HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
【マネジメント力で自己PR】はじめに
就職活動において自己PRというのは避けては通れない道です。
全ての企業が実施している就活生を選別するための通過儀礼のようなものですし、的確に自分の魅力をアピールする必要があります。
今回は自己PRにおいてマネジメント力をアピールしたいと考えている就活生の方向けに、作成するポイントや例文を紹介していきたいと思います。
ぜひ本記事を参考に、あなたのマネジメント力をふんだんにアピールして、採用担当者に良い印象を与えられるようにしましょう。
【マネジメント力で自己PR】新卒だけどマネジメント力を自己PRにしてもいい??
新卒の人がマネジメント力をアピールして良いのかという疑問についてですが、まず結論から述べるならば、全く問題ありません。
将来的にマネジメント職を務める可能性が非常に高い、ベンチャー企業やチーム単位で稼働するプロジェクトを抱えた企業においてはかなり評価されやすい傾向にあります。
むしろ、これらの企業では積極的にアピールしていくようにしましょう。
また、部活動やアルバイト、インターンなどでリーダー的なポジションを任されていた人はアピールしやすい強みでもあるので、これまでそうした経験がある人は積極的にアピールしたいところです。
【マネジメント力で自己PR】企業が自己PRで見ているポイント
まず、自己PRを読むことを通して企業は就活生のどのようなポイントを見ているのでしょうか。
大きく分けて3つあるので、しっかりと確認し、意識した上で自己PRを作成できるようにしましょう。
志望度
企業は自己PRにおいて就活生がどれだけ自社を志望しているのかについて深く知りたいと考えています。
自己PRでは企業の求めるものに合うアピールをどれだけできるかが大切になってくるのです。
よって、企業研究が十分にできていることが必要最低限の条件であり、それができているかどうかで志望度を判断しているのです。
特に企業の理念や考え方やミッションなど、公式サイトに掲載されているところなどについて触れることができれば、企業研究をしっかりしている就活生であると判断してもらえることでしょう。
応募者の人柄
応募者の人柄についても企業は自己PRを通して知りたいと考えています。
残念ながら就活において、一人ひとりに対して5回も10回も面談を行うことはありませんし、一度や二度の面接では人となりを把握することはできません。
その面接ですら時間が限られていることも多いです。
そうなってくると自己PRや志望動機などで応募者の人柄を判断しなければなりません。
自己PRでは主に応募者の強みや考え方、価値観などを見ることができるので、一緒に働いていける人物かどうか確認しているのです。
入社後活躍できそうか
企業は当然ながら入社後に活躍してくれる人材を求めています。
ただ出社時間、デスクに座っているだけの人材は求めていません。
応募者がどのような強みを持っていて、どのように会社に活かせるのかを自己PRを通して確認したいと考えています。
よって、自己PRの中に自分の強みを生かして入社後活躍できるということを論理的にアピールしている部分があれば、非常に魅力的な人材であると映るでしょう。
【マネジメント力で自己PR】マネジメント力が高い人の魅力
マネジメント力が高い人は企業にとってどのような魅力があると映るのでしょうか。
大きく分けて2つのポイントがあるので、それぞれ一緒に確認していきましょう。
チーム力を向上させられる
「チーム力を向上させられる」というのは、マネジメント力が高い人の大きな魅力の一つであるので、積極的にアピールしていきたいところです。
チーム単位で稼働する場合、結果を出すためには個人とチームの2つにアプローチする必要が出てきます。
つまり、マネジメント力が高い人であれば個人のモチベーションを上げて能力を成長させつつ、チームワークを高めるためにさまざまな工夫を凝らすことができるということです。
マネジメント力が高い人は「チーム力を向上させられる」というところも積極的にアピールしていくことができれば、より企業にとって魅力的な人材としてアピールできることでしょう。
献身性・協調性が高い
マネジメント力が高い人材は基本的に献身性や協調性が高いという点も見逃せないポイントの一つです。
マネジメント力が高い人は常にチームやメンバーのことを考えて行動することができます。
つまり、チームのために働くことができる献身性と協調性のある人物であるとみなされる可能性が高いです。
