
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
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はじめに
この記事では、理系学生が取るべき三大資格とその理由について説明します。
理系でこれから就活をはじめる学生のなかには、資格を取得しておこうと考えている人もいるでしょう。
しかし、就活に有利になる資格はどのようなものなのかわからない人も多いかもしれません。
また、資格を取得することは就活で本当に有利になるのでしょうか。
そこで、この記事では資格を取得することのメリットについてまとめます。
ぜひこの記事を参考に三大資格を取得し、ご自身の就職活動の役に立ててみてください。
【理系学生が取るべき三大資格】資格取得は就職に有利?
そもそも、資格を取得することは就職に有利なのでしょうか。
世間では、資格があっても就職に役立つわけではないといわれることもあります。
しかし、資格取得は就職に有利に働くことが多いでしょう。
ここではその代表的な理由を2つ紹介します。
資格を取得しておくと、業界に対する熱意を示す際に有効です。
また、最終的に採用の決め手になることもあるので、取得しておいたほうがよいでしょう。
これらを考慮すると、エントリーがはじまるまでに資格を持っておくと効果的です。
その業界に対する熱意を伝えることができる
資格を取得していることは自分の能力の証明だけでなく、業界に対する熱意をアピールすることにつながります。
なぜなら、資格を取得するためにその業界の知識をきちんと勉強したことの証明になるからです。
一般的に理系の資格を取得するためにはある程度の勉強が必要になります。
資格により異なりますが、この記事で紹介する資格においては50~200時間程度の勉強が必要です。
したがって、資格を持っていることは知識を習得する能力があることの証明になります。
勉強を進めていくなかでは、複雑で難解に感じる箇所がでてくるでしょう。
それでもあきらめずに勉強を続けるためには、業界に対する熱意が必要になります。
きちんと資格を取得して就活にのぞめば、意欲が口だけのものでないことを示す材料になるでしょう。
採用の決め手になる可能性がある
資格を取得しておくと、最終的に採用の決め手になる可能性があります。
選考を通過していくと、どうしても自分と似た評価の就活生がでてくるからです。
能力や経歴、人柄などで差別化できない場合、甲乙つけがたい状況になることもありうるでしょう。
そんなとき、資格を取得している就活生は能力・熱意的にプラス評価を受けられ、採用される可能性が高くなります。
もちろん学生時代に力を入れたことや、強み・弱みのアピールが大事なことはいうまでもありません。
しかし、資格というわかりやすい実績は、判断の難しい紙一重のところで効いてくることがあります。
はじめるのに遅すぎるということはないので、選考がはじまってからでも取得を検討しておきましょう。
専門知識の客観的な証明になる
理系の学生は、学問を通じて専門的な知識や技術を身につけていますが、それを企業に伝える手段は意外と限られています。
履歴書や面接の場面で、自分が何を学び、どの程度の理解を持っているのかを的確に伝えることは簡単ではありません。
その点、国家資格や公的な検定試験に合格していることは、知識や技術の水準が一定以上であることを客観的に示す力を持ちます。
たとえば、情報技術に関する基礎を問う試験であるITパスポートや、化学分野での安全管理に関わる危険物取扱者の資格などは、企業側にとっても評価の基準になります。
資格があることで、学生の能力をイメージしやすくなり、配属や業務内容を考えるうえでも重要な判断材料となります。
また、資格取得の過程で得た学びや経験を自分の言葉で語ることができれば、面接の場でも説得力のある自己PRが可能になります。
学習意欲と自己研鑽を評価される
企業が新卒の学生に期待するのは、現在の完成度よりもこれからの伸びしろです。
そのため、資格の有無以上に、資格取得に向けて自発的に取り組む姿勢そのものが高く評価される傾向にあります。
授業や研究に加えて、自分で時間をつくり、新しい分野の知識に挑戦する姿勢は、入社後に成長できる人物であるという信頼につながります。
特に、大学の専門とは異なる分野に目を向け、あえて苦手な領域や未知の分野に挑戦している場合、その知的好奇心の強さは大きなアピールポイントになります。
また、試験に合格するためには、計画的に勉強を進める力や、目標に向けて努力を継続する力が必要になります。
