
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
志望動機で稼ぎたいのはアリ?就活生向け・本音を武器に変える伝え方
稼ぎたいと思って特定の企業にエントリーしていると、志望動機がなかなか思いつかないなんてことありますよね。
そもそも、稼ぎたいをメインとした志望動機を書いていいのか、どんな伝え方をすればいいのかなど就活生がよく陥るポイントを解説していきます。
目次[目次を全て表示する]
【志望動機稼ぎたい】稼ぎたいと正直に伝えてもいい?
就職活動の面接やエントリーシートで「稼ぎたい」という志望動機を正直に伝えて良いのか、多くの就活生が悩むポイントです。
結論から言うと、伝え方次第では問題ありませんが、ストレートに「稼ぎたいからです」とだけ言うのは避けるべきです。
なぜなら、企業側はあなたが「なぜ自社で働きたいのか」「入社後にどう貢献してくれるのか」を知りたいと考えているため、「稼ぎたい」という理由だけでは、自己中心的な印象を与えたり、仕事への意欲を疑われたりする可能性があるからです。
しかし、「稼ぎたい」という気持ちは、仕事へのモチベーションや成果への意欲の表れでもあります。
大切なのは、その気持ちを企業の求める人物像や事業内容と結びつけ、「なぜこの会社で成果を上げて稼ぎたいのか」を具体的に説明することです。
貢献意欲や成長意欲と共に伝えることで、「稼ぎたい」という本音をポジティブなアピールに変えることができます。
【志望動機稼ぎたい】なぜダメといわれるのか
「稼ぎたい」という志望動機が敬遠されがちなのは、企業が知りたい「自社への志望度の高さ」や「貢献意欲」が伝わりにくいからです。
この理由だけでは、仕事内容や企業理念への関心が薄い、あるいは待遇面しか見ていない自己中心的な人物と捉えられ、入社意欲を疑われるリスクがあるためです。
意識が低いと誤解される
企業は、仕事に対して意欲的に取り組み、入社後に成長してくれる人材を求めています。
「稼ぎたい」という言葉が志望動機の前面に出過ぎると、「お金が貰えれば仕事内容は問わない」「楽して稼ぎたいのでは?」といった、仕事そのものへの関心や成長意欲が低いという印象を与えかねません。
本来あなたが持っているはずのスキルアップへの意欲や、困難な課題に挑戦したいという気持ちが企業に伝わらず、「この学生は自社で活躍してくれるだろうか」という疑問を持たれてしまう可能性があります。
お金を稼ぐことはプロとして当然の対価ですが、それ以上に仕事を通じて何を実現したいのか、どのように成長したいのかという前向きな姿勢を示すことが、誤解を避けるためには重要です。
待遇だけで企業選びしてると思われる
「稼ぎたい」という点を強くアピールすると、企業側は「給与や福利厚生といった待遇面だけで当社を選んでいるのではないか」という懸念を抱きやすくなります。
もちろん、待遇は企業選びの重要な要素の一つですが、それだけが理由だと判断されると、「もっと条件の良い会社が見つかれば、すぐに辞めてしまうのではないか」という早期離職のリスクを感じさせてしまいます。
企業は、自社の事業内容や企業文化、ビジョンに共感し、長期的に会社に貢献してくれる人材を求めています。
「稼ぎたい」という動機を伝える際には、なぜその企業でなければならないのか、その企業のどのような点に魅力を感じ、どのように貢献することで対価を得たいと考えているのかを具体的に説明し、待遇面以外への関心もしっかりと示すことが重要です。
ほかの学生との差別化
「お金を稼ぎたい」という欲求は、程度の差はあれ、働く目的として多くの就活生が共通して持っているものです。
そのため、志望動機として「稼ぎたい」と述べるだけでは、他の多くの候補者の中に埋もれてしまい、あなたならではの魅力や強みをアピールすることが難しくなります。
採用担当者は、多数の応募書類や面接の中から、自社に最もマッチし、将来的に活躍・貢献してくれる可能性の高い人材を見つけ出そうとしています。
「稼ぎたい」という気持ちを伝えるのであれば、それを自身のどのような経験やスキルと結びつけ、入社後にどのように活かして企業に貢献し、その結果として対価を得たいのか、という具体的なストーリーを語る必要があります。
あなただけの独自性や熱意を示すことが、他の学生との差別化に繋がります。
【志望動機稼ぎたい】稼ぎたいを伝える前にやるべきこと
