バドミントン経験で内定を勝ち取るガクチカの書き方やポイントを徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

【バドミントン経験でガクチカ】ガクチカのポイント

バドミントン経験で内定を勝ち取るガクチカの書き方やポイントを徹底解説!

バトミントン経験をベースにガクチカをつくっていく前に、そもそもガクチカについてしっかりと理解しておく必要があります。

何も準備をせずに書き始めても、良いガクチカは完成しません。

効果的な書き方のポイントや、企業に魅力的に思ってもらえるにはどうしたらいいのかという観点で詳しく解説していくので、是非参考にしてみてください。

結果ではなく過程が大切

多くの就活生の方がなにかすごい結果や実績がないと企業から評価されないのではないかと思ってしまっているかもしれません。

しかしガクチカでは、成果や結果よりも、経験の過程とそこで何を学んで何を得たのかという点が重視されます。

バイトリーダーや部長といった肩書きやエピソードが他の人と重なることもありますが、企業はそこではなく、それぞれの工夫やその人の感情、動機を見ています。

自分ならではの経験の深掘りこそ重要なポイントだということを認識しておきましょう。

【バドミントン経験でガクチカ】人事が評価するポイント

ガクチカをいきなり作る前に、なぜ企業はガクチカについて質問してくるのか、ガクチカを聞いてどういう点を知りたいのかという点を理解することが大切です。

そこをしっかりと抑えることで闇雲に取り掛かるよりもガクチカの作成効率はかなり上がりますし、クオリティも高まります。

そこで人事が特にガクチカで評価するポイントをいくつか解説していきます。

自社との相性

企業が就活生にガクチカについて聞く理由は様々で企業によって異なってきますが、結局は「自社の社風や風土にマッチするか」という点をみています。

ここにミスマッチが生じてしまうと、折角入社してもすぐ退社してしまうことにもつながってしまう等のリスクがあるのです。

なので対策としては、志望する企業が公開しているミッション、ビジョン、バリュー(MVV)や「求める人物像」を事前に確認しておくことが大前提となります。

その上で自分の経験や特性が企業の求める資質とどうマッチするかを理解し、伝えることが求められます。

自己分析と企業研究をしっかり行い、ガクチカを通じて自身の適性をアピールすることが重要だと理解しておきましょう。

【バドミントン経験でガクチカ】バドミントン経験はガクチカとして弱い?

結論から言うと、バドミントンを部活等で頑張ってきた経験は、決して弱いガクチカではありません。

なぜなら体育会系活動の一つとして、精神力、忍耐力、チームワークなど、多くの強みをアピールできる貴重な経験だからです。

しかし、エピソードの強さだけでは不十分で、伝え方によって評価は大きく変わることを認識しておきましょう。

単に試合結果や練習内容を羅列するのではなく、バドミントンを通して培った強みを具体的に説明し、自分らしさを表現することが重要です。

【バドミントン経験でガクチカ】バドミントン経験者のアピールポイント

バトミントンを頑張っていたことは事実だけど、どんな点をどのようにアピールしていいか迷う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、ここからはガクチカにおけるバドミントン経験のアピールポイントをいくつか紹介していきます。

主に「体力」「粘り強さ」「継続力」「成果主義」があり、それぞれバトミントン経験のどのタイミングで身につけ、学んだのかに焦点を当てて考えてみるといいでしょう。

以下でそれぞれのアピールポイント別に細かく解説していくので、是非参考にしてみてください。

1. 体力

バトミントン経験者のアピールポイントとして「体力」があります。

バドミントン部は運動部ですので、基礎体力や筋力の向上などは自然とついてくるものです。

ただ、これは日々練習に励んだ結果の上に成り立っていると思うので、そこでどんな工夫や行動をしたのか示しましょう。

例えばですが、「毎日15分刻みでトレーニングプランを立て、欠かさずに実行した」「下半身強化を優先し、弱点克服に努めた」等、具体的に提示するのが効果的です。

また仕事において体力は不可欠なもので、アピールとしてはかなり有効ですし、新卒は成果が上げづらい時期でスキルもないことが多いので、行動力で結果を出すしかありません。

