
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
・「地域に貢献したい」という思いを志望動機で伝える方法
・「地域貢献」の志望動機の書き方と例文
・「地域貢献」の志望動機で高評価を獲得するためのポイント
・志望動機で「地域に貢献したい」ことを伝えたい人
・「地域に貢献したい」という思いがある人
・就職の軸が「地域に貢献できる仕事」になっている人
「地域貢献がしたい!」と思っている就活生はとても多いものの、その熱い想いを志望動機で上手く表現するのは難しいものです。
では、どう書けば上手く伝わるのでしょうか?
この記事では「地域貢献」をキーワードに志望動機を書く際のポイントや構成の仕方、例文を用いて詳しく説明していきます。
この記事を読み終わった時には、「よし、書いてみよう!」と前向きな気持ちになることができているはず。
要点を一緒に確認していきましょう!
目次[目次を全て表示する]
【志望動機:地域貢献】「地域貢献」を話すのはあり?
まず最初に、そもそも「志望動機に「地域貢献」を話すのはあり?」というあなたの質問に答えていきましょう。
その答えはズバリ「あり」です。
地域貢献したいというのは素晴らしいことですし、伝え方次第では大きなプラス評価に繋がる可能性を秘めていると言えます。
地域貢献する方法も様々で、インフラに寄与したい、子どもたちのお世話をしたい、住民のサポートがしたいなど、幅広い志望動機を作ることが可能です。
毎年多くの就活生がこの「地域貢献」を就活の軸に据えて就職活動に臨みます。
「地域貢献」という言葉自体を軸に志望動機を作ってはいけません。
地域貢献とはあくまでも付属した理由であり、直接的な企業の志望理由ではありません。
そのため、志望動機では「私が貴社を志望した理由は地域貢献したいと思ったからです」ではダメだということです。
【志望動機:地域貢献】質問意図からわかる就活の軸で避けたい理由
地域貢献を話しするのはありでも、志望動機の軸にしてはいけないということを「志望動機を問う理由」と一緒に確認していきましょう。
志望動機とは「志望者の熱意を見るため」や「志望者と企業のマッチ度を測るため」に質問されています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
志望者の熱意を見るため
志望動機は「志望者の熱意を見るため」に質問されています。
そのため、「地域貢献したいです!」と高らかに宣言したとしても、周りの就活生もあなたと同じことを思っているはずです。
志望動機で大切なことは「どれだけその企業に入りたいのかをアピールすること」です。
そう考えると志望動機の内容も自然と変わってくるはずです。
地元愛よりも、その企業に入社したいという熱意を全面的にアピールしていきましょう。
志望者と企業のマッチ度を測るため
志望動機は「志望者と企業のマッチ度を測るため」にも質問されています。
企業の採用担当者が一番重視しているのがこのマッチ度です。
マッチ度は価値観や志向などから判断されており、ここが合わないとあなたは本当の力を発揮できず、最悪の場合早期退職に繋がる可能性もあります。
それはあなただけでなく企業側にとっても大きな損失になるため、企業の採用担当者はできるだけそのリスクは回避したいと考えています。
そのため、あなたの価値観や志向が現れやすい志望動機からマッチ度を判断しています。
そのため「地域貢献したい!」と何度伝えたとしても、効果的なアピールはできないと言えます。
「地元愛≠企業愛」
地域や地元に貢献したいはその企業に貢献したいには繋がらないことに注意しましょう。
企業は自社に貢献してくれる人材が欲しいと考えて採用活動を行っているため、まずは会社で活躍することを前面に出して、そのうえで最終的に地域に貢献することを示した志望動機を作成すると良いでしょう。
【志望動機:地域貢献】志望動機を考える手順
企業があなたに志望動機を問う理由が分かったところで、ここでは効果的にアピールすることができる「志望動機を考える手順」を紹介していきます。
