HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
「インターンに参加する前に選考のポイントを知りたい」 「インターン選考に参加しているけれどなかなか通らない」 こうした悩みを抱える就活生。
今回の記事では、そんな人に向けてインターンにおけるES、GD、面接のそれぞれのポイントを解説します。
インターンの選考の種類
インターンでは選考パターンがいくつかあります。
代表的なものは4つあります。
次にこの1~4の対策方法について解説していきます。
エントリーシート(ES)のポイント
インターンシップのESでは「学生時代頑張ったこと」「インターンシップの志望理由」「自己PR」が問われることが多いです。
インターンは就活に向けて早めに動き出している学生が多いです。
インターンの選考では、志望度よりもその人自身の能力の評価に重きを置いて、それを確認する質問が多いことが特徴です。
また、エントリーシートを基に面接が行われることが多いので、面接を意識して書くことが必要になります。
・意識するポイント 伝わりやすい文章構成・誤字脱字がないようにすることを意識しましょう。
多くの人がサマーインターンをきっかけに初めてESを書くようになりますが、その際に普段使っている話し言葉などの間違った表現が含まれていることがあります。
普段意識せず使っていることから自分でミスを見つけるのは難しいため、先輩や社会人に文章を一度添削してもらうことが有効です。
ESの詳しい書き方「学生時代頑張ったこと」「自己PR」等の書き方は以下の記事を参考にしてください。
WEBテスト・筆記試験のポイント
WEBテストや筆記試験はエントリーシートの通過後、もしくは同時に課されることが多いです。
テストの種類は「SPI」「玉手箱」がよく使われますが、「GAB」や「企業独自の試験」を実施しているところもあります。
事前に参加したいインターンシップのテスト形式を調べておきましょう。
・意識するポイント 本選考でも受けることになるので早めの対策が必要です。
自分が受ける企業のテストの形式を調べてからその対策をしましょう。
人気のインターンではテストの合格ボーダーも高く、高学歴でも落ちることがあるのでしっかり準備することが大切です。
グループディスカッションのポイント
グループディスカッションはESの後に行われる場合とESを介さず1次選考として行われるパターンが多いです。
選考初期で行われることが多いですが、後半に行われることもあります。
・意識するポイント グループディスカッションでは選考官が評価するポイントと逆に評価されないポイントを理解することが通過するうえで重要になります。
また、グループディスカッションのお題によって議論を進める方法も変わってくるのでテーマごとの攻略方法を押さえることも必要です。
面接(集団・個人)のポイント
面接は比較的後半に行われることが多い選考です。
形式は日系大手企業やベンチャー企業によって異なることが多いです。
日系大手ではスーツを着てしっかりした雰囲気で行われることが多いですが、ベンチャーでは私服を着てフランクな雰囲気で面談をすることもあります。
面接は、エントリーシート(ES)やエピソードの深堀を通してその人の能力や志向性を見極める目的で実施されます。
企業によって見られているポイントは違いますが、押さえるべきポイントを集団面接と個人面接に分けて解説します。
<集団面接> 大手企業や人気企業のインターンでは募集人数が多いため、集団面接を行うことが多いです。
集団面接の特徴として、人数が多い分一人当たりの時間が少なくなる傾向があります。
この特徴を踏まえたうえで意識するポイントを解説していきます。
・意識する2つのポイント ①ハキハキした大きな声で話す グループ面接では1人当たりの時間が少ないことから、第一印象が重要になります。
選考官は1日で多数の面接をすることが多く、学生のことをあまり覚えていないということが往々にして起こります。
面接の一言目から元気よく声を出しましょう。
②結論ファーストで話す、長々と話さない 集団面接では短時間でのコミュニケーションが要求されるため、結論ファーストの解答は必須になります。
自分がどうしても伝えたいエピソードがあるときは、「この部分は少し詳しく話したいのですが、お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」といったように一言挟むようにしましょう。
コミュニケーション能力を示した上でエピソードを語ることができます。
<個人面接> ベンチャー企業や小規模でインターンを開催する企業は個人面接(面談)を実施することが多いです。
個人面接は集団面接とは対照的で、1人当たりにかけられる時間が多いので入念な準備が必要になります。
・意識する2つのポイント ①ESの内容について深堀をしておく ESの内容は集団面接でも触れられることが多いですが、個人面接ではより深く聞かれる傾向があります。
どこを質問されても答えられるように、ESを書く前の自己分析を徹底しましょう。
②ES内容以外の自己理解を深めておく 個別面接は時間が長いため、質問内容がESに書いてあること以外にも及ぶことがあります。
例えば、「幼少期はどんな子だったか」「中学時代の部活は何か」など人生を通しての質問が増えてくる傾向にあります。
モチベーショングラフや自分史などを用いて幼少期からの経験を振り返ることが有効です。
インターンの面接も基本的に本選考での面接対策とやることは変わりません。
まとめ
今回はインターンシップの各選考におけるポイントを解説しました。
選考の種類を問わず、早めの準備を心がけましょう。
インターンシップの選考を通して練習を積んでおくと、本選考にも役立てることができます。