HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
「ぼっちで就活しても問題はない?」 「ぼっち就活をするメリットって何?」 「就活において一人ですべきことって何だろう」 このように、ぼっちで就活ことに対して、さまざまな不安や疑問がわいている就活生の方は多いのではないでしょうか。
しかし、就活ではぼっちになることは増えていきます。誰かと一緒に行動していても、自分が先に内定をもらえる可能性もありますが、相手が先に内定をもらえれば、結局一人になってしまうことはあるでしょう。
本記事では、ぼっちで就活することのメリットやデメリット、一人で就活を乗り切るポイントなどを紹介していきます。
この記事を読むことで、ぼっち状態で就活する良さや、不足している点、対策など知る機会になるため、一人で就活することに対しての不安も和らぐでしょう。これから就活を始める方は、ぜひ目を通してみてください。
目次[目次を全て表示する]
ぼっち就活をするメリット
ぼっちでも就活を成功することができるのか?そんなことを一人で悩んでいませんか。しかし、基本的に就活は一人で行うべきものです。
たとえ仲のいい友人であったとしても他人の意見に流されてしまっては後々、「こんなはずではなかったのに」と後悔することもあるでしょう。
もし、ぼっちでは就活を成功させることができないと悩んでいるのであれば心配は無用です。
情報収集においても今は効率よく進められる技がたくさんあるので、自信をもって就活を進めていきましょう。
- 他人と比較してストレスを感じることがない
- 就活が進んでいない人を見て安心することがない
- 自分の軸をしっかりと持てる
- 自分に必要な対策に時間を使える
他人と比較してストレスを感じることがない
友人と一緒に就活をすると心強いという方もいますが、中には友人と自分を比べてしまってストレスを感じていると悩む方も少なくないのです。
仲のいい友人だからこそ相手の状況を分かりすぎてしまい、焦りを感じることもあるでしょう。
友人と一緒に励まし合いながら就活を進めることも決して悪いことではありませんが、友人が先に内定を得てしまうと、これまでに感じなかったライバル意識や妬みをもつケースも少なくありません。
中には、友人には負けたくないとネガティブな感情をもちながら就活をしたことでいい結果を得ることができなかっただけでなく、友人との関係が壊れギクシャクしてしまった方もいます。
一方でぼっちで就活を進められれば誰かと自分を比較することもありません。
そんなメリットがあるのも、ぼっちで就活をするメリットです。
就活が進んでいない人を見て安心することがない
就活を友人と行うメリットは、モチベーションアップにつながるという点が挙げられます。
友人には負けたくないという気持ちが自然と沸き上がり、モチベーションを維持できたという方もいます。
しかし、その一方で友人が就活がうまくいっていない場合、「友人も一社も内定を得ていないから自分もまだまだ大丈夫だ」と安心してしまう方もいるようです。
友人を自分よりも下に見てしまうと安心感が生まれ焦りがなくなります。
これでは決して自分のためにはならず、いい結果も得られないどころか人間性まで下げてしまうことになるでしょう。
しかし、ぼっちで就活を行う場合、誰かと比較することがないので、下を見て無駄な安心をすることもないのです。
いつでも最高のモチベーションを維持しながら就活に臨めるのもぼっちの強みといえます。
自分の軸をしっかりと持てる
友人と一緒に就活をしていると、友人の影響を受けやすくなるでしょう。友人が良いことを言っていれば、友人が言っていることをそのまま自分の就活でも取り入れようとしてしまうことがあります。
しかし、友人が目指している業界や企業、職種は同じでしょうか。友人が描いている理想の社会人生活もあなたと一致しないことがあります。その状態で相手の意見を部分的に切り取っても、就活の軸がぶれてしまうだけでしょう。
自分には自分の考えがあり、就活の軸も独自のものを持っておく必要があります。ぼっちで就活していれば、誰かの意見に惑わされにくく、自分の軸を持ちやすいでしょう。
自分の軸をしっかり持つことが、あなたにマッチした企業選びにも関係してくるため、この点は非常に大切です。
自分に必要な対策に時間を使える
ぼっちで就活を行う場合、視野を大きく広げることができるのも嬉しい点です。
友人同士で就活を進めていると外からの情報を集めることを怠ってしまい、情報収集だけでなく、必要な対策に時間をかけることもできません。
しかし、一人で就活を進めていくと視野を広げて情報を集める努力を怠りません。
また、自分に必要な対策にしっかりと力を注ぐことができるため、自信をもって就活を進められます。
履歴書の作成はもちろんのこと、面接対策においても時間を無駄にすることなく、しっかりと向き合うことができるでしょう。
ぼっち就活をするデメリット
