【例文あり】化粧品業界の就活の軸って何を書けばいいの?ポイントや軸の例をご紹介!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

就活を始めた学生の皆さんは、就活の軸はもう考えたでしょうか?

最近の面接では、良く聞かれる質問の1つとして注目されています。

また、軸がしっかり出来ていると就活もスムーズに進むでしょう。

本記事では、化粧品業界の就活の軸について解説します。

ポイントや例文も紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。

【化粧品業界の就活の軸】就活の軸とは

「就活の軸」とは、「仕事をする上での外せない条件」のことをいいます。

これから就職をしようとした時に、自身の働く環境や充実した仕事をしたいと考えるのは当然の事です。

最近の完全な売り手市場では、大小さまざまな会社が求人を出しており、優秀な学生を求めています。

やりたい仕事だけを求めて、会社選びをすると選定に多くの時間を費やすことになってしまいます。

本当に望んでいる仕事や、譲れない条件を整理した「就活の軸」を設定しておく事で、会社の選定や絞り込みが容易に行えるでしょう。

また、同時に一貫性のある会社選びが可能になります。

就活の軸と企業選びの軸の違い

就活の軸と企業選びの軸は、同一として捉えている人が多く見受けられます。

確かに、同じように扱っても特に問題にはなりません。

しかし、厳密には違うものであることを知っておいたほうが良いですし、内容も理解しておいた方が、より的確に軸を作成出来ると思います。

企業選びの軸はあくまでも「企業を選択する中での外せない条件」です。

就活の軸である、自身が仕事をする上での外せない条件とは多少異なるため、違いを理解しておくと良いと思います。

就活の軸は何個?

就活の軸はいくつあったら良いのかを迷う学生もいるかも知れません。

基本的には軸はいくつとの決まりはないため、自身の判断で個数を決めると良いと思います。

ただし、多いと必要以上に企業を絞り込んでしまう可能性があります。

また、少ないと逆に絞り切れなくなってしまうでしょう。

一般的には、3つ程度の数が企業選びもしやすく、妥当な数だと思います。

「興味や関心」「やりがい」「働き方」の3つを基準にして軸を検討するとスムーズに決まるはずです。

【化粧品業界の就活の軸】就活の軸を企業が聞くわけ

最近の就活では、面接の際やESの提出で就活の軸を聞かれる場合が増えてきています。

企業はどういった目的があって軸を確認するのでしょう。

理解が出来れば、ズレた軸を作らなくて済みます。

就活生の価値観を測るため

1つ目の目的では、就活生の価値観や性格を把握する事があげられます。

仕事への取り組み方やモチベーションの管理についてを確認する事で、就活生がどれだけ前向きに仕事に取り組んでいけるかを把握したいのです。

それらが企業と合わなければ、早期退社につながる可能性が高いと判断しているため、出来るだけ避ける事が望ましいと考えます。

このため、就活の軸を確認し、就活生の価値観や性格などを知ろうとします。

企業への志望度を確認している

次の目的として、企業への志望度の確認を行っています。

就活の軸は自分の働き方についてを聞いているため、就活の軸が企業の業務内容や企業理念に合っていなければ、企業への志望度が低いと評価を受けるでしょう。

志望度が低いと評価を受けた人材に関しては、採用しても早期退社につながる場合が多くあるため、企業としては、志望度が高いか低いかは早い段階で見極めたいと考えています。

これらを見極めるために、就活の軸を確認し判断材料とします。

【化粧品業界の就活の軸】化粧品業界について

化粧品業界とは具体的に何を行っている業界でしょうか?

