就職活動が辛い!そういう時こそ見てほしい原因と対処法を徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就活が本格的に始まり最初は高いモチベーションを保ち、色々な企業にESを送ったり面接を受けたりしていたと思います。

しかし、うまくいかず全く内定がもらえないとなると少し不安になりますよね。

その上周りの友達がどんどん内定をとって就活を終えていくと自分だけが取り残されたような感覚に陥り、より辛くなることもよくあります。

この記事はそんなあなたにこそ読んで欲しい内容です。

就活に辛いと感じるのはなぜなのか、原因と対処方法を徹底解説していきます。

さらに具体的なおすすめの就活の戦略変更の方法や、躓いているポイント別の解説も用意しています。

就活が少しでも辛いと感じているのであれば、1度この記事を最後まで読んでみてください。

【就職活動が辛い!】どういう時に辛いと感じる?

まずは就活であなたが辛いと感じているのは具体的にどのような時なのかを振り返ってみましょう。

ここでは「友人と比べてしまう」「やりたいことが見つからない」「選考を通過できない」「休む暇がなくてつらい」「ストックがどんどん減っていく」「孤独でつらい」の6つに分けて考えられる辛い理由と対処方法について説明していきます。

友人と比べてしまう

どうしても人間は周りと比べてしまう悪い癖があり、このことがあなたを辛くしていることが多いです。

大学の周りの友人が次々と内定を獲得していく中、「やっぱり自分は友人よりも劣っているから内定が取れないんだ」と悲観的になりがちです。

いつもは楽しく一緒に過ごしていたはずの友人たちが、就活を始めた瞬間からライバルに見えてくる人もいると思います。

このように自分の身近な人、友人と比べてしまうことは結果、良くない感情を引き起こすことが多く、就活が辛くなってしまいます。

人それぞれスピードは異なる

人と比べることはやはり人間ですので避けられないと思います。

しかし、早く内定を獲得することがそんなに凄いことなんでしょうか?

内定を獲得するのが遅いとダメなんでしょうか?

結論は「内定は早くても遅くても獲得できれば同じ価値を持ちます」

大事なことは「就活に一生懸命取り組めたのか」です。

受けている業界が違えば選考のスケジュールも違いますし、内定が出るタイミングも違います。

就活の目的は早く内定をもらうことではなく、自分と向き合いしっかりと成長し、自分に合う企業に入社することです。

別に他の人に比べて遅くても問題ありません。

別に要領よく早めに内定を獲得できなくてもいいんです。

人にはそれぞれにペースがありますので、あなたも焦らず自分のペースで就活を進めていきましょう。

やりたいことが見つからない

この「やりたいこと」を見つけることはもの凄く難しいことです。

就活でも、ESや面接でしっくりくる志望動機が書けないのもこの「やりたいこと」が見つかっていないからです。

志望動機が自分の中で満足した内容を書けないとやっぱり就活に身が入らず、周りの就活生との熱量のギャップができてしまい、それを辛いと感じる人は非常に多いです。

将来どんな人間になっていたい?

この「やりたいことが見つからない」は非常に難しい問題ですが、一度複雑に考えることをやめてもっとシンプルな頭で考えてみましょう。

「やりたいことを見つける」のではなく「将来どんな人間になっていたいか」を考えてみましょう。

「将来は独立してフリーランスになりたい」「趣味を仕事にしたい」「どこでも通用するスキルをもちたい」「大きな犬を飼いたい」などなんでもいいです。

それを決めた時に「じゃあそうすれば将来そうなれる?」を考え、キャリアプラン、ライフプランを逆算していきましょう。

「将来フリーランスになるにはどうすればいいのか?」「どこでも通用するスキルとは今はどんなスキルなのか?」「犬を飼うのであれば在宅の仕事がいいな」となってきます。

そうすれば今受けている業界や企業で本当に良いのか、方向転換の必要があるのかが自分の中で明確に分かってくると思います。

「やりたいこと」ではなく「将来どうなりたいか」を考えることで気が楽になり、自然と自分のキャリアプランが浮かんでくるはずです。

選考を通過できない

はり就活ではESや面接などの選考は避けられません。

選考を何度も受ける中で「お祈りメール」を何度も受信していると自信を無くし辛くなります。

最初のうちは「切り替えて次の企業を受けよう!」と前向きになれていたものの、10社20社受けていく中で何度も選考に落ち続けると、気持ちも比例して落ち続けてしまいます。