さらに単純に「体力」と言うより言い換えも効果的で、例えば「コミット力」「圧倒的な行動量」「タフさ」「諦めの悪さ」等があるので活用してみてください。

2. 粘り強さ

バトミントン経験者のアピールポイントとして「粘り強さ」も挙げられます。

バドミントンを部活等で頑張った人は、大会での強敵との試合や怪我からの復帰など、困難に直面しても諦めない、粘りつよさを持ち合わせています。

企業に入社したあとも、このような特性は非常に価値があり、評価される場合は多いです。

特にスタートアップ企業や、比較的高いストレスや長時間労働をしなければならない環境では、粘り強く目標に向かって前進し続ける力として必要とされます。

ただ「粘り強さ」という表現は結構ありがちな言い方なので、例えば「最後までやり遂げる力」「折れない心」「不屈の精神」「困難に燃える」等の言い換えも検討しましょう。

3. 継続力

バトミントン経験者のアピールポイントとして「継続力」も良いでしょう。

バドミントンを部活で頑張っていた方は、技の習得や体力向上のために継続的な努力を重ねることで、強い継続力を身につけているはずです。

目標達成や組織への貢献をするためには、短期間の努力ではなく、長期的に継続して取り組むことが求められる事も多いので、職場においても非常に重要な力と言っていいでしょう。

