
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
ESで求められる「学生時代の取り組み」は、単なる活動の羅列ではありません。
これは、あなたが学生時代にどのような経験をし、そこから何を学び、どのように成長したのかを企業に伝えるための重要な項目です。
あなたの個性や潜在能力、そして仕事への適応力をアピールする絶好の機会と捉えましょう。
この記事では、ESの「学生時代の取り組み」の効果的な書き方や適切な内容のポイントを紹介します。
目次[目次を全て表示する]
【学生時代の取り組みをesで】ガクチカとは違う?
ESでよく見かける「学生時代に取り組んだこと」と「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」は、実は同じ意味の設問です。
企業によって言い回しが異なるだけで、どちらも「学生時代に最も力を注いだ経験」を通して、あなたの人柄・価値観・成長過程を知りたいという意図があります。
つまり、質問文が「取り組み」でも「ガクチカ」でも、求められている内容は共通しており、エピソードを変える必要はありません。
重要なのは、単に活動内容を説明するのではなく、その経験を通して得た学びや行動の工夫を、企業が求める人物像と結びつけて伝えることです。
この理解があれば、どちらの設問でも一貫した軸でESを構成できます。
【学生時代の取り組みをesで】企業が聞く理由
企業がESで「学生時代の取り組み」を質問するのは、あなたがどのような考え方や価値観を持ち、どんな行動を取る人物なのかを知るためです。
学業・アルバイト・課外活動など、取り組みの種類自体には大きな意味はなく、そこから見える思考の軸・主体性・課題解決力こそが評価の対象になります。
特に、困難に直面した際にどう判断し、どう行動したかというプロセスを通じて、入社後にどのような活躍が期待できるかを見極めています。
つまり「結果」よりも「行動の背景」や「学びの深さ」が重要であり、企業はその経験を通してあなたの成長意欲や人間性を判断しています。
価値観や人柄を知るため
「学生時代の取り組み」を通じて企業が最も重視するのは、あなたの価値観や人柄です。
たとえば、チーム活動において周囲とどう関わり、どんな考え方で課題に向き合ったのかといった行動の中に、あなたの人間性が表れます。
企業は、その人の持つ価値観が自社のカルチャーや理念に合うかどうかを確認し、入社後に円滑なコミュニケーションや協働ができる人物かを判断しています。
つまり、どんな活動をしたかよりも、その中でどのような考えを持ち、他者や課題にどう向き合ったかという姿勢こそが評価されるのです。
自分の行動の背景にある「なぜ」を丁寧に伝えることで、あなたの人柄は自然に伝わります。
主体性や目的意識を知るため
企業は「学生時代の取り組み」を通じて、あなたの主体性と目的意識を見ています。
指示されたから動くのではなく、自ら課題を見つけ、どうすれば良くなるかを考えた経験があるかを確認しているのです。
たとえば、部活動やアルバイトなどの中で自発的に改善提案を行ったり、チームの課題に気づき行動した経験があれば、それは高く評価されます。
目的を持って行動した経験は、仕事においても自律的に行動できる証拠です。
単に「頑張った」ではなく、「何を目的にどう行動したのか」を明確に書くことで、企業にあなたの成長意欲や行動の軸を伝えることができます。
行動特性と思考プロセスを知るため
「学生時代の取り組み」では、あなたがどのように考え、どんな行動を取るタイプなのかを明らかにすることが重要です。
企業は成果そのものよりも、課題に直面した際の判断力や行動の順序、問題解決のプロセスを通じて、あなたの仕事適性を見極めています。
たとえば、「課題をどう分析したか」「誰に相談し、どんな手順で改善したか」などを具体的に示すことで、思考力と実行力のバランスが伝わります。
また、論理的に物事を整理する力や周囲を巻き込む姿勢など行動の特徴を示すことも大切です。
あなたの考え方や取り組み姿勢を具体的に描くことで、採用担当者は入社後の活躍イメージを明確に持つことができます。
【学生時代の取り組みをesで】就活生がよくする間違い
「学生時代の取り組み」をESに書く際、多くの就活生が誤解しているのが成果の大きさや特別さを求めすぎることです。
企業は規模や実績よりも、経験を通じた学びや成長プロセスを評価しています。