「稼ぎたい」という本音を効果的な志望動機にするには、伝える前の準備が不可欠です。
まずは「なぜ自分は稼ぎたいのか」を深く掘り下げる自己分析を行いましょう。
次に、その理由と自身の強みを踏まえ、応募する企業に対して具体的に「どう貢献できるのか」を明確にすることが重要です。
なぜ稼ぎたいのか自己分析する
「稼ぎたい」という気持ちの背景には、人それぞれ異なる価値観や目標が存在します。
まずは「なぜ稼ぎたいのか」を深く自己分析してみましょう。
「高い目標を達成して成長を実感したい」「身につけたスキルで正当な評価を得たい」「家族を支えたい」「将来〇〇を実現するための資金が必要」など、具体的な理由が見えてくるはずです。
過去の経験でやりがいを感じた瞬間や、将来実現したいことを書き出してみるのも有効です。
この深掘り作業によって、「稼ぎたい」という動機が単なる欲求ではなく、あなたの価値観や仕事への意欲に根差したものであることを示すことができ、志望動機に説得力を持たせることができます。
企業にどう貢献できるか
自己分析で「なぜ稼ぎたいのか」が明確になったら、次は「その企業に対して自分はどう貢献できるのか」を具体的に考えましょう。
企業の事業内容や求める人物像、現在抱えている課題などをしっかりと研究し、自身の強みやスキル、経験をどのように活かせるかを結びつけることが重要です。
「稼ぎたい」という思いを実現するためには、まず企業に利益をもたらす存在になる必要があります。
「私の挑戦力という強みを活かして貴社の新規事業に貢献し、成果を出すことで将来ビジョンを実現したい」というように、貢献意欲と稼ぎたい理由を一貫性を持って示すことが、企業に響くアピールとなります。
【志望動機稼ぎたい】ポジティブに伝える3つの変換STEP
「稼ぎたい」という本音を、企業に響くポジティブなアピールに変えるには、3つの変換ステップが有効です。
まず「成長への意欲」に言い換え、次にそれを「企業の利益への貢献」に結び付けます。
最後に「なぜその企業でなければならないのか」という理由を明確にすることで、説得力のある志望動機が完成します。
成長への意欲に変換する
まず、「稼ぎたい」という気持ちの根底にあるポジティブな側面、つまり「成果を出して認められたい」「より高いレベルに挑戦したい」という思いを、「成長意欲」として表現しましょう。
企業は、現状維持ではなく、常に向上心を持って仕事に取り組み、成長してくれる人材を求めています。
そのため、「稼ぎたい」を「成長したい」という意欲に変換することで、企業側のニーズに合致したアピールが可能になります。
「成果に見合った正当な評価を得ることで、自身の市場価値を高め、さらなる成長への糧としたい」
「若いうちから責任ある仕事を任され、挑戦的な環境でスキルを磨き、プロフェッショナルとして成長したい」
といった表現が考えられます。
単にお金が欲しいのではなく、仕事を通じて自己実現やスキルアップを達成し、その結果として対価を得たいという前向きな姿勢を示すことが重要です。
この変換により、「稼ぎたい」が意欲の高さとして伝わります。
企業の利益への貢献に結び付ける
次に、あなたの「成長したい」「成果を出して稼ぎたい」という意欲が、どのようにして企業の利益や発展に繋がるのかを具体的に示しましょう。
自己成長だけをアピールするのではなく、その成長が企業にどのようなメリットをもたらすのかを説明することが重要です。
これにより、自己中心的な動機ではなく、企業全体のことを考えられる人材であるという印象を与えることができます。
「私が〇〇の分野でスキルアップすることで、貴社の△△事業における新しい価値創造に貢献できると考えています」
「目標達成意欲を活かし、営業として成果を上げることで、チーム全体の目標達成、ひいては企業の売上向上に貢献したいです」
といった形です。
企業研究を通して理解した事業内容や課題を踏まえ、自分の強みや成長がどう貢献に繋がるのか、具体的な道筋を示しましょう。
「稼ぐ」とは、企業に価値を提供し利益をもたらした結果として正当な対価を得ること、というプロフェッショナルな視点を伝えることが大切です。
その企業でなければいけない理由を明確に
最後に、なぜ他の多くの企業ではなく、「その企業で」成長し、貢献し、稼ぎたいのか、という熱意ある理由を明確に伝えましょう。
これがなければ、「別にうちの会社でなくても良いのでは?」と思われてしまう可能性があります。
