【例文10選】インターンシップの志望動機を600字でまとめるには?徹底解説

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

インターンシップの選考で、600字という文字数の志望動機に戸惑っていませんか。

この文字数は、あなたの熱意と論理的思考力を伝える絶好の機会です

本記事では、企業が600字の志望動機を求める意図や、効果的な構成、作成のポイントを解説します。

ライバルに差をつけるための準備を、ここから始めましょう。

インターンの志望動機はなぜ600字でも求められる?

企業が600字という文字数を設定するには、明確な理由があります

単に文章力を見たいだけではありません。

その文章量から、あなたの個性や思考の深さを知ろうとしています。

企業の評価ポイントを理解し、的確なアピールにつなげましょう。

志望の強さを見たい

600字という文字数は、企業への強い興味や熱意がなければ、内容を充実させて埋めることは困難です。

テンプレートをなぞっただけの志望動機では、文章の浅さがすぐに露呈してしまいます。

なぜこのインターンシップに参加したいのか、その背景にあるあなたの考えや想いを、深く掘り下げて説明することが求められます。

企業の事業内容や理念を時間をかけて調べ、自分自身の言葉で語るその努力の量そのものが、志望度の高さを証明する重要な指標となります。

あなたがどれだけ本気で参加したいと考えているかを、文章の具体性と熱量から判断しています。

論理的な思考力があるかどうか

600字という十分な長さの文章を、分かりやすくまとめるには、論理的な構成力が不可欠です

単に思いつくままに事実を羅列した文章は、内容が散漫になり、本当に伝えたい要点が読み手に伝わりません。

初めに志望の核となる結論を述べ、次にその理由となる具体的なエピソードを示し、最後に入社後の展望で締めくくる、といった一貫した流れが作れているかを見ています。

あなたの考えを構造的に整理し、相手に的確に伝えるプレゼンテーション能力は、ビジネスの現場で必須のスキルです。

この志望動機は、あなたの思考力を評価するための、最初のテストとも言えるでしょう。

会社を理解しているか知りたい

志望動機の内容から、あなたがどれだけ深く、そして正確に企業について理解しているかを確認しています

企業の公式ウェブサイトの表面的な情報をなぞるだけでなく、事業の歴史や中期経営計画、社会貢献活動まで目を通しているかが問われます。

同業他社が数多く存在する中で、なぜこの会社でなければならないのかを、具体的な事業内容や企業文化に触れながら説明することが求められます。

深い企業理解に基づいた志望動機は、学習意欲の高さや、入社後のギャップが少ない人材であることの証左として高く評価されます。

将来の方向性が合うかどうか知りたい

あなたがインターンシップという機会を通じて、何を得ようとしているのか。

そして、将来的にどのような社会人になりたいと考えているのかを知ろうとしています

そのキャリアビジョンが、会社の事業領域や目指す未来の方向性と大きくずれていては、お互いにとって有益な時間になりません。

学生に意味のある経験を提供したい企業側と、自身の成長を望む学生側の目的が一致しているか、その相性を見極めています。

あなたの成長意欲と企業の方向性がマッチしていることが、採用の重要な判断材料となります。

インターンの志望動機を600字で効率的にまとめよう

600字の志望動機を作成するには、効果的な構成を知ることが近道で

これから紹介する3つの要素を順番に組み立てることで、論理的で分かりやすい文章を作成できます。

このフレームワークに沿って、あなたの想いを整理してみましょう。

結論

まず初めに、このインターンシップを志望する最も重要な理由、つまり志望動機の「核」となる部分を一文で簡潔に述べます

「私が貴社のインターンシップを志望する理由は、〇〇という独自の強みに魅力を感じ、自身の△△という経験を活かして□□の分野で貢献したいと考えたからです」のように、話の全体像を明確に示します。

この冒頭の一文で、あなたが何を伝えたいのかを採用担当者に提示することが重要です。

これにより、相手はあなたの主張をすぐに理解でき、その後の具体的なエピソードにもスムーズに読み進めてもらうことができます

理由:具体的なエピソード

次に、冒頭で述べた結論に説得力を持たせるため、根拠となるあなた自身の具体的な経験を述べます。

なぜその企業や業界、職種に興味を持ったのか、そのきっかけとなったエピソードを詳細に語りましょう。

例えば、ゼミの研究で壁にぶつかり、チームで乗り越えた経験や、アルバイトで顧客の課題解決に取り組んだ話などを挙げます。

成功体験だけでなく、失敗から何を学んだかを語ることも、あなたの人間性や成長意欲を示す上で非常に効果的です

事実に基づいたあなただけの物語が、志望動機のリアリティと深みを格段に高めます。

インターンを通して得たいこと

最後に、このインターンシップという貴重な機会を通じて、何を具体的に学び、どのように成長したいのかを明確な言葉で述べます

「貴社の〇〇という業務に実際に触れることで、学校の授業では学べない現場のスピード感を体感したいです」といった、意欲的な姿勢を示しましょう。

さらに、「最前線で活躍する社員の方々との対話を通じ、プロフェッショナルとしての課題解決アプローチを学び取りたい」など、主体的な学習意欲をアピールすることが重要です。