また、取り組みの種類にこだわりすぎて、自分らしさを失ってしまうケースも少なくありません。
大切なのは、どんな経験でも自分なりに工夫し、考えて行動したプロセスを論理的に伝えることです。
以下では、多くの就活生が陥りやすい誤解とその正しい考え方を解説します。
実績が凄くないといけないと思うこと
「学生時代の取り組みでは、実績の種類や規模などは基本的に問われません。」という前提をまず理解することが重要です。
企業が評価するのは、結果よりもどんな課題にどう取り組み、そこから何を学んだのかという過程です。
たとえ大きな成果がなくても、自分なりに努力した姿勢や、壁を乗り越えようとする粘り強さが伝われば十分評価されます。
むしろ、完璧な成功体験よりも、試行錯誤や改善の過程を具体的に描く方が、リアリティと誠実さが伝わります。
数字の大きさや派手な結果より、プロセスに込めた意図や工夫を丁寧に書くことが、説得力のあるESにつながります。
取り組んだことの種類は重要ではないこと
ESでの「学生時代の取り組み」は、活動の種類よりも取り組み方や考え方が評価されます。
たとえアルバイト・ゼミ・部活動など異なる内容であっても、そこに主体性・課題解決力・協働力が見えるなら高く評価されるのです。
企業が求めているのは、活動そのものではなく、あなたがその経験から何を得てどのように成長したかという「思考の深さ」です。
つまり、どんな経験でも「目的」「工夫」「結果」「学び」の流れを明確に伝えることが大切です。
どの分野の取り組みであっても、企業が重視する視点を意識すれば、十分に魅力的なESを作ることができます。
【学生時代の取り組みをesで】ESに書けるネタがない人のためのヒント
ESの「学生時代の取り組み」で何を書けばいいか悩む人は少なくありません。
「特別な経験がない」「大きな成果を出していない」と感じる方もいるでしょう。
しかし、心配する必要はありません。
実は、日々の生活の中にこそ、あなたならではの魅力的なエピソードが隠されています。
小さな挑戦や日常の工夫も立派なネタ
学生時代の取り組みは、必ずしも華々しい実績である必要はありません。
日常の小さな挑戦や地道な工夫も、あなたの個性や能力をアピールする材料になります。
例えば、苦手科目の克服のために試した勉強法や工夫、アルバイト先での業務改善などは、課題発見力、試行錯誤する力、粘り強さ、主体性、課題解決能力を示すエピソードになります。
重要なのは、その「小さな挑戦」や「日常の工夫」を通じて、何を考え、どのように行動し、何を学んだかを明確にすることです。
規模の大小に関わらず、能動的に取り組んだプロセスこそが評価されるポイントです。
周囲の人からのフィードバックを活用する方法
自分自身では気づきにくい強みや、客観的に見た時のあなたの成果は、周囲の人の意見を聞くことで見つかることが多々あります。
友人、ゼミの先生、アルバイト先の上司や同僚など、普段からあなたと接している人に「私の良いところって何だと思う?」「何か印象に残っている私の行動ってある?」と尋ねてみましょう。
他者からのフィードバックは、あなたが客観的にどのように見られているかを理解する貴重な機会です。
具体的な言葉や、その背景にあるエピソードを教えてもらうことで、あなたのESはより説得力のある、深みのある内容へと変わるでしょう。
自分一人で抱え込まず、ぜひ周囲の人々の視点を取り入れてみてください。
過去の経験を別の視点で掘り下げる
一見、特別なことではないと感じるような平凡な経験でも、視点を変えて深く掘り下げることで、独自性のあるアピールポイントに変わることがあります。
例えば、多くの学生が経験する「サークル活動」や「ボランティア活動」を例にとってみましょう。
その活動に参加しようと思った動機や、活動中に直面した課題に対して自分がとった行動の理由などを問い直すことで、あなたの思考プロセスや判断基準が見えてきます。
また、その経験から最終的に「どんなスキルが身についたのか」「どのような価値観が形成されたのか」を考え直すことで、抽象的だった経験が具体的な学びとして昇華されます。
このように、過去の経験を多角的に分析し、「なぜ」「どのように」「何を学んだか」という視点で深掘りすることで、あなたならではの魅力的なエピソードが浮かび上がってくるはずです。
【学生時代の取り組みをesで】 エントリーシートを書く前に行うべきこと