「あなたは選考に受からないダメな人間です」と否定されている気がしてより辛くなってしまいますよね。

練習が足りてない

事前にしっかりと内容を準備し、「企業に合わせた志望動機、自己PRも用意はバッチリ!」と意気込んで面接に臨むも不合格だとかなり落ち込みますよね。

もし、「このパターンが続くな」と感じたのであれば単純に練習が足りていないのかもしれません。

事前にしっかりと文章などで志望動機や自己PRを用意していたとしても、選考の面接でうまく面接官に伝わらないと全く意味がありません。

頭の中では完璧でもいざ本番、面接官がいて緊張からうまく自分の言葉で伝えることができていない可能性が高いです。

その場合はうまく言語化し相手に伝える練習をするだけで、飛躍的に選考の通過率は上がってくるに違いありません。

あなたがしっかり準備していることを面接官にうまく伝えられないのは勿体ないです。

しっかり練習してあなたの思いを言語化できるようになりましょう。

休む暇がなくてつらい

就活って一度始まると内定がもらえるまで終わりが見えないですよね。

合同説明会、会社説明会、面接、履歴書、ES、日程調整、さらにバイトをしている場合もあり休む暇が全くない学生が非常に多く、ストレスを感じているのではないでしょうか。

このようにずっと就活のことを考えていると精神的にも辛いですし、毎日行動していると肉体的にも疲労が溜まり辛くなってきます。

その上なかなか内定がもらえないとなると、余計に辛くなって負の連鎖が続いてしまいます。

就職活動をしっかり行っている証拠

休む暇がないということは就活にしっかりと取り組めている証拠です。

周りの友人が遊んでいる間にも就活に取り組むあなたは素晴らしいです。

しかし、日程がタイトでどうしても精神的、肉体的に辛くしんどくなってしまう時が必ずやってきます。

そんな時は「この辛さが今の自分を成長させてくれている!」「今日の面接を乗り越えたらきっと精神的に強くなれる!」「今の辛さは成長痛みたいなもの!」とポジティブに考えることで乗り越えましょう。

この考え方は必ず自己成長に繋がります。

それに加え、「三日連続で就活したら甘いものを食べる」「ES5枚書いたら好きなテレビを見る」など小さなご褒美を設定しモチベーションを上げるのも手段の一つです。

この辛い時期の過ごし方は社会人になってからも重要なポイントです。

しっかり自己成長し、時々振り返りながら日々の就活を行うようにしましょう。

ストックがどんどん減っていく

就活を始めた頃は受けている企業が多くあり、一つ二つ選考に失敗しても気にはなりませんでした。

しかし、それが続くと受けて選考中の企業がどんどん減ってきて「どうしよう。

この企業落ちたら選考中の企業があと三つしかないよ」という事態に陥ります。

そうなると、どんどん焦ってきて不安になって辛くなってきます。

その上、焦っていると選考で力が入りすぎて失敗したり、面接で頭が真っ白になったりと負の連鎖が続いてしまいます。

まだ自分に合う企業が見つかっていないのかも

あなたが今受けている業界や企業が本当にあなたに合っているのでしょうか?

もしかすると企業とのマッチングがうまくいっていないだけで、他の業界や企業であれば内定がもらえているのかもしれません。

あなたが今受けている企業の選考に対して120%の力で臨んでいるのに通過できないのであれば、その可能性が高いと言い切れます。

この場合は「選考で落とされた。

またダメだった。

どうしたらいいの。

」と悲観的に思うのではなく「この企業とは合わなかったんだ。

ミスマッチが起こらなくてよかった」と考えるようにしましょう。

企業の採用担当者も「優秀で熱意のある人材だけど、うちの会社の社風に合うのかな?」の目線で就活している学生を見ています。

不合格=否定ではなく、不合格=相性が合わなかったと考えるようにしましょう。

孤独でつらい

就活とは1人で孤独にやるもの。

というイメージはありませんか?

実際、普段の大学生活の時のように友人とワイワイ勉強する、グループワークする、お昼ご飯を一緒に食べるということは就活が本格的に始まるとなくなります。

1人で会場に向かい、1人で説明を聞き、自宅に帰ってES、履歴書を作り、また1人で選考に行くようになります。

確かに圧倒的に1人の時間が増え、相談する機会、情報共有をする機会は減り孤独に感じます。

人間は孤独が何よりも辛いです。

しかし、そんな孤独を救ってくれる存在があります。

相談相手は友人・家族だけではない!

