HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
「協調性は自己PRで評価されるの?」 「説得力のある協調性の伝え方がよくわからない。」 こんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読むことで、協調性を企業側の求める形で確実に売り込む方法がわかるだけでなく、自信を持って就職活動に挑むことができるようになるでしょう。
協調性を自分の強みとしている方や、これから就職活動を控えているという方は是非この記事を参考にして、効果的な自己PRを考えてみてください。
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協調性は評価されるか
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評価される伝え方
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協調性を用いた自己PRの例文
目次[目次を全て表示する]
【協調性を自己PRに】協調性は自己PRになる?
就職活動において「自己PR」は必ず問われる内容です。
その自己PRに「協調性」をアピールしても良いのか気になっている人は多いのではないでしょうか。
結論、自己PRで協調性をアピールしても全く問題ありません。
協調性という強みは企業の人事からもとても重宝される強みです。
しかし、企業が求める協調性と自分の考える協調性がずれていると、企業にプラスの印象を与えることができません。
企業の期待について理解をしたうえで文章の作成を行いましょう。
【協調性を自己PRに】企業に求められる「協調性」とは
協調性という言葉に対して、企業はどんな期待を持っているでしょうか。
企業が協調性と聞いて期待する力は、ビジネスの観点で3つあります。
それぞれ確認しましょう。
- 誰とでも円滑にコミュニケーションが取れる
- チーム内の方向性を合わせられる
- サポート力がある
誰とでも円滑にコミュニケーションが取れる
1つ目は、誰とでも円滑にコミュニケーションが取れることです。
協調性があるという強みに対して企業は、立場や考え方が異なった人とも円滑にコミュニケーションが取れる人材だと期待します。
顧客とのコミュニケーションはもちろん、社内でプロジェクトを進める際にも協調性が高いメンバーがいることによって、物事が円滑に進むとされています。
注意としては、ただ仲良く話せることだけが協調性ではないという点です。
ただコミュニケーション力があるから協調性があるというわけではなく、様々な背景を理解したうえでコミュニケーションをとることができるというのが協調性です。
チームが向かう方向性を合わせられる
2つ目は、チームが向かう方向性を合わせられることです。
チームで仕事をすると、どうしてもメンバー内で意見が割れることがあります。
意見が割れた際に、全員の方向性を軌道修正し、一つの目標に再びみんなで向かっていくのは非常に難しいことです。
なので、このような状況でチーム全体の方向性をまとめられる人は非常に重宝されます。
企業が考える協調性とは、意見の相違を調整し、メンバー全員の意見を尊重しつつ、最終的には全員が納得できる方向性を見出す能力のことも指しているため、理解しておきましょう。
常に一人で行動し、一人の意見で決めるような横暴な人材ではなく、リーダーシップを発揮してチームをまとめられるような人材だと思っておいてください。
サポート力がある
3つ目は、サポート力があることです。
企業には多様な考えを持った人がいます。
多くの人が協力しあいながら課題を解決する必要があるため、お互いにサポートするという意識が大切です。
これは営業職、事務職関係なく、サポートしあうことが必要ですし、役職関係なくサポートしあうことでより業務も効率的になります。
企業が求めるサポート力というのは、社内の業務効率を上げる、チーム力をあげられる力があることをさしています。
【協調性を自己PRに】協調性がある人の7つの特徴
協調性のある人は、周囲との関係を大切にし、チームの目標達成のために積極的に貢献できる特徴があるため、企業からしても魅力的です。
自分では協調性があると思っていても、企業から見たときに協調性があると思ってもらえるか不安になったら、ここで紹介する特徴と自分を比べてみてください。
- 傾聴力がある
- 判断力がある
- チームをまとめる力がある
- 気遣いができる
- ルールに従って行動できる
- 柔軟性がある
- 責任感がある
傾聴力がある