ESで「学生時代の取り組み」を効果的に書くためには、事前の準備が非常に重要です。
自己分析を徹底し、あなたの個性を最大限に引き出すテーマを選定することが、採用担当者の心に響くES作成の第一歩となります。
ここではどのように自己分析を深めるか、強みや弱みの整理方法について説明します。
過去を学びに変える
あなたの過去の経験を単なる出来事の羅列で終わらせてしまっては、その価値を十分に伝えることはできません。
重要なのは、その経験から何を学び、どのように成長したのかを明確にすることです。
そのためには、自分の行動の理由や、その経験から何を学んだのかといった問いを繰り返し、あなたの経験を深く掘り下げてみましょう。
例えば、あなたが大学のサークルでイベントを運営したという事実があったとします。
自分がそのイベント運営でどのような役割をし、課題に対してどう行動したか、そして何を学んだかといった視点で考えてみてください。
このように、表面的な内容をあなたの思考や感情、そして学びに変えることで、単なる事実が、あなたの成長と能力を示す貴重なエピソードへと深まります。
自分の強み・弱みの整理方法
自己分析の重要なプロセスの一つは、あなたの強みと弱みを明確にすることです。
これは、過去の成功体験と失敗体験を深く掘り下げることから始められます。
なぜその成功はうまくいったのか、その時どのように行動し、どんな工夫をしたのかを分析してみましょう。
一方で、なぜその失敗が起きたのか、どこでつまずき、どのように改善を試みたのかを考えることで、あなたの行動パターンや価値観、そして得意なことと苦手なことが見えてきます。
さら、友人や家族、ゼミの先生、アルバイト先の上司や同僚など、他者からの評価も参考にしましょう。
他社からの評価によって、自分では気づいていない強みや弱みに気づくことができるかもしれません。
この自己理解が深まることで、ESでアピールする強みに説得力を持たせ、弱みについても建設的に語れるようになります。
書くテーマの優先順位付けと絞り込み
自己分析で複数の経験が見つかったら、テーマの優先順位付けと絞り込みが必要です。
全ての経験を盛り込むと、個性が伝わりにくくなるためです。
テーマ選定の軸は二つあります。
一つは、「あなたらしさを最も強く伝えることができるか」です。
成果だけでなく、あなたの価値観や思考プロセスが表れている経験を選びましょう。
もう一つは、「志望企業の求める人物像に合っているか」です。
企業の求める人材像とあなたの経験がどう結びつくかを考えます。
成果の大きさだけでなく、行動の背景にある思いや成長プロセスを具体的に語れるテーマが理想です。
最も効果的に魅力を伝えられるエピソードを厳選し、深く掘り下げることで、採用担当者の記憶に残るESを作成できます。
【学生時代の取り組みをesで】ESの基本構成
ESの「学生時代の取り組み」は、あなたの経験を効果的に伝えるための重要なセクションです。
ここでは、論理的で説得力のある文章を作成するために広く活用される「PREP法」の基本構成について詳しく解説します。
PREP法は、結論(Point)、理由(Reason)、エピソード(Example)、結論(Point)の順で構成することで、読み手にとって非常に分かりやすく、記憶に残りやすい文章を作成できます。
P(結論)
ESの冒頭では、あなたが最も伝えたい内容、つまり結論を最初に明確に記述することが極めて重要です。
例えば、「私は〇〇に積極的に取り組み、〜な成果を出しました」というように、あなたの主張を一文で端的に示すことで、採用担当者はあなたがこの取り組みを通じて何をアピールしたいのかを瞬時に理解できます。
この結論は、あなたの話の軸となり、以降に続く内容の全体像を提示する役割を果たします。
結論が明確であるほど、読み手は後の詳細な説明をスムーズに読み進めることができ、あなたのメッセージがより効果的に伝わるでしょう。
最初に強い印象を与えるためにも、簡潔でありながらも力強い表現で結論を述べることを意識してください。
R(理由)
結論を述べた後は、その結論を裏付ける理由を具体的に説明します。
なぜあなたがその取り組みを選び、どのような目的や動機があったのかを明確にすることで、あなたの行動の背景や意図が読み手に伝わります。
単に「〇〇をしました」という事実を述べるだけでなく、「なぜそれに取り組んだのか」というあなたの思考プロセスや価値観を示すことが重要です。