ぼっち就活をするデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。一人で就活を行うため、それなりに厳しい現実も待っています。ただ、あらかじめデメリットを知ることで、その対策を考えることも可能です。
- リアルタイムの就活情報を集めにくい
- 悩みを一人で抱え込んでしまう
- 自己分析が不十分になる
- 本番に近い面接がしにくい
リアルタイムの就活情報を集めにくい
誰かと就活を進めていれば「今日の面接はこんな質問があった」「業界によって聞かれる質問は似ているのかな」「この会社の適性検査は難しかった」など話す機会があります。その情報をもとに面接練習など対策することもあるでしょう。
しかし、ぼっちで就活をすると、誰かとこのような会話をする機会がなくなるため、就活の情報もリアルタイムで入らなくなります。自分以外の就活を知る機会が減ってしまうでしょう。
SNSなどインターネットを使いこなして情報を集めることも可能ですが、一人で集められる情報量には限りがあります。インターネットでの情報は、真偽がわからないものもあるでしょう。そう考えてしまうと、生の情報の重要性は高まります。
悩みを一人で抱え込んでしまう
就活では、何社も落ちてしまうことも珍しくありません。そのため、不安や悩みを抱えることがあります。就活をして近い悩みを持った人に話を聞いてほしいときもあるでしょう。
ぼっちで就活していると、同じように就活している誰かに相談することができなくなります。客観的な解決案などもらえないため、就活で落ち込んだとき自分の殻に閉じこもってしまう可能性があるでしょう。
自己分析が不十分になる
自己分析は自分で徹底させればいいと考えている方も多いですが、自分が考えている自分と、他人が見たあなたは、違った印象になるは少なくありません。
面接では、初対面の面接官があなた見るため、客観的にどう見えるか、という分析も必要です。他人と自分のイメージの違いを知ることで、具体的な分析につながるでしょう。
しかし、ぼっち就活の場合、自分一人の就活になるため、友達など第三者からの客観的な意見を、自己分析に取り入れられなくなります。
本番に近い面接がしにくい
ぼっち就活の場合、就活をしている友人と交流する機会がないため、本番に近い面接練習ができないでしょう。
特にオンライン面接は、一度誰かと行っておかないと、自分や部屋の様子どう映っていて、声の大きさはどうか、どのような間で返答するといいのか、目線の位置など、不安なことが出てきます。
面接担当者から良い評価を得るためには、オンライン面接の事前練習は必要になるでしょう。ぼっちだからといって、面接練習を疎かにすると、内定が遠ざかる可能性は高いです。
ぼっち就活を乗り切るポイント
ぼっちで就活を進めることは可能ですが、成功するコツを知りたいという方も多いのではないでしょうか。ここからは、ぼっちでも就活を成功させるためのポイントを詳しく解説していきます。
就活に必要な情報収集は一人で行う場合はどのようにやるのか?さらに情報収集をする際の注意点やぼっちだからこそ、どうやって就活に有利な対策を講じるべきか?についてご紹介します。
- 本やネットで情報収集を積極的に行う
- インターンシップに参加して人脈を広げる
- OB・OG訪問をして話を聞く
- 会社説明やセミナーに主体的に参加する
- 親や先輩に頼ってみる
本やネットで情報収集を積極的に行う
ぼっちで就活を成功させるコツとして挙げられるのが主体的に情報を集めることです。
多くの友人に囲まれている人は、自身の力だけで情報を集めるのではなく、友人たちからの話を聞き必要な情報を集めているという方も多いです。
時に間違った情報を得ることもあり、就活でマイナスになることも少なくありません。
しかし、主体的に自分から情報を集めた就活生は、すべて自己責任のもと就活を進めているので、失敗することなく正しい情報を膨大に集めることができます。
就活に必要な情報は、企業のホームページのほかにもインターネットを最大限に利用すれば効率よく集められます。
また、OB・OG訪問なども積極的に行うことで人脈を掴みながら有利な形で就活を進めることができるでしょう。
インターンシップに参加して人脈を広げる
インターンシップに参加して人脈を広げることで、さまざまな学生から情報を得ることが可能になります。インターンシップに参加する人は、就職への意識も高いため、有力な情報を持っている可能性があります。交流を持っておくとあなたが欲しい情報も入手しやすいでしょう。
OB・OG訪問をして話を聞く
同学年に友人を多くもつよりもOB・OGや社会人と接点を積極的にもったほうが就活に有利になるケースは多くあります。
ぼっちの人たちは、他人とコミュニケーションをとるのが苦手という方たちが多いかもしれません。
しかし、憧れの企業の内定を勝ち取るには時にあざとくなり、OB・OGや社会人と交流を図り就活に必要な情報を集めることも自身のためになります。