これにより将来的にマネージャーになる、ならないは置いておいて、企業のメンバーの一人として非常に積極的に貢献してくれる人材であると考えられる可能性が高いです。
【マネジメント力で自己PR】企業が求めるマネジメント力とは
企業が求めるマネジメント力にはどのようなものがあるのでしょうか。
マネジメント力とひとくちに言っても様々な意味合いを持つので、ここからは企業が求めるマネジメント力の種類を4つ紹介していきたいと思います。
業務遂行力
まず企業が求めているマネジメント力の言い換えとして、業務遂行力が挙げられます。
組織をマネジメントするにあたっては、まず自分が絶対に業務を遂行しなければなりません。
なぜならば自分の業務すらこなせない人は説得力がありませんし、周りの人もついてこないからです。
よって、自分に与えられた仕事をきちんとこなすことのできる、適切に業務を遂行できる能力もマネジメント力の1つに入ると言って良いでしょう。
状況を把握する力
状況を把握する力はマネジメント力と言い換えることができます。
企業も非常に求めている能力の1つです。
企業の業務を行うにあたって、常に組織が円滑に進むには、業務の進捗を把握する必要があります。
状況を把握するにはどうすれば良いのかというと、コミュニケーション能力を存分に発揮する必要があります。
そのため良好な人間関係の構築から伝達、報告、システムの構築を行う力などが求められます。
つまり、ただ状況を把握するだけでなく、周囲に伝達し、組織全体で最新の情報を共有し合うような仕組みを作る人物こそマネジメント能力があると言って良いでしょう。
目標設定力
目標を設定する能力もマネジメント力に上げられます。
なぜならば、組織を円滑に運営していく上で短期の目標は当然ながら必要なのですが、中・長期的な目標の設定は必須であると言えます。
組織を発展させていくためには組織の状態を常に確認し適切な目標を設定しなければなりません。
フルマラソンを走るに至っても、いくつか中継地点があるように短期もしくは中期的な目標がなければ中だるみしてしまいます。
かと言って、最終的な目標がうまく設定されていないと、それに対するモチベーションも高まりません。
目標を的確に設定し、取り組んでいける人材こそマネジメント力があると言えます。
コーチング能力
新卒の段階で身につけていることはなかなか難しいかもしれませんが、コーチング能力もマネジメント力に含まれる能力の1つです。
特に組織のプロジェクトのリーダーなどを務めるにあたっては人や資源を管理・把握する力は当然のことながら、それぞれのメンバーの力を引き出すコーチング能力も非常に強く求められているのです。
一人ひとりの能力を底上げしつつ、全体の成果を最大化することもできるため、人材を育てられるコーチング能力は重要なマネジメントスキルの1つであると言えるでしょう。
【マネジメント力で自己PR】マネジメント力とリーダーシップの違い
マネジメント力とリーダーシップの違いとはどのようなものなのでしょうか。
同じような言葉なので混同してしまう方も多いでしょうが、就活において間違えないためにも、違いを明確にしておきたいところです。
リーダーシップとは統率力や指導力とも言われ、組織のメンバーを引っ張っていくリーダーとしてのスキルを指す言葉です。
一方でマネジメント力は対人関係だけでなく、資金や施設商品など全ての資源を総合的に管理や運営していくスキルを指すので、マネジメント力の方がより広い意味であると言えるでしょう。
【マネジメント力で自己PR】マネジメント力をアピールしやすい経験
マネジメント力をアピールするにあたっては、経験やエピソードを用いることも非常に重要です。
マネジメント力をアピールしやすい経験には下記のようなものがあるので、一緒に確認していきましょう。
バイトリーダー
まず1つ目はバイトリーダーです。
特に飲食店などにおいて長く勤め上げバイトリーダーを任されたことがある人もいるのではないでしょうか。
バイトリーダーはその名の通り、リーダーとしてバイトのアルバイトのメンバーをまとめ上げ適切に業務を進めるためにマネジメントをすることが必要です。
これらの経験があれば、マネジメントスキルを適切にアピールすることができるでしょう。
ゼミ長
大学のゼミでゼミ長を務めたことがある方は是非ともアピールしたいところです。
マネジメントスキルを示すために非常に重要な経験です。
ゼミ長はゼミのメンバーをまとめ、討論会や学会普段のゼミの進行をマネジメントしなければならないので、自然とマネジメントの力が身につきます。
インターンでのマネジメント職
インターンでマネジメント職を務めたことがある人はこの3つの中でも、特にマネジメント力をアピールしやすいでしょう。
