【例文25選】ESの「大切にしている価値観」で圧倒的な差をつけるには?ポイントや注意点など徹底解説!

【例文25選】ESの「大切にしている価値観」で圧倒的な差をつけるには?ポイントや注意点など徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

あなたが大切にしている価値観を教えてください」とか「あなたが大切にしたいことを教えてください」とか突然言われても、どうやって良いのか知らなくても大丈夫です。

しかし、就職活動の選考ではこのあなたの価値観に対する質問をされることが多く、事前にしっかりと準備しておく必要があります。

この記事では特にエントリーシートで大切にしている価値観を問われた際、しっかりと回答できるように様々な角度から慎重に解説していきます。

目次目次を全て表示する

【ES】大切にしている価値観とは?

ESでよく問われる「大切にしている価値観」。そもそも価値観とは、個人が何に意味や意義を見出すかという「考え方」のことを指します。

自己PRや志望動機にも影響し、就活の軸を定める上でも欠かせません。

この価値観を明確にすることで、ESや面接で一貫性のある発言ができ、企業との相性も深く考察できます。

その本質に迫りましょう

就活の軸との違い

「価値観」と「就活の軸」は進むことが多いですが、それぞれ異なる意味役割を持っています。

価値観は、人生全般にわたって一貫して影響する根本的な考え方であり、何に喜びや充実感を感じるかという「内面の基準」です。

一方、就活の軸は、企業選択や選択一選択における「外面の判断基準」であり、どのような条件や環境を優先するか明確なものです。

かつて「人と信頼関係を築くことに価値を感じる」人が、「顧客と深く関わる営業職」を就活の軸に選ぶように、価値観が軸の背景になります。

このように、価値観をもとに就活の軸を決めることで、自分に合ったキャリアが選択できます。

【ES】企業が大切にしている価値観を問う理由

選考時に価値観を問う企業が多いことが分かったところで、次はあなたも気になっているであろう「価値観が求められる理由は?」について説明していきます。

ここでは企業の採用担当者があなたの価値観から汲み取っていることとして「人柄の確認」「企業とのマッチ度の確認」「仕事に対する向き合い方の確認」の3つのポイントに焦点を当てて説明していきます。

人柄の確認

あなたの大切にしている価値観を聞く理由の1つ目は「人柄」を知りたいからです。

企業の採用担当者は自己PRやガクチカなどの内容からもこの人柄を汲み取っています。

しかし、その2つのエピソードだけではあなたの本当の人の柄を判断するのは、よりあなたのことを知るために価値観を聞いています。

大切にしている価値観を聞いて、あなたの考え方や大切にしていることに対する理解が深まります。

このことはあなたの本当の魅力に気づくためにとても大切な要素であるため、しっかりとあなたのことを伝え努力をしましょう。

企業とのマッチ度の確認

あなたの価値観を聞く理由の2つ目は企業との「マッチ度」を知りたいからです。

企業の採用担当者が選考する際に最も重視しているのはあなたと会社の相性が良いかどうかです。

あなたの価値観が会社のビジョンとあるのか、社風とあなたの人柄があるのか​​を判断するためには、あなたが大切にしている価値観を知る必要があると言えます。

あなたが優秀でも、会社の雰囲気や価値観と合っていないと力を発揮できないだけでなく、仕事にやりがいを感じることはできないと認識されてしまいます。

仕事に対する向き合い方の確認

あなたの価値観を聞く理由の3つ目は「仕事に対する向き合い方」を知りたいからです。

あなたの大切にしている価値観はあなたの仕事への解決方に直結するため、非常に重要な要素と言います。

また、大切にしている価値観から仕事に取り組むときにモチベーションの源泉も認識することができます。

この仕事への向き合い方は上手に伝えることができれば大きなアピールに繋がります。

そのため、事前にしっかりと準備しておく必要があると言えます。

【ES】大切にしている価値観を問う企業は多い

就職活動の選考に関してあなたの「価値観を問う企業は多い」と言えます。

確かに自己PRや慎重な動機、ガクチカに遠慮して聞く事は少ないかもしれないが、鉄板質問の1つと言います。

しかし、この価値観を問う企業が多いにも関わらず、その対策十分にできている就活生は少ないと言えます。

そのため、esで書く際はもちろん、面接で質問された際も適当に答えてしまいましたが、後で後悔するというパターンが鉄板化しています

つまり、このあなたの価値観を問う質問にしっかりと答えることができれば、他の就活生よりも有利に選考を進めることができるということです。

これであなたも前向きに「価値観」について考えることができるのではないでしょうか?

【ES】大切にしている価値観を知るメリット

エントリーシートにおいて「大切にしている価値観」を明確にすることは、単なる自己分析を超えて、就活全体の軸を定める重要なポイントとなります。

自分がどのような企業で働きたいのか」、「なぜその企業を志望するのか」、「入社後どんなビジョンを描いているのか」といった問いに対して、価値観は一貫性をもたらしてくれます。

ここでは、価値観を把握することで得られる3つのメリットについて詳しく解説します。

企業選びに役立つ

自分の価値観を明確にすることは、企業選びを効率的かつ的確に行うための大きな助けになります。

たとえば「安定性」や「ワークライフバランス」を大切にしている人にとっては、福利厚生や勤務環境が整っている企業が魅力的に映るでしょう。

反対に「スピード感」や「成長環境」を重視するなら、若手が活躍できるベンチャー企業の方が適している可能性があります。

このように、価値観は企業文化とのマッチ度を判断する基準となり、面接や入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

