HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
大学生活も3年目に入ると「インターンシップ」という言葉を聞くようになり、就活のスタートダッシュを決めるためにも参加してみたいと思いこの記事を見ていると思います。
そんな意識の高いあなたでも「インターンシップで学びたいこと」を書くのに苦戦していませんか?
この記事では、企業が「インターンシップで学びたいこと」を聞く理由、インターンで実際学べること、伝わる書き方、評価されるポイント、書き方の注意点などを説明していきます。
最後には例文も用意していますので、参考にして下さい。
目次[目次を全て表示する]
【インターンで学びたいことの例文】企業が「学びたいこと」を聞く理由
そもそも企業のインターンシップ採用の担当者がなぜ「インターンシップで学びたいこと」を聞くのでしょうか。
その理由が明確に分かっていないとペンは進みませんよね。
ここでは「熱意・意欲の確認」「本採用に進んでくれるのかの見極め」「学生の志望動機とインターンの内容のマッチ度合」「参加する学生が求めるプログラム内容の確認」の4つに絞って説明していきますので参考にして下さい。
熱意・意欲の確認
インターンシップを行う会社の中には就活の本番同様に厳しい選考を行っている企業もあります。
その理由は「本当に熱意と意欲を持って取り組むことができる学生に来て欲しい」からです。
インターンシップを行うには当然ですが企業は「時間」「費用」「指導する社員」などを投入する必要があります。
そのため、そのコストを無駄にしないためにも「熱意・意欲」のある学生に参加して欲しいと思っています。
目的意識をしっかりと持った学生に来てもらいインターンシップのプログラムに参加してもらい、将来還元してくれることを企業は期待しています。
あなたにも当然「熱意・意欲」はあると思いますし、ないとこの記事にはたどり着いていません。
あなたの「熱意・意欲」をきちんと企業に伝えましょう。
本採用に進んでくれるかの見極め
先ほどの「熱意・意欲」にも通ずる内容かもしれませんが、インターンシップに参加するだけでなく、就活がはじまった時に選考に進み、その上で採用を出すに足りる人材であるかを見極める意味合いもあります。
企業からすると、インターンシップに応募してくる学生は、少しでも会社に興味があって来てくれていると思っています。
その学生がインターンシップを経験し、きちんと選考に進んでくれることは非常に重要です。
その理由はコストをかけ事前に経験を積ませた学生は他のインターンシップを経験していない学生よりも、企業のこと、仕事のことを理解しているはずだからです。
学生の志望動機とインターンの内容のマッチ度合
インターンシップは企業によって様々な内容を行っており、一つとして同じ内容はありません。
そんな大切なインターンシップの内容と学生が受けたい内容が全然マッチしていないと意味がありません。
ここで言う意味がないとは「学生は学びたいことを学べない」「企業としても伝えたいことが伝わらない」という掛け違いが起こってしまうため意味がないという意味です。
「学びたいこと」を聞くことでこのミスマッチが起こることを防ぐことができ、本当に意味のあるインターンシップにすることができます。
ここがマッチしていないと学生側も「参加して意味がなかったな」となり時間の無駄ですし企業側も「コストの無駄」が発生してしまいこちらも無駄です。
参加したい企業のインターンシップがもしあるのであれば内容の確認は必須ですので、忘れないようにして下さい。
参加する学生が求めるプログラム内容の確認
インターンシップの内容のマッチは問題ないが、「もう少しこんな業務を経験してみたかったな」「あれもちょっとやってみたかった」と言う意見は企業からすると非常に貴重な意見です。
どうしても企業からの目線になってしまうので、学生が本当にしてみたいことが分からない場合があり、その時はこの「参加する学生が求めるプログラム内容の確認」を学びたいことから汲み取りプログラムに反映させることがあります。
学生側も企業側も「インターンシップで多くのことを学びたい・学んで欲しい」と思っている気持ちは同じです。
できるだけ学生のやりたいことを実施できるようにするために「インターンシップで学びたいこと」を聞いています。
【インターンで学びたいことの例文】インターンで学べること・得られる体験
ここからは実際のインターンシップに参加した時に「学べること・得られる経験」について説明していきます。
ここでは「業界や企業の現場をリアルに実感できる」「自己分析が深まる」「ビジネスに必要なスキルを身につけることができる」「社会人とのコミュニケーションが取れる」「今後の就活イメージが湧きやすくなる」の5つに分けて説明していきます。