入社後の活躍を期待させるような、前向きで具体的なビジョンを提示して文章を締めくくりましょう。

インターンの志望動機を600字で書くときのポイント

600字という文字数を最大限に活かすためには、いくつかのポイントを意識する必要があります。

内容だけでなく、書き方の技術も評価の対象です

これから紹介する3つのポイントを押さえ、完成度を高めていきましょう。

文字数の8割以上は必須

企業が600字という文字数を設定した場合、そのボリュームに見合った内容量が期待されています

文字数が指定の8割に満たない場合、「意欲が低い」「自社への関心が薄い」と判断されてしまう可能性があります。

本当にその企業で働きたいという強い想いがあれば、伝えたいことやアピールしたいことは自然と多くなるはずです。

まずは文字数を気にせず、伝えたいことを全て書き出してみましょう。

そこから内容を整理し、熱意が伝わる十分なボリュームを確保することが、最初の関門を突破するための礼儀です。

端的に一文をまとめる

一つの文が長くなりすぎると、主語と述語の関係がねじれたり、修飾語がどこにかかるのかが不明瞭になったりします。

結果として、本当に伝えたかった意図が読み手に正しく伝わらないリスクが高まります。

伝えたい内容は、できるだけ短い文章に区切って、テンポ良く記述することを意識しましょう。

「〜ですが、〜なので、〜であり、〜です」といった冗長な表現は避け、接続詞を適切に使いながら端的な表現を心がけます。

シンプルで構造が明確な文章は、それだけで読みやすく、あなたの思考の明晰さを示すことにも繋がります。

結論ファーストを意識する

採用担当者は、一日に何十、何百という数の応募書類に目を通さなければなりません

そのため、分かりにくく要点の見えない文章は、最後まで読んでもらえない可能性すらあります。

最初に結論を述べる「結論ファースト」の構成は、多忙な相手に対する配慮であり、短時間であなたの主張を的確に伝えるための最も効果的な手法です。

書き出しで「私が貴社を志望する理由は〇〇です」と明確に提示しましょう。

これにより、話のゴールが共有され、その後の理由や具体例もスムーズに頭に入ってきやすくなります

インターンの志望動機を600字で書く注意点とは

志望動機の内容が素晴らしくても、基本的な注意点を見落とすと評価を下げてしまうことがあります。

文章を作成した後は、必ず見直しを行い、ケアレスミスを防ぎましょう。

これから挙げる3つの点に特に注意して、最終チェックを行ってください。

専門的な言葉を使っているかどうか

自身の研究内容やスキルをアピールするために、専門用語を使うこと自体は問題ありません。

むしろ、専門性の高さを効果的に示す武器にもなり得ます

しかし、その言葉が読み手にも理解できるか、という視点を忘れてはいけません。

採用担当者が必ずしも同じ分野の専門家であるとは限りません。

もし専門的な言葉を使う場合は、注釈を加えたり、より平易な言葉で言い換えたりする配慮が必要です。

相手の知識レベルを想定し、誰が読んでも内容が正確に伝わるような、分かりやすい文章を心がけましょう。

ケアレスミスがないか

誤字脱字や、日本語の文法的な誤りは、それだけで「注意力が散漫な人」「仕事が雑な人」というネガティブな印象を与えかねません。

特に、応募する企業名や事業内容を間違えることは、志望度が低いと判断される、最も避けたい重大なミスです。

文章が完成したら、すぐに提出するのではなく、一度印刷して紙で読み返すなど、視点を変えてチェックしましょう。

友人や大学のキャリアセンターの職員など、自分以外の第三者の目で客観的に確認してもらうことが、ミスを防ぐ上で非常に有効です。

指定文字数を守れているか

企業が600字と文字数を指定している場合、そのルールに正確に従うことが求められます

これは、ビジネスにおける「指示を正しく理解し、遵守する能力」を試す、最初のテストでもあるのです。

指定文字数を大幅に超えてしまうのはもちろん、逆に著しく少ない場合も、ルールを守れない、あるいは意欲が低いと見なされてしまいます。

必ず指定された文字数の範囲内、一般的には9割以上を目安に文章をまとめるようにしてください

文字数調整は、単に文章を削る作業ではなく、より的確で洗練された表現を見つけるための重要なプロセスです。

インターンの志望動機が600字も書けないときは