例えば、「私は〇〇という社会課題に関心があり、その解決に貢献したいという強い思いから、この取り組みを選びました」といったように、あなたの個人的な関心や、その活動を通じて何を達成したかったのかを具体的に示すことで、単なる行動記録ではなく、あなたの人間性や価値観が明確に伝わり、文章に深みが増します。
この理由があるからこそ、あなたの行動が単なる偶然ではなく、明確な意図に基づいたものであることが理解されるでしょう。
E(エピソード)
エピソードでは、結論と理由を裏付ける具体的な行動や経験を詳細に述べます。
単なる事実だけでなく、直面した課題や困難に対し、どのような対策や工夫を講じたかを具体的に描写することが重要です。
例えば、チーム内の意見対立に対し、定期的なヒアリングや目標再確認の場を設けることで協調性を高めた経験は、問題解決能力や主体性を示します。
その行動がもたらした成果は、数値や周囲からの評価など客観的なデータで示すと説得力が増します。
プロジェクトが1ヶ月早く完了し、参加者満足度が90%に達したといった具体的な結果を示すことで、あなたの貢献度と能力を明確に伝え、採用担当者に強い印象を与えられます。
P(入社後に活かしたいこと)
PREP法の最後の「P」は、あなたが学生時代の経験から得た学びやスキルを、入社後にどのように活かしたいのかを示す部分です。
これは、あなたの成長意欲、企業への貢献意欲、そして将来性をアピールするための重要な要素となります。
単に「この経験で学んだことを活かしたい」と述べるだけでなく、あなたの学びを応募する企業の具体的な仕事内容や事業、あるいは企業理念と結びつけて記述することが求められます。
また、あなたの志望度の高さを伝えるためにも、企業への深い理解に基づいた具体的な貢献イメージを提示することが重要です。
この部分を通じて、採用担当者はあなたが自社で働く姿を具体的に想像しやすくなり、入社後の活躍への期待感を高めることができるでしょう。
【学生時代の取り組みをesで】参考例文
ここでは、実際の企業の設問をもとにした「学生時代の取り組み」の参考例文を紹介します。
企業によって質問の聞き方や文字数制限は異なりますが、いずれも「課題に対してどう考え、どう行動し、何を学んだのか」を明確に伝えることがポイントです。
また、企業が重視する価値観や行動特性に合わせて、エピソードの焦点を調整することも重要です。
例えば、総合商社では「チームでの成果創出」、コンサルティングでは「論理的課題解決力」、人材系では「目的意識と行動力」など、求められる資質に寄せて構成を工夫しましょう。
以下の例文を参考に、あなた自身の経験を整理してみてください。
三井物産
学生時代に最も力を入れて取り組んだことは、学園祭実行委員会での来場者満足度向上施策の企画・実行です。
前年は来場者アンケートの満足度が65%と低く、原因を「運営側の一方的な企画」にあると分析しました。
私は委員全員で意見を出し合うワークショップを提案し、学生や地域住民の声を反映した「双方向型企画」を立案しました。
限られた予算の中で協賛企業の協力を得るため、企画意図や期待効果を明確に伝えるプレゼン資料を自作し、交渉を重ねました。
結果、来場者満足度は前年より20ポイント向上し、地域紙でも特集されました。
この経験を通じて、相手視点で物事を考え、関係者を巻き込んで成果を出す力を培いました。
三菱商事
私が最も力を入れて取り組んだのは、ゼミの研究発表会でのチームリーダーとしての活動です。
当初、メンバー間で意見が対立し、方向性が定まらない状況でした。
私は全員が納得して進められるよう、各自の強みを生かした役割分担を提案し、週1回の進捗ミーティングを設定しました。
議論を重ねる中で、共通の目標を再確認し、チーム全体の意識を統一することを意識しました。
その結果、研究内容の完成度が高まり、学内最優秀賞を受賞しました。
この経験から、立場や意見の違いを尊重しながら一つの成果を作り上げるリーダーシップの重要性を学びました。
デロイト トーマツ コンサルティング
私が最も困難だったと感じた課題は、大学祭の協賛企業獲得に向けた営業活動です。
例年通りの提案では契約が得られず、6社連続で断られるという壁に直面しました。
そこで私は、過去の契約データを分析し、各企業の出店目的を分類。
来場者層に合った提案内容を再構築し、「費用対効果」を具体的に示す資料を作成しました。