業界や企業の現場をリアルに実感できる
インターンシップの情報や就活の情報などをインターネットで調べていると、口コミサイトなどで情報が出てきます。
しかしその情報が信用できる情報であるかの判断は難しく、どうしてもリアルな現場の状況は知ることができません。
OBOG訪問などで得た情報もリアルに近い情報ではありますが、人から聞く情報と実際自分で体験する情報では質に雲泥の差があります。
インターンシップに参加することで本当の意味での「リアルな現場」を経験することができます。
インターンシップに参加することなく入社する学生より、一度「リアルな現場」を経験した上で入社する学生では圧倒的に後者の方がミスマッチが起こりにくく、早期退職などを事前に防ぐことができます。
「思っていた仕事と違う!」これは非常に大きなストレスになります。
インターンシップに参加することでこれを防ぐことができるのは非常に大きなメリットです。
自己分析が深まる
漠然と興味がある、一度体験してみたいと思っていることも「自分にとって興味のある仕事」として認識できている証拠です。
これは軽い自己分析ができている証拠にもなり、就活をする上で非常に大切なことです。
それに加えてインターンシップを経験することでより「自分が何に興味があるのか」「自分はこんな仕事をしたい」などに気が付くことでより深い自己分析に繋がります。
インターンシップで「リアルな現場」を経験することで「自分に向いている」「これは続けていけそう」と思えれば今までの方針をぶらすことなく進む自信になります。
また一方で「この仕事向いていない」「ちょっとやりがいを感じない」のであれば方向転換する必要があり、それに就活を始める前に気が付くことができることは大きなメリットです。
向いている向いていないのどちらであっても、自己分析を深めるためには良い経験になることは間違いありません。
ビジネスに必要なスキルを身につけることができる
インターンシップに参加することで仕事の実務を経験することができます。
これは大学ではできない経験ですし、アルバイトとも違うより実践的な訓練になります。
この経験から基本的なビジネスマナーを学ぶことができるのはもちろんのこと、服装や身だしなみ、社会人としての心構えなども学ぶことができます。
また、より「リアルな現場」での仕事として「資料作成」「プログラミング」「営業」などの経験を積むことができるインターンシップもあります。
これらのスキルは実際に就活が終わり、社会人として働き出す時に非常に役に立つもので、経験しているのといないのでは大きな差が生まれます。
他の学生よりも確実に一歩リードした状態から社会人をスタートできることは、実務の上でも有利ですし、心の余裕にも繋がります。
社会人とのコミュニケーションが取れる
大学生の時に実際に現場で働いている社会人の人とコミュニケーションをとる機会はそうありません。
アルバイトなどで社員の方とコミュニケーションをとるのとは少し違いますし、あなたにとっても未知の経験になります。
しかし、実際に働いている社会人の方とコミュニケーションをとることで勉強になることは非常に多く、その相手が自分が志望している企業の先輩社員であればなおさら勉強になることは間違いありません。
実際に働く上で大切にしていることや大事にしている価値観、仕事を続けていく上で何をモチベーションにしているのかなどの情報はかなり貴重です。
あなたが実際に働く上での指針になる言葉が聞けるかもしれませんし、このコミュニケーションがとれることは大きなメリットの一つです。
今後の就活イメージが湧きやすくなる
インターンシップに参加することで、実際に「リアルな現場」で先輩社員と一緒に働きます。
時に難しい課題に直面したり、困難な要求をされることもあるかもしれません。
しかし、その経験から先ほどまで説明してきた「リアルを経験できる」「自己分析が深まる」「ビジネスマナーを学ぶことができる」「コミュニケーションがとれる」などの経験ができます。
これらの経験が今後の就活の方向性を決めてくれるはずですし、より働くことへの理解が深まることで働いてからのあなたの長所や強みがはっきり明確に分かってきます。
このことは就活の時に周りのライバルとなる学生に比べても大きな一歩のリードです。
より「リアルな現場」での経験が、入社後のイメージを鮮明にし、「そこであなたがどう企業に貢献できるのか」を具体的に話すことができるからです。
インターンシップは参加するだけで色々な経験ができ、その経験があなたをひと回り大きく成長させてくれることは間違いありません。
【インターンで学びたいことの例文】伝わる書き方
ここまでの説明であなたもインターンシップに参加したい!と思っているのではないでしょうか?
