インフラ業界の志望動機!業界が求める人材や志望動機の例文を紹介!

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はじめに

インフラ業界は仕事のやりがいがあり、働くうえでの魅力も多く、昔からとても人気のある業界です。

そのため、就職活動においても希望者が多いのが特徴で、職種によっては倍率が高いものも珍しくはありません。

企業に採用してもらうためには書類選考や面接に受かることが必要となりますが、その要となるのが志望動機です。

採用担当者に好印象を与える志望動機を書くためには、業界研究が必須になります。

まずはインフラ業界の種類について具体的に解説をしていきましょう。

【インフラ業界の志望動機】インフラ業界の志望動機で悩む理由は?

インフラ業界志望だけど、志望動機が書けない…となったときは、まず書けない・思いつかない理由を探りましょう。

志望動機に困る理由がわかれば、自然とその理由を解決するための対策も見えてくるものです。

その結果、採用担当者に響く良い志望動機が書けるはずです。

まず、インフラ業界の志望動機で悩む理由は、次のことが挙げられます。

・業界理解不足

・目的意識不足

では、具体的にどのような点が原因になっているのか、詳細をチェックしていきましょう。

業界理解不足

インフラ業界の志望動機に迷うのは、まず、業界への理解が不足しているからです。

インフラ業界という業界を詳しく知らなければ、どのような仕事や役割があり、どのような問題点や課題があるのかわからないものです。

そういった詳しいポイントを理解せずに志望動機を書こうとすると、「興味があるから」などのどの業界にも当てはまる志望動機になってしまいます。

詳細は後述していきますが、志望動機は、インフラ業界の概要をチェックしたうえで書くことが望ましいでしょう。

「〇〇という課題を解決するためにインフラ事業に携わりたいと感じた」などの具体的な志望動機が作成できるように、業界研究は怠らないようにしましょう。

目的意識不足

インフラ業界を志望するうえで志望動機・理由がうまく作成できないときは、目的意識不足の可能性も考えられます。

自分自身がどのような価値観や意見、目的をもってインフラ業界で仕事をしたいのか、目的意識が不明確ということです。

業界に携わってどんなことを得たいのか、目的がわからなければ志望動機が書けないのも当然でしょう。

まずは業界研究や自己分析を通じて自分自身の目的意識を明らかにし、その内容に基づいて志望動機を書くことが重要です。

そのためインフラ業界の志望動機が目的意識不足によって書けないときは、一から志望動機の書き方を確認すると良いでしょう。

【インフラ業界の志望動機】インフラ業界の概要

どのような業界を志望する場合でも、事前にその業界についての知識を充実させておくことは重要といえます。

そのためここからは、インフラ業界の志望動機を書くためにチェックしておきたい、インフラ業界の概要を解説していきます。

インフラ業界とは具体的にどのような業界なのか概要を整理したうえで、インフラ業界の種類、最新動向などをチェックしていきましょう。

インフラ業界とは?

インフラ業界を志望する際には、そもそもインフラとは?となる人は意外と少なくないでしょう。

まずインフラとは、インフラストラクチャー(Infrastracture)の略称であり、社会基盤を支えるシステムや技術を指します。

そのためインフラ業界は、インフラを建設したり管理したりすることを主な事業としています。

具体的には、インフラとは道路や橋、鉄道、空港、ダム、水道、電力、通信などが挙げられます。

インフラ業界では、これらの施設を建設したり、維持管理をおこなったりするのが特徴です。

【インフラ業界の志望動機】インフラ業界の種類

インフラは英語の「Infrastructure(インフラストラクチャー)」を簡略化した言葉です。

主に、社会全体で共有される公共的、公益的な設備や施設、構造物などを指しますが、広義には暮らしに欠かせない公共的な施設を指すこともあります。

私たちの日常生活は、このような多くのインフラ事業によって支えられていますが、中にはあまりピンと来ない方もいるかもしれません。

インフラ業界にはさまざまな分野の企業が存在していますので、ここでは代表的なものをいくつか紹介します。

エネルギーインフラ

エネルギーインフラとは、国民の生活に欠かせない電気・ガス・石油などのエネルギーの生産や供給に関わる設備・施設などを指します。

これらのエネルギーの提供に関わる業界がエネルギーインフラ業界です。

具体的には、燃料調達や発電、ガスの供給なども行っており、グローバル規模で活躍している企業が多いのも特徴です。

また最近ですと、在宅ワークが普及した影響により家庭での電力やガスの消費も増え、エネルギー需要はますます高まっています。

これらの必要なエネルギーを安定供給することで、エネルギーインフラ業界の企業は高く安定した収益を得ることができるのです。

また、昨今のエネルギー問題もあり、多くのエネルギーインフラ業界の企業がSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みや研究開発を積極的に行っています。