事前に価値観を言語化しておくことで、企業研究の精度も上がり、自分に合った企業との出会いが近づきます。

志望理由の根拠になる

志望動機に説得力を持たせるためには、「なぜその企業を選んだのか」という根拠が必要です。

このとき、自分の価値観をベースにした説明は非常に有効です。たとえば「挑戦する姿勢を大切にしている」という価値観を持つ人が、新規事業に積極的な企業を志望する場合、その理由に一貫性と納得感が生まれます。

逆に、表面的な情報だけで企業を選んでしまうと、面接で深掘りされたときに回答が浅くなってしまうリスクもあります。

価値観は自分の軸であり、志望理由の土台になります。だからこそ、早い段階で価値観を整理し、言語化することで、ES全体の精度が高まり、他の就活生との差別化にもつながります。

ビジョン設計に役立つ

就職活動における「価値観の言語化」は、内定獲得だけでなく、入社後のキャリアビジョンの形成にも深く関わってきます。

どのように働きたいのか、将来的にどんな自分でありたいのか。こうした問いに答えるとき、価値観は明確な道しるべになります。

たとえば「誰かの成長を支えることに喜びを感じる」という価値観を持つ人は、人材育成や教育、カスタマーサクセスなどの領域で力を発揮しやすいでしょう。

逆に、「自分のアイデアを形にしたい」という価値観が強ければ、企画や商品開発などが視野に入ります。

自分らしいキャリアを実現するためにも、まずは価値観を明らかにし、それを出発点として将来像を描いていくことが重要です。

【ES】自分の価値観に合致している企業を見つける方法

価値観をはっきりさせることは、就活において企業選びエントリーシート作成の土台となります。

しかし、それだけでは十分ではなく、自分の価値観に合致した企業を見つけることも同じくらい重要です。

ここでは、価値観とマッチする企業を見つけるために実践すべき具体的な方法を3つ紹介します。

自己分析を行う

自分にとって何が大切かを理解するには、まず自己分析から始めることが必要です。

過去の経験を振り返り、「どんなときにやりがいを感じたか」「何に納得がいかなかったか」を考えることで、自分の価値観を言語化できます。

たとえば「チームでの協働を重視する」「結果よりもプロセスを大切にする」など、判断の基準となる価値観をリストアップしましょう。

価値観が明確になることで、どのような社風や制度を持つ企業が自分に合うかを見極めやすくなり、企業選びの軸がぶれにくくなります。

その結果、より満足度の高い企業との出会いにつながります。

企業の採用サイトを確認する

企業選びの際には、公式の採用サイトを活用することが有効です。

採用サイトでは、その企業の理念、ミッション、ビジョン、さらには求める人物像や社員インタビューなど、企業文化を知るための情報が豊富に掲載されています。

自分の価値観と照らし合わせながら「共感できるか」「違和感を感じないか」といった視点で読み進めることで、表面的な条件だけではわからない企業の本質が見えてきます。

また、採用サイトに書かれている言葉のトーンや重点の置き方からも、企業の価値観や考え方を読み取ることができます。

こうした情報収集は、エントリーシートの志望動機作成にも役立ちます。

インターンシップや会社説明会に参加する

価値観に合う企業を見極めるには、実際に企業の雰囲気を体感することが効果的です。

インターンシップや会社説明会に参加することで、ホームページではわからない社内の空気感や社員の人柄、職場の風通しなどを肌で感じることができます。

また、社員との会話を通じて、自分の価値観と合致する姿勢や考え方が企業内に根付いているかを確認できます。

形式的な説明だけでなく、現場のリアルな声を聞くことで、より具体的な判断が可能となります。

実際に企業を体験することは、選考対策だけでなくミスマッチの防止にもつながる重要なプロセスです。

【ES】自分だけの価値観を見つける方法

エントリーシートで大切にしている価値観を伝えるためには、まず自分自身の価値観を明確にすることが欠かせません。

価値観は「自分が何を重視しているのか」「どんな行動基準を持っているのか」を映す指針であり、就活の軸や志望動機の土台となります。

しかし、漠然と「誠実さ」「努力」と言っても説得力は弱く、具体的な裏付けが必要です。

そこで効果的なのが、過去の経験を振り返ったり、印象的な出来事を深掘りしたり、他者の目線を借りて分析することです。

こうした作業を通じて自分だけの価値観の源泉を発見し、説得力ある言葉で表現する力が身につきます。

過去の経験を可視化してみる

価値観を探る第一歩は、過去の経験を振り返って「楽しかったこと」「辛かったこと」「夢中になったこと」を書き出すことです。

その際、単なる出来事の羅列ではなく「なぜその時に感情が動いたのか」を深掘りしてみましょう。

例えば、部活動で仲間と困難を乗り越えたときに達成感を強く感じたなら、そこには「協力」や「挑戦」といった価値観が潜んでいます。

また、逆にストレスを感じた場面を考えることも有効です。

なぜ不快だったのかを分析すれば、自分が何を重視しているかが見えてきます。

このように過去の経験を可視化することで、表面的な言葉ではなく根拠ある価値観をESに落とし込むことが可能になります。

印象に残っていることについて深掘りする

自分の価値観を明確にするには、心に強く残っている出来事を掘り下げることが効果的です。

たとえば「大会で負けた悔しさ」「アルバイトで感謝された嬉しさ」など、感情が大きく動いた瞬間を振り返ると、その背景に価値観が隠れています。

単に「悔しかった」ではなく「努力が報われないのが悔しい」と考えるなら、それは「努力や成果を大切にする価値観」を表しています。

一つの出来事を繰り返し問いかけ、「なぜ自分はそう感じたのか」と掘り下げていくことで、自分でも気づいていなかった本質的な価値観が浮かび上がります。