これは実社会で求められる力と一致しており、企業はその過程を高く評価してくれます。
【理系学生が取るべき三大資格】資格取得のメリット
資格を取得しておくと、就活で比較的有利に働くことがわかっていただけたかと思います。
しかし、社会人になってからでも取得できる資格を、学生のうちにとっておく必要はあるのでしょうか。
そこで次は、選考で有利になる以外の資格を取得することのメリットを3つ紹介します。
時間がある学生のうちに資格を取得しておくことで仕事に専念でき、昇格につながることもあるでしょう。
また、資格勉強を通じて、自分の業界や職種に対する適正がわかることもメリットです。
入社後仕事に専念できる
まず、学生のうちに資格を取得しておくと入社後、仕事に専念できることは大きなメリットでしょう。
入社したあとは研修があったり、配属があったりと忙しく、資格取得に費やす時間が限られているからです。
ときには業務時間だけでは仕事が終わらず、業務時間を超過して仕事する必要があるかもしれません。
場合によっては仕事がない休日を1日使って、資格試験を受けに行くこともかなりエネルギーを使います。
したがって、時間がある大学生のうちに取れる資格を取っておけば、入社後焦ることは少ないでしょう。
加えて、業務内容など日々新しいことを覚えなくてはいけないなか、資格勉強をするのはかなりの負担です。
学生の精神的にも余裕があるなかで勉強したほうが知識も定着しやすくなるでしょう。
資格取得が昇進につながる場合がある
資格を取得しておくと昇進につながる場合があることもメリットでしょう。
IT系のなかには、昇進するために特定の資格を取得していなければいけないといった条件が課せられている企業も多いからです。
もしも試験で不合格となり資格が取得できなければ、同期よりも出世が遅れてしまうかもしれません。
そのような状況で資格勉強をして試験を受けることは大きなプレッシャーにつながるでしょう。
もしも業務が忙しくなり、勉強する時間が確保できなければ負担にもなってしまいます。
仮に試験に間に合わず資格を取得できなかったとしても、学生のうちに資格勉強をしておくことは、そのあとの人生において役に立ちます。
内定をもらったら昇格要件の資格があるか確認して、勉強をはじめておくとよいでしょう。
自分の適性がわかる
大学生のうちに資格勉強をすることで、自分の適性がわかることもメリットといえます。
業務で用いる知識に多少触れることで、その業界や職種に向いているのかがわかるからです。
多くの学生は、学生時代の経験や自己分析などから自分にあっている仕事を選びます。
しかし、大学と職場では環境が異なるので、現時点での強みが活かせるとは限りません。
たとえ適性があったとしても、仕事に対するモチベーションがない場合も考えられます。
そこで、資格勉強を通して知識に触れることで、自分の仕事の適性を把握できるでしょう。
また、資格勉強が継続して続けられるかどうかで、仕事に対するモチベーションもわかります。
このため、業界に関する資格がある場合は、多少でも勉強してみることがおすすめです。
資格取得による年収アップが期待できる
技術職では、能力を数値や証明書で示すことが評価の土台となるため、資格の有無が待遇面に直結します。
多くの企業では、資格を保有している社員に対して毎月の給与に上乗せするかたちで手当を支給しています。
これらは数千円から数万円に及ぶこともあり、長期的に見れば生涯年収に大きな違いが生まれます。
さらに、資格を取得した時点で一時的に金銭的な報奨を受け取れる制度を設けている企業もあります。
このように、資格は勉強の成果であると同時に、直接的に収入に関わる重要な要素なのです。
また、昇進や異動の条件として資格取得を求められる企業も存在するため、早めに取り組むことで後々のキャリア形成にも有利になります。
学生のうちに資格を取っておくことで、入社後に制度を利用して資格手当をすぐに受けられる点も大きな利点です。
指導動機に説得力を持たせられる
就職活動の場では、志望企業に対して自分の熱意をいかに伝えるかが重要です。
その際、単に言葉で強い関心を表すだけでは、相手に伝わりにくいことがあります。
しかし、志望分野に関連する資格を取得している事実があれば、その行動自体が強い説得力を持ちます。
たとえば、情報分野に興味がある学生が基本情報技術者の資格を持っていれば、企業側はその学生が具体的な行動をとっていることを評価します。
これは志望理由に裏付けを持たせるという意味で、非常に効果的です。
また、企業によっては「業務で必要な知識を既に持っている」と受け取られるため、教育コストの面でも評価されやすくなります。