考えるポイントは「なぜその企業なのか考える」「なぜ地域貢献がしたいのか考える」「自分が何を成し遂げたいのか考える」という3つです。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
なぜその企業なのか考える
志望動機はまず「なぜその企業なのか考える」ことから始めましょう。
確かに「地域貢献したい!」という考えが就活の軸になっている人が多いと思うので、これを考えるのは難しいと思います。
しかし、志望動機とは「その企業に入社したい理由」を述べる項目であるため、これを考えることから逃げることはできません。
基本的な考え方としては、あなたの地域貢献以外の就活の軸をまず考え、それに合った企業を選び受けるようにしましょう。
そうすることで、あなたの価値観に合った企業を選ぶことができ、なぜその企業なのかという理由も考えやすくなるはずです。
地域に貢献したい理由を考える
志望動機を書く際は「なぜ地域貢献がしたいのか考える」ようにしましょう。
「地域貢献がしたい!」という言葉、聞こえはいいですが、それだけではアピールには不十分です。
言葉だけでなくそう考えるようになったきっかけや、そう考える理由もセットで用意しておく必要があります。
その理由は些細なことでも構いません。
「地元が好きだから」「この街で育ったから」「街に出て地元の大切さに気付いたから」などもその理由になります。
自分が何を成し遂げたいのか考える
志望動機を書く際は「自分が何を成し遂げたいのか考える」ようにすると、入社後のイメージがつきやすく、文章を組み立てやすくなります。
「その企業に入っていち早く一人前になるぞ!」「入社して人としてバリバリ成長するぞ!」という目標も成し遂げたいことの1つと言えます。
また、「私の手で地域を豊かにしたい」「多くの人に影響を与えたい」という大きな目標を掲げることも効果的です。
その企業に入社して成し遂げたいことを考える際は、公式ホームページや採用ページなどを活用しながら進めていきましょう。
【志望動機:地域貢献】「地域貢献」を魅力的に伝えるためのポイント
志望動機を考える手順が分かったところで、次は「地域貢献」をより魅力的にするために大切なことを説明していきます。
それは「具体的な事例や経験を話す」「企業の地域貢献との関連性を明確にする」「どのように地域と会社に貢献するか個人のビジョンと目標を話す」「情熱と熱意の表現する」の4つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
具体的な事例や経験を話す
文章をより魅力的にするための方法1つ目は「具体的な事例や経験を話す」ことです。
これはこの記事で説明した、あなたが地域貢献したいと思ったきっかけになった出来事を話すことが一番の得策と言えます。
ボランティア活動に参加したことや、地域イベントのサポートをした経験、地元のお祭りに参加したことなどがその対象になってきます。
話せる経験の幅が広いため、選ぶエピソード次第ではあなたの個性をアピールすることができます。
エピソードを述べる際に大切なことは、企業の採用担当者が聞いて鮮明に想像できるような伝え方を意識することです。
そのため、エピソードは具体的かつ定量的に伝える必要があります。
その当時感じた感情などを文中に盛り込むことで、あなたの価値観を伝えることができるため、効率的にアピールすることができるはずです。
エピソードの最後に、その経験から得た学びを書くことにより、成長意欲を同時にアピールすることができるため、忘れず書くようにしましょう。
企業の地域貢献との関連性を明確にする
文章をより魅力的にするための方法2つ目は「企業との関連性を明確にする」ことです。
企業との関連性を明確にすると書くと難しく感じてしまいますが、要するにあなたが受けるその企業はどのようにして地域貢献しているのかを文中に盛り込むということです。
例えば植林活動に取り組んでいることや、児童向け学習会を定期的に開催していることなど、企業が行っている活動を事前にしっかりと把握しておきましょう。