企業の理念やビジョンへの共感、事業内容や扱っている製品・サービスへの強い関心、独自の社風や働く環境への魅力などを具体的に挙げることが重要です。
企業研究を深く行い、その企業ならではの魅力と、自身の価値観や目標がどのように合致しているのかを、自分の言葉で情熱を持って語りましょう。
これにより、志望度の高さが伝わり、入社への本気度を示すことができます。
【志望動機稼ぎたい】魅力になる効果的な言い換え例
「稼ぎたい」という本音を、より魅力的に伝えるための効果的な言い換え表現をご紹介します。
「成長意欲」「貢献意欲」「具体的な目標」「プロ意識」といった切り口で言葉を選ぶことで、あなたの仕事への熱意や価値観をポジティブに伝え、採用担当者に好印象を与えることができるでしょう。
成長意欲をアピールする言い換え例
「稼ぎたい」という気持ちを、自身の成長に繋げたいという前向きな意欲として表現する方法です。
企業は成長意欲の高い人材を求めているため、このアプローチは効果的です。
「成果に見合った評価をいただくことで、さらなるスキルアップへのモチベーションとし、より高度な業務に挑戦していきたいです。」
→ 成果と評価、そして次の成長への意欲が連動していることを示します。
「若いうちから裁量権を持って挑戦できる環境で自身を成長させ、将来的には組織の中核を担える人材になりたいと考えています。
その成長が評価に繋がることを期待しています。」
→ 高い目標への挑戦意欲と、成長に対する期待感を伝えます。
「貴社の〇〇の分野における高い専門性を吸収し、自身の市場価値を高めたいです。
そのための努力と成果が正当に評価される環境に魅力を感じています」。
→ 具体的な分野での成長と、それに対する評価への期待を示します。
これらの表現は、単にお金を求めているのではなく、仕事を通じた自己成長と、その結果としての対価を重視している姿勢をアピールできます。
貢献意欲をアピールする言い換え例
自身の働きが、企業の利益や発展にどう繋がるかを意識していることを示す言い換えです。
これにより、自己中心的な印象を避け、組織貢献への意欲をアピールできます。
「私の強みである〇〇(具体的なスキルや経験)を活かして貴社の△△事業の拡大に貢献し、その成果を組織と分かち合いたいと考えております。」
→ 自身の能力と企業の事業を結びつけ、具体的な貢献イメージと成果への意識を示します。
「チームの一員として目標達成に向けて尽力し、その貢献度が会社の利益、そして自身の評価へと繋がることにやりがいを感じます。」
→ チームワークを重視し、個人の成果が組織の利益に繋がることを理解している姿勢を示します。
「顧客満足度の向上に徹底的にこだわり、それが企業の信頼と収益に繋がり、最終的に自身の報酬にも反映されるような働き方をしたいです。」
→ 顧客視点と企業利益への貢献、そしてその結果としての対価という流れを意識していることを伝えます。
これらの表現は、企業視点を持ち、組織への貢献を通じて対価を得たいという建設的な考え方をアピールするのに有効です。
具体的な目標を提示する言い換え例
「稼ぎたい」理由として、その先にある具体的な目標を示すことで、仕事への目的意識の高さや計画性をアピールする方法です。
「将来、安定した生活基盤をもつという目標があり、その実現のために貴社で専門性を磨き、成果を出すことで必要な経験と報酬を得たいと考えています。」
→ 明確なライフプランやキャリアプランがあり、その達成手段として貴社での活躍を考えていることを示します。
「3年後にはプロジェクトマネージャーとしてチームを率いることを目標としています。
そのために必要なスキルと実績を積み上げ、成果が評価される環境で働きたいです。」
→ キャリアにおける具体的な目標達成意欲と、成果への期待感を伝えます。
「貴社の技術力で〇〇といった社会課題の解決に貢献したいという強い思いがあります。
その実現に向けて尽力し、得られた対価でさらなる自己投資を行いたいです。」
→ 社会貢献への意欲と、そのための原動力として報酬を捉えていることを示します。
目標を具体的に示すことで、仕事へのモチベーションの高さが伝わりやすくなります。
ただし、その目標が企業の方向性や仕事内容と関連していることが重要です。
プロ意識を示す言い換え例
「稼ぐ」ことを、プロフェッショナルとして責任を果たした結果として得られる当然の対価と捉え、仕事への高い意識を示す言い換えです。