就活が進むにつれて周りの友人は1人、また1人と内定をとり離脱していきます。

相談相手がさらに減ってきて、孤独に拍車がかかり辛さが増幅していくと感じるかもしれません。

なかなか家族に相談しても、思っているような回答は帰ってこず、より孤独を感じるようになってしまいます。

そんな時は、「大学のキャリアセンター」や「就活エージェント」を活用してみてはいかがでしょうか。

どちらも第三者として客観的な意見をくれますし、就活のプロでもありますので相談すれば的確なアドバイスも十分に期待できます。

もしあなたがより「就活エージェント」の方に興味があるようであれば、詳しく説明しているページがありますのでこちらから確認してみて下さい。

【就職活動が辛い!】おすすめのリフレッシュ!

就活が辛いストレスは日々の少しの心がけからリフレッシュすることができます。

ここではオススメの方法を「決まった曜日は完全にオフにする」「運動をする」「内省する」の3つに分けて詳しく説明していきます。

決まった曜日は完全にオフにする

就活によって朝が早くなったり、ES、履歴書を作成するのに夜遅くなったりと不規則な生活が続く場合もあり、精神的、肉体的に疲労が溜まり辛くなってしまいます。

そこでおすすめなのが「決まった曜日は完全にオフにする」方法です。

平日はどうしても就活の予定が入ってしまうと思いますので、土日のどちらかは最低でも完全にオフの日程を取るように心がけてみましょう。

この完全オフの日は自分の好きなことをするようにし、就活での辛いことを完全に忘れてしまいましょう。

そうする事で精神的にかなり楽になりますし、生活にメリハリが生まれます。

この方法のポイントは「曜日を固定すること」にあります。

規則正しい生活リズムに戻すことによって、朝きちんと起きれるようになり、それがうつ病の予防などにも効果を発揮してくれます。

運動をする

ここでは10キロランニングするとか筋トレをするなどの大袈裟な運動ではなく、エスカレーターを使わずに階段で登る、一駅分であれば歩いてみるといった「日常の運動」を積極的にしましょうという話です。

就活中はどうしてもパソコンの前にいる時間も増え、会社説明会、選考などでも座っている時間が圧倒的に増えます。

普段の生活の中から歩くことを意識することが「健康」だけでなく「免疫機能の向上」や「脳の活性化」など就活に大切なことにも繋がります。

20分散歩するだけでセロトニンという幸せホルモンが分泌されますので、ストレス解消にもなります。

内省する

内省とは「1人でぼーっとこれまでのことを振り返る」という意味です。

振り返るといってもぼーっと考える程度でOKです。

ポイントは「考えすぎない」「思いつめない」ことです。

部屋のベッドやお気に入りのソファ、ベランダでもいいかもしれません。

自分のお気に入りの場所でぼーっと振り返ることで、その時に気づけなかった客観的な感想や意見などが浮かんできませんか?

その客観的な目線は非常に大切で、新しいアイデアや考え方が生まれて来ます。

たまにこうして内省することで、就活の方向性などを自分に問いかけるとスッキリするので、是非取り入れてみて下さい。

【就職活動が辛い!】戦略を変えてみては?

なかなか選考でうまく行かない、内定がもらえないと悩んでいるのであればいっその事戦略を変えてみてはいかがでしょうか。

ここでは「オファー型」「マッチング型」「就職エージェント」の3つを新しい戦略として説明していきますので参考にしてみて下さい。

オファー型

聞きなれない言葉かもしれませんが、近年注目されている就活の新しい形の一つである「オファー型」を説明していきます。

この「オファー型」は従来の企業に学生が応募するスタイルではなく、就活をする学生がサイトにプロフィールなどを記載し、それを見た企業の採用担当者が学生にオファーを送る就活の形です。

様々な企業が登録しており、興味をもった学生に直接オファーを送るので、今まで応募してこなかった業界や企業のことを知るチャンスになり就活の視野が広がります。

その上、企業は自社との相性が良さそうな学生にオファーをしているので、選考の際でも今までよりも好印象の中で選考を受けることができ、次のステップへ進みやすい傾向にあります。