このようにエネルギーインフラ業界は人々の生活を支える分野であるのと同時に、これからの地球の未来を担う要となる分野であると言えるでしょう。

交通インフラ

交通インフラとは、国民の交通や物流を支えるために必要なインフラです。

大別すると道路・鉄道・空港・港湾の4つに大きく分けられています。

具体的には、電車、バス、飛行機などの公共交通機関ですが、乗り物だけではなく運行に必要な線路や道路、湾港、空港などの施設も挙げられます。

これらのインフラは、国民一人ひとりの日常生活を支えているだけではなく、ありとあらゆる経済活動の基盤であると言っても過言ではありません。

また、交通インフラ業界は分野や職種も細分化されていますので、職業選択の幅の広さも魅力の一つと言えます。

例を挙げると、航空会社は操縦士のほかに客室乗務員や地上勤務スタッフ、事務職員や営業職、整備士などさまざまなスキルを持った人材で構成されています。

業界ごとに多種多様な部門がありますので、業界研究を行い、自身の特性に合わせた職種を見つけて応募をすることができるでしょう。

空間インフラ

空間インフラとは河川の橋や堤防、沿岸部の水門などの公共施設や建物を指しています。

そして、これらの公共施設や建物、沿岸施設の管理を行っているのが空間インフラ業界です。

これらの施設は暮らしの安全に関わるものも多く、特に災害時には災害を食い止め、人や町を守る役目を果たすこともあります。

特に昨今はさまざまな災害が起きているため、全国の自治体が国の支援などを得て空間インフラの増設や改修などに取り組んでいます。

また、現在は高度成長期に作られた空間インフラの老朽化が問題となっており、今後の管理や更新、立て直しなども必要です。

このように、いくつもの課題を持つ空間インフラ業界ですが、防災対策というものは常に行わねばならないため、半永久的に仕事の受注が見込めるといっても過言ではありません。