一般的に化粧品業界とは、メイクアップ製品やスキンケア製品などの化粧品や美容製品などを製造、販売する業界のことを指します。

この業界では、化粧品、スキンケア製品、ボディケア製品、ケアケア製品、香水など、美容や健康に関連する製品が開発、製造され消費者に提供されています。

特に化粧品業界は非常に多様な業界であり、国内や海外の大手企業がある一方で、小規模な専門店までさまざまな企業が競争しています。

美容のトレンドや技術の進歩に応じて、常に新しい製品やサービスが開発されています。

近年では、環境への配慮やSDGsへの関心も高まっている中、それらに合わせた製品の取り組みが見られます。

【化粧品業界の就活の軸】化粧品業界で就活の軸を決める際に重要なポイント

就活の軸を決める際には、重要なポイントがいくつかあります。

これらのポイントに注意を払い作ることで、軸に一貫性が保たれ信ぴょう性も高くなります。

次にあげるポイントを意識しながら、軸を決めていきましょう。

自己分析をする

最初に自己分析を行い、自分を良く知るところから始めましょう。

自身がこれから何をしていきたいのかや、どういった人物を目指したいのかといった部分を明らかにして、自分への理解を深める作業から始めます。

その上で、化粧品業界に興味を持った理由や、モチベーションになっている根拠を自己分析を行う事で、知っておくと良いでしょう。

自己分析は、就活の軸を決めるための第一歩と捉えておきましょう。

これらを怠ると、自身のやりがいや関心がわからない状態で軸を作成する事になるため、正確に決める事が出来なくなります。

誰もが自分の事は理解出来ていると考えがちですが、実際のところはあまり理解出来ていない事が多いでしょう。

自己分析をしっかりと行い、自身を把握する事から進めてください。

自分の就きたい役職を決める

化粧品業界は仕事の幅が広いため、職種は多岐に渡っています。

例えば、化粧品を販売するのかや、製造するのかで異なりますし、開発や製造を支える仕事などもあります。

同じ業界でも、自身のやりたい仕事によって、業務内容は大きく違ってくるでしょう。

このため、同じ業界だとしても、自身が就きたい職種をしっかりとイメージして就活の軸を作成する事が重要です。

販売であれば、営業や店舗営業の業務があります。

作りたい方は、研究開発や商品企画、製造部門の仕事などが向いているでしょう。

また、支える仕事を希望する方であれば、事務や経理などと多くの職種があります。

軸を決めるためには、自分のやりたい職種も重要であるため、まずはどのような仕事に関わっていきたいかをしっかりと検討する必要があります。

企業研究をする

企業のことを知って、理解出来なければ本来の就活の軸を作ることは出来ません。

会社説明会や募集要項、企業のHPなどで企業研究をすることで、化粧品業界について詳しく知る事が出来ます。

前述しましたが、化粧品業界といっても仕事の幅は広く、さまざまな業務内容があります。

自分がやりたいと考える業務が、その企業の中に存在するかや、どのような位置づけで存在しているのかといった部分も知っておく必要があるでしょう。

また、企業理念が自身の考えと一致しているかも大切なポイントのため、必ず確認しておいた方が良いでしょう。

これらをしっかりと確認し、企業を理解した上で就活の軸を作成していくのが良い方法です。

【化粧品業界の就活の軸】化粧品業界の就活の軸例

化粧品業界での就活の軸の例をいくつか紹介します。

どのような部分が軸に出来るかなど、参考になると思いますので、自身の就活の軸を作成する際には参考にしてください。

また、自己分析と照らし合わせて、自分に合った軸を選択することを心がけると良いでしょう。

化粧品で人の美を支えたい

化粧品業界では、化粧品やメイクアップ用品を主力に据えるメーカーが多く存在します。

就活の軸として、人の美を支えたいといった内容は、化粧品業界にとっては大変いい軸になるはずです。

他人が美しくなる事に対して、やりがいや充実感を感じる人には、化粧品業界は魅力的なキャリアの選択肢であり、向いている仕事といえると思います。

このような考え方を軸に選択した方は、高い評価を得られる可能性があるでしょう。

安定した職場で長く働きたい

化粧品業界は、化粧品や美容製品などを扱っている業界のため、比較的安定した業界といえます。

また、扱っている商品もあり女性が多く活躍しやすい環境も整っている業界です。

そのため、結婚や出産などのライフイベントを経て、復帰して活躍する女性も多く見受けられる特徴を持っています。

このような事から、長く安定して働きたいといった軸は非常に良いアピールです。

ただし、自身の働きやすさだけをアピールするのではなく、しっかりと向上心があることも伝えた方が良いでしょう。

好きな事を仕事にしたい

化粧品業界は、女性には身近な製品を多く手がけています。

そのため、メイクに興味がある人や、ものづくりが好きなひとには比較的向いている業界とも言えます。

自身の好きなものや、得意なことを仕事にしていきたいといった軸も、化粧品会社では評価を受けやすい内容です。

このように、自身の好きな部分を就活の軸に設定しても全く問題ありませんので、積極的にアピールした方が良いでしょう。

多くの人と関わりたい

化粧品業界は多くの人と関わることが出来る業界でもあります。

営業の分野では、店頭でお客様に接客をし商品の案内をしたり、企業を訪問することもあるでしょう。

企画開発などでは、他の事業部との協力や自社工場への訪問や、他社との関わりなどもあるため、やはり多くの人と接する機会が多くあります。

このように、多くの人と関わりながら仕事を行っていきたいといった就活の軸も十分なアピールになりますので、積極的にアピールすると良いでしょう。

人々の悩みを解決したい

化粧品業界の商品には、美しさを追求するだけではなく、さまざまなトラブルを解決する商品も扱っています。

例えば、お肌のトラブルに関する商品や、薄毛の悩みを解決する商品などがそれらに該当します。

このため、多くの人の悩みを解決する仕事がしたいといった就活の軸も良いアピールにつながるでしょう。

この際には、自分の知識や過去の経験など、なぜそのように思うようになったかなども重点的に話すと説得力が生まれ、伝わりやすくなります。

【化粧品業界の就活の軸】化粧品業界の就活の軸例文

私の就活の軸は、人びとを笑顔にすることです。

学生時代のアルバイトでは、デパートの接客を行っていました。

化粧品以外の扱いもある小売店でしたが、商品のセールスポイントなどを自分なりに勉強し化粧品を薦めると、とても笑顔で購入されるお客様が多くおられました。

私はそれに魅力を感じ喜びを感じるようにもなりました。

また、同時に化粧で悩む人がたくさんいることも初めて知りました。

御社では、多数に合った商品ではなく、それぞれの人の肌に合った商品を提供しており、人びとの悩みに寄り添った商品開発の姿勢に感動しました。

私もそのような製品を提供する仕事をしたいと思い志望させていただきました。

人びとの悩みを解決するお手伝いをして、多くの人を笑顔にする仕事をしたいと思います。

まとめ

化粧品業界の就活の軸やポイントについて解説しました。

就活の軸はこれから就活を進めていく上で、必ず必要になりますので、早めに準備をしておいた方が良いでしょう。

今回の記事を参考に、業界の方に理解を得られる軸を作成して、就活を優位に進めていきましょう。

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