オファー型の他にスカウト型、逆求人型とも呼ばれることがあります。

マッチング型

マッチング型というと恋愛の何か?と思う人も多いかもしれませんね。

しかし就活でもこの「マッチング型」のイベントが多く開催され、たくさんの学生が参加しています。

この「マッチング型」ですがメリットは大きく分けて3つです。

「多くの企業と一度のイベントで話すことができる」「早期内定が出る可能性がある」「企業の担当者と気軽に話すことができる」の3つです。

イベントには多くの企業が参加しており、そこで多くの企業担当者とコミュニケーションを取ることができます。

そのため個別で会社説明会に参加するよりも就活を効率的に進めることができます。

それに加え、コミュニケーションを取った担当者があなたのことを気に入り高い評価をしてくれた場合、特別選考に招待されることもあり、短期間で内定を獲得するチャンスもあります。

基本的に企業の担当者は学生にリラックスして話を聞いて欲しいと思っています。

そのため、雑談やジョークなどで場の雰囲気を和ませ、時には一対一で話をすることもあります。

気軽に話をする中で、普段では聞きにくいことも聞くことができ企業研究にも繋がりますし、入社後のイメージをより明確に持つことで選考時に活かすことができます。

就活エージェント

「就活エージェント」という言葉は聞いたことがあると思います。

しかし、何をしてくれるのかは分からない学生が多くいます。

「就活エージェント」とは就活サポートのプロです。

あなたに専任のエージェントが付き、ES、志望理由、自己PRの書き方から面接対策の方法を0から教えてくれます。

その上、あなたにあった業界や企業を内定を獲得するまで何度でも紹介してくれますし、内定を獲得した後のフォローまでエージェントが責任を持って行います。

あなたと一緒に厳しい就活戦線を戦ってくれるパートナーのような存在です。

もし少しでもこの「就活エージェント」が気になった場合は、専用の特別招待ページがありますのでこちらを確認してみて下さい。

【就職活動が辛い!】どこで躓いているのか振り返ってみよう

漠然と「就活うまくいかないなー」と思っているだけでは、原因が全く分かりません。

あなたは一体どこで躓いているのかを一度振り返ってみましょう。

躓いている原因がわかれば対策方法も見えてくるはずです。

ESが通らない

就活最初の難関は「エントリーシート」です。

一昔前では学歴による足切りなどもあったようですが、近年は学歴ではなく学生個人の力を見て判断する企業がほとんどです。

ここではなぜESが通らないのかを徹底的に掘り下げて見てみましょう。

自己分析不足

ESを作成する要素として「自己PR」「志望動機」「学生の時に力を入れて取り組んだこと(ガクチカ)」が三大要素として挙げられます。

そのどれもがこの「自己分析」なしには充実した内容は書けないようになっています。

「自己PR」では自分の長所をアピールする必要がありますが、この「自己分析」を十分に行えていない場合、長所をアピールするための具体的なエピソードが薄くなってしまいます。

「志望動機」「ガクチカ」に関しても、なぜそう思ったのかに対する具体的なエピソードがないと「この学生はどこの企業に行ってもこの話をしているんだろうな」「誰にでもあるエピソードに聞こえるな」と面接官から思われてしまい、マイナス評価になってしまいます。

あなたの経験なので「自己分析」をして、具体的なエピソードを最低でも3つは持っておくようにしましょう。

業界研究・企業研究不足

面接で「なぜこの業界を目指されたのですか?」という質問は定番で、それに対する答えは用意していても「なぜ同じ業界で〇〇社ではなく弊社を受けようと考えられたのですか?」との質問にうまく答えられない学生が非常に多いです。

この質問に答えるためには事前に「業界研究」と「企業研究」が必須で、面接官はそれを求めています。

この「業界研究・企業研究」ですが、単に面接にスムーズに答えるためや志望動機の内容を充実させるためだけが目的ではなく、企業研究をしっかりすることで「御社にこんなに入社したい熱意があります!」と伝えることができます。

このことは面接時非常に大切で、同じ評価の学生が2人いれば当然熱意のある学生を採用することは目に見えています。

「業界研究・企業研究」は思っているよりも重要なので、志望度が高い企業は特にホームページや採用ページなどでしっかり予習するようにして下さい。

ES添削不足

ESをやっとの思いで作り、ほっとしてそのまま提出しようとしていませんか?

ESは本当にその内容で大丈夫でしょうか?