これをしておくことで、文章に書くこともできますし、面接で突然「弊社の取り組みはご存じですか?」と聞かれた時も冷静に答えることができるはずです。
この企業がどのようにして地域社会に貢献しているのかということは、公式ホームページや採用ページに記載されているはずです。
また、あなたが受ける企業の社長のインタビューが掲載されている記事や新聞を調べることも有効な手段の1つです。
どのように地域と会社に貢献するか個人のビジョンと目標を話す
文章をより魅力的にするための方法3つ目は「地域貢献に対する個人のビジョンと目標を話す」ことです。
あなたがもし、地域における具体的な問題点に気付いている場合、それを解決するための具体的な方法やアプローチの仕方を述べることで大きなプラス評価に繋がります。
その理由はこれを述べることで、問題発見能力と問題解決能力をアピールすることができるからです。
また、頑張って将来地域をこう良くしたい、こうして貢献していきたいというビジョンを述べることも大きなアピールに繋がります。
長期的なビジョンを持っているということは、長く勤めてくれるというイメージを与えることにも繋がるため、好印象を残すことができます。
情熱と熱意の表現する
文章をより魅力的にするための方法4つ目は「情熱と熱意を表現する」ことです。
「そんな昭和みたいな方法、令和で通用しないでしょ。」と多くの就活生は思っています。
しかし、働き方が多様化した現代であっても、仕事をする上でこの情熱や熱意はとても重要な要素と考えられています。
そのため、「私はこんなにも情熱を持って地域貢献したいと考えています!」と伝えることはとても大切なことだと言えます。
ここで重要なことは、なぜその活動に情熱を注げるのかという動機や背景にも触れることです。
熱い情熱の源泉を冷静に自己分析し、文中に組み込んでいきましょう。
【志望動機:地域貢献】内定者に共通する志望動機のポイント
文章をより魅力的にするための方法が分かったところで、次は「内定者に共通する志望動機のポイント」を紹介していきます。
ここでは特に共通しているポイントとして「企業の求める人物像を考える」「自分の強みをアピールする」「企業の強みに触れている」の3つに絞って詳しく説明していきます。
企業の求める人物像を考える
内定者に共通するポイント1つ目は「企業の求める人物像を考える」ことができているということです。
就職活動とはあなたと企業のマッチ度を測るために用意されたものです。
そのため、企業と相性が良いということをアピールしなければなりません。
しかし、企業の価値観や志向が読みにくいと悩んでいる就活生を多く見かけます。
そんな時は、企業が求める人物像をしっかりと確認するようにしましょう。
この企業が求める人物像に近い人材が採用されることになるため、その内容をしっかりと把握し、志望動機にその要素を組み込んでいきましょう。
自分の強みをアピールする
内定者に共通するポイント2つ目は「自分の強みをアピールする」ことができていることです。
「え?志望動機で自分の強みをアピールするってどういうこと?」と感じたかもしれませんが、これはとても大切なことです。
企業が求める人物像に合った強みを述べることで、効果的にアピールできる文章に仕上げることができます。
しかし、自分の強みをアピールし過ぎないように注意しましょう。
あくまで志望動機なので、軽く触れる程度にし、それ以上のことは自己PRの項目で存分にアピールするようにしましょう。
企業の強みに触れている
内定者に共通するポイント3つ目は志望動機の文中で「企業の強みに触れている」ことです。
志望動機を書く際、必ず行う必要があるのが企業研究です。
その理由は受ける企業のことを深く知っておかなければならないからです。
その作業の中で、特に確認しておきたいポイントが同業他社との差別化ポイントです。
つまり、あなたが受ける企業にしかない特徴や強みを正しく把握しておく必要があるということです。