資格は履歴書に記載されるだけでなく、面接の会話の中でも自信を持って語れる材料となり、面接官との信頼構築にも役立ちます。
【理系学生が取るべき三大資格】理系学生におすすめな三大資格を紹介
それでは、理系学生におすすめの資格を3つ紹介していきます。
今回紹介する資格は、「ITパスポート」「基本情報技術者」「危険物取扱者乙種4類」です。
これらの資格はそれぞれおすすめできる人や、難易度が違います。
やはり資格を取るのならば、はたしてそれが役に立つのかも気になるかと思います。
そこで、おすすめの理由と難易度・取得時間についても紹介するので、参考にしてみてください。
一通り確認して、「これなら取れるかも」という資格があれば、ぜひ挑戦してみるとよいでしょう。
ITパスポート
まず、IT系の資格を取りたい人におすすめの資格は、「ITパスポート」です。
IT業界未経験の人に向けて作られた国家資格であり、ITに関する基本的知識を問われます。
ITパスポートは、情報処理に関する試験である「情報処理技術者試験」のなかでも最も簡単な資格です。
「基本情報技術者」のように業務で使えるかどうかよりも、知識が身についているかどうかの資格となっています。
したがってIT系資格の登竜門とみなされることが多く、文系出身者でも取得可能な人気資格といえるでしょう。
おすすめの理由
ITパスポートが取得資格としておすすめできる点は、難易度がそこまで高くないわりに、どの業界でも評価されやすいというところです。
近年はIT技術の発達が目覚ましく、今まではアナログだった業界にもIT技術が導入されるようになりました。
とくに経理や人事、総務といった文系職種でも、データ処理のために高度なソフトウェアが使われるようになってきています。
そのため、ITパスポートが取得資格として履歴書に書いてあるとIT系の知識があることの証明となり、評価されやすくなるでしょう。
一方で、ITパスポートは現役のエンジニアならば「知っていて当然」と思われる知識がほとんどになっています。
したがって、IT系職種の就活においてはあまり役に立たないこともあるので、注意が必要です。
難易度と取得に必要な時間
そんなITパスポートですが、難易度は情報系の資格のなかでは入門的なレベルといえます。
分野は経営全般のストラテジ系、IT管理のマネジメント系、IT技術のテクノロジ系の3つです。
テクノロジ系については、情報系学部の学生ならば日頃から触れている知識も多いでしょう。
また、試験形式は4つの選択肢から一つを選ぶ形式のため、厳密な計算は必要ありません。
しかし、ストラテジ系やマネジメント系は大学では学ばない知識も多いため、勉強が必要になります。
文系出身者などはテクノロジ系も含めてゼロから勉強が必要ですが、平均的な必要な勉強時間は100時間程度です。
まずは参考書などで概要をつかんでから、過去問題に取り組むようにしましょう。
基本情報技術者
「ITパスポート」を取得している人や、ITエンジニアを目指す人におすすめの資格が「基本情報技術者」です。
基本情報技術者試験という国家試験に合格すると、この資格が取得できます。
入門的資格であるITパスポートと比べるとカバーする範囲が広く、IT関連の知識全般を問われるといえるでしょう。
とくにプログラミングやコンピュータに関する知識など、より実務に必要とされる分野が多くなっています。
試験は午前と午後に分かれて1日実施され、合格率は受験時期にもよるものの25%程度です。
おすすめの理由
「基本情報技術者」が取得資格としておすすめの理由は、即戦力として働ける証明になり、就職や転職で有利になるからです。
即戦力の証明になる理由の一つとしては、年間で10万人前後が受験し、情報系の資格のなかでも世間的に有名であることが挙げられます。
したがって、基本情報技術者を取得しておくと、IT系において一定の知識を持っている証明になるでしょう。
とくにIT系では、新入社員に基本情報技術者の資格取得を求める企業も多くなってきています。
昇格要件に含まれている場合もあるので、必要な場合は早めに勉強しておくとよいでしょう。
また、ITパスポートより実務的な内容が多いので、取得しておけばITパスポートよりも即戦力で働ける証明になります。
このため、履歴書などに書いてアピールすれば、新卒就活だけでなく転職でも有利になるでしょう。
難易度と取得期間
人気資格である基本情報技術者ですが、合格率は20〜30%程度と難易度はそれなりに高いといえます。
近年、試験方式が変わってから合格率は40%程度に上がっていますが、それでもきちんとした準備は欠かせません。
