自分を知る機会にも!就活におけるキャッチコピーの必要性と作成のポイント

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

なぜ就活でキャッチコピーが必要なのか、どうやって作ればいいのか知りたい学生へ。

就活におけるキャッチコピーの重要性と、キャッチコピーの作成方法を解説します。

就活で必要なキャッチコピーとは?

「なぜ、就活でキャッチコピーが必要なの?」 キャッチコピーとは自分を表す言葉として、就活の面接でよく聞かれることがあります。

ですが、そもそも就活でなぜキャッチコピーが必要なのか疑問に思ったことはないでしょうか? この記事では、就活におけるキャッチコピーの重要性と、キャッチコピーの作成方法を解説していきます。

キャッチコピーを作れることによって、自己紹介を端的にできるようにもなります。

作るのが難しいといわれるキャッチコピーの作成方法もポイント毎に解説しているので、「作り方がわからなかった」という就活生もこの記事を読めば大丈夫です。

就活におけるキャッチコピーの必要性

キャッチコピーは、あなた自身を表す言葉です。

でも「なんでキャッチコピーを作る必要があるの?」と思っている方もいるでしょう。

キャッチコピーの必要性は以下の3つが挙げられます。

急な質問にも答えられるようにするため

就活では、面接で「キャッチコピーを教えてください」と聞かれるケースがあります。

いきなり言われて答えられなければ、その時点でマイナス評価につながる恐れもあるでしょう。

決まったキャッチコピーを持つことで、焦らずに答えることができます。

端的に自己紹介ができる

自分がどんな人柄であるかを表すことも可能になります。

わかりやすいキャッチコピーをつけることで、自己紹介をしやすくなるでしょう。

キャッチコピーを作ることで自己分析もできる

キャッチコピーは自分を一言で表す言葉でもありますので、 「なぜそうなった」かを深く追求することができます。

キャッチコピーのポイント

ポジティブな内容にする

キャッチコピーでは自分の強みや長所、取り柄などを伝えるため、ポジティブな内容にするようにしましょう。

マイナスな内容は相手に良い印象を与えません。

ネガティブに聞こえる表現には注意しましょう。

一見ネガティブに聞こえる表現を使用しても大丈夫ですが、キャッチコピーの作成に慣れていない場合、狙いが相手に伝わらず、効果的なキャッチコピーにならない可能性もあるので注意してください。

キャッチコピーは「わかりやすく伝える」ことが大切です。

ありきたりな言葉にしない

就活のキャッチコピーのポイントとして、ありきたりな言葉にしないようにしてください。

ありきたりで使い古された表現だと、 インパクトが出ず印象に残らない可能性があります。

斬新だけど伝わりやすい表現をすることで「他の就活生とは違う」と印象を残すことができます。

また、周りの就活生とキャッチコピーが被ってしまうこともあるので注意してください。

もし被ったとしても、 キャッチコピーの説明で自分らしさをアピールするようにしてみてください。

言葉を厳選する

就活のキャッチコピーのポイントとして、言葉を厳選するようにしてください。

なぜその言葉を厳選したのかを理解して使用するようにしましょう。

作成にあたり、多くの言葉を使いすぎるとキャッチコピーが長すぎてしまう恐れがあります。

伝えたいことがたくさんあるのはわかりますが、 簡潔に表せるようにしましょう。

良い例:与えられた役割に対して最後まで取り組み、決められたゴールに対して結果を残すことができます。

悪い例:私は明るくて、積極的で、どんなことにも真面目で行動力が強いことが持ち味です。

また、面接官からすると「わかりやすい表現をして欲しい」と思っています。

厳選せずに言葉を使用して 何を言いたいか分からなくなってしまうことは避けるようにしましょう。

例えばですが、「自分は太陽のように明るい人間です」と「自分は太陽のように明るくて優しい人間です」の二つのキャッチコピーがあったとします。

後者の表現だと「明るい」「優しい」とどちらが伝えたいことなのかがわかりません。

前者の表現のように伝えたいことは一つにするのがおすすめです。

良い例:自分は太陽のように明るい人間です 悪い例:自分は太陽のように明るくて優しい人間です

表現方法に関しても、 回りくどくなくわかりやすい表現を心がけてください。

使用する言葉を厳選し、パッと理解できるキャッチコピーにしましょう。

良い例:明るく、常に物事を前向きに捉えて考えることができます。

悪い例:誰よりも明るい存在でいることができて、なおかつ鋼のような強い精神力も持ち合わせています。

キャッチコピーの作成手順

自己分析

☑自分はどんな人間かを表現するために、まずは自己分析から行って自分を掘り下げる ☑これまでの経歴や心に残っている経験、経験したときに抱いた感情などを書き出し、自己分析する

キャッチコピーの作成手順として、まず始めに自己分析を行ってください。

自分のことを理解せずにキャッチコピーを作るのは難しいです。

過去の体験などから振り返って徹底的に追求しましょう。

箇条書きに自分の過去の体験で印象に残っていることを書き出してみてください。

ターゲットの分析

☑キャッチコピーを作成する際、ただ自己表現をするだけではなく、ターゲットを意識する必要がある ☑就活におけるターゲットは企業の面接官 ☑企業と自分の人間性がマッチするように、企業分析や業界研究も行う

次にターゲットの分析をしてましょう。

どんなタイプ・相手にキャッチコピーを伝えるのか想像しながら行うことが重要です。

基本的には、面接官に向けてキャッチコピーを作成します。

相手のタイプに合わせてキャッチコピーを作るのは不可能なので、自分のありのままを表すわかりやすい言葉を使うようにしてください。

ただし企業側も自社に合う人材を採用したいと考えています。

企業に合わせて強調するポイントを変えるようにしましょう。

自分の強みをピックアップ

☑自己分析した内容から、自分の強みや長所をピックアップする ☑ピックアップした中から、どの要素を自分の売りにしたいかを決める

キャッチコピーでは「自分の長所」を表すことが大事です。

いくつか出た長所を最終的に一言でわかりやすく表すことが大切です。

ピックアップした中でもしわかりやすい言葉があるのであれば、それをそのままキャッチコピーに使ってみても良いでしょう。

強みを表現するための言葉を選定

☑自分の強みから連想される言葉を書き出す ☑自分の強みとは反対の言葉を書き出す ☑自分の強みを表現する言葉を組み合わせてキャッチコピーを作ってみる ☑インパクトを出すために、反対の言葉を組み合わせてみるのもおすすめ

強みを表現するための言葉を選定するポイントを解説します。

関連した言葉を出すことで、キャッチコピーに含める言葉が厳選しやすくなります。

言葉を書き出す際マイナスな言葉を書き出してみましょう。

キャッチコピーでマイナスなことを含める必要はありませんが、書き出してみることで自分の弱みを洗い出すことができます。

強みのポイントをいくつかあげたらそれを一言で表せるような言葉を見つけ出しましょう。

そうすることで、自分がどんな人間であるのかが伝わりやすくなります。

さらに印象づけたいのであれば、 あえて強みとは反対の言葉も効果があります。

ただこれはリスクもあるので、マイナスな面においての質問がされても答えられるようにしておくことが重要です。

あなたの魅力が伝わるキャッチコピーを

就活では、キャッチコピーが求められる場面が多々あります。

面接官も「端的にどんな人か判断したい」という狙いももちろんあります。

キャッチコピーは、慌てないように事前に考えておくのがおすすめです。

百戦錬磨の面接官からすれば一発で考えていないと見抜かれることもるでしょう。

あなただけの魅力が伝わるキャッチコピーを考えて就活に臨んでみてください。

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