【例文22選】協調性で自己PRを書くには?効果的な書き方を言い換え表現付きで解説

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

「協調性は自己PRで評価されるの?」 「説得力のある協調性の伝え方がよくわからない。」 こんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。 

この記事を読むことで、協調性を企業側の求める形で確実に売り込む方法がわかるだけでなく、自信を持って就職活動に挑むことができるようになるでしょう。

協調性を自分の強みとしている方や、これから就職活動を控えているという方は是非この記事を参考にして、効果的な自己PRを考えてみてください。

この記事をおすすめしたい人

協調性を強みに自己PRを作成したい人

自己PRに自信がない人

書類選考を突破したい人

この記事のまとめ
  • 自己PRで協調性は評価されるのか

  • 評価される伝え方

  • 協調性を用いた自己PRの例文


この記事読者向けのツール
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目次目次を全て表示する

【協調性で自己PR】強みとしてアピール

就職活動において「自己PR」は必ず問われる内容です。

その自己PRに「協調性」をアピールしても良いのか気になっている人は多いのではないでしょうか。

結論、自己PRで協調性をアピールしても全く問題ありません。

協調性という強みは企業の人事からもとても重宝される強みです。

しかし、企業が求める協調性と自分の考える協調性がずれていると、企業にプラスの印象を与えることができません。

企業の期待について理解をしたうえで文章の作成を行いましょう。

【協調性で自己PR】企業が求めること

協調性という言葉に対して、企業はどんな期待を持っているでしょうか。

企業が協調性と聞いて期待する力は、ビジネスの観点で4つあります。

それぞれ確認しましょう。

4つの大事な要素
  1. 誰とでも円滑にコミュニケーションが取れる
  2. チーム内の方向性を合わせられる
  3. サポート力がある
  4. 取引先との関係をより良くする

誰とでも円滑にコミュニケーションが取れる

1つ目は、誰とでも円滑にコミュニケーションが取れることです。

協調性があるという強みに対して企業は、立場や考え方が異なった人とも円滑にコミュニケーションが取れる人材だと期待します。

顧客とのコミュニケーションはもちろん、社内でプロジェクトを進める際にも協調性が高いメンバーがいることによって、物事が円滑に進むとされています。

また、内定を出しても企業になじむことが出来ずに早期離職をされてしまうことを企業は望んでいません。新入社員とベテラン社員が打ち溶け、早めに企業の雰囲気や文化に慣れてもらうことで、周囲との連携がとりやすい良い環境になります。

そうすることで毎年新入社員が入りやすい環境となるので企業にとってとても大切なことです。

注意

注意としては、ただ仲良く話せることだけが協調性ではないという点です。

ただコミュニケーション力があるから協調性があるというわけではなく、様々な背景を理解したうえでコミュニケーションをとることができるというのが協調性です。

チームが向かう方向性を合わせられる

2つ目は、チームが向かう方向性を合わせられることです。

チームで仕事をすると、どうしてもメンバー内で意見が割れることがあります。

意見が割れた際に、全員の方向性を軌道修正し、一つの目標に再びみんなで向かっていくのは非常に難しいことです。

なので、このような状況でチーム全体の方向性をまとめられる人は非常に重宝されます。

企業が考える協調性とは、意見の相違を調整し、メンバー全員の意見を尊重しつつ、最終的には全員が納得できる方向性を見出す能力のことも指しているため、理解しておきましょう。

常に一人で行動し、一人の意見で決めるような横暴な人材ではなく、リーダーシップを発揮してチームワークを発揮できる人材だと思っておいてください。

サポート力がある

3つ目は、サポート力があることです。

企業には多様な考えを持った人がいます。

多くの人が協力しあいながら課題を解決する必要があるため、お互いにサポートするという意識が大切です。

これは営業職、事務職関係なく、サポートしあうことが必要ですし、役職関係なくサポートしあうことでより業務も効率的になります。

企業が求めるサポート力というのは、社内の業務効率を上げるチームを活性化させる力があることをさしています。

取引先との関係をよりよくする

4つ目は、取引先との関係をよりよくすることです。

協調性のある人は企業内の人間関係にとどまらず、企業間での人間関係である取引においても良い関係を築くことができます。

益を追求する民間企業において取引先との関係構築は非常に大切です。

特に営業職など、取引先との関わりが多い職種では企業からとても重要視されています。

取引先の意見や希望を聞き出して相手企業に寄り添ったコミュニケーションを図ることは円滑に取引を進めるうえでもっとも大切なことです。

 