印象的な出来事を深掘りすることは、他の就活生と差別化できる説得力ある価値観を見つける鍵になります。

「他己分析」で客観的な視点を取り入れる

自分だけで価値観を探そうとすると、どうしても思考が偏ってしまいます。

そこで役立つのが「他己分析」です。

友人や家族、アルバイト先の先輩などに「自分の強みや特徴」を尋ねてみましょう。

意外な指摘を受けることで、自分が無意識に大切にしている価値観に気づけることがあります。

例えば「いつも周囲を気遣っている」と言われれば、それは「思いやり」や「協調性」といった価値観の表れです。

また、他者からの言葉は客観性があるためESに説得力を加える効果もあります。

他己分析は、自分では気づけない価値観を浮き彫りにし、言語化を助ける重要なプロセスです。

【ES】大切にしている価値観を効果的に伝えるポイント

企業があなたの価値観を聞いてくる理由が分かったところで、次はより具体的にあなたの価値観を伝えるための「エピソードを選ぶポイント」を説明していきます。

ここでは特に大切な「価値観に順位をつける」「ターニングポイントから選ぶ」「過去の振り返りを行う」の3つに絞って詳しく説明していきます。

価値観に順位をつける

エピソードを選ぶポイント1つ目は「価値観に順位をつける」ことです。

大切にしている価値観と聞かれて思い浮かんだ順番通りに1つひとつエピソードをつけて行くのは効率的とは言えません。

確かに多くの候補があるのは良いことですが、ここで大切なことは「本当にあなたにとって重要なことなのか」ということです。

聞かれている質問は「あなたにとって大切な価値観は?」なので、本当に大切だと思っているエピソードを選ぶ必要があります。

そのため、思い浮かんだエピソードを書き出し、自分で優先順位を決めてから上位の価値観にエピソードを書き加えていきましょう。

ターニングポイントから選ぶ

エピソードを選ぶポイント2つ目は「ターニングポイントから選ぶ」ことです。

あなたの今の価値観を形成する上で重要だった出来事や経験から選ぶことで、説得力のあるエピソードを組み立てることができます。

例えば海外留学したこと、部活動に入部したこと、今研究していることに出会ったことなど、印象的な出来事を中心に考えてみましょう。

印象的な出来事である程、エピソードは濃い内容に仕上げることができるはずです。

企業の求める人物像を把握する

エピソードを選ぶポイント3つ目は、「会社の求める人物像を考える」ことです。

ESで自身の価値観を伝える際には、エピソード選びが重要です。

そのポイントとして、会社の求める人物像を理解することが挙げられます。

自分が大切にしている価値観を明確にしつつ、それが会社の価値観や企業文化と一致しているかを確認することが重要です。

もし自分の価値観が会社の求める人物像と合っていないと感じた場合、無理に合わせることは避けるべきです。

なぜなら、入社後にそのギャップを感じ、結果的に離職に繋がる可能性があるからです。

【ES】大切にしている価値観を選ぶ際の注意点

エントリーシートで「大切にしている価値観」を問われたとき、適切に答えるためにはいくつかの注意点があります。

価値観はその人の人柄や働き方への姿勢を表すため、選び方を誤るとES全体の印象や信頼性に影響を及ぼしかねません。

条件と混同しないこと、嘘をつかないこと、表現をあいまいにしないことなど、基本的ながら見落とされがちなポイントに注意することで、より魅力的な価値観の伝え方が可能になります。

ここでは、価値観を選ぶ際に気をつけたい5つの視点について詳しく解説します。

条件を価値観にしない

価値観を選ぶ際の注意点1つ目は「条件を価値観にしない」ということです。

よく勘違いされがちですが、あなたの価値観と働く上での条件は別物として考えましょう。

ありがちなのが「できるだけ定時で帰りたい」と考える就活生は多いですが、これは条件であり価値観ではありません。

価値観とは「なぜ定時に帰りたいのか」の本質的な理由のことを指します。

「できるだけ自分の時間を大切にしたい」「何事も時間内にまとめたい」など、その背景となる理由を考えてみることで価値観を知ることができるでしょう。

嘘をつかない

価値観を選ぶ際の注意点2つ目は「嘘をつかない」ことです。

この嘘をつかないということ「当たり前です!」と皆さん言います。

しかし、就職活動では意外と多くの嘘が横行しており、そのほとんどがバレています。

仮にesを嘘のエピソードで通過したとします。

しかし、面接で深掘り質問され、あたふたしてしまうと「この学生自分の話なのになぜ分からないんだ」と疑われるようになります。

この疑念が残ったままでは次の選考に進むことは難しく、嘘をつくことでその場をしのげても結局のところいつか落ちると断言できます。

あいまいな表現を避ける

価値観を選ぶ際の注意点3つ目は「あいまいな表現を避ける」ことです。

価値観を具体的に明示し、自分の人柄を明確に伝えるためには、「自分の価値観はこれであり、なぜならこうだから」といった一貫した説明が求められます。

例えば、「成長」という価値観を挙げる場合、「成長が大切だと思う」とだけ述べるのでは不十分です。

「成長を大切にする理由は、新しいことに挑戦することで自己のスキルや知識を高められるからです」といった具体的な理由を示すと効果的です。

あいまいな表現を避け、具体的で一貫性のある説明を心がけてください。

ESのその他の内容と矛盾が出ないようにする

価値観を選ぶ際の注意点4つ目は「ESのその他の内容と矛盾が出ないようにする」ことです。

エントリーシート(ES)では、志望動機や自己PRなど複数の設問に答えることが求められますが、それぞれの回答に一貫性があることが非常に重要です。

たとえば、「大切にしている価値観」として「挑戦し続ける姿勢」を挙げているにもかかわらず、志望動機では「安定した環境で働きたい」と書いていた場合、企業側は「本音がどこにあるのか」と疑問を持つ可能性があります。