とくにITパスポートと比べて分量が増えているのは、IT技術に関する知識であるテクノロジ系の分野です。
基礎理論からシステム開発技術まで、幅広くカバーする必要があるので、ある程度の勉強が必要になります。
必要な勉強時間は背景知識によって変わりますが、平均的に200時間程度といわれています。
また、試験は午前と午後に分かれていて、出題される問題や形式が大きく変わることも特徴です。
とくに午後試験はアルゴリズムやプログラミングが出題されるので、慣れておきましょう。
なお、試験内容は2023年4月以降に変更となる予定です。
危険物取扱者乙種4類
IT系への就職を考えていない人には、「危険物取扱者乙種4類」の資格もおすすめです。
これは「乙4」と呼ばれ、ガソリンなどの危険物を大量に扱うような仕事に就く際、必要な資格です。
危険物取扱者の資格には甲種・乙種・丙種3種類があり、取り扱える危険物や受験資格などが違います。
このうち乙種資格は、第1類〜第6類までの特定の危険物に対して取り扱える資格です。
なお、第4類にはガソリンや灯油など、日常でよく使われる引火性液体が含まれています。
おすすめの理由
「危険物取扱者乙種4類」がおすすめの理由は、扱う危険物の範囲・内容的に実務で役立ちやすいからです。
引火性液体が使われる現場に、何も知らない人間を放り込むことは危険に思われるでしょう。
そのため、入社したての社員には研修が必要となり、時間的にもコストがかかってしまいます。
しかし危険物取扱者の資格を持っていれば、ある程度の取り扱いを知っていることの証明になります。
したがって、即戦力として見られやすく、就活だけでなくアルバイトの面接でも有利になるでしょう。
また、職場によっては危険物取扱者を必ず配置することが義務付けられていることもあります。
とくに化学メーカーやガソリンスタンドなどでは、資格保有者が現場にいなくてはいけないので重宝されるでしょう。
難易度と取得期間
そんな危険物取扱者乙種4類の合格率は30〜40%で、決して簡単な資格ではないように思えます。
しかしこれは乙種4類が人気資格であり、意識が低い受験者も含めて多くの人が受験していることが一つの要因です。
したがって、第4類だけが他の類と比べて格段に難しいわけではないといえるでしょう。
ただし、試験は危険物に関する法令や物理化学、火災予防と消化方法など3つの科目で構成され、それぞれ6割以上を獲得する必要があります。
すべての内容を網羅して取りこぼしなく学習しておかなければ合格は難しいでしょう。
必要な勉強時間は40〜60時間と、他の資格と比較すれば少ないほうです。
市販の参考書に加えて過去問に繰り返し取り組み、合格点を越えられるように対策しておきましょう。
各資格の難易度と合格率の比較
資格の種類によって難しさや求められる知識の深さには大きな違いがあります。
そのため、自分の現在の実力と志望する業界との関係を意識しながら、優先順位をつけて取り組むことが大切です。
情報分野に関心があるなら、まずはITパスポートが入り口として適しています。
合格率は5割程度で、理系学生ならば基本的な知識を少し補うことで比較的短期間で合格できる可能性があります。
次に基本情報技術者ですが、こちらは4割前後とやや低くなっています。
しかし、大学の授業でプログラミングや情報処理を学んでいれば、内容に親しみを持ちやすく、合格までの道のりも短くなります。
また、化学系やエネルギー系を目指す学生には、危険物取扱者乙種四類が有力です。
合格率は3割から4割程度とされていますが、理系特有の基礎知識がある人にとっては、数字ほど高いハードルには感じにくいはずです。
おすすめ三大資格の勉強時間の目安
資格取得には一定の勉強時間が必要ですが、理系学生には大学での学習を通じて身につけた基礎力があります。
そのため、一般的に言われる勉強時間よりも短い時間で合格に近づけることが多いのです。
たとえば、ITパスポートではおよそ百時間の勉強時間が目安とされています。
しかし、論理的思考や基本的な情報知識を持っている学生なら、80時間前後でも十分に対応可能です。
基本情報技術者に関しては、平均して200時間から300時間が必要とされますが、授業での学びを活かせば2割ほど短縮できる場合もあります。
危険物乙種四類は、暗記中心の試験内容であり、40時間から60時間程度が一般的な勉強時間です。
理系で化学や物理に親しんでいれば、30時間ほどでも合格点に達することが可能です。
これらの資格はどれも取り組みやすく、早めに準備すれば学業や就職活動と並行して取得できる範囲です。
【理系学生が取るべき三大資格】理系学生は英語資格を取得するべき?