その結果、前年より25%多い契約数を獲得し、スポンサー満足度調査でも高評価を得ました。
この経験から、データをもとに課題を分析し、論理的に改善策を実行する重要性を実感しました。
リクルート
私はアルバイト先のカフェで、チームとして売上目標達成に向けて取り組みました。
当初は個々の接客スタイルに差があり、チーム全体での一体感が欠けていました。
私はスタッフ全員で「顧客満足を最優先にする」共通意識を持つために、毎週の情報共有会を発案しました。
お客様からのフィードバックをもとに接客の改善案を出し合い、マニュアル化を進めました。
その結果、リピート率が15%向上し、店舗全体の売上も目標を達成しました。
この経験を通じて、チームで一つの目標に向かう過程で、メンバーの意欲を引き出す重要性を学びました。
楽天
私は楽天主義の中の「Professionalism(プロフェッショナリズム)」に最も共感します。
学生時代、長期インターンシップで営業を担当した際、成果が出ず悔しい思いをしました。
その原因を分析し、先輩社員に同行して提案内容を徹底的に改善しました。
自ら顧客リストを再構築し、アプローチ方法を個別最適化することで、アポ取得率を1.5倍に向上させることができました。
この経験を通じて、結果に責任を持ち、最後までやり抜く姿勢を身につけました。
常に成果にこだわり続ける姿勢は、楽天の「プロフェッショナル精神」と強く共鳴すると感じています。
【学生時代の取り組みをesで】エピソード別例文
ESで学生時代の取り組みを具体的に記述する際の例文を、活動の種類別に紹介します。
これらの例文から、どのような構成で書けばいいか参考にしてみましょう。
しかし、「学生時代の取り組み」の取り組みではあなたの独自性のあるエピソードが求められることも意識して作成してください。
アルバイト
飲食店のアルバイトで、ピーク時の提供時間を2分短縮し、クレーム件数を月5件から1件に減少させました。
私が働く飲食店では、ランチタイムなどのピーク時に料理の提供時間が長くなり、お客様からのクレームが増加しているという課題がありました。
この状況を改善するため、私は積極的に業務改善に取り組みました。
具体的には、調理工程の事前準備を細分化し、各担当者の役割分担を再検討しました。
特に、注文が集中する時間帯に、誰がどの食材の下処理を行い、どのタイミングで次の工程に移るのかを明確にしたマニュアルを作成しました。
また、従業員間で定期的に意見交換の場を設け、マニュアルの運用状況や課題についてフィードバックを収集し、継続的な改善を行いました。
この取り組みの結果、ピーク時の料理提供時間を平均2分短縮することに成功し、お客様からのクレーム件数も月5件から1件にまで減少させることができました。
この経験を通じて、現場の意見を真摯に受け止め、それを具体的な改善策として実行していく力を養うことができました。
学業
大学での数学の成績が伸び悩んでいた状況から、GPAを0.8向上させ、最終的にGPA3.8を達成しました。
大学の専門課程に進んでから、数学の講義で成績が伸び悩むという課題に直面しました。
特に応用問題への対応力に限界を感じ、このままでは希望するゼミに進めないという危機感を抱きました。
そこで、私は学習方法を見直し、半年間という期間を設定して徹底的な学習計画を立てました。
具体的には、毎日最低1時間の自習時間を確保し、その週に解けなかった課題や理解が曖昧な箇所を週末に集中的に分析・復習するというサイクルを継続的に実施しました。
また、友人と定期的に勉強会を開き、互いに理解度を確認し合うことで、より深い学習に繋げました。
この粘り強い取り組みの結果、半年後には数学の成績が大幅に改善し、最終的にGPAを3.0から3.8にまで向上させることができました。
この経験から、目標達成のために課題に粘り強く取り組み続ける継続力と、計画的に学習を進める重要性を身につけることができました。
ゼミ
私はゼミで、一部の発言に偏りがあり、議論の質が低いという課題を認識しました。
これを解決するため、議論活性化に積極的に取り組みました。
具体的には、発言の少ないメンバーに事前資料の要点を共有し、発言しやすいよう質問の投げかけ方やタイミングを工夫しました。
また、グループワーク中心にするなど、発表形式を柔軟に変更し、誰もが意見を出しやすい雰囲気作りに努めました。