特徴の1つ目は、傾聴力があることです。
傾聴力とは、単に人の話を聞くことにとどまらず、相手の言葉に対して真摯に耳を傾け、その内容を理解しようとする能力を指します。
この能力により、相手の立場や感情を深く理解することができ、それを基に適切な対応を考えたり、問題解決に役立てたりすることができます。
傾聴力がある人は他者とのコミュニケーションにおいて、相手の話を尊重し、意見や感情を理解することで、信頼関係の構築やチーム内の調和を保つことができます。
判断力がある
特徴の2つ目は、判断力があることです。
状況がどれだけ緊迫していても冷静さを保ち、感情に流されずに客観的な判断を下す能力です。
この冷静な判断力により、人との衝突を避け、問題が感情的になりがちな場面でも平和的に解決へと導くことができます。
感情的な出来事に直面しても、それを冷静に受け止め、客観的に分析し、最適な解決策を見つけ出すことが得意です。
このような特性は、チーム内での対立を未然に防ぎ、円滑な人間関係を維持します。
チームをまとめる力がある
特徴の3つ目は、チームをまとめる力があることです。
メンバーを一つの方向に向かわせることができます。
協調性がある人は人々を巻き込み、意見の調整を行いながら、チーム全体をスムーズに前進させる能力に長けています。
自身がリーダー経験を務め、まとめあげた経験があるとするのであれば、協調性があると言えるでしょう。
気遣いができる
特徴の4つ目は、気遣いができることです。
チーム内で誰かが不満を抱えている可能性にいち早く気付き、その人への気遣いやフォローを忘れません。
全員が完全に納得するのが難しい状況でも、メンバー一人ひとりの感情や立場を理解し、適切なサポートや配慮を行うことで、チーム内の調和を保ちます。
このような気配りは、信頼感や安心感を生み出し、チームの士気を高めるのに役立ちます。
ルールに従って行動できる
特徴の5つ目は、ルールに従って行動できることです。
協調性のある人は、ルールや規範を守ることによって、周囲との調和を保つことを重視します。
共同で働く上での基本的な枠組みや合意事項を尊重し、それに従うことで、スムーズなチームワークを促進できるのです。
ルールを守ることは、互いの信頼関係を築き、効率的な協働を可能にする基礎となります。
チーム活動においてルールや約束事を守ることを心掛け、それによってチーム内の信頼関係を強化し、目標達成に貢献する等の形で入社後も活躍できるでしょう。
柔軟性がある
特徴の6つ目は、柔軟性があることです。
周りのメンバーと協力して取り組むためには、柔軟に物事を受け入れなければなりません。
自分の意見だけに固執をしていると円滑に物事を進めることができません。
これまでも自分の意見を持ったうえで柔軟に取り組んだ経験がある場合、協調性があると言ってよいでしょう。
責任感がある
特徴の7つ目は、責任感があることです。
責任感が強い人材は、自分が任された事やチームとして成し遂げなければいけないことに対し、どのように動くべきかを考えることができます。
その思考によってメンバーと一緒に行動し、協力するため、責任感がある人は協調性を持っていると言えます。
【協調性を自己PRに】協調性を他の言葉で言い換える
- 傾聴力がある
- 判断力がある
- 統率力がある
- 調整力がある
- 気遣いができる
- 規律性がある
- 柔軟性がある
- 責任感がある
- 周囲を巻き込む力
- 社交性がある
- 人当たりが良い
- サポート力がある
- コミュニケーション能力がある
協調性を持っている人の特徴で伝えた内容は、協調性の言い換え表現としても使うことができます。
言い換え表現の一覧を確認して、自分に合った言葉を使用して自己PRの文章を作成しましょう。
【協調性を自己PRに】協調性をアピールする際の5つのポイント
自己PRではどのようなことを伝えれば協調性をうまくアピールできるのでしょうか。
ここからは協調性をアピールするためのポイントについて詳しくご紹介します。
ポイントを押さえることによって、魅力的な自己PRにつなげましょう。
- 具体的なエピソードを用いる
- 成果の強調
- 役割と貢献を明確にする
- 柔軟性と適応力を示す
- 他者への配慮や共感力をアピールする
具体的なエピソードを用いる
協調性を伝える際は具体的なエピソードを用いましょう。
実際どんな場面で協調性という強みを発揮することができたのか、学校だけでなく課外活動からも考えておけると良いでしょう。
チームにもたらした貢献をしっかり伝えましょう。
成果の強調
協調性という言葉はどうしてもあいまいな言葉です。
協調性があることでどのような成果を残すことができたのか、成果を協調して伝えるようにしましょう。