就活で疲れている中で作成したESは、見返すと文章が論理的に書かれておらず、「内容がぐちゃぐちゃで相手に全く伝わらない!」なんてこともよくあります。

それに加えて誤字脱字が多い、抜けている項目がある、ふりがなの書き忘れなどがあった場合、印象が悪くなりマイナス評価に直結します。

ESを作成した後は、少し時間をおいてからもう一度必ず見返すようにして下さい。

すぐに見返すと疲れているのでミスに気がつかないこともありますので、少し一息入れてから見返すことがポイントです。

また、家族や友人に見返してもらうことができればより良いESになります。

客観的な目線から判断してもらうことで、内容の伝わりやすさなども確認することができます。

適性検査が通らない

就活で適性検査を実施している企業は非常に多く、ESの次の関門として構えていることがよくあります。

この適性検査でよく選考に落ちてしまう原因として考えられるのは「勉強不足」「企業とマッチしていない」の2つです。

それでは詳しく説明していきますね。

勉強不足

適性検査と言いながらも普通に学力を問われるテストです。

当然テストなので合格ラインがあり、そこを超えていないと不合格となります。

この適性検査は対策として色々な出版社から「〇〇適性検査対策本」として発売されていますので、それに沿って勉強することが適性検査合格の一番の近道です。

大体7割くらい点数が取れるようになっていれば安全ラインですので、一旦はこの7割ラインを目指しコツコツと勉強していきましょう。

いつから勉強を始めても遅くはありません!しっかり対策をしましょう!

しかし、この適性検査ですが企業によって種類が違います。

受ける企業の適性検査が代表的な「SPI」「玉手箱」「TG-WEB」のどれを採用しているのかを見分ける方法があります。

詳しくはこちらの記事にて説明していますので、知りたいと思った方はこちらのリンクから見てみて下さい。

企業とマッチしていない

この適性検査ですが、学力だけでなく性格検査もあります。

受ける企業とあなたがマッチしているかを判断する検査ですね。

どんなに学力が高くて、ほぼ満点のスコアであっても性格検査で企業が求める性格と真逆の結果である場合、恐らく不合格になります。

確かに企業は就活で優秀な学生を採用しようとしています。

しかし、それ以上に企業が大切にしている要素が「企業とのマッチ度の高さ」です。

マッチしていない学生が入社してきても「早期退職」「能力が発揮できない」「職場環境い合わない」などの問題に直面します。

これは企業が最も避けたい問題で、性格検査の結果が企業とマッチしていないと不合格になる理由です。

あなたがもし、適性検査に向けて必死に勉強しているのに不合格が続く場合は「企業とマッチしていない」と捉えて、仕方がないと前向きに考えるようにして下さい。

決してあなたが否定されているということではありません。

1次面接が通らない

最初の関門は「一次面接」です。

多くの場合、面接官は採用を担当している人事担当者と応募している職種の先輩社員であり、比較的和やかな雰囲気のもと面接が行われます。

そんな「一次面接」が通らない原因は何か。

ここでは「第一印象が良くない」「ES内容が頭に入っていない」「面接慣れ不足」の3つに絞って説明していきます。

第一印象が良くない

私は面接で一番大切なことは「第一印象」だと断言できます。

この「第一印象」が良くないと、その後いくら良い内容を話していても評価は上がりにくく一次面接が通らない一番の理由であると言い切っても過言ではありません。

ドアを開けて面接会場に入室する際の声の大きさや表情、髪型やスーツの着こなしなどの清潔感は非常に大切で、「第一印象」を決定づける要素になります。

暗い顔で下を向いて小さな声で挨拶をし、髪型はボサボサ、スーツも皺だらけでヨレヨレ、これでは「第一印象」が最悪になります。

今一度、自分の髪型やスーツなどに清潔感があるか、暗い表情と小さな声で挨拶をしていないかを鏡の前で確認して下さい。

この「第一印象」を良くするための面接マナーについてより詳しく説明している記事があります。

気になった方はこちらのリンクから確認してみて下さい。

ES内容が頭に入っていない

ESは面接をする面接官も内容を把握しており、その内容から質問されることがほとんどです。

そのESの内容から質問しているにも関わらず「志望理由が全く違う内容を言っている」「自己PRの内容が少しブレている」「ガクチカが書かれていることと全然違う」など、ESと面接時の発言に一貫性がないと「この学生は実際どっちなんだ?」「ESの内容を全然覚えてきていないのか?」と面接官に不安を与えてしまうことになり、マイナス評価に繋がってしまいます。