「プロフェッショナルとして、常に期待される以上の価値を提供し、その貢献度に見合った正当な報酬を得ることを目指しています。」
→ プロとしての基本的なスタンスと、価値提供への意識を明確に示します。
「責任ある仕事を任されることに強いやりがいを感じます。
プレッシャーの中で最大限の成果を追求し、その結果が評価に繋がることで、さらなる責任感を持って業務に取り組めると考えています。」
→ 困難な状況でも成果を出すことへの意欲と、責任感の強さをアピールします。
「自身の専門知識とスキルを常にアップデートし、高い品質の成果を提供することにコミットします。
その専門性と貢献度が、報酬という形で認められることを期待しています。」
→ 専門性向上への意欲と、品質へのこだわり、そしてそれに見合う評価を求める姿勢を示します。
これらの表現は、仕事に対する真摯な姿勢や、成果への強いコミットメントを伝えるのに効果的です。
単なる欲求ではなく、プロとしての矜持を持っていることを印象付けられます。
【志望動機稼ぎたい】業界職種別「稼ぎたい」志望動機の例文8選
ここでは、「稼ぎたい」という気持ちをポジティブに伝えるための志望動機例文を、8つの業界・職種別に紹介します。
ご自身の状況や志望する企業に合わせて、言葉を選び、構成を考える際の参考にしてください。
自分ならではの熱意が伝わる、説得力のある志望動機作成を目指しましょう。
営業職
例文
私が貴社を志望する理由は、成果が正当に評価される環境で、自身の目標達成意欲を最大限に活かし、顧客と貴社の双方に貢献したいと強く考えているからです。
大学時代の学学祭サークルでの渉外担当経験を通じて、目標を設定し、粘り強く交渉することで目標を達成するプロセスに大きなやりがいを感じました。
特に、目標達成がチームの活動資金増加に直結した経験から、自身の働きが具体的な成果として表れ、それが組織の力になることに強い喜びを覚えました。
貴社は、業界トップクラスの製品力に加え、個々の営業の成果をインセンティブ制度などで明確に評価する文化があると伺っております。
そのような環境であれば、私の強みである「目標達成への執着心」と「関係構築力」を存分に発揮し、顧客との長期的な信頼関係を築きながら、貴社の売上拡大に貢献できると確信しています。
高い目標に挑戦し続け、成果を出すことで自己成長を加速させ、その貢献度に見合った評価をいただくことが、さらなるモチベーションに繋がると考えております。
エンジニア職
例文
私が貴社を志望する理由は、最先端の技術に触れながら自身のスキルを磨き、その技術力で社会に役立つサービスを生み出すことに貢献し、その価値に見合った評価を得たいと考えているからです。
大学でのプログラミングを用いた研究活動において、自身のコードが実際に具体的な成果に繋がった際に、大きな達成感とエンジニアリングの可能性を感じました。
貴社は、AIの分野で業界をリードしており、エンジニアの成長を支援する制度や文化が根付いていると伺っています。
特に、貴社の業務効率化に感銘を受け、私もそのような価値あるプロダクト開発の一翼を担いたいと強く思うようになりました。
入社後は、これまでの経験で培ったプログラミング言語を活かし、チームに貢献したいと考えております。
常に新しい技術を学び続け、自身の市場価値を高め、生み出した技術的価値が、企業の成長、そして自身の評価として正当に認められる環境で働きたいです。
企画職
例文
私が貴社を志望する理由は、自身のアイデアと分析力で新たな価値を創造し、それが事業の成長や市場へのインパクトに繋がることに強いやりがいを感じるからです。
そして、その成果が評価される環境で働きたいと考えています。
大学のゼミ活動で化粧品に関する市場調査を行い、そこから導き出した企画が教授や他の学生から高く評価された経験があります。
その際、自分の着眼点やアイデアが形になり、周囲に影響を与える面白さを実感しました。
貴社は、健康事業において常に革新的なサービスや商品を打ち出しており、その企画力と実行力に大変魅力を感じています。
特に斬新な視点と緻密な戦略に基づいていると感じ、私もそのような企画に携わりたいと強く願っています。
私の強みである「データに基づいた分析力」と「柔軟な発想力」を活かし、貴社の新たなヒット企画を生み出すことに貢献したいです。
そして、自身の企画が事業成果に結びつき、その貢献度が評価されることで、更なる挑戦への意欲を高めていきたいと考えております。