企業は自己PRを聞いて、入社後どのように活躍するのかを想像します。
だからこそ、実際にどのように成果に繋がったかが分かる方が活躍のイメージがしやすくなるのです。
役割と貢献を明確にする
協調性は意味が幅広く、多くの就活生が使える言葉です。
リーダーとして協調性をもってまとめてきた人もいれば、現場のメンバーとして協調性をもって行動し、周りと協力してきた人もいるでしょう。
どういった立場・役割でどのように貢献することができたのかを明確にすることで、企業はより具体的に活躍イメージを持つことができます。
柔軟性と適応力を示す
柔軟性と適応力を示すこともポイントです。
協調性があるということは人の動きに敏感になり、柔軟に行動を変えられるということです。
自分の考えに固執せず、場面を見て行動できることをアピールしましょう。
他者への配慮や共感力をアピールする
協調性をアピールする際は、他者への配慮や共感力を伝えましょう。
配慮をもって行動することや相手の言葉に共感をしたうえで言葉を発することは、お客様に対しても必要な力です。
実際の現場において活躍のイメージがわく内容になるため、伝えられるエピソードがあれば具体的エピソードを用いて伝えましょう。
【協調性を自己PRに】自己PRで協調性をアピールする際の4つの注意点
自己PRで協調性をアピールする時は、方法を間違えてしまうとかえって印象が悪くなってしまうケースもあります。
それではどのような点に注意すれば好印象な自己PRにつながるのでしょうか。
ここからは協調性をアピールする時の注意点について説明していきます。
- 受け身だと思われないようにする
- エピソードは一つに厳選する
- あいまいな表現は避ける
受け身だと思われないようにする
自己PRの際に注意すべきは、主体性がないと受け取られないようにすることです。
周囲の意見に共感するだけでは、問題解決能力が低く、消極的な姿勢と見なされる可能性があります。
面接では、周りの意見を汲みながらも、自分主体で行動し、実績を上げたエピソードを伝えることが求められます。
例えば、チームの意見をまとめて具体的な提案を行い、それが成功した経験などを話すと良いでしょう。
主体的に考えて行動した実績を強調することで、面接官に対して積極的でリーダーシップのある人物であるという印象を与えることができます。
このように、自己PRでは主体性を示す具体的な事例を用いることが重要です。
エピソードは一つに厳選する
協調性をアピールするためにいくつものエピソードを伝えるのは、一つ一つのエピソードに対するインパクトが弱まってしまうため得策とはいえません。
自分主体で問題解決をしたというエピソードなど面接官が知りたい情報を詰め込んで、一つに絞って伝えると良いでしょう。
エピソードを絞ることで、インパクトが残りやすくなることや、要点がまとまりスマートな印象を与えることができるでしょう。
あいまいな表現は避ける
あいまいな表現は避けましょう。
あいまいな内容にしてしまうと、信頼性に欠けてしまいます。
協調性がありますと伝える就活生が多いからこそ、あいまいな表現で伝えてしまうと人事の印象には残りません。
なんとなくで考えた内容なのではないか?と思われないようにしましょう。
【協調性を自己PRに】協調性の自己PRを履歴書に書く際の例文
自己PRを履歴書に書く際の例文について紹介します。
履歴書だと学校指定の履歴書もあり、文字数がバラバラです。
ここでは100字、200字、300字、400字、500字に分けてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
自己PRの書き方については、「結論・具体例・入社後にどう活かすのか」の構成を意識して書きましょう。
協調性の自己PR:100字
私は協調性があります。過去のプロジェクトでは、積極的に意見交換を行い、メンバーとの円滑なコミュニケーションを通じて問題解決に取り組みました。これからも協調性を持って行動し成果に繋げます。
協調性の自己PR:200字
私は協調性を持っています。大学のゼミ活動では、リーダーとしてチームメンバーとの意見交換を積極的に行い、各自の強みを最大限に活かすことでプロジェクトを成功に導きました。また、定期的なミーティングを通じてメンバー間のコミュニケーションを円滑にし、問題解決に迅速に対応しました。これにより、全員が一致団結して目標を達成することができました。協力することで最大限の価値提供に繋げます。
協調性の自己PR:300字