インターンでリーダーやマネジメント業務を任されている人は人的資源の管理だけでなく資金や商品のマネジメントも行っているからです。
インターンという就職後の環境に限りなく近い環境でマネジメントを務めたという経験は非常に重要なアピールになり得ます。
部活のキャプテン・コーチ・マネージャー
部活のキャプテンやコーチ・マネージャーを務めていた経験があれば積極的にアピールしていきたいところです。
部活動のキャプテンは採用担当者もマネジメント力をイメージしやすく、「メンバーのモチベーションを向上させた」などさまざまなアピール方法があるからです。
学生のコーチなどにおいては戦術面やチーム練習の管理などが挙げられます。
また、マネージャーはチームの運営、サポート力などを合わせてアピールすることができるので、全般的に部活の経験はアピールしておきたいところの一つと言えるでしょう。
【マネジメント力で自己PR】マネジメント力が評価されやすい業界・企業
ここからはマネジメント力が評価されやすい企業や業界などについても確認しておきます。
大きく分けて2つあるので、それぞれ確認していきましょう。
SIer業界
SIer業界のプロジェクトはチーム単位で働くことが非常に多いです。
むしろ一人で仕事をすることはほとんどないと言っても良いでしょう。
さらに、社外の協力会社を巻き込むこともかなり多いです。
プロジェクトの元請け企業になればなるほど規模が大きくなっていきます。
そこでマネジメント力は非常に評価されやすいので、積極的にアピールしていきたいポイントの一つです。
ベンチャー企業
これは皆さんイメージがつくことかもしれませんが、ベンチャー企業こそマネジメント力を求めている企業の代表例といえるでしょう。
ベンチャー企業では将来的にマネジメント層になれる人物を求めています。
そこで学生のうちからリーダー的なポジションをこなしてきたマネジメント経験のある人材は非常に評価されやすい傾向にあります。
あなたがマネジメント経験を持っている場合は、ベンチャー企業に積極的にアピールしていきたいところです。
【マネジメント力で自己PR】自己PR作成のポイント
ここからは自己PRを作成する際のポイントについても一緒に確認していきましょう。
下記の4点を抑えることで、より企業の採用担当者に良い印象を与えられる文章を作成できます。
求められる人物像から考える
求められる人物像から考えるというのも非常に重要なことです。
もちろん企業が求めている人物像に無理やり寄せていく必要はないのですが、可能な限り寄せられると良いでしょう。
企業がどのような人物を求めていて、どのようなスキルがある人物を採用したいと考えているのかを考えるのは非常に重要なことです。
募集要項はもちろんのこと、公式サイトに掲載されている企業の目標やビジョン、ミッションなどについて詳しく調べることで、どのような人材を採用し、今後企業として成長していきたいのかの考えが伝わります。
是非確認するようにしましょう。
結果よりも過程を重視する
確かに、会社員として働くにあたって結果を出すことは非常に重要です。
最終的に企業は結果を出せる人物を求めていることは間違いありません。
しかし、自己PRのエピソードにおいては出した結果よりもどのように取り組んだのかについて過程を重視して述べることが大切です。
過程を通して応募者がどのようなところに目をつけ、どのように考え、どのようなモチベーションで取り組んだのかを企業が確認しているからです。
自分の考え方や人柄がどのような過程で培われたのかなどについて詳しく述べられると非常に良いでしょう。
エピソードの中に数字を入れる
可能であればエピソードの中に数字を入れるようにしましょう。
例えば
・部活の大会でベスト8になりました
・コンテストで2位になりました
・営業のチームで一番の営業成績を出しました
など分かりやすく数字が述べられると説得力が伴います。
これはビジネスの現場においては非常に重要なことであり、自分のスキルや相手に対する相手に与えられるメリットなどについても数字を用いて解説することで、より納得してもらいやすくなります。
ぜひ自己PRにおいても数字を用いて説得力のある文章を作成するようにしましょう。
エピソードを1つに絞る
エピソードを1つに絞るのは非常に重要なポイントであると言えます。
「複数のエピソードを用いるべき」と主張するサイトもかなり多くありますが、これは大きな間違いです。
エピソードを複数述べてしまったら、何をアピールしたいのか全くわからなくなってしまいます。