【協調性で自己PR】強みにできる人

協調性のある人は、周囲との関係を大切にし、チームの目標達成のために積極的に貢献できる特徴があるため、企業からしても魅力的です。

自分では協調性があると思っていても、企業から見たときに協調性があると思ってもらえるか不安になったら、ここで紹介する特徴と自分を比べてみてください。

協調性がある人の特徴
  1. 柔軟性がある
  2. コミュニケーション能力がある
  3. 主体性がある
柔軟性がある

周りのメンバーと協力して取り組むためには、柔軟に物事を受け入れなければなりません

自分の意見だけに固執をしていると円滑に物事を進めることができません。

これまでも自分の意見を持ったうえで臨機応変に取り組んだ経験がある場合、協調性があると言ってよいでしょう。

コミュニケーション能力がある

協調性がある人に共通する特徴の一つに、優れたコミュニケーション能力があります。

この能力は、単に話し上手であることを指すのではなく、相手の話をしっかりと聞き取る「傾聴力」を兼ね備えている点が重要です。

相手の意見を尊重しながらも、自分の考えを的確に伝えることで、チーム全体の目標達成に向けた協力がスムーズに進みます。

また、他者の意見や感情を理解し、それを反映して行動できるため、信頼関係を構築するのにも役立ちます。

職場やチーム内では、このようなスキルをを持つ人がいることで、円滑な情報共有や意見交換が可能になります。

その結果、プロジェクト全体の進行がスムーズになり、個人だけでなくチーム全体の生産性向上にも寄与するはずです。

主体性がある

協調性のある人は、単に他者に合わせるだけではなく、主体性を持って行動する力も兼ね備えています。

一見、「主体性」と「協調性」は相反するように見えますが、実際には相互補完的な関係にあります。

主体性とは、自ら進んで課題に取り組む姿勢や、率先して行動する能力を指します。

一方で、協調性を持つ人は、自分の意見を主張するだけではなく、周囲の状況や人々の感情に配慮しながら行動することができます。

そのため、主体性を持ちながら協調性を発揮する人は、リーダーとしてだけでなく、フォロワーとしても高い価値を発揮します。

自分から提案や行動を起こす一方で、チームメンバーと意見を共有し、円滑に仕事を進められるため、チーム全体の成果を最大化する役割を果たせるでしょう。

主体性を自己PRに使用する場合のポイントについては以下の記事を参考にしてください。

【協調性で自己PR】言い換え表現

協調性を持っている人の特徴で伝えた内容は、協調性の言い換え表現としても使うことができます。

言い換え表現の一覧を確認して、自分に合った言葉を使用して自己PRの文章を作成しましょう。

協調性の言い換え表現一覧

傾聴力がある

判断力がある

統率力がある

調整力がある

気遣いができる

規律性がある

柔軟性がある

責任感がある

周囲を巻き込む力

社交性がある

人当たりが良い

サポート力がある

コミュニケーション能力がある

協調性を自己PRで伝える際、ただ「協調性があります」と述べるだけでは相手に具体的なイメージを与えにくい場合があります。

そのため、柔軟性、調整力、傾聴力、人間関係構築力、場をまとめる力、意見の違う人とも協力できる能力、相手の立場になって考える力など、より具体的な言い換え表現を用いることが効果的です。

また、これらの言い換え表現を吟味し、自分の経験やエピソードに合った表現を選ぶことで、自己PRの質がさらに向上します。

 