不動産
例文
私が貴社を志望する理由は、お客様の人生における重要な決断に深く関わり、大きな責任を伴う仕事を通じて自己成長を遂げたい、そしてその成果に見合った評価を得たいと考えているからです。
不動産という高額な商品を扱う仕事は、お客様との信頼関係構築が不可欠であり、高度な専門知識と人間力が求められると認識しています。
大学時代のアルバイトで培った傾聴力と提案力を活かし、お客様一人ひとりのニーズに真摯に向き合い、最適なご提案をすることで、お客様の夢の実現に貢献したいです。
貴社は、地域に根差したきめ細やかなサービスと、成果を正当に評価する社風に定評があると伺っております。
お客様からの「ありがとう」という言葉はもちろん、自身の努力と成果が具体的な数字や評価として認められることで、より高い目標に挑戦する意欲が湧くと考えています。
大きな金額を動かす責任感とプレッシャーをやりがいに変え、お客様と貴社の双方に貢献することで、プロフェッショナルとして成長し、それに見合う対価を得られる人材になりたいです。
商社
例文
私が貴社を志望する理由は、グローバルな舞台で多様な価値観を持つ人々と協働し、大規模なビジネスを動かすダイナミズムの中で、自身の介在価値を発揮し、その貢献度に応じた評価を得たいからです。
大学での留学経験を通じて、異なる文化背景を持つ人々と協力して目標を達成することの難しさと面白さを学びました。
世界を舞台に、モノやサービスを動かし、新たな価値を創造する商社のビジネスに強い魅力を感じています。
特に貴社は、南アフリカにおける強固なネットワークと、若手にも積極的に挑戦の機会を与える社風があると伺い、私の強みである「異文化理解力」と「行動力」を活かして貢献できると確信しています。
世界中の人々の生活や産業に影響を与えるような大きな仕事に携わり、困難な課題を乗り越えて成果を出すことに強い意欲があります。
タフな交渉や複雑なプロジェクトマネジメントを通じて自身を成長させ、その成果が企業への貢献となり、正当に評価される環境で活躍したいと考えております。
広告
例文
私が貴社を志望する理由は、クリエイティビティと戦略的思考を駆使してクライアントの課題を解決し、世の中にポジティブな影響を与える広告を生み出したい、そしてその成果が評価される環境で働きたいからです。
大学のサークル活動で、コンセプト立案から制作までを担当し、ターゲットに響く表現を追求する面白さと難しさを実感しました。
人々の心を動かし、行動を促す広告の力に魅力を感じています。
貴社は、ネット広告で知られ、常に斬新なアイデアと高いクオリティで業界をリードしている点に大変惹かれています。
私も貴社の一員として、クライアントのビジネス成長に貢献することはもちろん、社会に対して新しい価値観や気づきを提供できるような広告制作に携わりたいです。
私の強みである「多角的な視点」と「アイデアを形にする実行力」を活かし、チームと共に成果を追求したいと考えております。
自身のアイデアと努力が、クライアントの成功と世の中への貢献に繋がり、それが評価されることに大きなやりがいを感じ、更なる創造意欲に繋がると信じています。
メーカー
例文
私が貴社を志望する理由は、ものづくりへの情熱を持ち、高品質な製品を通じて人々の生活を豊かにすることに貢献したい、そしてその技術力や貢献度が正当に評価される環境で働きたいからです。
幼い頃から機械に興味があり、大学では機械工学を専攻し、製品が形になるプロセスやその背景にある技術への理解を深めてきました。
貴社は、AO機器において高い技術力と品質へのこだわりを持ち、長年にわたり顧客からの信頼を得ている点に強い魅力を感じています。
ユーザーの視点に立ち、社会への貢献を意識したものづくりを体現していると感じました。
私は、大学で培った組み込み系の知識を活かし、貴社の製品開発や品質向上に貢献したいと考えております。
高品質な製品を生み出すことに誇りを持ち、その技術やノウハウが企業の競争力となり、社会に貢献し、そして自身の働きが評価されることで、ものづくりへの情熱をさらに高めていきたいです。
コンサル
例文
私が貴社を志望する理由は、知的好奇心を満たしながら、多様な業界のクライアントが抱える複雑な経営課題の解決に貢献し、その高度な専門性と成果が正当に評価される環境で自身を成長させたいからです。