文字数も足りなくなることがほとんどですし、それぞれのエピソードが薄まってしまい、深堀りが全くできなくなってしまうため、絶対にエピソードは一つに絞るようにしましょう。
一文を短くする
一つの文章を短くするというのもマネジメント力を自己PRでアピールする際に非常に重要なポイントの一つであると言えるでしょう。
採用担当者は1日に何本も、就活の時期になると自己PRや志望動機、ガクチカなどといったESを読みます。
つまり、あまりにも忙しい場合は読みやすさで合否がつけられることがあります。
一文が長くなってしまうと構成が全く理解できなくなってしまい、落とされる可能性もあります。
そこで、一つの文章を50文字から70文字程度に収めておくことで腑に落ちるイメージを持たせ、読みやすくすることができます。
【マネジメント力で自己PR】マネジメント力をアピールするときの注意点
続いてあなたのマネジメント力をアピールする際の注意点についても確認しておきましょう。
就活は総合点で判断されるので、マイナスの評価を与えないような工夫も重要になってくるのです。
マネジメントした人数を述べる
あなたが何人をマネジメントしてきたのかについても詳しく述べていく必要があると言えるでしょう。
同じマネジメントでも規模によって印象が大きく変わるため、マネジメントした人数は必ず述べるようにしましょう。
なお、企業側としては将来的に大人数を束ねる人材になってほしいと考えられていることが非常に多いため、マネジメントした人数が多い経験ほど多少なりとも評価されやすい傾向にあるでしょう。
どのようにマネジメントしたかを説明する
当然ながら具体例の無いエピソードはマイナスなイメージを与えてしまうため、どのようにマネジメントしたのかについては詳しく、そして分かりやすく説明する必要があると言えるでしょう。
「マネジメント」とひとくちに言ってもいくつかタイプがあります。
例えば「トップダウン」型のマネジメントではリーダーが明確に指示を伝えます。
一方で「ボトムアップ」ではメンバーの意見を集めた上でリーダーが判断するという形になっています。
「マネジメント」という話をするだけでは、「どのように」の部分が非常に曖昧になってしまうため、詳しく述べるようにしましょう。
専門用語を使わない
就活において専門用語を使いすぎると、マイナスなイメージを与えてしまう可能性が非常に高いです。
バイトリーダーやインターンなど、マネジメント力をアピールする題材では業務上の専門用語が関わってくる場合がかなり多いです。
自己PRで専門用語を乱用してしまうと、採用担当者が内容を理解できない文章になってしまいます。
当然ながらそのような文章内容が理解できないだけでなく、「客観性が無い人材である」とみなされることもあるので、「マネジメント力が本当にあるのか?」と疑われてしまいます。
そのため、文字数に余裕がある場合は解説、無い場合は言い換えなど、工夫をするようにしましょう。
【マネジメント力で自己PR】自己PRの構成
ここからは自己PRの構成についても考えていきましょう。
しっかりと構成について理論を把握した上で作成することでよりスムーズに作成できますし、読む側にも伝わりやすい文章を作成できます。
結論
まず最初に「私の強みは〇〇です。」とはっきり結論を持ってくるようにしましょう。
今回であれば「マネジメント力です。」と結論を述べるようにしましょう。
そうすることで、採用側は「これから強みの話があるんだな」と想像をすることができ、自己PRの内容を理解しやすくなります。
特に企業の採用担当者は複数の自己PRを読んでいるので、はっきりと先に結論が述べられることで文章が差別化され、頭に入ってきやすくなるという点もあります。
具体的なエピソード
この部分ではその強みを身につけたエピソードはもちろんのこと、強みが活きたエピソードなどを入れることができると、より魅力が伝わります。
エピソードがなければ説得力の欠ける自己PRになってしまうので、必ず述べることが大切です。
今回であればマネジメント力が生きたエピソードや経験などについて詳しく述べるようにしましょう。
ここのエピソードをどれだけ深掘りすることができるかによって、自己PRのクオリティは大きく異なってくるので時間をかけても良い部分です。
どう貢献するか
最後にその強みを生かしてどのように会社に貢献していくかを述べることも非常に大切です。
企業は会社で活躍してくれる人物を欲しいと思っているので、どのように活躍してくれるかがイメージできなければ、採用から遠のいてしまいます。
是非、活躍や貢献しているイメージを持ってもらえるような文章を作成しましょう。