【協調性で自己PR】長所との相違点

自己PRと長所は一見似ていますが、伝える内容と視点に違いがあります。

自己PRは、企業側の視点に立ち、「自分の持つ強みが仕事にどう役立つか」を伝えるものです。

一方で、長所は「自身の性格や人柄」を自分側の視点で紹介するものです。

例えば、協調性を自己PRでアピールする場合、過去の具体的なエピソードを通じて、どのようにチームに貢献し、成果を上げたかを示すことが重要です。

それに対して、長所として協調性を述べる場合は、「人と円滑にコミュニケーションを取ることが得意です」など、性格面に焦点を当てた表現になります。

両者の違いを理解した上で、自己PRでは「企業での活躍」を具体的に描き、長所では「人柄の魅力」を伝えるよう使い分けることが大切です。

【協調性で自己PR】自己分析のすすめ

協調性を自己PRで活かすためには、まず自己分析を行い、自分自身の特性を深く理解することが重要です。

効果的な自己分析の方法として、小学校から大学時代までの1年間の出来事を書き出すことが挙げられます。

その中から、熱中して取り組んだことや達成した経験を抜き出し、それがなぜ楽しかったのか、なぜ結果を出せたのかを深掘りしていきます。

この「なぜ」を繰り返し問うことで、行動の動機自身の価値観を洗い出すことができます。

また、共通するエピソードやキーワードが浮かび上がってきた場合、それが協調性という強みにつながる可能性が高いです。

例えば、「チームで取り組む活動が好き」や「他者の意見を尊重することが重要だと思う」などの傾向が見られるなら、それをもとに協調性を自己PRに活かせます

【協調性で自己PR】アピールのコツ

自己PRではどのようなことを伝えれば協調性をうまくアピールできるのでしょうか。

ここからは協調性をアピールするためのポイントについて詳しくご紹介します。

ポイントを押さえることによって、魅力的な自己PRにつなげましょう。

ポイント
  1. 成果の強調
  2. 役割と貢献を明確にする
  3. 柔軟性と適応力を示す
  4. 他者への配慮や共感力をアピールする
  5. 具体的なエピソードを用いる

