洋大学の理系は全体的にそれほど高偏差値が求められませんが、その中でも食環境科学部が一番入りやすい学部です。

さらに入試方式ごとの具体的なデータを見ると「前期ベスト2」の入試方式だけが47.5という偏差値になっており、そのほかの入試方式では偏差値45.0となっています。

ただし、偏差値50を割ってはいますが、志望者が多く集まる大学であり、決して簡単に合格できるとは言えません。

入試方式

次に、東洋大学の入試方式についても簡単に見ていきましょう。

基本的には多くの私立大学と同様、大学ごとに実施される筆記試験を受けなければいけません。

しかし、共通テストだけでも受けられる方式があるので、共通テストの得点が良かった方はそちらで出願する手もあるでしょう。

一般入試を受ける場合は、しっかり過去問対策などをしておく必要があります。

難関大学ではないので、厳しい問題が出題される可能性は低く、基礎をしっかり固めておくことが重要と言えます。

基本的に英・数・理の3科目

東洋大学の理系学部は、英語・数学・理科1科目の合計3科目で受験できます。

ただし、入試方式がかなり細かく分かれており、学部・学科によって受験できる理科の科目に違いがある点にご注意ください。

学部によっては「物基・物」「化基・化」「生基・生」どれでも受験できますが、理工学部応用化学科では「化基・化」しか選択できません。

また、生命科学部や食環境科学部では、国語や地歴公民も試験科目に含まれる入試方式があります。

ほかの学部・学科同様に英語・数学・理科で受験できる方式もあり、自分の得意科目で入試方式を慎重に決定しましょう。

英語・数学・理科で受験する場合も、科目の配点が異なる入試方式があるので注意が必要です。

以下の見出しで「科目重視型」について紹介します。

科目重視型

東洋大学の少し変わった入試方式に「科目重視型」というものがあります。

得意・苦手科目のはっきりしている方は、こちらを頭に入れておく必要があります。

一般の試験では英語・数学・理科がそれぞれ100点ずつの配点ですが、科目重視型はこの3つの科目のうち、1つを200点満点で採点してもらえる方式です。

英語が苦手だけど理科は得意という方などは、得意科目で高得点を取ることで苦手科目をカバーできるでしょう。

さらに、生命科学部・食環境科学部では「3教科ベスト2均等配点」といった形式も用意されています。

学部によって、3科目中の高得点の2科目で判定・英語とそれ以外で高得点の1科目で判定と違いがありますが、こちらも配点にかなり大きな傾斜のかかる入試方式です。

共通テストのみ

東洋大学では、共通テスト単独での入試も実施しています。

もちろん大学ごとの筆記試験なしで、共通テストの点数だけで合否が決められる形式です。

試験対策が必要なく、他大学と併願で出願できるメリットがありますが、こちらの方が合格しやすくなるわけではありません。

むしろ、本来の偏差値より高い得点を取った方が「滑り止め」としてこの方式で出願していると、一般入試を受ける方が合格しやすくなる可能性があります。

例えば東洋大学食環境科学部のデータを見ると、偏差値は45.0~47.5のところ、共通テスト得点率が62~76%という数字になっていました。

これは、一般入試の偏差値が上の同大学理工学部よりも高い数字です。

東洋大学を第一志望にするのであれば、しっかり試験対策をして一般入試で勝負するのが王道と言えます。

入試会場

東洋大学の入試会場は関東圏の各キャンパスで、受験料とは別に交通費や宿泊費を考えておかなければいけません。

東洋大学以外にも、東京の私立や国公立をいくつか受験するという方も多くいらっしゃいます。

そういう方は事前にしっかりスケジュールを立て、いつごろ東京入りするか・どこに宿泊するか・宿泊地から受験会場のアクセスはどうなっているかなどを確認しておく必要があります。

交通機関の乱れ・遅れの可能性を考慮し、早めに現地入りしておくのがおすすめです。

ただし東洋大学では、2023年度の入試案内において、一般入試全日程で全国に試験会場を設置すると案内されました。

最大で全国19会場と案内されており、地方の学生も東洋大学を地元に残ったまま受験できるチャンスとなります。

入試日程と受験料

東洋大学の一般入試は、2月上旬から中旬にかけて実施されており、2023年度4月入学の学生に関しては2月8日から11日と案内されました。

さらに中期日程が2月27日後期日程が3月5日とアナウンスされています。

共通テストのみの入試は、前期だと共通テスト実施前に出願で、2月中旬に合格発表とかなり早い日程です。

学部によって日程が違うので、詳しく把握したい方は大学の公式案内をしっかりチェックしてください。

受験料は1つの出願なら通常35,000円ですが、複数併願すると割引が適用されます。

共通テスト利用入試と一般入試を併願する方も、一般入試が35,000円から20,000円になるため、少し負担が軽くなるでしょう。

この併願割引も同一試験日であるかどうかなどでパターンが異なるので、詳しくは公式案内をご確認ください。

まとめ

東洋大学の理系学部は幅広い分野を学べ、地域産業にも根差した実践的な教育や学習環境の良さといった点で評価する方が非常に多いです。

一方、入試の難易度はそれほど高くなく、MARCHに比べるとかなり合格しやすい大学と言えます。

ただし、志望者が多い東洋大学は、誰でも入れるほど簡単ではありません

入試方式に特徴があるため、念入りに受験の準備をしておきましょう。

一部で大きな傾斜配点をつけられる入試方式もあるので、得意科目があるなら入試方式選びも重要です。

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