他社にない強みに文中触れることで、「企業研究にしっかり取り組んでいるな」という印象を与えることができ、それはあなたの熱意を伝えるために最も効果的な方法と言えます。
【志望動機:地域貢献】おすすめの構成
内定者に共通する志望動機のポイントが分かったところで、次は具体的な「志望動機の構成」について説明していきます。
ここでは構成の順番通りに「結論」「根拠」「展望」という3つの項目に分け、それぞれ詳しく解説していきます。
結論:その企業の志望理由を明確に示す
志望動機はまず「結論」から書き始めていきましょう。
ここでいう結論とは、あなたがその企業を志望した理由です。
結論部分を最初に述べることで、文書全体をスッキリした印象にすることができます。
また、論理的思考力があるという印象も与えることができるため、プラス評価に繋がりやすくなります。
結論部分はできるだけ簡潔に、一文にまとめて書くように意識することで、企業の採用担当者が読みやすい文章に仕上げることができます。
「私は福祉の力で地域を元気にするという貴社の理念に深く共感し、研究職を志望します。地域社会の課題を解決するためには、福祉サービスの充実が不可欠であり、貴社が提供する独自のプログラムや支援体制が、その実現に向けた大きな力となると考えています。」
根拠:経緯や地元に貢献したい理由
結論部分が書けたら、次はそれを補足するための「根拠」を書いていきます。
根拠とは、あなたがなぜその企業を志望したのかという経緯や、なぜ地域に貢献したいと考えるのかという部分です。
この部分はあなたの価値観や志向が現れやすい部分であるため、特に重視されていると考えておきましょう。
根拠はあなたの過去の経験を交えて述べる方が効果的です。
意識することは、具体的に書くことと定量的に書くことです。
企業の採用担当者にイメージしてもらいやすい文章を心掛けて書いていきましょう。
「地域のボランティアに参加し、高齢者の方々と接する中で、福祉がもたらす影響の大きさを実感しました。特に、貴社が展開する地域密着型の支援モデルは、住民のニーズに応じた柔軟な対応が可能であり、地域の活性化に寄与するものと確信しています。」
展望:入社後の目標や成し遂げたいこと
結論、根拠が書けたら最後に入社後の「展望」を書いていきましょう。
ここでは先ほど説明した入社後の目標や成し遂げたいことを具体的に書いていきます。
早く一人前になる、バリバリ成長する、誰よりも早く成果を上げるなど、人によって展望は様々です。
そこで私がおすすめしたいことは、できるだけ大きな目標を掲げるということです。
その理由は「絶対に無理でしょ!」というくらい大きな目標を述べることで、企業の採用担当者の印象に確実に残ることができるためです。
また、その目標を達成するために活かせる自分の強みを書くことで効率的にアピールすることができるため、忘れず書くようにしましょう。
「貴社の一員として、地域の人々と共に新たな福祉サービスを開発し、地域全体を元気にする取り組みを推進したいと考えています。」
【志望動機:地域貢献】地域貢献を使った志望動機例文9選
志望動機の構成の仕方が分かったところで、「地域貢献を使った志望動機の例文」を見ながら具体的にその書き方を確認していきましょう。
コピペはNGですが、自分の経験に近しいものはぜひ参考に、志望動機を作成してみてください。
医療事務×地域貢献
私が志望した理由は貴社の「地域の医療を守る」という企業理念に共感したためです。
私は人口500人という小さな村の出身です。
村には自然がたくさんあり、私は地元が大好きですが、医療環境が整っているとは言い難い状態です。
急な風邪や怪我には自分たちで対処しなくてはいけない状態の中、各家庭にあったのは貴社の薬箱でした。
私自身、風邪を引いたり怪我をした時は、貴社の製品を使っていましたし、村の人々は全員貴社の薬に何度も助けられていたはずです。
この経験から、私たちが安心して暮らせていたのは貴社の薬箱のお陰だったんだと気づき、私もその一翼を担いたいと考えるようになりました。
会社説明会で貴社は常備薬の家庭普及率業界1位という強みを持っており、文字通り地域の医療を守っていることを知りました。