成果の強調

協調性という言葉はどうしてもあいまいな言葉です。

協調性があることでどのような成果を残すことができたのか、成果を協調して伝えるようにしましょう。

企業は自己PRを聞いて、入社後どのように活躍するのかを想像します。

だからこそ、実際にどのように成果に繋がったかが分かる方が活躍のイメージがしやすくなるのです。

役割と貢献を明確にする

協調性は意味が幅広く、多くの就活生が使える言葉です。

リーダーとして協調性をもってまとめてきた人もいれば、現場のメンバーとして協調性をもって行動し、周りと協力してきた人もいるでしょう。

どういった立場・役割でどのように貢献することができたのかを明確にすることで、企業はより具体的に活躍イメージを持つことができます。

柔軟性と適応力を示す

柔軟性と適応力を示すこともポイントです。

協調性があるということは人の動きに敏感になり、柔軟に行動を変えられるということです。

自分の考えに固執せず、場面を見て行動できることをアピールしましょう。

他者への配慮や共感力をアピールする

協調性をアピールする際は、他者への配慮や共感力を伝えましょう。

配慮をもって行動すること相手の言葉に共感をしたうえで言葉を発することは、お客様に対しても必要な力です。

実際の現場において活躍のイメージがわく内容になるため、伝えられるエピソードがあれば具体的エピソードを用いて伝えましょう

具体的なエピソードを用いる

協調性を伝える際は具体的なエピソードを用いましょう。

実際どんな場面で協調性という強みを発揮することができたのか、学校だけでなく課外活動からも考えておけると良いでしょう。

チームにもたらした貢献をしっかり伝えましょう。

【協調性で自己PR】アピールの注意点

自己PRで協調性をアピールする時は、方法を間違えてしまうとかえって印象が悪くなってしまうケースもあります。

それではどのような点に注意すれば好印象な自己PRにつながるのでしょうか。

ここからは協調性をアピールする時の注意点について説明していきます。

注意点
  1. 受け身だと思われないようにする
  2. エピソードは一つに厳選する
  3. あいまいな表現は避ける

受け身だと思われないようにする

自己PRの際に注意すべきは、主体性がないと受け取られないようにすることです。

周囲の意見に共感するだけでは、問題解決能力が低く、消極的な姿勢と見なされる可能性があります。

面接では、周りの意見を汲みながらも、自分から主体的に行動し、実績を上げたエピソードを伝えることが求められます。

例えば、チームの意見をまとめて具体的な提案を行い、それが成功した経験などを話すと良いでしょう。

主体的に考えて行動した実績を強調することで、面接官に対して積極的でリーダーシップのある人物であるという印象を与えることができます。

このように、自己PRでは主体性を示す具体的な事例を用いることが重要です。

エピソードは一つに厳選する

協調性をアピールするためにいくつものエピソードを伝えるのは、一つ一つのエピソードに対するインパクトが弱まってしまうため得策とはいえません。

自分主体で問題解決をしたというエピソードなど面接官が知りたい情報を詰め込んで、一つに絞って伝えると良いでしょう。

エピソードを絞ることで、インパクトが残りやすくなることや、要点がまとまりスマートな印象を与えることができるでしょう。

あいまいな表現は避ける

あいまいな表現は避けましょう。

あいまいな内容にしてしまうと、信頼性に欠けてしまいます

協調性がありますと伝える就活生が多いからこそ、あいまいな表現で伝えてしまうと人事の印象には残りません。

なんとなくで考えた内容なのではないか?と思われないようにしましょう。

【協調性で自己PR】文字数別の例文

自己PRを履歴書に書く際の例文について紹介します。

履歴書だと企業指定の履歴書もあり、文字数がバラバラです。

ここでは100字200字300字400字500字に分けてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

自己PRの書き方については、「結論・具体例・入社後にどう活かすのか」の構成を意識して書きましょう。

例文×100字

私は協調性があります。過去のプロジェクトでは、積極的に意見交換を行い、メンバーとの円滑なコミュニケーションを通じて問題解決に取り組みました。これからも協調性を持って行動し成果に繋げます。

例文×200字

私は協調性を持っています。大学のゼミ活動では、リーダーとしてチームメンバーとの意見交換を積極的に行い、各自の強みを最大限に活かすことでプロジェクトを成功に導きました。また、定期的なミーティングを通じてメンバー間のコミュニケーションを円滑にし、問題解決に迅速に対応しました。これにより、全員が一致団結して目標を達成することができました。協力することで最大限の価値提供に繋げます。

例文×300字

私は協調性があります。大学のゼミ活動では、リーダーとしてメンバー全員の意見を尊重し、積極的に意見交換を行いました。具体的には、各自の強みや得意分野を把握し、それをプロジェクトに活かすよう調整しました。例えば、プレゼンテーションの準備では、デザインが得意なメンバーに資料作成を任せ、内容の整理は分析力に優れたメンバーと共に行いました。このように、役割分担を明確にし、全員が力を発揮できる環境を整えたことで、プロジェクトは順調に進行し、最終的に高評価を得ることができました。また、定期的なミーティングを通じてコミュニケーションを円滑にし、問題が発生した際には迅速に対応しました。これにより、全員が一致団結して目標を達成することができました。

例文×400字

私は協調性があることが強みです。チーム全体の成功に貢献することを心掛けています。大学のサークル活動では、副リーダーとしてメンバー全員の意見を尊重し、積極的に意見交換を行いました。特に大規模なイベントの企画においては、各メンバーの得意分野を把握し、それぞれの強みを活かした役割分担を行いました。例えば、デザインが得意なメンバーにポスター制作を任せ、調整能力が高いメンバーにはスケジュール管理を依頼しました。また、定期的なミーティングを通じて進捗状況を共有し、問題が発生した際には迅速に対応策を協議しました。イベント当日は全員が自分の役割をしっかりと果たし、無事に成功を収めることができました。この経験から、チーム内での協調性がプロジェクトの成功に直結することを実感しました。私は今後もこの協調性を活かし、どんな環境でもチームの一員として貢献していきたいと考えています。

例文×500字

私は協調性と柔軟性があります。大学時代に所属していたサークルでの活動を通じて、その重要性を身に染みて感じることができました。例えば、文化祭の実行委員として、様々な意見や要望が飛び交う中で、メンバー全員が納得できるような計画を立てることが求められました。その際、私は自身の意見だけでなく、他のメンバーの意見も積極的に取り入れ、最終的な計画に反映させる努力をしました。また、柔軟性も重要だと感じました。計画が変更になった際には、素早く対応し、新しい状況に柔軟に対応することが求められました。例えば、予定していた出店場所が変更になった際には、すぐに周囲のメンバーと協力して新しい場所を見つけ、移動する準備を整えました。このような経験から、柔軟性がチームの成功にどれだけ貢献できるかを実感しました。私はこれらの経験を通じて、チームでの協力や柔軟な対応が重要であるということを学びました。これらの経験を活かし、常にチーム全体の利益を最優先に考え、柔軟に対応できる人材であり続けたいと考えています。私の協調性と柔軟性を活かし、新しい環境でもチームの一員として貢献できるよう取り組みます。