大学時代のWebマーケティングの長期インターンにおいて、データ分析に基づき課題の本質を特定し、解決策を提案するプロセスに強い興味と適性を感じました。
企業の意思決定に深く関与し、変革を支援するコンサルタントという仕事に大きな魅力を感じています。
貴社は、広告業界において高い評価を得ており、若手にも責任ある仕事を任せ、早期に成長できる環境であると伺いました。
私の強みである「論理的思考力」と「課題解決能力」を活かし、クライアントの期待を超える価値を提供したいと考えています。
常に最新の知識を吸収し、高いプロフェッショナルを持って難易度の高い課題に挑戦し続けることで、自身の市場価値を高めたいです。
そして、クライアントへの貢献と成果が、自身の評価として明確に反映される環境で、成長を実感しながら働きたいと考えております。
【志望動機稼ぎたい】注意するべきこと
「稼ぎたい」という志望動機は、伝え方を間違えるとマイナス評価に繋がる可能性があります。
特に「具体性の欠如」「待遇面への偏り」「企業理解不足」「受け身な姿勢」は、あなたの熱意や本気度を疑わせてしまう原因になります。
これらの点に注意し、効果的なアピールを心がけましょう。
抽象的で具体性がない
「とにかく稼ぎたいです」「高い給料が魅力です」といった抽象的な表現は避けましょう。
なぜなら、あなたが「なぜ稼ぎたいのか」「そのためにどう貢献するつもりなのか」という具体的な考えや意欲が全く伝わらないからです。
採用担当者は、あなたがどのような価値観を持ち、仕事にどう向き合おうとしているのかを知りたいと考えています。
具体的なエピソードや将来の目標、そしてそれを実現するために、なぜその企業で、どのように働きたいのかを明確に語る必要があります。
「稼ぎたい」という気持ちの背景にある、あなた自身の経験や考え方を具体的に示すことで、初めて熱意や本気度が伝わり、他の応募者との差別化にも繋がるのです。
待遇面ばかり話してしまう
給与やボーナス、福利厚生といった待遇面にばかり言及するのは非常に危険です。
もちろん、これらは働く上で重要な要素ですが、志望動機の中心にしてしまうと、「お金のことしか考えていないのでは?」「仕事内容や企業理念には興味がないのでは?」という印象を与えてしまいます。
さらに、「より待遇の良い会社があれば、すぐに転職してしまうかもしれない」と早期離職を懸念される可能性も高まります。
企業は、自社の事業や文化に共感し、意欲を持って長く貢献してくれる人材を求めています。
待遇への関心を示す場合は、まず仕事内容への興味や貢献意欲をしっかりと伝えた上で、補足的に触れる程度に留めるのが賢明です。
明らかに企業理解が足りてない
「なぜ他の企業ではなく、その企業で稼ぎたいのか」という点が曖昧だったり、企業の事業内容や強みについて的外れなことを話してしまったりすると、志望度が低いと判断されてしまいます。
企業研究が不足していると、「手当たり次第に応募しているだけではないか」「入社意欲は本物なのだろうか」と疑念を持たれても仕方ありません。
「稼ぎたい」という動機を伝えるのであれば、なおさら「なぜ貴社でなければならないのか」を、企業の理念や事業、社風などと結びつけて具体的に説明する必要があります。
企業のウェブサイトを読み込む、説明会に参加するなど、十分な企業研究を行い、自分の言葉で熱意を語れるように準備することが不可欠です。
受け身な姿勢
「稼がせてほしいです」「評価してもらいたいです」「成長させてもらいたいです」といった、何かを与えられることを期待するような受け身な表現は避けましょう。
こうした言葉は、主体性のなさや、指示がなければ動けない「指示待ち人間」という印象を与えかねません。
企業が求めているのは、自ら課題を見つけ、考え、行動を起こせる人材です。
「稼ぎたい」という意欲があるのであれば、「自らの力で成果を出し、その貢献に見合った評価を得たい」「貴社の事業に貢献することで、対価を得られるプロフェッショナルになりたい」といった、能動的で主体的な姿勢を示すことが重要です。
自身の成長や評価を求めるだけでなく、まず自分が企業に何を提供できるのか、という貢献意欲を前面に出しましょう。
まとめ
「稼ぎたい」という気持ちは働く上で自然な動機です。
大切なのは、自己分析で理由を深掘りし、企業への貢献意欲と共に具体的に伝えること。
なぜ稼ぎたいか、どう貢献できるかを明確にし、自信を持って伝えれば熱意は伝わります。
正直さと戦略的な伝え方で、納得のいく就職活動にしてください。