一つひとつの回答がバラバラだと、ES全体に違和感が生まれ、信頼性誠実さが損なわれるリスクがあります。

そのため、価値観を記述する際には、自己PRや志望動機と内容が食い違っていないかを必ず確認しましょう。

全体を読み直し、自分の価値観が軸となって他の回答にも一貫して現れているかを意識することが大切です。

労働条件を価値観にしない

価値観を選ぶ際の注意点5つ目は「労働条件を価値観にしない」ことです。

「大切にしている価値観」を問う設問で、労働条件に関すること(たとえば、休暇の取りやすさや残業の少なさ、勤務地の近さなど)を中心に記述するのは避けるべきです。

たしかに働く上で労働環境は重要ですが、それを価値観として書いてしまうと、採用担当者には「条件さえ良ければどの企業でも良いのではないか」と受け取られてしまう可能性があります。

企業は、自社の理念や文化、仕事の進め方に共感してくれる人材を求めており、表面的な条件だけで志望している印象を持たれると、志望度熱意が伝わりにくくなります。

価値観とは、自分が何に意義を見いだし、どのような働き方を理想とするかという“内面的な判断基準”です。

労働条件を挙げるのではなく、「成長」「信頼」「挑戦」「誠実さ」といった本質的な価値観を伝えることが、好印象を与えるポイントとなります。

【ES】大切にしている価値観一覧

これまでに、大切にしている価値観を見つける方法や、エントリーシートに記載する際の注意点について解説してきました。

ここでは、実際にどのような価値観があるのかを把握するための一覧表を紹介します。

この一覧は、自分の考え判断の軸を整理するための参考資料として活用してください。

価値観は人によって異なり、正解はありません。

以下に挙げるものから「自分はこれを大切にしているかも」と感じるものを見つけることで、自己理解が深まり、企業選びや志望動機作成にも活かすことができます。

ぜひ、気になる価値観をいくつか選び、その背景にある自分の経験や思いを振り返ってみてください。

価値観一覧
  • 人とのつながり
  • 思いやり
  • チームワーク
  • コミュニケーション
  • 協調性
  • 相手の立場になって考える
  • 素直
  • 信頼
  • 感謝
  • 努力
  • 向上心
  • 挑戦
  • 誠実
  • 成長
  • 責任感
  • 結果

【es 大切にしている価値観】構成

エントリーシート(ES)で「大切にしている価値観」を伝えるには論理的かつ一貫性のある構成が重要です。

内容がどれだけ良くても、伝え方にまとまりがなければ評価されにくくなってしまいます。

そこでここでは、企業の採用担当者に価値観をわかりやすく伝えるための基本構成を4つのステップに分けて解説します。また、PREP法という文章構成方法を活用すると説得力のある文章に仕上がります。下記で詳しく解説するので参考にしてみてください。

各パートを意識して書くことで、説得力のあるESに仕上がります。

PREP法

PREP法とは、面接やエントリーシートなどで説得力のある文章や話し方をするためのフレームワークの一つです。

PREPは「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(再主張)」の頭文字を取ったもので、簡潔に論理的な構成で伝えることができます。

まず最初に結論から述べることで、聞き手や読み手に伝えたいことを明確に示します。

次に、その理由を説明することで納得感を高めます。

さらに、具体的なエピソードや事例を加えることで信頼性が増し、印象に残りやすくなります。

最後にもう一度結論を繰り返すことで、メッセージを強調し、相手に伝えたい内容が確実に届きます。

PREP法を意識することで、話の流れが整い、相手にわかりやすく伝える力が身につくため、就活のあらゆる場面で活用することができます。

①結論(大切にしている価値観)