このようなことにならないためにも、面接の前日からしっかりとESの内容を読み直して内容を頭に入れておくようにして下さい。

より良いエピソードがあったとしても、ESの内容とかけ離れている場合は一旦引き出しに入れておいて、話が盛り上がった場合に取り出すくらいで準備しておくのが理想です。

面接慣れ不足

就活が本格化してからもしばらくは面接がない人もいます。

ESや適性検査を通過しないと面接の選考になりませんし、練習すると言ってもなかなかその機会が回ってきません。

そんな中、いざ面接本番!となった時に緊張で頭が真っ白になり、何もうまく伝えることができなかった。

という事態に陥る学生が思っているよりも多く存在します。

就活の面接は思っているよりも緊張します。

この面接での緊張はあなたが思っているよりも大きく、面接が一回終わるとかなり疲れてしまう程です。

この緊張を克服するためには、「何度も面接を経験して克服する」以外の道はありません。

多くの企業で多くの採用担当者と面接を繰り返すことで、この面接を克服することが出来ます。

大学のキャリアセンターなどでも模擬面接を実施していることがありますので、練習してみたいと思ったら一度調べてみて下さい。

2次面接が通らない

一次面接を無事通過してもすぐに「二次面接」の壁があなたの目の前にそびえ立ちます。

この「二次面接」は中堅クラスの社員が務めることが多く、直属の上司や役員クラスが面接官をしている傾向にあります。

この「二次面接」で落ちてしまう原因を「熱意を感じることができない」「方向性の乖離」の2つピックアップして説明していきます。

熱意を感じることができない

社会人になり仕事をする上でこの「熱意」というものは非常に大切で、就活を通して採用する学生にも「熱意」を持って仕事ができることを企業は求めています。

それは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」などのエピソードから判断している場合が多く、過去の出来事で何かに「熱意」を持って取り組めたのかなどを深掘りして質問してきます。

ここでしっかりとした返答ができれば、「事前の準備もできるし、うちの会社に入社したい熱意がある学生だな」と思わせることができます。

しかし、この深掘りした質問にうまく答えることができない、一次面接と違う内容を話しているなどがあれば、「この学生に熱意なし」との烙印を押され、不合格通知が送られてきます。

企業は将来の幹部候補として学生を採用しています。

それに見合うだけの「熱意」をエピソードと態度でしっかり示すことで、きちんと面接官に伝えるようにしましょう。

方向性の乖離

役員クラスになると、従業員を雇う側になっているので「この学生とうちの会社の将来のビジョンは同じ方向を向いているのか?」が気になります。

面接官は「あなたが長くこの会社で働き、同じ目標に向かって努力できるのか」を確認したいと考えています。

その不安を解消することが二次面接の合格に大きく関わってきます。

この場合は受ける企業の公式ホームページや説明会でもらったパンフレットを詳しく見ていきましょう。

そこには大体「企業理念」「企業が中長期的に目標にしていること」「IR情報」などが記載されています。

その内容を事前に頭に入れて面接に臨むことで、どういった人材を求めているのか、将来のビジョンはどうなっていくのかを具体的に研究し、それに対する答えを自分で考えることで面接でも良い回答ができます。

最終面接が通らない

いよいよ最終面接です。

ここまでくれば面接官は社長、役員が勢揃いの可能性が高く、緊張感はピークを迎えます。

最終面接の合格率は企業によって違いますが、50%の企業もあり気を抜くことは厳禁です。

最終面接まで来たのに内定がもらえない場合に考えられる理由は「覚悟を感じない」「緊張感がない」の2つが代表的です。

それぞれ詳しく説明していきます。

覚悟を感じない

最終面接まで残った学生はその会社で働く能力があると見込まれて最終面接に呼ばれています。

その中で企業側が確認したいことは「内定を出したら本当に入社してくれるのか」「他ではなくなぜうちの会社に来たいと思っているのか」「社風に本当に合っているのか」などです。