空間インフラ業界はこれからも需要が高まる業界と言えるでしょう。

生活インフラ

生活インフラとは、私たちが快適な生活を送るために必要なインフラのことです。

ごみ処理や上下水道はお馴染みですが、電話やインターネットといった通信系まで含まれます。

このように、さまざまな分野がある生活インフラですが、生活インフラ業界ではこれらの多種多様なサービスの提供を行っています。

生活インフラ業界は交通インフラ業界と同じように、携わる分野や職種の幅が広いのが特徴です。

企業によっては多様なセクションが用意されていることも多いため、自身に合った職種を探すことができるでしょう。

また、生活に密着している分全国各地に事業所が点在するので勤務地が都市部などの特定の地域だけではありません。

そのため、地方都市にある地元や自身の居住地など、都市部以外での就職を希望する方には働きやすい環境であると言えるでしょう。

インフラ業界の最新動向

インフラ業界について理解を深める際は、インフラ業界の最新動向も積極的に把握する必要があります。

インフラ業界では、近年次のような動向が見られます。

・スマートシティーの普及

・人手不足の解消への取り組み

・海外展開の拡大

では、それぞれどのような動向や事情が見られるのか、詳細をチェックしていきましょう。

スマートシティの普及

インフラ業界では、近年スマートシティ構築が進んでいます。

スマートシティーとは、最新のIT技術を取り入れることによって実現する、最適化された都市計画を指しています。

デジタル技術の発展に伴い、私たちの生活利便性は日々向上しているのが特徴です。

その利便性向上を、交通やエネルギーなどさまざまなインフラにも反映し、都市ごと便利な構造を作るのがスマートシティにあたります。

具体的には交通渋滞の解消やエネルギー利用の効率化などが挙げられます。

SDGsに沿って、より快適で持続可能な都市の実現が近年求められているといえるでしょう。

そのためインフラ業界に就職すれば、最先端の技術にも触れつつ、生活をより便利にするインフラの管理に携われる可能性があります。

人手不足の解消への取り組み

人手不足は多くの業界で深刻な課題となっていますが、インフラ業界においても人手不足は例外ではありません。

特に建設業は人手不足の問題が著しく進んでおり、原因には少子高齢化や多様化による就職先選択肢の増加、業務のきつさなどさまざまなことが指摘されています。

そのためインフラ業界では労働力不足解消のために、省エネルギー化や総合的な業務効率化の取り組みが進められています。

たとえば建設現場では、ロボットやドローンを活用したり、施工管理のITシステムを導入したりする対策が挙げられます。

特にデジタル技術の導入・活用は、多くのインフラ企業で急務となっているポイントです。

そのためデジタルネイティブ寄りな世代は、人手不足が進むインフラ業界でも、積極的に活躍できると考えられます。

海外展開の拡大

近年インフラ業界は、海外展開の拡大が目覚ましくなっています。

海外展開が進む理由は、国内市場が飽和状態に陥っており、一方で発展が進む海外での需要が高まっているためです。

特に発展が著しいアジア地域・アフリカ地域は、インフラ供給が急務となっています。

そのため国内では、多くのインフラ企業が近年海外進出を果たしています。

アジア諸国・アフリカ諸国の発展は目覚ましいものがあり、今後もその勢いは衰えないでしょう。

したがって国内のインフラ業界の海外展開は、今後もますます進むといえます。

そのためインフラ業界を志望する際に語学スキルのある人は、海外の仕事で活かせる可能性があるため、積極的にアピールしたいところです。

【インフラ業界の志望動機】志望動機を作る3step

インフラ業界は生活や経済活動に必要なインフラを提供するため、長期的な需要があり景気に左右されずに安定している業界です。

さらに、市場の独占率も他業種より高いため、大手企業が多く福利厚生などの保証が手厚いことも特徴です。

このようなメリットにより就職希望者も多く、その中から採用されるには他者よりも光る志望動機がカギとなります。

志望動機は書類選考のみならず面接でも強い印象を与えますので、しっかりと時間をかけて丁寧に作ることが大切です。

それでは、志望動機を作るうえで重要なポイントをいくつか押さえていきましょう。

step1:どんなことを成し遂げたいかイメージする

インフラ業界の志望動機が書けないときは、まず、どのようなことを成し遂げたいのか自分のビジョンを整理しましょう。

未来志向でイメージを固めることが、志望動機を固める第一歩です。

なりたい自分や将来的な目標を具体的にイメージし、志望動機を作成するヒントにしましょう。

また、成し遂げたいことが見つからないときは、以下のように成し遂げたいことの例を参考にするのもありです。

成し遂げたいことの一覧

インフラ業界で成し遂げたいことを考えるときは、いくつかの成し遂げたいことの例をチェックしておきましょう。

インフラ業界は人の暮らしに直結する仕事のため、安定性や将来性の高さが魅力です。

そのため安定性や将来性、ほかには給料面での待遇、福利厚生を見てインフラ業界を選ぶ人は少なくありません。

しかしそういった点からインフラ業界を選ぶと、成し遂げたいことが見つかりにくくなります。

正直安定性重視でインフラ業界を選んだので、成し遂げたいことがわからない…となったときは、以下の一例を参考にしてみてください。

・持続可能な社会への貢献

・国際的にも大きな問題となっている環境課題の解決に携わりたい

・インフラの国際的な拡大を目指したい

・減災重視で安心できるインフラを整備したい

このような一例を参考に、成し遂げたいこと、興味のあることを整理してみましょう。

step2:どうして成し遂げたいかを考える

成し遂げたいことを考えるときは、あわせてどうして成し遂げたいのか、理由や動機を見つける必要があります。

漠然と「環境問題を解決したい」と伝えるのみでは、薄っぺらく抽象的な印象があるからです。

「本当に成し遂げたいのかな」「取ってつけた志望動機ではないのか」と採用担当者には感じられてしまうでしょう。

人が何かを成し遂げたい、目標を達成したいと感じるときには、自分自身が体験したことが関係している場合が多いです。

そのため原体験をもとに、成し遂げたい理由・動機を考えてみましょう。

step3:企業を選んだ妥当性を見つける

志望動機は、なぜその企業なのかが明らかでなければなりません。

企業の数は多いため、志望先企業はなぜ応募してきたのか積極的に知りたいと感じるでしょう。

そしてその妥当性がはっきりしている学生ほど、採用したいと考えるはずです。

企業を選んだ妥当性は、成し遂げたいことを達成するための環境としてなぜその企業である必要があったのか明らかにしましょう。

曖昧で、ほかでも使いまわせるものだと、企業からの印象は悪くなるため注意が必要です。

企業研究ではIRや中期経営計画を読もう!