エントリーシートで「es 大切にしている価値観」を問われた際には、最初に結論から伝えることが大切です。

冒頭に自分が何を重視しているのかをはっきり述べることで、採用担当者に主張が明確に伝わり、読みやすい印象を与えることができます。

また、先に結論を提示することで後に続く理由やエピソードとのつながりも自然になり論理的な文章構成が整います。

たとえば「私は誠実さを大切にしています」と一言で伝えるだけでも、読み手はその後の内容をイメージしやすくなります。

②その価値観を大切にしている理由

価値観の結論を述べたら、次に「なぜその価値観を大切にしているのか」という理由を説明しましょう。

ここでは、あなた自身がどのような考え方や経験を通じてその価値観に至ったのかを語ることで内容に深みを持たせることができます。

就職活動におけるESでは、この部分がエピソードへの導入にもなるため説得力を高めるためにも重要なパートです。

価値観はあなたの人柄を映す要素でもあるため、理由の説明にはあなたらしさを意識するとより魅力的に伝わります。

③具体的なエピソード

価値観を裏付ける理由を述べた後は、それを体現した具体的なエピソードを盛り込みましょう。

企業が「es 大切にしている価値観」を知りたい理由の一つは、行動の裏にある思考や人間性を知るためです。

そのため、自分の価値観がどのような場面で表れたかを具体的に示すことで、説得力が増します。

エピソードはアルバイト・部活動・ゼミ・ボランティアなど、実際に取り組んだ経験の中から選び、数字や役割を交えて描写するとイメージが伝わりやすくなります。

④再度結論で締めくくる

エントリーシートの締めくくりでは、冒頭に述べた価値観をもう一度明示しそれを今後どのように活かしたいかを述べましょう。

再度結論を繰り返すことで、内容に一貫性が生まれ、読み手に印象を残しやすくなります。

さらに、入社後の具体的な行動に落とし込むことで、「この価値観を持った学生が実際にどう活躍するか」を採用担当者がイメージしやすくなります。

自分の価値観を企業でどのように活かしたいかを具体的に伝えることで説得力あるESが完成します。

【es 大切にしている価値観】タイプ別参考例文集

エントリーシートで問われる「大切にしている価値観」は、自己分析の深さや企業理解の程度を測る重要な設問です。

そのため、どの企業に応募するか、どの職種を志望するかによって効果的な表現方法やエピソード選びは変わってきます。

ここではリーダーシップや人間性、チャレンジ精神、信頼関係構築力などのタイプ別に参考例文を提示します。

また、総合商社・メーカー・コンサル・ITベンチャーなど企業ごとの問いかけ方に対応した形で整理しているため、実際の選考対策に直結させることが可能です。

ぜひ自分の強みに合うタイプを見つけ、企業の特性に応じてアレンジしてください。

リーダーシップを大切にする例文

リーダーシップを価値観として掲げる際には、単に「引っ張った経験」を述べるだけでなく「なぜリーダーシップを大切にしているのか」という背景を示すことが重要です。

さらに、組織の成果やチームメンバーの成長にどのような影響を与えたのかを具体的に説明する必要があります。

ここでは業界や職種ごとに異なるリーダーシップの在り方を意識し、状況に応じたエピソードを選ぶことがポイントです。

注意点として、自己中心的に見える表現は避け、周囲を尊重しながら導いた姿勢を強調しましょう。

【総合商社・大手企業向け】チームを牽引するリーダーシップ

私は「チームを牽引するリーダーシップ」を大切にしています。

なぜなら、組織の成果は個人の力だけでなく、多様なメンバーをまとめ、共通の目標へ導くことで最大化されると考えるからです。

大学時代、ゼミの研究発表において、役割分担が不十分で進行が遅れる課題がありました。

私はリーダーとして進捗管理シートを作成し、定期的なミーティングを通じて情報共有を徹底しました。

その結果、全員が責任を持って作業を進められるようになり、学会発表で高評価を獲得しました。

この経験から、リーダーシップとは単に指示を出すことではなく、チームの力を最大限に引き出す仕組みづくりだと学びました。

入社後も周囲を巻き込みながら成果を出すリーダーシップを発揮したいと考えています。

【メーカー・小売業向け】課題解決を主導するリーダーシップ

私は「課題解決を主導するリーダーシップ」を大切にしています。

理由は、ものづくりや販売の現場では小さなトラブルが成果全体を左右するため、率先して改善に動く姿勢が必要だからです。

アルバイト先の小売店で売上が低迷した際、私は在庫管理と販売データを分析し、売れ筋商品の陳列方法を改善する提案をしました。

スタッフに役割を割り振り、効果検証を行った結果、翌月の売上は20%向上しました。

この経験を通じて、リーダーシップとは単に前に立つことではなく、課題を発見し解決策を実行に移す推進力であると学びました。

メーカーや小売業でも現場で課題に向き合い、改善を主導できる存在を目指します。

【コンサル・金融向け】合意形成を促すリーダーシップ

私が大切にしているのは「合意形成を促すリーダーシップ」です。

理由は、異なる立場や意見を持つ人々をまとめることが、成果を出すための前提条件だと考えるからです。

大学のプロジェクト活動では、進め方を巡ってメンバー間に対立が生じました。