ここまで、理系学生におすすめの三大資格を紹介してきました。
しかし、グローバル化が進んでいる今の時代は、理系学生でも当然のように英語力が求められます。
理系学問でのスキルで差別化ができないときは、英語力も含めて評価されるようになってきているからです。
IT技術が発達した昨今では、大学・大学院での研究内容も非常に高度化してきています。
ESや面接などの短い時間ではどうしてもアピールしきれず、面接官も実績の優劣を判断しかねることがあります。
そのため、英語力が証明されるような試験を受験し、それなりのスコアを持っておくとよいでしょう。
TOEICであれば700点台後半以上あれば一般的な企業からは評価されやすくなるので、目安にしてみてください。
理系職種でTOEICスコアが求められる背景
理系職種では専門性が重視されると思われがちですが、実際には英語力も同じくらい重要視される場面が増えています。
情報技術や製造業の現場では、最新の研究成果や製品情報をいち早く取り入れるために、英語の資料を読む力が欠かせません。
また、製品のマニュアルや仕様書が英語で書かれていることも多く、それを正確に読み解けるかどうかが、仕事の質に大きな影響を与えます。
海外との共同開発や、外国人の技術者との会議など、実際の現場で英語を使う機会も珍しくありません。
そのため、企業の採用担当者は、技術力だけでなく、英語を使って仕事ができるかという点にも注目しています。
特にTOEICスコアは、客観的な指標として多くの企業が採用基準に取り入れており、一定の点数を取っておくことが就職活動において非常に有利になります。
英語×専門資格で市場価値を最大化する
企業が求めているのは、単に知識がある人材ではなく、複数の能力を組み合わせて活躍できる人です。
英語と技術のどちらかだけに長けている人は一定数いますが、両方を高いレベルで使いこなせる人は非常に少ないのが現状です。
たとえば、基本情報技術者や危険物取扱者などの資格に加えて、TOEICで高得点を取得している人は、外資系企業や海外との取引が多い企業から高く評価されます。
こうした企業では、即戦力としての技術力だけでなく、将来的に海外部門を任せられるような人材を求めています。
その中で、英語と専門資格を持っている学生は、周囲との差別化を図りやすく、採用選考において一歩も二歩も先を行く存在になります。
また、英語を使えることによって、自分が扱える情報の幅が広がり、知識の深さや応用力も自然と身につくようになります。
大手メーカーや外資系企業への就職に不可欠
理系の中でも特に人気のある大手企業や外資系企業では、TOEICのスコアを採用基準や昇進の条件として明示していることが多くあります。
中には入社時点で六百点以上、昇進時には七百点以上を求める企業も存在します。
こうした企業では、グローバルに通用する人材を育成したいと考えており、英語ができることはその第一条件とも言えます。
学生のうちにTOEICで高得点を取っておくことは、内定獲得に有利なだけでなく、将来のキャリア形成においても大きな武器になります。
また、入社後にあわてて勉強を始めるよりも、時間の余裕がある学生のうちに計画的に取り組んでおくことで、スムーズに目標スコアを達成できます。
技術力に加えて語学力を持っている学生は、社内での評価も高まりやすく、海外赴任やプロジェクトリーダーなど、やりがいのある仕事を任される機会も増えます。
【理系学生が取るべき三大資格】効率的な勉強法とスケジュール
理系学生が将来のために備えておくべき資格はいくつかありますが、その中でも基本情報技術者、危険物取扱者、簿記の三つは特に実用性が高く、就職活動においても強力な武器になります。
ただし、理系学生は研究や授業で毎日忙しく、まとまった勉強時間が取りにくいという現実もあります。
そのため、限られた時間の中でいかに効率よく学習を進めるかが重要になります。
ここでは、日常の時間を上手に使う方法、長期休みを利用した集中型の学習法、そして参考書や過去問の活用法について具体的に解説していきます。
大学の講義や研究と両立させるコツ
理系学生は実験や研究、レポート作成などに追われることが多く、資格試験の勉強まで手が回らないと感じることが少なくありません。
そこで大切なのは、毎日のスキマ時間を上手に使っていく工夫です。
通学中の電車の中や実験の合間の待ち時間に、スマートフォンのアプリなどを使って一問一答形式の問題を解くことで、自然と知識が定着していきます。
また、すべてを完璧に覚えようとするのではなく、最初は試験全体の流れや出題の傾向をつかむことを意識するとよいでしょう。
完璧主義になりすぎると途中で挫折しやすいため、まずは全体像をざっくりと理解してから、徐々に細かい部分に取り組むという流れが効果的です。
日々の勉強に無理なく組み込むことが、継続と成果の鍵になります。