インフラ業界への志望動機作成の際は、企業研究のなかでIRや中期経営計画を読むことが大切です。

IR(Investor Relations)とは、株式や投資家に向けて企業を知ってもらうために用意された情報です。

中期経営計画は、3~5年度をめどに、企業の目指すところを明確な数値で目標設定したものを指します。

IRや中期経営計画では、企業ごとに力を入れているセグメント、将来的に拡大したい事業、研究内容などがわかります

同じインフラ業界の競合他社でも、将来的なビジョンや方向性がまったく異なることは珍しくありません。

そのためIRや中期経営計画をチェックし、企業への理解度を高めることは忘れないようにしましょう。

【インフラ業界の志望動機】伝わりやすい志望動機の構成

自己分析や企業研究を終えていよいよ志望動機の作成となりますが、書く際に気を付けねばいけない点もあります。

採用担当者は応募者から送られてくる大量の履歴書やエントリーシートに目を通さなければならない状況です。

忙しい最中に読みにくい文章を目にすれば、じっくりと読むことができないうえに心証も悪くなりがちです。

ここでは、志望動機を書くにあたり、どのような書き方をすれば好印象を残すことができるのかを詳しく解説していきます。

結論

伝わりやすい志望動機を書くためには、まずはじめに結論から書くことがポイントです。

なぜなら、要点も簡潔でわかりやすいうえに、読み手をファーストインプレッションでグッと文章に惹きつけることができるからです。

ここでの結論とは、志望理由そのものになりますが、先に行った自己分析での就活の軸を関係させて書くと良いでしょう。

そうすることにより、自身のバックグラウンドや熱意、気持ちが読み手に伝わりやすくなります。

また、採用担当者は人を見るプロでもありますので、ここで心にもないことを書いてしまうと後々面接の際の受け答えでつまずいてしまうかもしれません。

自身を大きく見せるのではなく、自己分析や企業研究で得た知見をもとに、誠実な気持ちで書くのが大切です。

根拠

志望動機の冒頭に結論を書くと、読み手は当然理由が知りたくなります。

そのため、冒頭で提示した結論の次にはその根拠を述べることがポイントです。

ここでは、就活の軸を形成するに至った自身のエピソードと企業研究の成果を述べることをおすすめします。

そのためには、希望する企業をなぜ志望するのか、また自分はどのように貢献して行きたいのかを明確に述べる必要があります。

そうすることにより、採用担当者に対してどれだけ丁寧に企業研究を行ったかを伝えることができるからです。

自分が何者であるかということと、会社がどのような業務を行っているのか、提供しているサービスの魅力や影響などを具体的にすることで、聞き手に対して説得力が生まれるでしょう。