「600字も書くことがない」と感じたときは、準備不足のサインかもしれません。

焦る必要はありませんので、一度立ち止まって、自分自身と企業について深く考える時間を取りましょう。

以下の4つのステップを実践することで、志望動機の材料がきっと見つかります。

なぜ興味を持ったか振り返る

「書くことがない」と感じる場合、その企業への興味の源泉が自分でも曖昧になっている可能性があります

まずは原点に立ち返り、なぜその企業のインターンシップに応募しようと思ったのか、最初のきっかけを具体的に思い出してみましょう。

説明会で聞いた社員の言葉、心惹かれた製品やサービス、感銘を受けた企業広告など、具体的な場面を書き出します。

その「なぜ」「どこに」心を動かされたのかを一つひとつ深掘りしていくことで、志望動機の核となる、あなただけのオリジナルな動機が見つかるはずです。

企業分析を行う

自分自身の興味の源泉を再確認したら、次はその興味を裏付けるために、企業についてより深く、徹底的に調べます

公式ウェブサイトや採用ページだけでなく、統合報告書や中期経営計画、社長メッセージなどを読み込み、企業の現状と未来の戦略を理解しましょう。

さらに、ニュースサイトで最近の動向を検索したり、競合他社のウェブサイトと比較したりすることで、業界内でのその企業の立ち位置や独自性がより明確になります。

企業への理解が深まれば深まるほど、志望動機に書くべき内容の解像度も高まっていきます

自己分析から強みと結び付ける

次に、自分自身のこれまでの経験を客観的に振り返り、あなたの強みや価値観、得意なことを見つけ出す自己分析を行います

学業や研究、サークル活動、アルバイトといった経験の中で、主体的に行動したことや、困難を乗り越えるために工夫したことを具体的に思い出しましょう。

その経験から得られた「粘り強さ」「課題解決能力」「協調性」といった自身の強みを言語化します。

そして、その強みが、先ほど企業分析で明らかになった企業のどの事業や社風に貢献できるのか、具体的な接点を見つけ出すことが重要です。

学びたい内容を整理する

企業分析と自己分析という2つの軸が明確になったら、最後に、このインターンシップで具体的に何を学びたいのかを整理します

「貴社の〇〇という事業の最前線で、△△というスキルを実践的に学びたい」「□□という企業文化の中で、チームとして成果を出すプロセスを体感したい」など、できるだけ具体的に書き出してみましょう。

学びたいことが明確になれば、それが参加への強い意欲の証明となり、志望動機の説得力を格段に高めます。

これらの整理した内容が、600字の文章を構成する豊かな材料となるはずです。

インターンの志望動機を600字でまとめた例文

ここでは、業界別にインターンシップの志望動機(600字)の例文を紹介します。

自身の経験や考えを元に、オリジナルの内容に書き換える際の参考にしてください。

結論、理由、インターンで得たいこと、という構成を意識することが重要です。

600字例文:メーカー業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、世界トップクラスの技術力を通じて人々の暮らしを根底から支える「ものづくり」の現場を体感したいからです。

大学では材料工学を専攻し、未知の素材の可能性を探る研究に没頭してきました。

研究活動において、一つの理論が試行錯誤の末に目に見える「形」となり、新たな特性を発揮する瞬間に、何物にも代えがたいやりがいを感じました。

この経験から、自らの知識や探求心を、より直接的に社会の発展に貢献できる製品開発に活かしたいと強く思うようになりました。

貴社は、独自のコア技術を多様な分野に応用し、常に新しい価値を創造し続けています。

インターンシップでは、最前線で活躍される技術者の方々が、どのように市場のニーズを捉え、それを製品という形に結実させていくのか、その思考プロセスと開発現場の熱量を肌で感じたいです。

そして、チームの一員として課題に取り組む中で、メーカーで働くことの使命感と醍醐味を学び取りたいと考えています。

600字例文:商社業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、「個」の力を結集し、世界を舞台に巨大なビジネスを動かす総合商社のダイナミズムに強く惹かれたからです。