私は協調性があります。大学のゼミ活動では、リーダーとしてメンバー全員の意見を尊重し、積極的に意見交換を行いました。具体的には、各自の強みや得意分野を把握し、それをプロジェクトに活かすよう調整しました。例えば、プレゼンテーションの準備では、デザインが得意なメンバーに資料作成を任せ、内容の整理は分析力に優れたメンバーと共に行いました。このように、役割分担を明確にし、全員が力を発揮できる環境を整えたことで、プロジェクトは順調に進行し、最終的に高評価を得ることができました。また、定期的なミーティングを通じてコミュニケーションを円滑にし、問題が発生した際には迅速に対応しました。これにより、全員が一致団結して目標を達成することができました。
協調性の自己PR:400字
私は協調性があることが強みです。チーム全体の成功に貢献することを心掛けています。大学のサークル活動では、副リーダーとしてメンバー全員の意見を尊重し、積極的に意見交換を行いました。特に大規模なイベントの企画においては、各メンバーの得意分野を把握し、それぞれの強みを活かした役割分担を行いました。例えば、デザインが得意なメンバーにポスター制作を任せ、調整能力が高いメンバーにはスケジュール管理を依頼しました。また、定期的なミーティングを通じて進捗状況を共有し、問題が発生した際には迅速に対応策を協議しました。イベント当日は全員が自分の役割をしっかりと果たし、無事に成功を収めることができました。この経験から、チーム内での協調性がプロジェクトの成功に直結することを実感しました。私は今後もこの協調性を活かし、どんな環境でもチームの一員として貢献していきたいと考えています。
協調性の自己PR:500字
私は協調性と柔軟性があります。大学時代に所属していたサークルでの活動を通じて、その重要性を身に染みて感じることができました。例えば、文化祭の実行委員として、様々な意見や要望が飛び交う中で、メンバー全員が納得できるような計画を立てることが求められました。その際、私は自身の意見だけでなく、他のメンバーの意見も積極的に取り入れ、最終的な計画に反映させる努力をしました。また、柔軟性も重要だと感じました。計画が変更になった際には、素早く対応し、新しい状況に柔軟に対応することが求められました。例えば、予定していた出店場所が変更になった際には、すぐに周囲のメンバーと協力して新しい場所を見つけ、移動する準備を整えました。このような経験から、柔軟性がチームの成功にどれだけ貢献できるかを実感しました。私はこれらの経験を通じて、チームでの協力や柔軟な対応が重要であるということを学びました。これらの経験を活かし、常にチーム全体の利益を最優先に考え、柔軟に対応できる人材であり続けたいと考えています。私の協調性と柔軟性を活かし、新しい環境でもチームの一員として貢献できるよう取り組みます。
【協調性を自己PRに】協調性の自己PRを面接で伝える例文
協調性を自己PRするための要点についてお分かりいただけたでしょうか。
ここから先は、パターン別に協調性を自己PRするための具体的な例文をご紹介していきます。
これまでの集団生活の中で培ってきた経験は、協調性を自己PRするには打って付けの題材です。
自分の強みをしっかり企業にアピールしてチャンスを掴みましょう。
アルバイト経験がある場合
私には他者の意見をすり合わせながら、考えをまとめて提示できる協調性があります。
私は高校時代にファミリーレストランでアルバイトをしていました。
休日は特に多忙で、接客の質にばらつきが出てしまっていることが問題点でしたが、そちらを重視すると回転率が下がることへの懸念の声もありました。
そこで、ミーティングの際に客席にあらかじめ水の入ったボトルとグラスを用意しておくことや、日替わりランチのメニューを口頭で説明しなくても一目でわかるよう看板を作る事を提案しました。
その結果、手づくりの看板の温かみを褒めていただいたり、手頃に水が飲めるようになったりとお客様にとって過ごしやすい環境になり、従業員も余裕を持って動けるようになりました。
御社でも協調性を活かし、問題解決のために最善策を常に考えて貢献していきたいと考えています。
部活動経験がある場合
私は人と人との仲を取り持つ架け橋になることが得意です。
学生時代に陸上部のマネージャーをしていた時に、走るのが早い部員となかなか記録が伸びない部員との間で、練習方法などの方向性から一時期関係性が悪化したことがありました。
私は双方の意見を聞く中で、主張の内容は違ってもどちらも進もうとしている方向性が同じであることに気付き、私も交えて話し合いの場を設けました。
言葉が足りない時には補填するなど、両者の意見が正しく伝わるようにフォローしていたところ、無事に和解できただけでなく、関係も修復され、部の雰囲気も良くなりました。