展望

結論を書き、根拠を述べた後、次は展望について述べることがポイントです。

企業研究で得た会社の事業内容を踏まえて、入社後に自身の能力を活かしてどのような貢献を成し遂げたいかについて述べていきます。

その際にこの企業ではないといけない必然性や企業の独自性を絡めると、採用担当者に対して企業研究をしていることをアピールできておすすめです。

また、展望については形式的な文章にならないように、しっかりと自身の気持ちが伝わる内容にすると良いでしょう。

そうすることにより、面接時には心の込もったプレゼンを行うことができるため、採用担当者の心にも響き、印象に残りやすくなります。

また、展望は漠然と述べるのではなく具体的にしっかりと書くことで、入社後のビジョンを明確に持っているということも示すことができます。

【インフラ業界の志望動機】インフラ業界が求める人材

インフラ業界は分野も職種も幅広い業界です。

しかし、人々の生活基盤の維持や安全に関わる重要な役目を担っていることはどのような分野においても共通です。

昨今はIT化によってさまざまな新技術が登場し、また地球規模での災害のニュースを目にする機会も増えるなど、世の中の動きが変わってきました。

人々の暮らしも在宅ワークが普及し、エネルギー需要や情報インフラに対する関心が高まるなど、ここ数年で大きな変化が見られます。

移り変わる世の中で、インフラ業界ではどのような人材を求めているのでしょうか。

柔軟な発想力がある人

デジタル化などによりインフラ業界は変革が進んでいます。

具体例を挙げると、空間インフラ業界ではドローンを活用し、従来では危険であった作業の安全効率を高めるなどの企業努力を行っています。

交通インフラ業界においては、従来は窓口で行っていた予約受付業務などをデジタル化し、顧客が自宅にいてもオンラインで手軽に手続きができるようになりました。

このように、さまざまなテクノロジーが日進月歩で進化しており、人々の暮らしもめまぐるしく移り変わっていきます。

流動的に変化する世の中で、人々はどのようなニーズを持っているのかを察知できる力は大切です。

人々の暮らしの根幹を支えるインフラ業界では、既存の枠組みにとらわれない柔軟な発想ができる人材を求めています。

責任感がある人

インフラは社会の基盤であり、生きるうえで必要不可欠なサービスです。

防災や安全に関わる建造物の管理や維持は、恒久的になされなければなりませんし、ガスや電気が止まると日常生活は立ちいかなくなってしまいます。

さらに、交通インフラが麻痺してしまうと経済活動の維持が困難となり、上下水道が機能を失えば健康面にも悪影響が及ぶでしょう。

このように、人々の生活や社会全体を維持するためには一つでも欠かすことができないのがインフラであり、それを途切れずに供給・管理維持を行うのがインフラ業界です。

そのため、インフラ業界では各分野のインフラを安定して供給できるように、責任感を持って仕事に取り組むことができる人材を求めています。

【インフラ業界の志望動機】志望動機の例文

ここまで、業界研究や自己分析、企業研究について解説をしてきました。

これらを深く掘り下げることにより、自身の就職の軸や企業研究の成果が反映された志望動機の作成ができるようになるでしょう。

最後にインフラ業界の志望動機の例文を掲載いたします。

志望動機は書類選考のみならず、面接でも問われるものとなりますので、時間をかけてじっくり丁寧に作成することが大切です。

これらの例文を分析し、自身の魅力や思いが伝わるオリジナルの志望動機を作成するのにぜひ参考にしてみてください。

交通インフラの志望動機の例文

私が貴社を志望した理由は、交通インフラを通じて日本の生活を豊かにしたいと考えるからです。

理由は学生時代に発展途上国へ留学した経験から、生活の豊かさは交通インフラによる物流が関係していると気が付いたことです。

急速な経済発展を遂げている国でも、交通インフラが整備されていないと渋滞や大気汚染を引き起こし、国民生活や健康に支障を来してしまいます。

また、物流にも悪影響が生じ、物流コストが上昇するなど、経済面での深刻な影響があります。

帰国して改めて、日本の経済の発展は交通インフラによって支えられていると実感しました。

中でも貴社の取り組みは、日本の交通インフラ業界、および海外へのインフラ輸出においても重要な役目を担っています。

私が貴社でご採用いただくことができましたら、交通インフラの面から人々の生活水準の向上と経済発展にアプローチさせていただきたい所存です。

エネルギーインフラの志望動機の例文

私が貴社を志望した理由は、エネルギーインフラを通じて人々の生活の基盤を支えたいと考えるからです。

そのきっかけとなったのは、震災での被災経験でした。

生活基盤が失われると人々の日常生活のみならず、心身には悪影響も生じ、世の中の経済活動も停止してしまいます。

余震が続く中不安な気持ちで電気やガスのない生活を数日間経験し、改めて生活基盤の重要性に気付かされました。

やがて生活基盤が復旧した後、私は日々の暮らしを支えてくれている人たちへの感謝の気持ちで一杯になりました。

関東最大手の貴社へ入社できた暁には、この震災での経験を活かし、より多くの人々の生活基盤を責任感を持って支えていきたいです。

そして、今日に至るまで私の暮らしを支えてくださった貴社へ恩返しができますよう、一所懸命に仕事に励みます。

おわりに

インフラ業界は、人々の生活基盤の維持や安全、社会基盤の維持にも関わる重要な役目を担っています。

分野もさまざまに分かれており、職種の幅が広いのが特徴です。

そのため、同じ分野であっても各企業によって雇用形態や労働条件なども異なりますので、企業研究は必須となります。

また、自己分析を入念に行い、自身がどの分野に合っているのか、どの職種で貢献していきたいのかを知ることも大切です。

多様なインフラ業界ですが、人々や世の中の安全を守る仕事となりますので、とてもやりがいを感じることのできる業種と言えるでしょう。

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