大学時代、私は国際交流団体の代表として、文化も価値観も異なる多様な国の学生たちをまとめ、一つのイベントを成功に導いた経験があります。

この活動を通じて、異なる意見を調整し、信頼関係を築きながら、一つの目標に向かってチームを推進していくことの難しさと面白さを学びました。

貴社は、世界中に広がるネットワークと、長年かけて築き上げた信頼を基盤に、単なるモノの貿易に留まらず、新たな事業や価値を創造しています。

インターンシップでは、最前線でグローバルな案件に携わる社員の方々と交流し、その圧倒的な当事者意識や、複雑な利害関係を調整する高度な交渉術を間近で学びたいです。

そして、世界を相手にビジネスを動かす上で不可欠な視点やスキルを体得し、将来貴社で活躍するための礎を築きたいと考えています。

600字例文:金融業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望するのは、金融という社会の血液とも言える機能を通じて、企業の挑戦と成長を支える仕事の社会的意義の大きさに魅力を感じたからです。

大学の経済学ゼミで、企業の資金調達戦略がその後の成長に与える影響について研究しました。

紙の上の知識だけでなく、実際の企業がどのような金融ニーズを持ち、それに対して金融機関がどう応えているのか、そのリアルな現場を知りたいという思いが強くなりました。

特に貴社は、長い歴史の中で培われた顧客基盤と高い専門性を持ち、日本経済の発展に大きく貢献されています。

インターンシップでは、金融のプロフェッショナルである社員の方々が、いかにして企業の課題を深く理解し、最適なソリューションを提案しているのかを学びたいです。

高度な金融知識はもちろんのこと、顧客との信頼関係を構築する上で最も大切にされている価値観や姿勢を肌で感じ、金融業界で働くことの責任とやりがいを体得したいと考えています。

600字例文:化粧品業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、人々の日常に「心ときめく瞬間」を提供し、自己表現を支える化粧品の持つ力に強く魅了されたからです。

私は大学でSNSマーケティングについて学んでおり、一つの投稿が人々の購買意欲や感情に大きな影響を与えるプロセスを分析してきました。

特に化粧品は、機能的な価値だけでなく、「新しい自分になれる」という情緒的な価値を提供できる、非常にクリエイティブな製品だと感じています。

数ある企業の中でも貴社は、長年にわたり顧客のニーズを的確に捉えたブランドを次々と生み出し、市場をリードし続けています。

インターンシップでは、マーケティング部門の業務を体験し、一つの製品がお客様の手に届くまでの緻密な戦略や、ブランドの世界観を構築していくプロセスを学びたいです。

そして、人々の心を動かすものづくりの裏側にある情熱と論理を肌で感じ、将来、多くの人の「なりたい自分」を応援できる仕事に就くための第一歩としたいです。

600字例文:不動産業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望するのは、「街づくり」という壮大なスケールで、人々の暮らしの基盤を創り、未来の世代に残る価値を提供する仕事に強い関心を抱いたからです。

大学で都市計画について学ぶ中で、一つの建物の開発が、周辺地域の人の流れやコミュニティのあり方まで変えてしまう影響力の大きさを知りました。

自分の仕事が、地図に残るだけでなく、そこに住まう人々の生活や思い出の舞台となることに、大きな責任とやりがいを感じています。

特に貴社は、単に建物を開発するだけでなく、その街の歴史や文化を尊重しながら、新たな魅力と活気を生み出す総合的なデベロッパーとして業界を牽引されています。

インターンシップでは、用地取得から企画、開発、運営に至るまで、一つのプロジェクトが様々な専門家の力を結集して進んでいく過程を間近で見たいです。

そして、多様なステークホルダーとの合意を形成し、大きな事業を動かしていく仕事の醍醐味と厳しさを学び取りたいです。

600字例文:広告業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、人々の心を動かし、世の中に新しい価値観や文化を提示する広告の力で、企業の課題解決に貢献したいからです。

私は大学の映画サークルで、1分間のPR動画制作を担当しました。

伝えたいテーマを、どのような映像と音楽、言葉で表現すれば人の心に響くのか、仲間と議論を重ねて一つの作品を創り上げた経験は、クリエイティブなものづくりの面白さを教えてくれました。

数ある広告会社の中でも、特に貴社は、データに基づいた緻密なマーケティング戦略と、人の記憶に残る卓越したクリエイティビティを両立させている点に強く惹かれています。

インターンシップでは、広告の企画が生まれる最初の段階から、それが形になるまでのプロセスを体験したいです。

クライアントが抱える課題の本質をどう見抜き、それを解決するためのアイデアをどう発想し、磨き上げていくのか。

その思考の過程を学び、人々の行動を変えるほどのコミュニケーションを創造する仕事の奥深さに触れたいです。

600字例文:人材業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、「働く」という、人の人生における重要な意思決定に寄り添い、個人と企業の双方の成長に貢献できる人材業界の仕事に、大きな社会的意義を感じるからです。