文字数別の自己PR例文をさらに見たい方は以下の記事をそれぞれ参考にしてみてください。

【協調性で自己PR】エピソード別の例文

協調性を自己PRするための要点についてお分かりいただけたでしょうか。

ここから先は、パターン別に協調性を自己PRするための具体的な例文をご紹介していきます。

これまでの集団生活の中で培ってきた経験は、協調性を自己PRするには打って付けの題材です。

自分の強みをしっかり企業にアピールしてチャンスを掴みましょう。

エピソード別の例文

1: 例文×アルバイト経験その1

2: 例文×アルバイト経験その2

3: 例文×部活動経験その1

4: 例文×部活動経験その2

5: 例文×ボランティア経験

6: 例文×留学経験その1

7: 例文×留学経験その2

8: 例文×ゼミ経験

9: 例文×サークル経験

10: 例文×インターンシップ経験その1

11: 例文×インターンシップ経験その2

12: 例文×大学での研究活動

13: 例文×イベントの運営経験

14: 例文×教育実習経験

1: 例文×アルバイト経験その1

私には他者の意見をすり合わせながら、考えをまとめて提示できる協調性があります。

私は高校時代にファミリーレストランでアルバイトをしていました。

休日は特に多忙で、接客の質にばらつきが出てしまっていることが問題点でしたが、そちらを重視すると回転率が下がることへの懸念の声もありました。

そこで、ミーティングの際に客席にあらかじめ水の入ったボトルとグラスを用意しておくことや、日替わりランチのメニューを口頭で説明しなくても一目でわかるよう看板を作る事を提案しました。

その結果、手づくりの看板の温かみを褒めていただいたり、手頃に水が飲めるようになったりとお客様にとって過ごしやすい環境になり、従業員も余裕を持って動けるようになりました。

御社でも協調性を活かし、問題解決のために最善策を常に考えて貢献していきたいと考えています。

2: 例文×アルバイト経験その2

私の強みは、周囲と連携しながら業務を円滑に進める能力です。 大学時代、私は飲食店で接客業務を担当しました。 特にピーク時には、スタッフ全員が連携して動く必要がありましたが、新人スタッフが不慣れで混乱することが課題でした。 そこで、私は業務全体の効率化を図るため、新人教育に力を注ぎました。 具体的には、業務の流れを分かりやすく整理し、簡潔にまとめたマニュアルを作成しました。 また、現場では新人が安心して業務を進められるよう、実践の場でフォローを行いながら、適切なフィードバックを心がけました。 その結果、新人の習熟が早まり、店舗全体の動きがスムーズになりました。 さらに、チーム全体の連携が深まり、働く環境も向上したと感じています。 この経験を通じて、周囲と協力しながらサポートする大切さを学びました。 貴社でも、チームの一員として円滑な運営を支える役割を担いたいです。

アルバイト経験を用いた自己PR例文をさらに見たい方は以下の記事を参考にしてみてください。

 

 

3: 例文×部活動経験その1

私は人と人との仲を取り持つ架け橋になることが得意です。

学生時代に陸上部のマネージャーをしていた時に、走るのが早い部員となかなか記録が伸びない部員との間で、練習方法などの方向性から一時期関係性が悪化したことがありました。

私は双方の意見を聞く中で、主張の内容は違ってもどちらも進もうとしている方向性が同じであることに気付き、私も交えて話し合いの場を設けました。

言葉が足りない時には補填するなど、両者の意見が正しく伝わるようにフォローしていたところ、無事に和解できただけでなく、関係も修復され、部の雰囲気も良くなりました。

意見のぶつかり合いが生じた時に、それぞれの意見を尊重しながら最善の方法を打ち出せる協調性を、御社でも活かしてきたいと考えております。

4: 例文×部活動経験その2

私の強みは、チームプレーを通じて成果を上げる協調性です。 高校時代、私はバレーボール部のキャプテンを務めました。 当時、チームは個々のスキルは高いものの、連携がうまく取れておらず試合で力を発揮できない状況でした。 そこで、メンバー全員が意見を出し合えるような環境を作ることを心がけました。 練習後にはミーティングを実施し、試合の振り返りを行うとともに、お互いの意見を積極的に取り入れるよう努めました。 さらに、練習メニューについてもメンバーの提案を採用し、一人ひとりが主体的に取り組める内容に調整しました。 その結果、チームの結束力が高まり、県大会では予選を突破し、決勝トーナメントに進出することができました。 この経験を通じて、協調性の重要性を強く実感しました。 貴社でもチームの力を引き出しながら、成果を目指して努力したいです。