しかし、インターンシップに参加するためには選考が待ち構えています。
そうです、今あなたも苦戦している「学びたいこと」です。
ここでは「結論ファースト」「学びたい理由」「学びたい理由が伝わる具体例やエピソード」「企業への貢献方法」の4つに分けて伝わる書き方を説明していきます。
結論ファースト
文字通り「結論から伝える」ことです。
インターンシップの選考時だけでなくエントリーシートや面接などでもそうですが、結論を最初に伝えることで相手に何を今から伝えるのかを示してあげます。
例としては、
私は貴社にてより実践的なプログラミング技術を現場で学びたいと思い志望しました。
このように端的に結論から伝えることで、面接官も構えることができます。
この結論ファーストは他でも使える技術なので、意識的に普段から使うようにしておいて下さい。
学びたい理由
結論の次にはその理由が必要です。
なぜその結論に至ったのかを簡単に理由を添えてあげましょう。
先ほどの例の続きとしては、
私は大学でプログラミングを勉強しています。
しかし、それらはただの知識で社会人として働く際に実際使える技術になっているのかを確かめたくなりました。
このように端的に理由を述べることで、より結論が入りやすくなってきます。
なぜそう思ったのかは大事な要素ですので、必ず入れるようにして下さい。
学びたい理由が伝わる具体例やエピソード
理由を裏付けるための根拠となる具体的なエピソードは必ず用意して下さい。
この具体的なエピソードがないと、話に深みが出ず説得力がありません。
薄い理由になってしまいますので、この具体的なエピソードは必須要素です。
先ほどから続きの例としては、
私は趣味でホームページの作成などを大学で学んだ知識を使って行っているのですが、思っているよりも良いデザインを作ることができずどうしていいか悩みました。
しかし、楽しいと思っている自分がいるのでより現場を知ることで技術と実際の仕事内容をもっと深く知りたいと思うようになりました。
自身の経験とインターンシップを受けてみたくなった理由を絡めるとより効果的です。
企業への貢献方法
企業はあらゆるコストをかけてインターンシップを行っています。
その中であなたたち学生としても「教えてもらう姿勢」ばかりではなく「企業に還元する」気持ちも必要です。
先ほどの例との続きとしては、
そして将来は貴社に入社し、このインターンシップで得た経験を実務で活かしたいと考えています。
やはりインターンシップに参加する学生に対しては「うちの会社で戦力になって欲しい」と考えている会社が多く、このように「将来的には貴社に入って戦力になりたい」と伝えることが一番効果的ですので参考にして下さい。
【インターンで学びたいことの例文】評価されるポイント
伝わる書き方が分かったところで次は「評価されるポイント」について見ていきましょう。
ここでは「どれだけ熱意があるか」「どれだけ業界・企業理解が深いか」「学生の志望動機とインターンの内容が一致しているか」の3つに絞って説明していきます。
どれだけ熱意があるか
この記事の最初の項目でも説明しましたが、やはり「熱意」を持って応募してくる学生と一緒に働いてみたい、何かを教えてあげたいとなるのは当然のことです。
この熱意や意欲を伝える際に重要なことが「自信を持って熱意を伝える」ことです。
ある程度の自信を持って熱意や意欲を伝えることで面接官も「本当に熱心な学生だ」となりますし、逆に自信がなさそうに伝えても「本当に大丈夫なのか?」と不安に思わせてしまいます。
この自信を持つためにあなたができることは「しっかりと事前に準備する」ことです。
あなたが伝える「熱意」を裏付けるような準備ができていれば、自然と自信を持って伝えることができるはずです。
エントリーシートや面接の際も、十分に対策を行っている自信が面接官に伝わります。
自分が納得するまで「しっかりと事前に準備する」ようにして下さい。
どれだけ業界・企業理解が深いか
インターンシップを受けるくらいその業界や企業に興味があれば、事前にしっかりと「業界・企業研究」をして、十分に理解をしておくべきです。
インターンシップの選考時に「しっかりと業界・企業研究をしている学生」と「あまり準備せずになんとなく受けにきた学生」がいた場合、どちらが受かると思いますか?