私自身、大学でのキャリア選択において深く悩み、キャリアセンターの方に相談した経験があります。

その際、客観的な視点から自分の強みを引き出し、新たな可能性を示してもらえたことで、前向きな一歩を踏み出すことができました。

この経験から、私も誰かのキャリアの可能性を広げるサポートがしたいと強く思うようになりました。

貴社は、多様な働き方が求められる現代において、常に求職者一人ひとりに真摯に向き合い、最適なマッチングを実現していると伺っています。

インターンシップでは、キャリアアドバイザーの方々が、どのようにして求職者の潜在的なニーズや価値観を汲み取り、企業の成長戦略と結びつけているのか、そのプロの技術を学びたいです。

人の未来を預かる責任の重さと、やりがいを体感したいです。

600字例文:IT業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、最先端のIT技術を駆使して、社会が直面する様々な課題を解決し、人々の生活をより豊かに、より便利に変えていきたいからです。

大学では情報科学を専攻し、プログラミングやデータ分析のスキルを磨いてきました。

特に、研究室で取り組んだAIによる画像認識システムの開発では、自分の書いたコードが、これまで人の目に頼っていた作業を自動化し、効率を飛躍的に向上させる可能性を秘めていることに大きな興奮を覚えました。

変化の速いIT業界の中でも、貴社は特定の技術領域に留まらず、常に新しい技術を取り入れ、多様な産業のDX化をリードしています。

インターンシップでは、実際のプロジェクトに参加し、エンジニアの方々がどのように顧客の課題を技術で解決していくのかを実践的に学びたいです。

学校で学んだ知識が、ビジネスの現場でどのように応用されるのか、そしてチームで開発を進める面白さと難しさを体感し、技術で社会に貢献できる人材へと成長したいです。

600字例文:保険業界

例文

私が貴社のインターンシップを志望する理由は、人々の人生に起こりうる様々なリスクに備え、「安心」という目に見えない価値を提供することで、多くの人の挑戦や暮らしを支える保険の役割に深く共感したからです。

大学の法学部の授業で、リスクマネジメントの重要性について学びました。

どれだけ注意していても予期せぬ出来事は起こりうるからこそ、万が一の際に経済的・精神的な支えとなる保険制度の社会的意義は大きいと感じています。

特に貴社は、長い歴史の中で築き上げた顧客からの厚い信頼を基盤に、時代の変化に合わせて新しい保障の形を提案し続けています。

インターンシップでは、お客様一人ひとりのライフプランに寄り添い、最適な保障を設計するプロセスを体験したいです。

お客様の不安を解消し、未来への希望を支えるために、どのような知識やコミュニケーション能力が求められるのかを肌で感じたいです。

そして、人々の人生に深く関わる責任の重さと、やりがいを学びたいと考えています。

600字例文:公務員

例文

私が、〇〇(省庁名や自治体名)のインターンシップを志望する理由は、利益追求を目的とせず、国民・住民全体の奉仕者として、より良い社会の実現に貢献したいという強い想いがあるからです。

大学の政策学ゼミで、少子高齢化や地域の過疎化といった社会課題について研究する中で、一つの課題が他の様々な要因と複雑に絡み合っていることを学びました。

そして、こうした複雑な課題の解決には、民間企業の取り組みだけでなく、公平・中立な立場から長期的視点で政策を立案・実行できる行政の役割が不可欠であると確信しました。

特に〇〇(省庁・自治体名)は、私が最も関心を持つ△△(具体的な政策分野)において、□□といった先進的な取り組みをされており、その現場で政策が生まれる過程を学びたいです。

インターンシップでは、職員の方々が、どのようにして多様な国民・住民の声を聴き、それを政策として形にしていくのか、そのプロセスを実務の場で体験したいです。

国民全体の幸福を追求する仕事の使命感と責任の重さを肌で感じ、将来、公務員として社会に貢献するための覚悟を固めたいです。

まとめ

各業界の志望動機例文を紹介しましたが、これらはあくまで骨子です。

最も重要なのは、あなた自身の経験や考えを元に、自分の言葉で語ることです。

なぜその業界なのか、なぜその企業なのか、そしてインターンで何を成し遂げたいのか。

この3つの問いに対するあなただけの答えを見つけ出し、熱意の伝わる志望動機を完成させてください。

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