部活動経験を用いた自己PR例文をさらに見たい方は以下の記事を参考にしてみてください。

 

5: 例文×ボランティア経験

私は困っている仲間に手を差し伸べて、リーダーシップを発揮することができます。

私が学生時代に行った福祉施設のイベントボランティアでは、あらかじめ自分の担当を打ち合わせていたものの、当日は慣れない作業に戸惑う人が多く連携が取れない状態になっていました。

予定通りの動きをするのは難しい感じた私は、慌てる仲間に状況に見合った新たな持ち場を伝え、混乱が生じないよう同じ作業に徹することができるようにしました。

その結果、バラバラだった足並みが揃い始め、仲間の協力の元無事イベントを成功させることができました。

その場に見合った状況判断能力と協調性を持って、御社でも様々な企画実現に向けて貢献していきたいと考えています。

6: 例文×留学経験その1

私はどのような環境でもすぐに適応し、様々な意見に柔軟に対応できる協調性を持っています。

私が学生時代に留学をした際、初めは文化や価値観の違いに戸惑うことも多く、内向的な性格をしていた私はなかなか周りに溶け込めず孤独感を感じていました。

そんな中でも、学校のクラスメイトは私のことを常に気に掛けてくれ、ある時に壁を感じて隔てているのは自分の方だということに気が付いたのです。

そこからは自分から積極的にコミュニケーションをとるようになり、文化の違いや価値観の違いをいつしか個性として受け入れながら、自己主張もできるようになりました。

留学経験で得た多様性を受け入れる柔軟な思考と対応力を、御社でも是非活かしていきたいと考えています。

7: 例文×留学経験その2

私の強みは、多様な価値観を尊重しながら協力して目標を達成する力です。 大学2年次に、私はアメリカでの短期留学を経験しました。 現地では、多国籍の学生と協力し、地域社会の課題について研究するプロジェクトに参加しました。 最初は文化や言語の違いから、意見が衝突する場面もありましたが、全員の意見を平等に尊重することを意識しました。 具体的には、各自の役割を明確化し、それぞれの得意分野を活かせるような作業分担を提案しました。 さらに、ディスカッションの際には積極的に意見を整理し、全員が理解しやすい形にまとめるよう努めました。 その結果、研究発表は成功し、現地の大学関係者からも高い評価を受けることができました。 この経験を通じて、異なる価値観を持つ人々と協力することの大切さを学びました。 貴社でも多様な環境で協調性を発揮し、成果に貢献したいと考えています。

8: 例文×ゼミ経験

私は他者の意見を尊重しながら、チーム全体を目標に導く協調性があります。

私は大学のゼミの研究時にチームのリーダーを任された時、自分の主観で物事を見るのではなく、チーム全体の意向を汲むことを心がけていました。

定期的に話し合いの機会を持ち、一人一人の発言に耳を傾けて、最終的にまとめるという作業を繰り返しながら発表内容を煮詰めていきました。

最初は発言に消極的だったメンバーも、話し合いを重ねる内に自信を持って意見を主張してくれるようになり、最終的に全員の力を合わせて満足のいく結果を残すことができました。