長期休暇を活用した短期集中型の学習プラン
理系の学業は忙しいとはいえ、夏休みや春休みといった長期休暇の期間には、比較的まとまった時間を確保しやすくなります。
こうした時期に集中して取り組むことができれば、難易度の高い資格でも合格にぐっと近づくことができます。
特に基本情報技術者のような範囲が広い試験では、一日の中で時間帯を分けて勉強に集中する方法が効果的です。
午前中はインプット中心の学習にあてて、午後は過去問を解く時間にするなど、自分に合ったスタイルでスケジュールを立ててみましょう。
毎日同じ時間に勉強することで集中力も高まりやすくなります。
また、終わった後に自由な時間を設けることで気持ちにも余裕が生まれ、無理なく学習を続けられるようになります。
参考書選びと過去問演習の重要性
理系の学生はつい理論から学び始める傾向がありますが、資格試験では出題傾向を押さえた対策が非常に重要になります。
そのため、まずは自分のレベルに合った参考書を一冊選び、最後までやりきることを目標にするのが効果的です。
複数の参考書に手を出すと、どれも中途半端になってしまい、結局身につかないという結果につながりかねません。
そして何より大切なのは、過去の問題を繰り返し解いてパターンに慣れることです。
直近五回分から十回分の過去問を用意し、正解するまで何度も取り組むことで、実際の試験でも落ち着いて対応できるようになります。
理解を深めることよりも、出題形式に慣れることを優先すると合格に近づきやすくなります。
【理系学生が取るべき三大資格】資格を面接でアピールする方法
理系の学生が就職活動で自分の強みを示すうえで、資格の活用は大きな武器になります。
しかし、ただ資格を持っているだけでは十分なアピールにはなりません。
ここでは、理系学生が資格を最大限に活かして面接で評価されるための伝え方を、3つの視点から解説していきます。
取得プロセスを評価してもらうための伝え方
資格を持っていることだけを伝えても、面接で強く印象に残るとは限りません。
理系の学生に求められるのは、資格を通して身につけた論理的な思考力や、計画的に努力を重ねた姿勢です。
そこで重要になるのが、資格を取得するまでにどのような工夫や試行錯誤を行ったかという過程の部分です。
問題の傾向を分析し、自分なりの仮説を立てて勉強を進めたエピソードを語れば、単なる努力だけでなく、理屈に基づいて行動できる人だという印象を与えられます。
また、途中で行き詰まったときにどう軌道修正したのかという点も語れると、柔軟な対応力も評価されます。
資格の合格という結果だけでなく、そこに至るまでの工夫や継続力を言葉にすることが、理系学生らしいアピールの鍵になります。
資格をどのように実務に活かしたいか具体化する
資格を持っていること自体はひとつの評価材料ですが、企業が見ているのはその先にある活用力です。
つまり、学んだ知識や技術をどのように仕事に結びつけるかという点が問われます。
理系の学生であれば、現場での課題をどう解決できるのか、資格の内容をどう応用できるのかを語ることが重要になります。
たとえば、情報処理に関する資格であれば、業務の効率化やシステム導入の場面で貢献できると説明できます。
また、環境に関する資格であれば、持続可能な開発やエネルギーの最適化といったテーマでの関与もイメージさせることができます。
このように、資格取得の背景にある問題意識や将来的なビジョンを交えて話すことで、説得力のある自己アピールになります。
不合格でも「受験予定」としてアピールする技法
まだ合格していない資格でも、面接で効果的に活かすことは十分に可能です。
大事なのは、なぜその資格を目指しているのか、どのように準備しているのかという姿勢を具体的に伝えることです。
履歴書には「受験予定」と記載しておくことで、今まさに努力していることを企業側に伝えることができます。
そのうえで、学習にどれほどの時間をかけているのか、どのような教材を使っているのか、計画的に学んでいることを話せば、主体性や時間管理能力が伝わります。
また、合格後にその資格をどのように仕事に活かしたいかという展望を示せば、将来的な成長意欲も評価されやすくなります。
結果よりも努力のプロセスを重視される傾向が強い理系学生にとって、未取得であっても十分なアピール材料になります。
おわりに
この記事では、理系学生が就活に向けて取るべき三大資格を紹介しました。
おすすめの資格は、「ITパスポート」「基本情報技術者」「危険物取扱者乙種4類」の3つです。
資格を持っておくと業界に対する熱意を伝えられ、採用の決め手になることもあります。
また、早いうちに自分の適性を把握でき、入社してからも仕事に専念できることもメリットです。
しかし、役立つ資格には難易度が高く、ある程度の勉強時間が必要なものもあります。
この記事を参考にして資格を取得し、就活を有利に進めましょう。