また継続力は「困難に直面した際にも諦めずに工夫し続ける力」とも言えるので、企業からしてもそんな人材は魅力的に見えます。

ただ「継続力」という言い方は他の就活生も使う可能性が高いので「達成意欲が高い」「どんな状況でも粘る」「上手く行かなくても前向き」等の言い換えも効果的です。

4. 結果主義

最後に「結果主義」ということも、バトミントン経験者のアピールポイントとしていいでしょう。

バドミントンをはじめ体育会系の部活等を経験している人は、結果を出すことの重要性を深く認識している場合が多いです。

基本的にスポーツの世界では実績が直接的な評価に繋がり、スタメン入りやあらゆる機会獲得に結びつきます。

なので、結果を出さなければならないというマインドが育ち、目標達成に対する強い意志と行動力を持つようになります。

仕事においても、この結果主義の姿勢は高く評価され、目標に対して具体的な成果を上げるための努力と責任感を持つことが出来る人だと認識されます。

もちろん結果だけが全てではないのですが、結果を重視する環境で努力してきたということはビジネスでも高く評価されるのです。

【バドミントン経験でガクチカ】ガクチカの構成

ここからはガクチカの書き方の構成を項目ごとに解説していきます。

内容が素晴らしいものでも、構成がわかりにくいと企業からの評価も下がってしまう恐れがあるので注意しましょう。

以下の流れで記載するのがおすすめですが、「7. 入社後への結びつけ」は文字数に余裕があれば記載する程度の意識で問題ありません。

1. 結論

ガクチカでは、まず結論を先に述べることが重要です。

これにより、企業側も話の主旨をすぐに把握でき、その後の詳細な説明の理解がよりしやすくなる効果があります。

日々多くの就活生のエントリーシートを見ている人事からしても、冗長な書き出しよりも、冒頭で簡潔に結論から書いている文章に好感を持ちます。

ビジネスの場でも基本的に結論から述べる方が仕事ができるという認識を持たれることも多いので、入社後も見越して結論から伝える意識をしましょう。

2. 動機

結論を述べた後に、その動機をしっかりと示すことが重要です。

その取り組みに至った背景や動機を共有することで、企業も感情移入がしやすくなります。

また、その動機から自分がどういう性格の人間で、どういったことに興味を持つのか等、基本的な価値観を伝えることができます。

そういった点を企業も把握することで、入社後の活躍のイメージや、どういう仕事を任せたら良さそうか等を意識しながら、選考を進めることができるのです。

3. 目標

単に活動を行った事実を述べるのではなく、その背景にある目標を明確に伝えることも非常に重要です。

目標を設定し、課題解決に向けてどのように思考して取り組んだかを伝えることで、単なる行動以上の価値をアピールすることができます。

こうすることで、目標達成に対する自身の意志の強さ、問題解決能力、そして主体的に物事に取り組む姿勢が企業にも伝わります。

また念のためですが、目標はできるだけ高いものや、達成が困難であるものを示すようにしましょう。

4. 取り組み内容

目標を伝えたら、その目標達成のためにどのような具体的な取り組みを行ったのか、そしてその過程でどんな考えを持ち、何を工夫したのかを明確に伝えてください。

そうすることで、単に目標を設定したことだけではなく、自分の思考力、解決策を見出す能力、行動力等を示すことができます。

実際の仕事でも目標設計や思考する過程も大切ですが、やはり実際に行動することや、その行動の内容の筋がいいこと等が重要視されるので、しっかりアピールしましょう。

5. 結果

取り組んだ活動の内容を述べるだけでなく、どのような結果になったのか、周囲にどんな影響があったのか、何が達成されたのかを具体的に示すようにしましょう。

こうすることで自分の行動が具体的な成果に結びついたことを証明できますし、これがないと企業からしても「で、結果どうなったの?」と気になってしまいますよね。

冒頭で結論を述べる際に結果についても触れるかもしれないですが、文章の流れ的に改めて結果について言うことは問題ありません。

6. 学び

結果だけではなく、経験から得た「学び」にも触れるようにしましょう。

例えば、チームで何かに取り組んだ経験であればその中で「効率的なコミュニケーションの仕方を学んだ」等のように伝えます。

また、成功だけではなく失敗から何を学んだかという点も伝えると効果的なので余裕があれば考えてみましょう。

仕事でもやりっぱなしではなく、その業務から何を新しく学んだのかということを意識するのとしないのではその後の成長度が全く違ってきます。

7. 入社後への結びつけ

ガクチカで自分が経験から学んだことを「入社後にどう活かせるか」ということも最後にアピールできると尚いいでしょう。

具体的には、自分の長所やスキルと志望企業や職種の特徴で合致しているところを探して結びつけるのがおすすめです。

例えばコミュニケーション力をアピールしたい時は「グローバルな貴社のチームの中で、異なる背景を持つメンバー間での意見調整やまとめ役に貢献できる」のようなイメージです。

【バドミントン経験でガクチカ】例文3選

ここからはバドミントンの経験を使ったガクチカの良い例文を3つ紹介していきます。

それぞれ取り組みの内容やアピールしたいポイントが異なる例文を用意したので、自分と被るものや近しい例文があれば是非参考にしてみてください。

もしなかったとしても、文章構成や表現の仕方等、真似してみましょう。

バドミントン経験のガクチカ1

私は学生時代、バドミントンサークルの代表を務め、メンバー全員のスキル向上と、お互いの信頼関係を強くすることに力を注ぎました。

当時、サークルの課題として、メンバー個人個人のバドミントンのスキルアップをするという意識がなく、そういった機会も特にありませんでした。

そこで私はメンバー個別のトレーニング内容を考え、各メンバーが自分の弱点や課題に焦点を当てて練習ができる環境づくりをしました。

また、メンバー同士の交流を深めるために、ダブルスの試合をメンバーを入れ替えながら実施する等の工夫をしました。

これにより、メンバー同士のつながりが深まり、サークル全体の雰囲気も活気づきました。

これらの経験から、協調性やリーダーシップの重要性を学んだのと同時に、チーム全体が成長するためには個々のメンバーが成長することが欠かせないと強く感じました

将来、貴社に入社してからの業務においても、メンバーの成長を支援し、チーム全体の発展に貢献できるリーダーになりたいと思っています。

バドミントン経験のガクチカ2

学生時代、私はバドミントンサークルの代表として、サークル全体の活動をより多様化させるための取り組みを行いました。

当時サークルのメンバーの参加意欲が低く、サークルの存続が危ぶまれる程の状態でした。

そこで、私はまずメンバーになぜサークルにこないのかヒアリングをすることにしました。

すると、「もっと他の大学との交流会や試合がしたい」「練習ばかりでチーム内でのコミュニケーションが少ない」という不満が見えてきました。

そこで、まず私は定期的な他の大学との練習試合や交流会を企画しました。

また、サークル内でのコミュニケーションを促進するために、交流会や懇親会を積極的に開催しました。

これらの取り組みにより、サークル全体の雰囲気が活気づき、参加意欲が高まりました。

この経験から、周囲の声を傾聴し、実施に行動に移す重要性を学びました。

貴社に入社しても、この傾聴力と行動力を活かし、お客様や事業に最大限貢献していきたいと考えています。

バドミントン経験のガクチカ3

私が学生時代に力を注いだのは、所属していたバドミントンサークルの活動内容を根底から変えたことです。

当時、バドミントンに飽きてしまい、それ以外のスポーツもやりたいと感じているメンバーが複数いた状況でした。

そしてそういったメンバーのサークルへの参加率が低くなってしまい、サークル全体の士気も下がってしまうという課題がありました。

そこで、私は他のスポーツサークルとの交流会や、イベントの企画をし、そういったメンバーの参加意欲を高める努力をしました。

この取り組みによってメンバーもリフレッシュすることができ、結果的にサークルの活動に積極的に参加してくれるようになりました。

この経験から「バドミントンサークルだから、バドミントンしかやらない」というような固い考えではなく、柔軟に物事を捉えて実行する力がついたと思っています。

貴社に入社してからも、この柔軟性を活かし、どんな状況でも臨機応変な対応をして貢献したいと強く思っています。

まとめ

今回は学生時代にバドミントンを頑張った経験のある方に向けて、内定を勝ち取るためのガクチカの書き方やポイントを解説しました。

バドミントンの経験を通して得られる学びやスキルは社会に出ても十分通用するものであるということが分かっていただけたのではないでしょうか?

是非この記事を参考にして、企業から高評価をもらえるガクチカを作って内定を勝ち取ってください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

他にもガクチカで部活をテーマに書きたい方はこちらの記事がおすすめです。

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