御社でも協力して成し遂げる精神を大切にしながら、様々なことに挑戦していきたいと考えています。

9: 例文×サークル経験

私は協調性があります。

これは大学のサークルの経験から伝えることができます。

新入生歓迎イベントの企画で、私はチームメンバーの得意分野を考慮して役割分担を行いました。

アイデア出しが得意なメンバーに企画を担当してもらい、実行力のあるメンバーにはスケジュール管理を任せました。

広報担当のメンバーにはSNSでの告知をお願いし、全員が自分の強みを活かせるようにしました。

その結果、それぞれで最高のパフォーマンスを出すことができ、当日は大成功で、新入生からも好評を得ました。

これからも相手のことを理解したうえでコミュニケーションを取って行動してまいります。

10: 例文×インターンシップ経験その1

インターンシップでは、異なる部門から集まったメンバーで構成されたプロジェクトチームに参加しました。

まったく価値観や考え方が違ったため、最初は戸惑うことが多かったです。

ただ、それは私以外の全員が思っていたことでした。

そのため、各自の専門知識を尊重し、全員が意見を出しやすい環境を作りました。

また、定期的なブレインストーミングセッションを通じて、異なる視点からのアイデアを取り入れました。

その結果、プロジェクトは新しい視点を取り入れた革新的な解決策を提案することができました。

社会人になっても視野を広く持ち、価値観が異なった人からも様々なことを学んで成長したいです。

11: 例文×インターンシップ経験その2

私の強みは、チーム全体の連携を強化し、目標達成に貢献する力です。 私は大学3年次に、アパレルショップでのインターンシップに参加しました。 そこで主に売上向上を目指した店舗運営の改善に携わりました。 繁忙期には、在庫管理の不備や情報共有の遅れが課題となっており、顧客対応にも影響が出ていました。 そのため、スタッフ間の連携を強化するために、在庫情報をリアルタイムで共有できるシステムを提案しました。 さらに、業務内容を簡潔にまとめた資料を作成し、全員が同じ認識で動けるようにしました。 これにより、業務効率が向上し、売上目標を達成することができました。 この経験を通じて、現場の連携と改善提案の重要性を学びました。 貴社でもこの経験を活かし、チームとともに目標達成に向けて努力したいです。

インターン経験を用いた自己PR例文をさらに見たい方は以下の記事を参考にしてみてください。

 

12: 例文×大学での研究活動

私の強みは、意見を尊重しながらチームで成果を出す協調性です。 私は大学で、環境保全をテーマにした研究プロジェクトに参加しました。 このプロジェクトでは、メンバー間で専門知識や意見が異なる中、全員の意見を取り入れながら進める必要がありました。 そこで私は、メンバーそれぞれの役割を明確にし、議論が円滑に進むよう調整役を務めました。 具体的には、会議で出た意見を要約し、全員が納得できる形で計画を練り直しました。 また、進行中の課題について定期的に進捗状況を確認し、早期に対応できるようにしました。 その結果、研究は期限内に完了し、学会で発表した際には高い評価を受けることができました。 この経験を通じて、全体を見渡しながら進行を調整する力を身につけました。 貴社でもこのスキルを活かし、プロジェクトの成功に貢献したく思います。

13: 例文×イベントの運営経験

私の強みは、状況を整理し、メンバー間の調整を通じてプロジェクトを成功に導く力です。 私は大学で、地域イベントの運営に携わり、混乱した状況を立て直す経験をしました。 当初、複数の企画が同時進行していたため、進行状況の共有が不十分でトラブルが多発していました。 そこで私は、全体のスケジュールを見直し、各担当者と話し合いながらタスクを明確化しました。 さらに、共有用の進捗管理ツールを導入し、全員がリアルタイムで状況を把握できるようにしました。 これにより、混乱が解消され、イベント当日はスムーズに運営を行うことができました。 参加者からも高評価をいただき、運営メンバーの士気も向上しました。 この経験を通じて、課題を整理し、チームをまとめる力を養うことができました。 貴社でもこの調整力を活かし、円滑な業務運営に貢献したいです。

14: 例文×教育実習研修

私の強みは、生徒や保護者と連携しながら目標を達成する協調性です。 教育実習では、クラス運営に携わり、生徒の学習意欲を高めるために工夫を凝らしました。 初めは、生徒同士の仲が良くなく、授業中の発言が少ない状況でした。 そこで、全員が意見を出しやすい雰囲気作りを意識し、グループワークを積極的に取り入れました。 さらに、保護者面談を通じて家庭での様子を把握し、それに基づいたアプローチを考えました。 たとえば、家庭での学習習慣が定着していない生徒には、具体的な勉強方法を提案しました。 その結果、クラス全体の発言量が増え、テストの平均点も向上し、この経験から、多様な関係者と連携することの大切さを学びました。 貴社でもこの協調性を活かし、組織全体の目標達成に寄与したいです。

【協調性で自己PR】評価されにくい例文集

以下では協調性を自己PRで使用しているものの、上手くアピールできておらず評価されない可能性が高い例文を紹介します。

改善点についてもそれぞれの例文について記載しているので、反面教師としても是非参考にしてみてください。

具体性がない文章

私の強みは協調性です。

大学時代、サークル活動で毎年行う学園祭のイベント企画に携わってきました。

その中でも印象的だったのは、私が責任者として関わった2年目の企画運営です。

メンバー間で意見の対立があり、特に予算の使い方について意見が割れていました。

私は全員の話を公平に聞くことを心掛け、意見を整理して議論を進める役割を担いました。

具体的には、それぞれのメリット・デメリットを比較する形で議論の土台をつくりました。

また、全員が納得できる形にまとめるため、様々な調整を進めました。

その結果、全員が納得する形で計画がまとまり、当日は予算内で高い評価を得られるイベントを成功させることができました。

この経験を通じて、協調性を持ちながらもチーム全体を前進させるためには、調整力や冷静な判断が重要であると学びました。 職場でもこの力を活かし、周囲と円滑に連携しながら目標達成に向けて努力したいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