私は大学在学中に医療事務管理士の資格を取得しました。
この資格を活かし、地域の医療を守るサポートをしたいと考えております。
銀行×地域貢献
私が貴行を志望した理由は地元に恩返しがしたいと考えたためです。
私は貴行の本社がある〇〇県の出身で、大学進学までの18年間を過ごしました。
大学に進学した今、住んでいた時よりも地元の素晴らしさを感じており、観光地としての可能性があるのではないかとよく考えます。
〇〇寺や〇〇公園、〇〇資料館などは海外の観光客の中でも少し話題になっていますし、最近できた〇〇美術館は多くの人を集めていると聞きます。
私はそんな観光資源をうまく活用することで、もっと〇〇県を盛り上げることができないかと考えた時、一番に思い浮かんだのが貴行でした。
貴行は〇〇県の多くの企業と接点があり、それら企業を資金面でサポートしていることを先日の説明会で知りました。
私は貴社の強みである地元企業との接点と私の強みである傾聴力と発想力を活かし、法人営業として様々な企業の発展、そして〇〇県の発展に貢献したいと考えております。
商社×地域貢献
私は食の多様性を様々な地域に届けたいと思い、貴社を志望しました。
私は大学1年生の時から今もスーパーマーケットでアルバイトをしており、商品の品出しなどを担当しています。
そこで感じるのは、食の多様性が進んでいることです。
今まで見たことがなかった異国の食材やそれを再現できるキット商品などが多く、商品のパッケージを見ながらどんな味がするんだろうと想像しています。
しかし、地元である〇〇県に帰省した時にスーパーマーケットに行ってみると、そのような商品は並んでおらず、私が小学生の時から買っているような商品ばかりが並んでいます。
この経験は売り場に並ぶ商品に、地域差があるということにそこで初めて気がついた瞬間でした。
貴社は全国に支店があり、どこの地域にも食品を届けていると知りました。
私は貴社の販売網を活かし、全国の人々にもっと食の選択肢を広げるような提案ができる営業として活躍していきたいと考えております。
インフラ業界×地域貢献
私は地域の人々の生活を支えたいと思い、貴社を志望しました。
私の地元には鉄道が通っておらず、人々の移動手段は車かバスが主流となっていました。
その当時、大学に行くには30分バスに乗ってから電車に乗り換えさらに40分、なかなか時間のかかる通学でした。
しかし、私が大学2年生の時に地元に貴社の鉄道路線が開通し、私の家から歩いて5分の場所に駅ができました。
その電車を使えば大学まで30分で着くことができ、私の生活は激変しました。
父や母も便利になったと喜んでいましたし、駅完成を境に私の地元に住む人が増え、地域活性化にも繋がったような気がします。
私はこの経験から、鉄道こそが地域社会を支える一番のインフラであると感じ、私もそれに貢献したいと考えるようになりました。
入社後は私の強みである問題発見解決能力を活かし、地域の問題点に誰よりも早く気づき、それを鉄道の力で解決していきたいと考えております。
教育業界×地域貢献
私は、教育を通じて地域の子どもたちの学びを支え、将来の選択肢を広げることに貢献したいと考えています。
貴社は〇〇地域で通信教育や受験対策を手掛け、学力向上だけでなく、学習の楽しさを伝える取り組みをされている点に強く惹かれました。
私はこれまで塾講師として地元の小中学生に学習指導を行ってきました。
生徒が志望校に合格したときや、「勉強が楽しくなった」と言われたときに、大きなやりがいを感じました。この経験から、教育の力で地域の未来を支えることへの思いが一層強くなりました。
入社後は、貴社の教材開発に携わり、地域の子どもたちが主体的に学べるコンテンツ作りに挑戦したいと考えています。
また、将来的にはオンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型学習支援を企画し、教育格差の解消にも貢献したいです。
福祉業界×地域貢献
私は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる社会づくりに貢献したいと考えています。