私は双方の意見を整理し、共通の目標を改めて提示することで歩み寄りを実現しました。

最終的にメンバー全員が納得した形で進行でき、コンテストでは上位入賞を果たしました。

この経験から、リーダーシップとは意見を押し通すことではなく、相手の立場を尊重し合意形成を導く力であると学びました。

金融やコンサルの現場でも、多様な関係者と調整し最適解を導くリーダーシップを発揮したいです。

【IT/メガベンチャー向け】イノベーションを生み出すリーダーシップ

私は「イノベーションを生み出すリーダーシップ」を大切にしています。

理由は、急速に変化する業界において、新しい発想を形にできる力が競争優位に直結するからです。

大学のハッカソンでは、既存のアイデアでは評価が得られない状況に直面しました。

私はチームに「一度前提を疑ってみよう」と提案し、議論を重ねて新しいアプリの仕組みを考案しました。

結果的に、その独自性が評価され優勝につながりました。

この経験を通じて、リーダーシップとは単に方向を示すのではなく、新しい価値を創出する場を整える力であると学びました。

入社後も変化を恐れず挑戦し、チームの創造性を高めるリーダーとして活躍したいです。

【ベンチャー企業向け】ゼロから1を創り出す、巻き込み型のリーダーシップ

私が大切にしているのは「ゼロから1を創り出す巻き込み型のリーダーシップ」です。

理由は、ベンチャーのようにリソースが限られる環境では、一人で成果を出すよりも周囲を巻き込みながら挑戦する姿勢が求められるからです。

大学時代に立ち上げた学生団体では、最初はメンバーも資金もなく困難が多くありました。

私はSNSでの呼びかけや企業協賛の依頼を通じて人と資源を集め、仲間を鼓舞しながら活動を進めました。

その結果、100人以上が参加する大規模イベントを実現できました。

この経験から学んだのは、リーダーシップとは自分が先頭に立つだけではなく、周囲を巻き込みゼロから新しい価値を創り出す力だということです。

ベンチャーでも柔軟に挑戦し、仲間とともに成果を築くリーダーでありたいと考えています。

人間性を大切にする例文

人間性を大切にする価値観は、どの業界でも高く評価されやすいテーマです。

採用担当者は「どのように人と関わり、信頼を築いてきたか」を重視しており、そこにあなたの誠実さや協調性が映し出されます。

特に金融・コンサルでは誠実さ、サービス業では利他主義、メーカーでは感謝や謙虚さ、ITや研究職では責任感、外資系では受容力といった切り口が効果的です。

自分が大切にしている人間性が、どのように成果や成長につながったのかを具体的に描くことで、説得力あるESに仕上がります。

注意点としては、抽象的な表現に留まらず、実際の行動やエピソードに落とし込むことが必要です。

【金融・コンサル向け】信頼の基盤となる「誠実さ」

私が大切にしている価値観は「誠実さ」です。

理由は、誠実さこそが人からの信頼を得るための最も基本的かつ不可欠な要素だと考えているからです。

大学時代にゼミの研究プロジェクトを進める中で、データに不備が見つかり大きな遅れが生じたことがありました。

私は正直にミスを報告し、夜遅くまで作業を行って修正に取り組みました。

結果として、メンバー全員から「誠実な対応だったからこそ最後まで頑張れた」と言ってもらえ、研究は無事に発表できました。

この経験から、誠実さは信頼関係を築くだけでなく、困難を乗り越える力を仲間に与えると実感しました。

金融やコンサル業界でも誠実な姿勢を徹底し、信頼される存在であり続けたいです。

【サービス業・BtoC企業向け】相手に寄り添う「利他主義」

私が大切にしているのは「利他主義」です。

理由は、相手に寄り添い思いやりを持って行動することが、自分のやりがいにもつながるからです。

飲食店のアルバイトで、常連のお客様が体調を崩されていた時、私は注文を工夫し体に優しいメニューを提案しました。

後日「あなたのおかげで助かった」と感謝の言葉をいただき、常連として通っていただけるようになりました。

この経験から、相手の立場に立って考える姿勢が、信頼と継続的な関係構築につながることを学びました。

サービス業でも顧客の声に耳を傾け、相手の喜びを第一に考えて行動していきたいです。

【大手メーカー・インフラ企業向け】チームを支える「感謝と謙虚さ」

私が大切にしている価値観は「感謝と謙虚さ」です。

理由は、どんな成果も自分一人の力ではなく、周囲の支えがあってこそ実現できると考えているからです。

研究室での実験では、先輩のアドバイスや仲間の協力があったからこそ成果を出せました。

その経験から、私は結果が出たときには必ず「仲間のおかげ」と伝えることを習慣にしました。

これにより、周囲からも助けてもらえる環境が生まれ、研究の質が一層高まりました。

感謝と謙虚さはチームの結束を強め、生産性を高める源泉であると確信しています。

メーカーやインフラ業界でも、周囲と共に歩み成果を積み重ねる姿勢を大切にします。

【IT・研究開発職向け】失敗から逃げない「責任感」

私が大切にしているのは「責任感」です。

理由は、失敗に直面した時こそ真価が問われ、責任を持って最後までやり遂げることが成果につながるからです。

大学でのプログラミング実習で、私の設計ミスによりシステムが動かなくなるトラブルが発生しました。

私は逃げずにエラーの原因を徹底的に調べ、仲間と協力して修正を行いました。