意見のぶつかり合いが生じた時に、それぞれの意見を尊重しながら最善の方法を打ち出せる協調性を、御社でも活かしてきたいと考えております。
ボランティア経験がある場合
私は困っている仲間に手を差し伸べて、リーダーシップを発揮することができます。
私が学生時代に行った福祉施設のイベントボランティアでは、あらかじめ自分の担当を打ち合わせていたものの、当日は慣れない作業に戸惑う人が多く連携が取れない状態になっていました。
予定通りの動きをするのは難しい感じた私は、慌てる仲間に状況に見合った新たな持ち場を伝え、混乱が生じないよう同じ作業に徹することができるようにしました。
その結果、バラバラだった足並みが揃い始め、仲間の協力の元無事イベントを成功させることができました。
その場に見合った状況判断能力と協調性を持って、御社でも様々な企画実現に向けて貢献していきたいと考えています。
留学経験がある場合
私はどのような環境でもすぐに適応し、様々な意見に柔軟に対応できる協調性を持っています。
私が学生時代に留学をした際、初めは文化や価値観の違いに戸惑うことも多く、内向的な性格をしていた私はなかなか周りに溶け込めず孤独感を感じていました。
そんな中でも、学校のクラスメイトは私のことを常に気に掛けてくれ、ある時に壁を感じて隔てているのは自分の方だということに気が付いたのです。
そこからは自分から積極的にコミュニケーションをとるようになり、文化の違いや価値観の違いをいつしか個性として受け入れながら、自己主張もできるようになりました。
留学経験で得た多様性を受け入れる柔軟な思考と対応力を、御社でも是非活かしていきたいと考えています。
ゼミの経験を話す場合
私は他者の意見を尊重しながら、チーム全体を目標に導く協調性があります。
私は大学のゼミの研究時にチームのリーダーを任された時、自分の主観で物事を見るのではなく、チーム全体の意向を汲むことを心がけていました。
定期的に話し合いの機会を持ち、一人一人の発言に耳を傾けて、最終的にまとめるという作業を繰り返しながら発表内容を煮詰めていきました。
最初は発言に消極的だったメンバーも、話し合いを重ねる内に自信を持って意見を主張してくれるようになり、最終的に全員の力を合わせて満足のいく結果を残すことができました。
御社でも協力して成し遂げる精神を大切にしながら、様々なことに挑戦していきたいと考えています。
サークルの経験を話す場合
私は協調性があります。
これは大学のサークルの経験から伝えることができます。
新入生歓迎イベントの企画で、私はチームメンバーの得意分野を考慮して役割分担を行いました。
アイデア出しが得意なメンバーに企画を担当してもらい、実行力のあるメンバーにはスケジュール管理を任せました。
広報担当のメンバーにはSNSでの告知をお願いし、全員が自分の強みを活かせるようにしました。
その結果、それぞれで最高のパフォーマンスを出すことができ、当日は大成功で、新入生からも好評を得ました。
これからも相手のことを理解したうえでコミュニケーションを取って行動してまいります。
インターンシップの経験を話す場合
インターンシップでは、異なる部門から集まったメンバーで構成されたプロジェクトチームに参加しました。
まったく価値観や考え方が違ったため、最初は戸惑うことが多かったです。
ただ、それは私以外の全員が思っていたことでした。
そのため、各自の専門知識を尊重し、全員が意見を出しやすい環境を作りました。
また、定期的なブレインストーミングセッションを通じて、異なる視点からのアイデアを取り入れました。
その結果、プロジェクトは新しい視点を取り入れた革新的な解決策を提案することができました。
社会人になっても視野を広く持ち、価値観が異なった人からも様々なことを学んで成長したいです。
【協調性を自己PRに】協調性を就活でアピールするために
エントリーシートの自己PRで「協調性」をアピールする場合、押さえておくべきポイントは3つです。
- 「チームにもたらした貢献」を伝える
- 「主体的にチームで動く」を強調する
- 「今後仕事で発揮できるか」を書く
ポイントごとに「どのようなことを意識して文章に盛り込むか」が重要なので、表現の仕方や、どんなエピソードを伝えるかにも注意して書いてみてください。
協調性をアピールするためにも、 自分なりの実体験を交えた経験を書くのがおすすめです。
そうすれば、企業の採用担当者へアピールすることができます。
相手に「是非当社に来てほしい」と思ってもらえる人材であるとアピールすることを心がけてみてください。
しっかりとポイントを押さえて、面接を通過しましょう。