結果は明白ですし、そうなればあなたも「業界・企業研究」をしっかりしなくてはと思いますよね。
この業界・企業研究はインターンシップのみならず就活でも活きる情報です。
早めに就活のスタートダッシュを決めたいと思っているあなたであれば、なおさら必要な情報です。
「業界・企業研究」に関してはやりすぎなくらいまで行いましょう。
学生の志望動機とインターンの内容が一致しているか
あなたを悩ませる「インターンシップで学びたいこと」はいわば志望動機です。
その企業のインターンシップの内容は企業の業務内容で、その志望動機は当然ですが業務内容と一致していないとなかなか評価されづらいと認識しておいて下さい。
他の質問項目でどんなに良いアピールができても「インターンシップで学びたいこと」志望動機と内容が一致していないのであれば「この学生は他の企業でインターンシップに参加した方が良いのでは?」「わざわざうちの会社でなくても良いな」と思われてしまう可能性が高く、できれば避けたい状況です。
あなたの志望動機と企業のインターンシップの内容が一致していれば一致しているほど印象は良くなります。
本当にいきたい企業であれば、実施内容に合わせて書くことも手段のうちの一つです。
【インターンで学びたいことの例文】書き方の注意点
ここまでは評価をされるためのポイントなどを紹介してきました。
この項目では注意点、つまりこう書いてはダメという書き方を説明していきます。
ここでは「ミスマッチに気をつける」「NG発言をしない」の絶対的なNGを2つ説明していきます。絶対に確認して下さいね。
ミスマッチに気をつける
ここでのミスマッチとは「企業のインターンシップでの実施内容と学びたいことが大きくかけ離れている」ことを指します。
先ほどの項目「評価されるポイント」での「志望動機とインターンの内容が一致しているか」の逆のパターンです。
企業が実施している内容とあなたの「学びたいこと」の内容が全く一致していないのであれば、企業の担当者は「この学生はうちの会社で何を学びたいと思って志望しているのか?」「全く実施内容とあっていないけど大丈夫かな?」となります。
そうなれば当然ですが「この学生ではなく他の学生にしよう」となります。
その企業でやりたいこと、学びたいことを事前にしっかり調べておくことで、実施内容とあなたの学びたいことをある程度一致させることができるようにしておきましょう。
NG発言をしない
NG発言と書いてありますので言うだけでダメというフレーズがあります。
その一つ目が「特にありません」です。
このインターンシップの選考だけでなく、就活の際エントリーシートや面接など、あらゆる場面でこの「特にありません」ということは避けましょう。
理由はシンプルで「やる気がない学生」と思われてしまうからです。
「特にありません」と言うのであればテンプレート的な回答をしている方がましです。
二つ目が「就活の選考の練習」です。
当たり前ですが、企業はインターンシップを実施するのにもコストがかかっています。
このインターンシップを就活の練習に使われることをよく思う担当者はいません。
正直な話そのような目的で受ける学生も多くいます。
しかし、その際もきちんとした目的意識を伝えて選考を通過しています。
「特にありません」「就活の選考の練習」この二つは失礼にも当たりますので、絶対に使わないようにして下さい。
他社を批判しない
インターンで何を学びたいかと聞かれた際に気をつけなければならないこととして、他社を批判しないということが挙げられます。
「あの会社では大したことは学べなかった」などというマイナスな意見は絶対に述べないようにしましょう。
選考などにおいてもこれは共通していることですが、他者を批判することは絶対にNGです。
悪いイメージを与えないためにも、他社の批判は避け、もし悪い話題を振られた際も勢い良く悪口を言うのではなく、やんわりと話題を変えると良いでしょう。
どの企業にも当てはまる内容
どの企業にも当てはまるような内容を話してしまった場合、「それはうちじゃなくても良いのでは?」と言われてしまう可能性が高いです。
こうした場合、「どの企業でも良い、もしくは大して企業研究もしていない人材である」とみなされてしまい、選考に落ちてしまう可能性が高まってしまいます。
よって、曖昧な表現や包括的な表現は避けるようにしましょう。
目的がはっきりした、その会社でしか学べない、独自の学びたいことにフォーカスを当てた文章を作成するようにすることが大切です。