この文章では協調性を主張していますが、具体性が不十分で抽象的な印象を与える可能性があります。

「具体的な課題」「行動」「成果」を盛り込むことで、より説得力を高めることができます。

たとえば、「予算案の提案や意見交換の頻度」「イベントの参加者からの具体的な評価」などを明示すると、面接官に強い印象を残せる内容になります。

内容が一般的すぎる文章

私の強みはチームワークです。

大学のゼミで行ったグループ研究において、その力を発揮しました。

研究テーマは「地域の高齢化問題におけるデータ分析」で、5人のメンバーで役割を分担しながら取り組みました。

しかし、当初は進捗状況がメンバー間で共有されておらず、締切が近づくにつれてタスクが滞る問題が発生しました。

私はまず各メンバーの進捗を確認し、共有不足が問題の根本であることを特定しました。

その後、全員が現状を把握できるよう、進捗状況を可視化するスケジュール表を作成し、毎週のミーティングで確認するルールを導入しました。

また、メンバーの負担が偏らないよう、得意分野を考慮してタスクを再分配しました。

これにより、メンバー間の連携が向上し、最終的には期限内に高い評価を得る研究成果を完成させることができました。

この経験から、チーム全体の調和を図りながら成果を出す方法を学びました。

今後も、周囲と協力しながら効率よく業務を進め、チームに貢献していきたいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

文章では「チームワーク」という強みをアピールしていますが、内容が一般的で具体性に欠けます

「研究テーマの進行状況や問題解決の詳細」「どのようにリーダーシップを発揮したか」などを明確に述べる必要があります。

例えば、「スケジュール表の具体的な工夫や、メンバーの反応」「研究の評価ポイント」を詳述することで、より効果的な自己PRにすることが可能です。

マイナスなアピールをしている文章

私の強みは協調性ですが、以前は他者の意見を優先しすぎて、自分の意見を伝えることが苦手でした。

例えば、サークル活動でのイベント企画の際、他のメンバーの意見に従い、自分の提案を押し通せず後悔した経験があります。

その結果、計画が曖昧なまま進行し、全員の不満が高まる事態を招きました。

この失敗をきっかけに、私は意見を伝える練習を重ねました。

議論の場では、相手の話を尊重しながら、自分の意見を簡潔かつ論理的に伝える方法を意識しました。

その後、別のプロジェクトでは、意見をしっかりと発信しつつ、他者の考えを取り入れた調整役を担いました。

結果として、計画がスムーズに進み、全員が納得する形でプロジェクトを成功させることができました。

この経験を通じて、協調性と自己主張のバランスを保つ重要性を学びました。

今後も、柔軟かつ主体的にチームの一員として貢献していきたいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

この文章では「協調性」をアピールしていますが、ネガティブな経験が中心となり、ポジティブな印象を与えにくいです。 「失敗から得た教訓」や「その後の具体的な改善例」をもっと強調し、成長した姿をアピールする必要があります。

例えば、「調整役として意見をまとめ、成果を出したプロジェクトの具体的な成果」をもっと全面に押し出して詳細を追加することで、ポジティブな印象を与える文章に仕上げることができます。

【協調性で自己PR】本記事のまとめ

エントリーシートの自己PRで「協調性」をアピールする場合、押さえておくべきポイントは3つです。

ポイント
  1. 「チームにもたらした貢献」を伝える
  2. 「主体的にチームで動く」を強調する
  3. 「今後仕事で発揮できるか」を書く

ポイントごとに「どのようなことを意識して文章に盛り込むか」が重要なので、表現の仕方や、どんなエピソードを伝えるかにも注意して書いてみてください。

協調性をアピールするためにも、 自分なりの実体験を交えた経験を書くのがおすすめです。

そうすれば、企業の採用担当者へアピールすることができます。

相手に「是非当社に来てほしい」と思ってもらえる人材であるとアピールすることを心がけてみてください。

しっかりとポイントを押さえて、面接を通過しましょう。

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