結果として、メンバーは主体的に発言するようになり、活発な意見交換を通じてゼミ全体の議論の質が向上し、多角的な学びを深めることができました。
この経験から、多様な意見を引き出しチームの成果を高める協調性と、能動的な環境改善の重要性を学びました。
サークル
私は所属サークルのイベント参加者数減少に危機感を覚え、企画を立案・実行しました。
前年のアンケート分析から、「一方的な説明」や「主体的に楽しめる要素の不足」が不満点であることを発見。
このニーズに応えるため、「体験型ゲーム」を主体とした新イベントを提案しました。
実施前に複数回の試作会でフィードバックを得て、初参加者でも楽しめるルールや協力要素を重視し改善を重ねました。
この結果、イベントは大成功を収め、参加者数を前年比200%に増加させることができました。
この経験から、ニーズを正確に捉え、具体的な企画に落とし込み、改善を重ねる企画力と実行力を培いました。
留学
留学先のコミュニティで積極的に行動し、当初受身だった自分を変え、周囲と深い信頼関係を築き、最終的には現地のクラブのリーダーを務めるまでに成長しました。
留学当初、私は異文化環境に慣れず、授業以外では受身の姿勢で過ごし、なかなか周りと深い関係を築けないことに課題を感じていました。
この状況を打破するため、私は意識的に行動を変え、授業後には積極的にクラスメートに声をかけ、交流を深める努力を始めました。
また、地元の学生が参加するバスケットボールクラブに勇気を出して参加しました。
最初は言葉の壁や文化の違いに戸惑い、非常に緊張しましたが、練習に毎回参加し、積極的にコミュニケーションを取ることを継続しました。
徐々にメンバーとの間に信頼関係が芽生え、次第に彼らから頼られる存在になっていきました。
そして、最終的にはそのクラブのリーダーを務めるまでに至りました。
この経験を通じて、自ら主体的に新しい環境へ飛び込み、積極的に関わり続ける姿勢が、異文化理解を深め、深い信頼関係を築く上でいかに重要であるかを学びました。
ボランティア
私はNPO法人での清掃ボランティア活動において、準備と片付けの非効率性による参加者負担増大という課題に直面しました。
この解決のため、作業プロセスを詳細に分析し、改善策を提案・実行しました。
具体的には、担当者の明確な割り振り、効率的な作業フローの見直し(道具配置やゴミ分別方法の工夫など)を行いました。
これらの提案は、リーダーやメンバーと協力し、現場での実践を通じて改善を重ねました。
結果、活動時間全体を20%短縮し、作業負担が均等になったことで参加者の疲労が軽減され、継続参加者が増加しました。
この経験を通じ、課題発見力と、具体的な改善策を提案し実行する実践力を養いました。
長期インターン
長期インターンシップで、営業リスト見直しと最適化によりアポ取得率を1.5倍に向上させました。
IT企業の新規開拓営業で、既存リストからのアポ取得率の低さが課題でした。
私は、過去の成約データを分析し、確度の低いリストを除外し、可能性の高い企業を優先するようリストを再構築しました。
また、情報収集を徹底し、パーソナライズされたアプローチを心がけました。
その結果、質の高いリストに絞り込んだことで、アポ取得率を1.5倍に向上させることができました。
この経験を通じて、データを活用し改善策を実行する課題解決力と、主体性を培いました。
【学生時代の取り組みをesで】職種別の書き方と参考例文
ESで学生時代の取り組みを記述する際、単に経験を羅列するのではなく、志望する業界や職種が求める能力に合わせて内容を調整することが非常に重要です。
ここでは、主要な職種別に、どのような点を強調して書くべきか、そのポイントを詳しく解説します。
自分が志望する業界や職種についての理解を深めた上で、ES作成に臨むことが重要です。
営業職向け
営業職では、顧客との信頼関係を築き、目標達成に向けて行動する力が求められます。
そのため、ESでは特にコミュニケーション力、主体性、そして目標達成への粘り強さを強くアピールすることが効果的です。
あなたの学生時代の取り組みの中で、周囲を巻き込みながら何かを成し遂げた経験があれば、それを中心に構成すると良いでしょう。
例えば、イベントの企画・運営の経験をもとにあなたのコミュニケーション能力と周囲を巻き込む力を示したり、アルバイトでの売上目標達成をもとに、その具体的な行動と、困難に直面しながらも諦めずに粘り強く取り組んだ姿勢をアピールしたりできます。