【インターンで学びたいことの例文】例文
ここまで「インターンシップで学びたいこと」を作成する上で大切なポイントをざっと説明してきました。
これらのことを踏まえ、業界別、職種別でそれぞれ400字程度の例文を用意しました。
この例文をそのまま使うのではなく、参考にあなた自身でアレンジするなり活用して下さい。
業界別例文
食品メーカー業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、製品開発のプロセスや消費者ニーズに基づいた商品企画を学びたいです。
特に、現代の健康志向や環境問題に対する消費者の関心が高まっている中で、どのようにして商品の付加価値を高め、持続可能なビジネスモデルを実現するかに興味があります。
市場調査やトレンド分析を活用しながら、消費者の求める商品を具現化するプロセスを実際に体験し、商品開発の一端を担うスキルを身につけたいです。
また、製造現場や品質管理における技術的な側面にも触れ、商品がどのようにして高品質を保ちながら生産されるのかを理解したいと考えています。
自動車メーカー業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、自動車の製品開発や技術革新に関する知識を深めたいと考えています。
特に、電気自動車(EV)や自動運転技術の発展が進む中で、環境に優しい次世代のモビリティの実現に向けた取り組みに興味があります。
設計やエンジニアリングのプロセスを通じて、新技術がどのように実用化されていくのかを学びたいです。
また、製造工程や品質管理、さらにはグローバル市場における競争戦略についても理解を深め、技術的な知識だけでなく、マーケティングやビジネス戦略の視点からも学びを得たいです。
広告業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、クリエイティブな広告制作のプロセスやマーケティング戦略の立案方法を学びたいです。
特に、デジタル広告の発展が目覚ましい中で、ターゲット層に的確に訴求するためのデータ分析やクリエイティブ戦略の構築に興味があります。
具体的には、企業のブランディングやプロモーション活動がどのようにして消費者に影響を与え、購買行動に繋がるのかを理解したいです。
実際のプロジェクトを通じて、広告キャンペーンの企画・運営に参加し、クリエイティブなアイデアを形にする力を身につけたいです。
金融業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、金融市場や商品に関する理解を深めたいです。
特に、投資銀行業務や資産運用の実務に興味があり、株式や債券の取引、投資戦略の策定、リスク管理の方法を学びたいと考えています。
また、近年注目されているESG投資やフィンテックの分野にも関心があり、これらが金融業界にどのような影響を与えているのかを理解したいです。
実際の業務を通じて、金融のプロフェッショナルとして必要な分析力や提案力を身につけ、将来のキャリアに役立てたいです。
IT業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、ソフトウェア開発やデータサイエンス、AI技術に関する知識を深めたいです。
特に、急速に発展するクラウドコンピューティングや人工知能を活用した新しいサービスの創出に興味があります。
プログラミングスキルやデータ解析能力を実際のプロジェクトを通じて磨き、ユーザーの課題を解決するための技術を習得したいです。
また、アジャイル開発などの現場の開発プロセスを体験し、チームで効率的にプロジェクトを進める方法を学ぶことも目指しています。
コンサル業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、企業の課題解決に向けたコンサルティングのプロセスを学びたいです。
特に、クライアント企業の経営戦略や業務改善の提案に携わり、実際の問題に対してどのようにアプローチするのかを経験したいと考えています。
市場分析や競合調査を行い、データに基づいた戦略的な提案を作成するスキルを身につけたいです。
また、クライアントとのコミュニケーションやプレゼンテーションの機会を通じて、論理的な思考力や説得力を高め、コンサルタントとしての素養を養いたいです。