貴社は地域密着型の介護サービスを提供し、高齢者や障がい者の方々の生活を支えており、その姿勢に共感しました。
学生時代、介護施設でのボランティア活動を通じて、利用者様の「ここでずっと暮らしたい」という思いに触れました。
その経験から、地域福祉の重要性を実感し、身近な地域で寄り添い続ける仕事に携わりたいと考えるようになりました。
入社後は、訪問介護や地域交流イベントを通じて利用者様との信頼関係を築きたいです。
将来的には、地域住民と連携し、高齢者が孤立しないようなコミュニティづくりにも挑戦したいと考えています。
食品業界×地域貢献
私は、地域の農産物を活用した食品づくりを通じて、地元の魅力を全国に発信したいと考えています。
貴社は〇〇県産の野菜や果物を使用した加工食品を開発し、「地産地消」の取り組みを推進されている点に惹かれました。
学生時代に地元の直売所でアルバイトをし、生産者の方々とお客様をつなぐ仕事にやりがいを感じました。
特に、地元産の食材を使った商品に対するお客様の「おいしい!また買いたい」という声に、地域の食文化への関心が高まりました。
入社後は、地域農産物を活用した新商品の企画開発に携わりたいです。
将来的には、地域農家と連携し、農業体験イベントや食育活動などを通じて「食と地域」を結ぶ取り組みに挑戦したいと考えています。
観光業界×地域貢献
私は、観光を通じて地域の魅力を広く発信し、訪れる人と地元の人々をつなぐ架け橋になりたいと考えています。
貴社は地域の観光資源を活かしたツアー企画やイベント運営を行い、地域活性化に貢献されており、その姿勢に惹かれました。
学生時代に観光地でのインターンシップに参加し、地元ガイドと観光客が交流する体験ツアーの運営をサポートしました。
その際、観光客が「また来たい」と言ってくれたことが印象的で、観光が地域のファンを増やすきっかけになると実感しました。
入社後は、地域の歴史や文化を活かした体験型コンテンツの企画に挑戦したいです。
将来的には、地元住民と連携し、観光と地域の日常をつなげる新たなプログラムを開発したいと考えています。
IT・テクノロジー業界×地域貢献
私は、IT技術を活用して地域課題を解決し、暮らしやすい社会づくりに貢献したいと考えています。
貴社は〇〇地域でスマートシティ構想を推進し、デジタル技術で防災や交通などの課題解決に取り組んでおり、その姿勢に惹かれました。
学生時代に地域防災アプリの開発プロジェクトに参加し、住民から「災害時に役立つ」という声をいただいた経験があります。
このとき、ITが地域の安心・安全に貢献できることを実感しました。
入社後は、地域データを活用した防災・防犯システムの開発に携わりたいです。
将来的には、地方自治体と連携し、住民参加型のスマートシティ構築に貢献したいと考えています。
文化・芸術業界×地域貢献
私は、文化・芸術を通じて地域の魅力を発信し、次世代に継承したいと考えています。
貴社は〇〇地域で伝統工芸やアートイベントを支援し、地域に根付いた文化振興に尽力されている点に共感しました。
学生時代に地域のアートフェスティバルで運営スタッフを経験しました。
アーティストと住民が交流しながら作品を作り上げる様子に感動し、文化が地域の人々をつなぐ力があると実感しました。
入社後は、地域文化を発信する展示やイベントの企画に携わりたいです。
将来的には、地元の若手アーティストと連携し、地域に根付いた文化活動を通じて継続的な地域活性化を実現したいと考えています。
【志望動機:地域貢献】注意点とNG例
「地域に貢献したい」という志望動機は、社会貢献への意欲をアピールできる一方で、抽象的すぎたり企業への貢献が伝わらなかったりすると説得力を欠いてしまいます。
ここでは、「地域貢献」を志望動機に盛り込む際の注意点とNG例文を紹介します。
注意点1:その企業を志望する理由ではない
「地域貢献をしたい」という内容だけでは、どの企業にも通用する志望動機になってしまい「なぜこの企業なのか」が伝わりません。