そのためには企業研究を進め、どのような強みを求めているのか、どのような業務があるのかなどをチェックしておくことが大切です。
企業研究の方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、時間のある方は是非チェックしてみてください。
【マネジメント力で自己PR】自己PRの例文
ここからはマネジメント力をアピールする際の自己PRの例文について詳しく紹介していきます。
ここまで紹介してきたポイントや注意点などについて踏まえた上で作成しているので、是非参考にしてみてください。
自己PRの例文①:アルバイト
大学時代、飲食店でアルバイトリーダーを務めていた際にこの能力を駆使し、店舗運営の質の向上に大きく貢献しました。
当時の店舗はピークタイムには客席が満席になり、従業員たちは常に忙しく動いていました。
しかし、明確な業務配分がなく、効率が極めて低い状態でした。
この問題を解決するため、私は積極的に業務の効率化に取り組みました。
まず、私は業務の流れを分析し、それぞれのスタッフの得意分野と改善点を把握しました。これに基づき、毎日の担当業務をより効率的に割り振るシステムを導入しました。
例えば、レジ担当、案内担当、接客エリア担当を明確にし、スタッフがスムーズに動けるようにしました。
この変更により、それぞれが責任を持って業務を遂行できるようになり、作業の無駄が大幅に削減されました。
これらの取り組みは、店舗全体のサービス品質を大幅に向上させ、従業員からもポジティブなフィードバックを得ることができました。
これらの経験を活かし、私は入社後、業務プロセスの改善、新人教育のシステム化などを通じて、会社の成長と効率化に貢献していきたいと考えています。
自己PRの例文②:ゼミ
その力を示すエピソードが、大学時代に経験したことです。
私が所属していた研究ゼミでは、他校を含む大規模な研究発表会へ向けてプロジェクトが進行していましたが、多くのメンバーが就職活動で手一杯という状況でした。
研究の進行が停滞し、誰もが緊張感を持っていないことに焦りを感じていた私は、メンバー全員のスケジュールを把握することを心がけました。
そして、それぞれが対応可能な時間帯にタスクを割り振り、定期的な進捗確認を行いました。このプロセスにより、研究活動と資料作成を無理なく進めることができたのです。
また、役割分担を明確にし、個々の強みを生かした担当分野を設定することで、メンバー一人ひとりのモチベーションと責任感を高めました。
貴社のネジメント職に就いた際には、この能力を活かして、チームのポテンシャルを最大限に引き出し、組織としての目標達成に向けて最高の業績を上げることを約束します。
自己PRの例文③:インターン
その力を発揮したのは、営業の長期インターンでの経験です。そこでは20人のインターン生がいる中で、私がリーダーを務めていました。
当初の状況は、1人当たり月8件のアポイント獲得に留まっていましたが、この数字を増やすために、私は月12件のアポイント獲得を新たな目標に設定しました。
目標達成のため、各インターン生に対して個別の架電数目標を設けさせ、日々その進捗を確認し、課題があれば直ちに対策を講じました。
さらに、ロープレの量を増やすことで、アポイントの獲得率を向上させるよう導いたのです。
そして、モチベーションの維持と向上のため、3ヶ月連続で目標を達成したメンバーを表彰するシステムを導入しました。
これらの経験を活かし、貴社の営業チームにおけるマネジメントポジションで大きく貢献していきたいと考えています。
【マネジメント力で自己PR】この記事を見ているあなたにおすすめする記事
マネジメント力は自己PR以外でもアピールできるものです。
マネジメント力に自信のある人は、ガクチカなどの題材にしても良いでしょう。
本メディアでは他にもマネジメント経験を活かしたES作成に関する記事を公開しています。
部活でマネジメントを経験し、部活を題材にガクチカを書きたい人はこちらの記事を、インターンでマネジメントを経験し、インターンを題材にガクチカを書きたい人を、ぜひ併せて確認してみてください。
【マネジメント力で自己PR】まとめ
今回はマネジメント力を自己PRとしてアピールする際のポイントや注意点構成の方法などについて詳しく紹介してきました。
マネジメント力は多くの企業に求められる、魅力的なスキルです。
よって、是非ともアピールしたいところですが、適切なアピール方法を学ぶことでより良い印象を与えることができるはずです。
是非本記事を参考に、企業の採用担当者の目に止まるような魅力にあふれた自己PRを作成してください。