不動産業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、物件の開発や売買、資産運用に関する知識を深めたいと考えています。
特に、都市開発プロジェクトや再開発に関わる業務に興味があり、どのようにして地域のニーズや経済状況に合わせた不動産活用が行われているのかを学びたいです。
また、法的な知識や資産評価の方法、さらには環境に配慮した持続可能な開発についても理解を深め、不動産のプロフェッショナルとして必要なスキルを養いたいです。
商社業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、グローバルなビジネス展開における営業や取引のプロセスを学びたいです。
特に、海外市場でのビジネスチャンスを見つけ、異文化との交渉を通じて取引を成立させるスキルに興味があります。
また、資源や製品の調達・供給におけるサプライチェーンの最適化や、貿易実務に関する知識も深めたいと考えています。
実際の業務を通じて、商社の幅広い事業領域とそのダイナミックなビジネスモデルを体感し、グローバルに活躍できる力を身につけたいです。
人材業界で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、企業と求職者のマッチングを支援するプロセスや採用コンサルティングの実務を学びたいです。
特に、採用活動において企業の求める人材像を理解し、適切な候補者を見つけるためのサポートをどのように行うかに興味があります。
また、労働市場のトレンドや求職者のキャリア形成に関するアドバイスを提供するためのスキルも身につけたいです。
実際のマッチングやカウンセリング業務を通じて、人と企業をつなぐやりがいを感じながら、業界理解を深めたいです。
職種別例文
エンジニア職で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、WEBエンジニアとして必要なスキルを知りたいと思い志望しました。
私は大学でプログラミングなどを学んでおり、将来はその知識を活かして世の中に貢献したいと考えております。
私はAI領域での進歩を日頃感じており、その分野に非常に興味があります。
私自身もAIの技術を多く日頃から活用しており、その技術をもっと必要な方に届けたいと考えるようになりました。
具体的には、お体が悪い高齢者の方々向けのAI介護ロボットのシステム構築や、小さなお子さんが不慮の交通事故などに合わないための交通システムなど、言わば弱者に寄り添うような物を開発したいと強く思っております。
インターンシップでは実際の現場などから本当に必要な知識やスキルなどを汲み取り学ぶことで、自己成長に繋げたいと思っております。
そして将来的には貴社に入社し、業務で一層の貢献がしたいと考えております。
研究職で学びたいこと
私は貴社のインターンシップでより貴社の雰囲気や社風に触れたいと考えております。
私は大学で研究を続ける中で、もっと世の中のためになるような研究がしたいと感じるようになりました。
その中でも貴社のような製薬会社での研究は、時間はかかりますが確実に多くの人を救うことができる業界であると感じており、非常に興味があります。
しかし、実際に自分に合っているのか、業務に必要なスキルなどは足りているのかなど不安も多く、実際にインターンシップで現場を体験することで確かめたいと思っております。
このインターンシップで自分に合っているのかはもちろん、通用する知識、足りない知識、必要なスキルを学ぶことで将来の方向性を確かめたいです。
そしてこの業界の雰囲気や社風を感じることで将来働いていくイメージも体験したいと思っております。
今回のインターンシップで学んだことは将来貴社に入社し、確実に活かすことができるように自分の中で何度も復習し勉強したいと考えております。
営業職で学びたいこと
私は飲食店のアルバイトをしており、人と関わる機会が多いですが、人と深く交流するという事は中々多くありません。
よって、自分には業務に関する深い議論などを交わす際に必要なスキルが足りているのか、不安になることが多いです。
そこで、このインターンシップに参加することで、会話のスキルはもちろん、営業のスキルやビジネススキルを身につけ、将来自分が営業職に就いた時にお客様に通用する業務をしたいと考えています。