企業は自社への関心を見ているため、独自の事業内容や理念に触れていない志望動機は説得力に欠けます。
- その企業ならではの理由を盛り込む
- 企業の事業内容・理念・社風に触れる
私は地域に貢献できる仕事がしたいと考えています。地元でボランティア活動をした際、地域の方々に感謝されたことがきっかけで、地域に役立つ仕事がしたいと思うようになりました。入社後は、地域の人々に貢献できるよう精一杯努力したいです。
- 企業への志望理由が不明確で、「どの会社でもいい」と思われてしまう
- 企業独自の特徴に触れていないため説得力がない
注意点2:企業への貢献意欲が伝わりにくい
地域貢献への熱意ばかりをアピールすると、「会社にはどう貢献するのか」が見えず、採用担当者が不安を感じる可能性があります。
企業は「自社で活躍してくれる人」を採用したいと考えているため、企業への貢献意欲を示すことが重要です。
- 業務を通じて地域貢献と会社への貢献を両立する姿勢を示す
私は福祉を通じて地域に貢献したいと考えています。学生時代に高齢者施設でボランティアをした際に、介護スタッフの存在が地域の支えになっていると感じました。入社後は地域の方々を支えられるような仕事を続けていきたいです。
- 会社への貢献意欲が伝わらない
- 「会社でどう成長し、どう貢献するのか」が書かれていない
注意点3:具体性がない
「地域に貢献したい」というフレーズだけでは抽象的で説得力に欠けます。
採用担当者は「この人が具体的に何をしたいのか」を知りたいと考えています。
過去の経験や行動を交えて、リアリティのある志望動機にすることが重要です。
- 過去の具体的な経験や行動を盛り込む
- 目標や計画を明確に書く
私は地域に貢献できる仕事がしたいです。地元が好きで、地元の人々を支える仕事がしたいと考えています。入社後は地域に役立つサービスを提供できるよう努めます。
- 具体的なエピソードがなく説得力が弱い
- 「地域に貢献する」と言っているだけで、具体的な行動や目標が不明確
注意点4:エピソードが複数
具体性を出そうとするあまり、エピソードを複数盛り込むと話が散漫になり焦点がぼやけます。
志望動機では「なぜその企業で働きたいのか」を伝えることが重要なので、エピソードは1つに絞りましょう。
- 伝えたい内容を最も象徴するエピソードを1つ選ぶ
- 焦点を絞り、志望動機を明確に
私は地域貢献に携わる仕事がしたいと考えています。学生時代には、地元の清掃活動に参加し、地域イベントのボランティアスタッフも務めました。また、子ども向けの学習支援にも関わり、地域の人々と交流する機会を多く得ました。入社後は、これらの経験を活かしながら、地域に貢献できるよう努めます。
- エピソードが多すぎて焦点がぼやける
- どの経験が最も重要なのか分からない
志望動機を作成したら・・・
地域貢献に関連付けた「志望動機を作成したら」必ず添削するようにしましょう。
自分で何回か見直すのはもちろんのこと、友人や家族にその内容を添削してもらうことで、より完成度の高い志望動機にすることができます。
しかし、周りの人が忙しい場合もあり頼めない時もあります。
そんな時におすすめなのが就活エージェントを活用することです。
就活エージェントは就職活動のプロです。
志望動機の添削だけでなく、面接の練習や受ける企業の選定までサポートしてくれます。
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まとめ
「地域に貢献したい!」そんな熱い思いを持って就職活動に臨むことは素晴らしいことです。
しかし、「地域貢献したい!」を連呼するだけの文章では志望動機とは言えません。
なぜその企業なのか、なぜ地域貢献したいのかをしっかりと考え、地域貢献した先の目標を設定してみましょう。
この3ステップを考えるだけでもあなたの志望動機の完成度はグッと高まります。
志望動機が書けたら必ず添削してもらうようにしましょう。
友人や家族だけでなく、就活エージェントを活用することでより多角的な意見をもらえるので活用することをおすすめします。