結果として無事に完成させることができ、教授からも「責任感ある対応だった」と評価をいただきました。

この経験を通じて、責任を持って課題に取り組む姿勢が成果を生むと強く学びました。

ITや研究開発の現場でも責任感を発揮し、信頼されるエンジニアを目指します。

【外資系企業向け】違いを力に変える「受容力」

私が大切にしている価値観は「受容力」です。

理由は、異なる価値観や文化を受け入れることが、多様性を活かす第一歩になるからです。

留学中、チームメイトとの価値観の違いに戸惑うことがありましたが、相手の意見を尊重し一度受け止める姿勢を徹底しました。

その結果、議論が活発になり、当初の予想以上の成果を上げることができました。

この経験を通じて、多様性を受け入れる姿勢が新しい価値を生むと実感しました。

グローバルな環境である外資系企業でも、文化や考え方の違いを尊重し、相乗効果を生む働き方を実現したいです。

チャレンジ精神ある人向けの例文

チャレンジ精神は、多くの企業が高く評価する価値観の一つです。

特に近年は、変化の激しい社会で新しい挑戦に積極的に取り組める人材が求められています。

総合商社や外資系企業では異文化環境で成果を出す力、ITやWeb業界では未知の技術を習得して課題を解決する力、ベンチャーでは逆境を乗り越える力などが重視されます。

挑戦を通じて何を学び、どう成長したかを具体的に語ることが、説得力あるアピールにつながります。

ただし「がむしゃらに挑戦した」だけでは不十分で、課題発見・計画・改善まで一連の流れを示すことが大切です。

【総合商社・外資系企業向け】異文化環境で成果を出した挑戦

私が大切にしている価値観は「異文化環境で挑戦する姿勢」です。

理由は、異なる文化や価値観を受け入れながら成果を出すことで、自分の成長だけでなく組織にも新しい価値をもたらせるからです。

大学時代の留学先でグループプロジェクトに参加した際、言語や意見の違いから議論が進まないことがありました。

私はまず相手の考えを整理し、全員が理解できる形でまとめ直す役割を担いました。

その結果、チーム全員が納得した方向性を共有でき、最終発表では高評価を得ることができました。

この経験から、異文化を尊重し挑戦することで成果を創出できると学びました。

商社や外資系企業でもこの挑戦心を活かし、グローバルな環境で成果を出したいです。

【IT・Web業界向け】未知の技術を習得し、課題を解決した挑戦

私が大切にしているのは「未知の技術に挑戦する姿勢」です。

理由は、変化の速いIT業界では新しいスキルを自ら学び取り、課題解決に結びつける力が求められるからです。

大学の研究でプログラミング言語の知識が不足し、チームの進行が滞ったことがありました。

私は自主的に新しい言語を学び、サンプルコードを試行錯誤しながら仕組みを理解しました。

最終的にはシステムの動作を安定させ、研究を無事に発表することができました。

この経験を通じて、未知の領域に挑戦し続けることが成果と成長の原動力だと実感しました。

IT業界でも学び続け、技術を通じて社会に貢献したいです。

【ベンチャー企業向け】高い目標を掲げ、逆境を乗り越えた挑戦

私が大切にしているのは「高い目標を掲げ挑戦し続ける姿勢」です。

理由は、困難な状況でも諦めずに挑戦することで、自分と周囲の可能性を広げられると考えているからです。

大学時代に学生団体を立ち上げた際、資金や協力者が不足し、計画通りに進めることができませんでした。

私は企業に協賛を依頼し、SNSで広報活動を行いながらメンバーを増やしていきました。

結果として100人以上が参加する大規模イベントを成功させることができました。

この経験から、逆境を乗り越える挑戦心が新しい価値を生み出すと確信しました。

ベンチャーでも困難に立ち向かい、ゼロから成果を築いていきたいです。

【メーカー向け】失敗を恐れず、粘り強く取り組んだ挑戦

私が大切にしている価値観は「失敗を恐れず挑戦する姿勢」です。

理由は、失敗を繰り返す中で改善点を見出し、成果を積み重ねることができるからです。

大学の研究で実験が失敗続きだった時、私は原因を一つずつ分析し、試行を重ねました。

何度もデータを見直し、仮説を修正して取り組むうちに、ついに目標とする成果を得ることができました。

この経験を通じて、粘り強い挑戦が確実な成果に結びつくと実感しました。

メーカーでも失敗を恐れず改善を積み重ね、価値ある製品を世に送り出したいです。

【コンサル向け】前例のない課題に、新たな視点で挑んだ挑戦

私が大切にしているのは「前例のない課題に挑戦する姿勢」です。

理由は、課題が複雑化する現代では従来の方法だけでは解決できず、新しい視点が必要だからです。

大学のケーススタディで解決策が見つからず議論が停滞した際、私は他業界の事例を調べ、異なる視点を取り入れました。

それをもとに新しい提案を行ったところ、教授や学生から高く評価されました。

この経験を通じて、枠にとらわれない挑戦が革新的な解決策を生むと学びました。

コンサル業界でも常に新しい視点を持ち、顧客に最適な解決策を提示したいです。

信頼関係構築力がある人向けの例文

信頼関係を築く力は、多くの企業が重視する資質の一つです。

特にコンサルや金融のように顧客との信頼が成果に直結する業界、サービス業のように顧客満足を左右する業界、そしてマネジメント職や大手企業の社内ではチーム運営や組織の安定に不可欠です。