その中でもやはり「内定を出したら本当に入社してくれるのか」を最重視しています。

「他にも受けている会社があって、そっちが受かれば辞退します」という学生に内定は出せないです。

覚悟を持って「御社に内定をいただきましたら、他の選考は辞退します」くらいの回答を面接官は求めています。

「他の企業ではなく御社で仕事がしたい」という熱意と覚悟を十二分に面接官にアピールしましょう。

この最終面接の詳しい説明をしている記事があります。

気になる方はこちらのリンクから見てみて下さい。

緊張感がない

最終面接を最後の形式的な面接と捉えて「もう内定はほぼ決まりでしょ!」と気を抜いて面接を受けると落ちます。

先ほども軽く触れましたが、最終面接での合格率が50%という企業もあります。

最終面接は入社の確認や志望度の高さを確認するだけの面接ではなく、しっかりとした選考の一部だと認識するようにして下さい。

面接官は社長、役員クラスですし、気を抜いた状態で行けばすぐにバレます。

それに加え、中小企業などでは採用することを最終的に判断する立場が社長という場合も多くあります。

今まで高評価であっても、社長がダメと言ってしまえばそれまでです。

最後の最後まで一貫性のある回答、熱意を伝える回答を心がけ、内定を獲得できるように努力しましょう。

【就職活動が辛い!】NG行動3選!

最後は就活が辛くても「これだけはNG」という行動を説明していきます。

ここでは「就職活動を完全にストップしてしまうこと」「内定をもらえそうなところにエントリーする」「孤独なまま就活を続けてしまう」の3つに分けて詳しく説明していきます。

就職活動を完全にストップしてしまうこと

結果が出ない就活を続けることは非常に精神的にも肉体的にも辛いです。

しかし、後になればなるほどより辛い就活になってしまいます。

時期をずらしても選考は厳しくなるばかりか、受けることができる企業の数は減っていくばかりです。

そうなればあなた自身の首を絞めることになりますので、完全に就活をストップすることは絶対に避けるようにして下さい。

今は辛くしんどい就活ですが、自分に向き合い見つめ直す機会でもありますし、自分が成長できる良い機会だと捉えるようにすると前向きに就活に取り組むことができるはずです。

どんなに結果が出ずに落ち込んだとしても、あなたに合わない企業であったと気持ちを切り替えながら続けるようにして下さい。

内定をもらえそうなところにエントリーする

「とりあえず内定が欲しい。」「目に見える結果が欲しい。」と絶対に内定がもらえそうな業界や企業を受ける学生がいますが絶対にやめて下さい。

その理由はモチベーションも何もない企業の選考を受ける時間がまず勿体無いことです。

就活の時間は長いようで短く、効率的に動く必要があります。

そんな貴重な時間を「受かりそうだから」といった安易な理由で無駄にしてはいけません。

また、モチベーションがないにも関わらず選考に落ちた時には「もうどこにも受からないよ」とさらに気持ちが落ち込んでしまいます。

そういった事態は避けたいですし、避けなければいけません。

その上、仮に内定が欲しいだけで受けた会社に入社しないといけなくなってしまった時、必ずミスマッチが起こります。

業務内容、職場環境、給与面などに不満を持ったまま仕事を続けることは難しく、最悪の場合早期退職に繋がってしまいます。

孤独なまま就活を続けてしまう

前の項目でも触れましたが人間は孤独が一番辛いです。

孤独なまま就活を続けることだけでも辛いです。

それだけではなく、1人孤独に就活を続けてしまうとどうしても視野が狭くなり、新たな業界や企業のことが見えなくなってしまいます。

そのことは大きなチャンスロスに繋がりますし、より就活を長期化させる要因の一つになります。

友人や家族、キャリアセンターや就活エージェントなどに相談することで、客観的な視点を取り入れることができます。

そのことは今まで自分1人では気付けなかったことや見落としていたことの解決に繋がることが多く、あなたの手助けに必ずなります。

OBOG訪問などもうまく使いながら、相談できる人を1人でも多く確保しておきましょう。

まとめ

就活はやはり辛いです。

長期化すればより辛いと感じるでしょう。

しかし、その辛い経験があなたをより大きく成長させてくれますし、辛かった分その伸びシロは他の人よりも大きく長いはずです。

就活はなぜうまくいかないのか、その理由を考え修正しまたチャレンジすることの繰り返しになります。

これを繰り返すことでブラッシュアップされ、内定獲得に繋がっていくと思います。

どんなに辛くても就活の歩みを止めることなく、友人や家族などに頼りつつ、決して諦めることなく続けて下さい。

「継続は力なり」継続することで必ずゴールにたどり着くことができます。

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