今回のインターンシップで学ぶことを、将来貴社に入社した後も活かせるように努力を重ねることを大切にし、取り組む所存です。
事務職で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、書類作成やデータ入力など、将来ビジネスで欠かせないスキルを身につけたいと考えています。
もちろん、全くITに関する知識やスキルが無いわけではありません。
MOSの資格も先日取得し、理論の面では比較的、就活生の中でも優れている自信もあります。
しかし、自分に実践的なスキルがあるのかを懸念しています。
そこで実際に業務を遂行することで、自分のスキルが社会で通用するのか、足りないものは何かを確認したいと考えています。
このインターンシップで実践的なビジネススキルを身につけ、自分のさらなる成長に繋げ、貴社の本選考が始まるまでには、即戦力として期待していただけるような人材になれればと思います。
専門職で学びたいこと
私は貴社のインターンシップに参加し、貴社の専門技術について学びたいと思い、志望いたしました。
私は大学で工学について学んでおり、機械工学分野において常に一線を走り続ける貴社において実践的なスキルを身につけたいと考えています。
実践の場面で働くことで、貴社での業務において私に足りない部分も明らかになり、本選考までに対策できるというのも、参加を志望する理由です。
貴社で働けるというまたとない機会を通じて企業理解を深めると共に、自分自身が現段階でどこまでお役に立てるのかを確かめたいと考えています。
【インターンで学びたいことの例文】学びたいことが見つからない時の対処法
ここまで、書き方や例文などさまざま解説してきましたが、それでも「インターンで学びたいこと」が思いつかない人もいると思います。
どうしたら思いつくのか、その対処法として今回は、「OB・OG訪問をする」、「インターンに参加する目的を明確にする」、「業界・企業研究を行う」の3つを挙げ、それぞれ説明していきます。
OB・OG訪問を行う
学びたいことが全く思い浮かばない場合は、まずOB・OG訪問を活用しましょう。
実際にその企業や業界で働いている人から直接話を聞くことにより、自分が本当に知りたいことや、求めているスキルが明確になることがあります。
特に、先輩方の経験談やこれまでのキャリアを聞くことにより、自分の興味や関心を再確認することができ、何を学びたいのかを具体化することで書きやすくなります。
また、学びたいこと以外にもOB・OG訪問をすることによって他の面接などの選考過程や、本選考などでかなりプラスになることが多いため、ぜひ活用しましょう。
インターンに参加する目的を明確にする
インターンで学びたいことが思いつかない時は、そもそもなぜインターンに行きたいのか、その目的が曖昧になっている場合が多いです。
まずは参加したいその動機を再確認しましょう。
例えば、業界の実務を体験したい、将来のキャリアを見極めたいなどです。
その上で、その目的に沿った「学びたいこと」を考える事で、説得力のある内容になります。
また、目的を明確にする事により、実際にインターンに行く際もインターンに行くことが目的化せずに、意味ある時間にすることができるため、しっかりと参加する目的を定期的に確認し、忘れないようにしましょう。
業界・企業研究を行う
これは言わずもがなですが、業界や企業について十分なリサーチを行うことも、「学びたいこと」を明確にするためには重要です。
企業のHPや関連のニュースをしっかりと確認し、企業理念やビジョン、またどのような人材を求めているのかなどを理解しましょう。
そうすることにより、自分がそのインターンで何を学びたいのか、そしてその企業にどう貢献できるのかを具体的に考える手助けになります。
業界・企業研究を通じて得た情報をもとに、ぜひインターンで何を学びたいのかを考えていきましょう。
【インターンで学びたいことの例文】まとめ
インターンシップの「学びたいこと」について苦戦していたと思いますが、今なら書けそうな気がしませんか?
企業側に立って考えてみることで、あなたに何を求めているのか、何をアピールするべきなのかが見えてくると思います。
あなたが思うよりもこのインターンシップには学びが多く、参加することに大きな価値があります。
就活にも必ず活きてきますし、意識の高いあなたは必ず参加したい!と思っているはず。
この記事と例文を参考にあなたなりの最高の「学びたいこと」を作り上げて下さい!