同学年の友人と幅広くコミュニケーションをとっていたとしても、就活で役立つことはほとんどありません。
しかし、OB・OG訪問をし社会人と交流を図り人脈を掴めば、就活に欠かせない情報を入手することもできます。
もし、ぼっちで就活をするのは不安だと感じているならOB・OGや社会人と交流をもつことを意識してみるといいでしょう。
会社説明やセミナーに主体的に参加する
ぼっち就活ではどうしても情報が不足していることが多いため、会社説明会やセミナーにはできるだけ参加して企業分析に役立てましょう。
会社説明やセミナーに参加することで、その企業について、より深く知れます。自分とマッチしている企業がどうかはっきりさせるためには、できるだけ情報を集めることが大切です。
また、会社説明会では、企業の人に直接質問できる場が設けられていることもあります。自分の知りたいことを直接聞けるチャンスです。ぜひ活用しましょう。
親や先輩に頼ってみる
ぼっちの就活を乗り切るためには、孤独感との戦うことも重要になるでしょう。その対策としては、親や先輩に頼ってみる方法があります。
親や先輩は、過去に就活を経験しているため、人生の先輩という意味で頼りになります。親の場合は、あなたを小さいときから見てきているため、あなたの性格をよく知る存在です。あなたの長所も短所も把握しているでしょう。
ただ、親の場合は就職活動をしていた時代も違いすぎるため、就職に対する考え方も違うことがあります。就活事情を踏まえた相談先は、つい最近就活をしていた先輩がおすすめです。
ぼっち就活を手助けするサービスは?
ぼっちの強い味方になってくれるサービスがあることをご存じですか? 一人で就活を進めるのが不安という方は、企業説明会に足を運んだり就職エージェントの力に頼ってみるといいでしょう。
一人で就活を進めることは不安になりがちですが、ただうちにこもって悶々と一人で悩んでいてもいい結果を得ることはできません。
ぼっちで就活を進める時には、何よりも自信と行動力が必要です。
他人の目は気にせず、使えるサービスを積極的に利用していきましょう。
就活エージェントを利用してみる
一人で就活を進める方におすすめなのが就活エージェントです。
就活エージェントとは、就活のスタートから終わりまで手厚くサポートしてくれるサービスです。
就活を行う上で「自分に合った企業が分からない」「面接が不安」といった悩みにも就活の専門的な知識をもつキャリアコンサルタントがアドバイスしてくれます。
就活エージェントを利用することで正しい就活の進め方を知ることもできます。
自分に合った企業の選び方や面接対策のほかにも情報収集のやり方などもアドバイスしてくれるので、ぼっちの強い味方になってくれることは間違いありません。
就活において一人ですべきこと
誰かと一緒の方が心強いこともありますが、自分は欲しい情報収集が一緒に行動する相手に配慮することで、思うようにできなくなることもあります。
ここでは、就活において一人ですべきことについて紹介します。就活を充実させて、希望の就職先を目指すためにも、ぜひ参考にしてください。
OB・OG訪問
OB・OG訪問は、友人など複数で行くと、自分が聞きたい質問時間が少なくなってしまうことがあります。自分が聞きたい質問をじっくり聞く機会にするため、一人で参加した方が良いでしょう。
OB・OG訪問では、その企業で働いている人の生の情報が手に入ります。誰でも聞けるものではないため、貴重な質問時間にすることに専念してください。
会社説明会
会社説明会は、友達参加していると、遊び感覚で来たのかと思われてしまうことがあります。参加しているときの態度にもよりますが、「公使の区別がつかない人では?」と企業側に悪印象を与えてしまうため、複数での参加は辞めた方が賢明です。
また、一人で参加した方が企業の話に集中できます。友達がいるとどうしても、気が散ってしまう面はあるでしょう。
最終的な判断
最終的な判断は、誰かに頼って決めるものではないでしょう。就活は自分の将来を決めるもので、その責任を負うのも自分です。
誰かの意見に流されて、就職後にその企業と自分がマッチしていなかった場合、後悔をすることになるでしょう。「こんなことになるなら、ちゃんと自分で考えて決めれば良かった」と思ってしまうのは非常に残念なことです。
自分が信頼を置いている人や、転職エージェントの意見などを参考にすることは大切が、最後は自分の頭で考えて、自分の気持ちを優先しましょう。
一人で抱え込まずに自信をもって就活を乗り切ろう
本記事では、ぼっちでも就活を成功させる秘訣を解説しました。
就活は、友人がいなければ成功できないというわけではありません。
就活でさらにも大切なのは、どのようにして情報を集めていくかという点です。
情報収集する方法は、企業説明会に足を運んだりインターネットを活用するなど多数あります。
自身の行動力が高ければ高いほど内定を掴むチャンスを掴めますので、ぼっちで就活するメリットに目を向け自信をもって就活を進めていきましょう。