単なる成果だけでなく、その過程でどのような工夫をし、どのように改善を重ねたのかを示すことで、あなたの主体性と目標達成への執着心が伝わり、営業職としての適性を強く印象づけることができるでしょう。
参考例文
私はアルバイト先の携帯ショップで、新規契約件数の向上に取り組みました。
当初は来店客数が減少傾向にあり、月間目標を達成できない状況が続いていました。
そこで私は、来店動機を把握するためにアンケートを実施し、「料金プランが分かりにくい」という課題を発見しました。
お客様が理解しやすい説明資料を自作し、提案時には実際の利用シーンを想定したシミュレーションを行うよう工夫しました。
その結果、私が担当したお客様の契約率は前月比で30%向上し、店舗全体の成績改善にも貢献しました。
この経験から、相手のニーズを正確に把握し、課題に合わせた提案を行うことで信頼を得る大切さを学びました。
営業職としても、顧客理解を起点に価値を提供する姿勢を大切にしていきたいです。
技術職向け
技術職のESでは、論理的思考力、課題解決力、探究心を強調します。
専門分野の研究や開発活動を主要エピソードとし、「〇〇を研究しました」ではなく、問題意識、仮説、解決プロセスを順序立てて説明すると効果的です。
予期せぬ困難に直面した際の、原因特定と論理的改善プロセスを具体的に描写しましょう。
例えば、プログラミングのバグ修正やデータ分析で得た知見は、論理的思考力と課題解決能力を示す有力な材料です。
既存知識に留まらず、新しい技術や情報を積極的に学び、深掘りした経験も探究心のアピールに有効です。
参考例文
私は大学での研究活動において、データ解析プログラムの精度向上に取り組みました。
当初、システム誤差が大きく、期待する結果が得られないという課題がありました。
原因を分析すると、使用していたアルゴリズムの変数設定に問題があることを特定。
私は独学で機械学習の基礎を学び、Pythonで新しい解析モデルを構築しました。
試行錯誤を重ねた結果、誤差率を従来比40%削減することに成功し、研究発表会でも高い評価を得ました。
この経験を通じて、問題を論理的に捉え、課題を構造的に解決する力を身につけました。
入社後も、技術の探究心と改善意識を持ち続け、より高い品質の開発に貢献したいと考えています。
事務・企画職向け
事務・企画職では、正確性、調整力、課題解決力が重視されます。
ESでは、これらの能力が発揮された具体的な経験を中心に記述しましょう。
大学の委員会活動やイベント企画で複数の関係者の意見を調整し、プロジェクトを成功させた経験は、あなたの調整力とコミュニケーション能力を示します。
意見対立の仲介プロセスを具体的に描写しましょう。
また、日々の業務改善の工夫も有効です。
Excelマクロ導入による作業効率化や、会議の議事録フォーマット考案などは、課題発見能力、実行力、正確性をアピールできます。
定型業務でも改善点を見つけて主体的に行動することで、事務・企画職に求められる資質を効果的に伝えられます。
参考例文
私は大学の委員会活動で、資料作成業務の効率化に取り組みました。
以前はフォーマットが統一されておらず、毎回作業に時間がかかるという課題がありました。
私は全員の意見をまとめて、見やすく再利用しやすいテンプレートを新たに作成。
また、共有フォルダの整理ルールを明確にすることで、誰でもすぐに情報を取り出せる仕組みを整えました。
結果として、資料作成時間を従来の半分に短縮し、業務効率が大幅に向上しました。
この経験を通じて、課題を把握し、周囲を巻き込みながら改善策を実行する力を培いました。
入社後も正確性と効率性を意識し、組織全体の生産性向上に貢献していきたいと考えています。
まとめ
ESにおける「学生時代の取り組み」は、単に活動内容を説明する場ではなく、あなたがどのように考え、行動し、成長してきたかを伝えるための重要な質問です。
企業は実績の大きさよりも、課題に向き合う姿勢や学びの深さを重視しています。
そのため、経験を「なぜ」「どのように」「何を学んだか」という構成で整理し、自分の強みや価値観が伝わるようにまとめましょう。
また、自己PRや志望動機との一貫性を持たせることで、説得力あるESに仕上がります。
どんな経験でも、あなたの行動の背景と学びを丁寧に表現できれば、印象に残る「学生時代の取り組み」として評価されるでしょう。