信頼関係は一度築くのは難しく、失うのは一瞬だからこそ、誠実さ・正確性・傾聴姿勢・約束を守る行動が重要になります。

ESで書く際は「どんな行動を通じて信頼を得たのか」を具体的に示し、入社後もどう活かせるかを語ることが効果的です。

【コンサル向け】顧客の課題に深く寄り添い、築いた信頼関係

私が大切にしている価値観は「顧客に寄り添い信頼関係を築く姿勢」です。

理由は、顧客の課題を本質的に理解することでこそ、最適な解決策を提示できると考えるからです。

大学のビジネスコンテストで地域企業の課題解決に取り組んだ際、私は経営者へのヒアリングを重ね、表面的な課題の裏に潜む本当の要因を突き止めました。

そのうえで提案内容を調整し、企業から「実際に導入したい」と言っていただく成果を得ました。

この経験を通じて、相手に寄り添い信頼を築くことで、より実効性のある成果を生めると学びました。

コンサル業界でも顧客との信頼を第一に考え、課題解決に貢献したいです。

【金融業界向け】誠実さと正確性を貫き、築いた信頼関係

私が大切にしている価値観は「誠実さと正確性」です。

理由は、金融業界において信頼は最大の資産であり、誠実な態度と正確な対応が不可欠だからです。

大学での会計学ゼミで、グループ発表に必要な数値計算を担当しました。

一つの誤りが全体の評価を左右するため、私は徹底して確認を行い、メンバーにも共有しながら進めました。

その結果、発表は高評価を得ることができ、教授からも「正確性がチームを支えた」と言っていただきました。

この経験を通じて、誠実さと正確性が信頼を生む土台だと実感しました。

金融業界でも一つ一つの業務に誠実に取り組み、信頼される人材を目指します。

【サービス業向け】相手の期待を超える行動で築いた信頼関係

私が大切にしているのは「期待を超える行動で信頼を築く姿勢」です。

理由は、サービス業において顧客満足を生むのは、マニュアル通りの対応以上の一歩先の配慮だと考えるからです。

飲食店でのアルバイト時、お客様が小さなお子様連れだった際、混雑を避ける席を提案し、子供向けの食器を用意しました。

その後「またこのお店に来たい」と言っていただき、常連客として通っていただけるようになりました。

この経験を通じて、相手の期待を超える配慮が信頼を深めると学びました。

サービス業でも顧客の満足を超える体験を提供し、信頼を築いていきたいです。

【マネジメント職向け】傾聴と支援で築いたチーム内の信頼関係

私が大切にしているのは「傾聴と支援による信頼構築」です。

理由は、メンバーが安心して意見を言える環境こそがチームの力を最大化すると考えるからです。

大学でゼミのリーダーを務めた際、メンバーが発表準備に行き詰まり悩んでいました。

私はまず話を丁寧に聞き、解決策を一緒に考え、必要なサポートを提供しました。

その結果、メンバーは自信を取り戻し、最終発表は全員が力を発揮できました。

この経験から、傾聴と支援が信頼関係を深め、チームの成果を引き出すことを実感しました。

マネジメント職においてもこの姿勢を貫き、組織の力を最大化したいです。

【大手企業向け】約束を守ることで築いた社内の信頼関係

私が大切にしている価値観は「約束を守ること」です。

理由は、組織の中で信頼関係を築く上で最も基本的でありながら重要な行動だからです。

大学のサークル活動でイベント準備を担当した際、短い納期の中で多くのタスクを任されました。

私は一つ一つの期限を必ず守り、途中経過も共有することで周囲を安心させました。

その結果、サークル全体の信頼を得て、後輩からも「任せたい」と言ってもらえる存在になりました。

この経験を通じて、小さな約束を積み重ねることが大きな信頼につながると実感しました。

大手企業でも誠実に約束を果たし、長期的な信頼を築きたいです。

職種別の大切にしている価値観例文

職種ごとに求められる価値観は異なります。

営業職では顧客との信頼関係、企画・マーケティングでは好奇心や創造力、エンジニアでは探究心、コンサルタントでは論理的思考、人事では利他主義など、それぞれの職種に直結する要素があります。

エントリーシートでは「その職種だからこそ求められる価値観」と「自分の経験」が結びついていることを示すことが大切です。

単なる一般論ではなく、実際にどう行動したか、どんな成果につながったかを具体的に書くことで、説得力のある自己PRになります。

【営業職】顧客との「信頼関係」を第一に考える価値観

私が大切にしているのは「顧客との信頼関係」です。

理由は、営業において商品やサービスの提案は信頼が前提であり、信頼がなければ成果にはつながらないからです。

アルバイト先で常連のお客様との接客を担当した際、私は売上を優先するのではなく、お客様の要望を丁寧に聞き取り、最適な商品を提案しました。

その結果、売上が増えただけでなく「あなたから買いたい」という言葉をいただきました。

この経験から、顧客との信頼関係こそが営業の基盤であると実感しました。

入社後も顧客の立場に立ち、長期的に信頼される営業を目指します。

【企画・マーケティング職】好奇心で新しい価値を創造する価値観

私が大切にしているのは「好奇心」です。

理由は、新しい情報やトレンドに敏感であることが、新しいアイデアや価値を生む原動力になるからです。

大学でのゼミ活動では、SNSを活用した調査を提案し、従来のデータでは得られなかった顧客層のニーズを明らかにしました。

その結果、研究発表では「斬新な視点」と高い評価を得られました。

この経験を通じて、好奇心が新しい価値の創造につながると学びました。

マーケティング職でも常に情報を収集し、新しい発想で市場に価値を提供したいです。

【エンジニア職】「探究心」を持ち技術で課題を解決する価値観

私が大切にしているのは「探究心」です。

理由は、技術職において常に新しい知識を学び、課題解決に応用する力が求められるからです。

大学の研究でプログラムが思うように動かず苦戦した時、私は何度も文献やサイトを調べ、試行錯誤を繰り返しました。

結果としてシステムを完成させることができ、教授からも高い評価をいただきました。

この経験から、探究心が問題解決の原動力になると確信しました。

エンジニア職でも探究心を持って学び続け、技術で社会に貢献したいです。

【コンサルタント】「論理的思考」で顧客の成功に貢献する価値観

私が大切にしている価値観は「論理的思考」です。

理由は、複雑な課題を整理し最適な解決策を導くためには、論理に基づいた分析が不可欠だからです。

大学のケーススタディで課題解決を行った際、私はデータを整理し仮説を立て、因果関係を検証しました。

その結果、チームの議論が整理され、教授からも「筋道の立った提案」と高評価をいただきました。

この経験を通じて、論理的思考は課題解決を推進する力だと学びました。

コンサル業界でも論理を武器に顧客の成功に貢献していきたいです。

【人事】「利他主義」を胸に組織と人の成長を支える価値観

私が大切にしている価値観は「利他主義」です。

理由は、組織において人の成長を支えることが最終的に組織全体の成果につながるからです。

大学のサークルで新入生の育成を担当した際、私は一人一人の悩みに耳を傾け、練習計画を個別に調整しました。

その結果、新入生が自信を持ち活動を継続でき、サークル全体の雰囲気も向上しました。

この経験を通じて、他者を支える姿勢が組織全体の力を高めると実感しました。

人事職でも社員一人一人に寄り添い、組織の成長を支えたいです。

まとめ

本記事では、エントリーシート(ES)に関して「大切にしている価値観」をどのように考え、見つけ、企業選びや自己表現にどう生きていくかを詳しく解説してきました。

価値観とは、個人が何を重視し、どんな基準で物事を判断するかという根本的な考え方であり、就活では企業との相性を測る上でも極めて重要です。

「就活の軸」とは違い、価値観は人生全体に影響する内面的な視点であり、そのためミスマッチの少ない企業選びが可能になります。

また、企業側が価値観を問う理由や、ESに書く際の注意点、伝え方の構成、例文や一覧なども紹介しました。

ES作成に関しては、労働条件を価値観として書かず、継続性を考慮する、放棄な表現を考慮するなどの配慮が重要です。

この記事でしっかりと自分の価値観を明確にし、それを軸に就活を進めていくことで、納得できるキャリアを決めましょう。

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