テストセンターって何?受験から使い回しまで徹底解説

テストセンターって何?受験から使い回しまで徹底解説

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就活生であれば誰しもが一度は受験することになるであろうテストセンター。

自宅のパソコンから受けるWebテストではなく、実際に足を運んで受験しなければなりません。

今回はそんなテストセンターについて徹底解説していきます。

そもそもテストセンターとは?

テストセンターは企業が選考の際に課す適性検査の一種です。

就活にて企業が行なう適性検査の実施方法には「テストセンター」「Webテスト」「企業独自の筆記試験」3つの種類があります。

その中でもテストセンターは受験企業の用意した会場でも、自分のパソコンの前でもないテストセンターと呼ばれる会場に行き、適性検査を受験するものです。

テストセンターは多くの企業で導入されており、対策を怠ると選考突破が難しくなります。

きちんと対策した上で適性検査に臨みましょう。

テストセンターのうまい使い方も記事の最後の方で紹介していますので、そちらも読んでください。

Webテストとの違い

それでは、具体的にテストセンターと他の適性検査とは何が違うのでしょうか?

適性検査の方式と場所等の特徴をまとめたのが下図になります。

多くの人が受験するであろうWebテストと違い、テストセンターは自分が受験する日時と場所を予約する必要があります。

また出題内容が受験生に応じて異なります。

当日のテストの出来具合に応じて、問題数や問題の内容が変化します。

同じ会場でテストセンターを受けている受験生同士でも全く違う内容のテストを行なっているのです。

さらに一番大きな違いとしてあげられるのが、他の企業への使い回しができるということです。

一度テストセンターを受験しておけば自分の適性検査の結果が保存され、次にテストセンターを受けるように言われて企業に対して過去に受けた結果をそのまま送信することができます。

予約方法と当日の受験の流れ

ここからはテストセンターの予約方法と当日の受験の流れを説明していきます。

企業にエントリーをするとテストセンターを受験するようにという旨の書かれたメールが届きます。

そのメールにはテストセンターの予約に必要なIDやパスワードが書かれている場合もありますので、消去してしまわないようにしましょう。

ログインして、自分の都合のいい場所を日時を選択します。

テストセンターは締め切りまでであればどのタイミングでも受験は可能です。

ただ同じタイミングで他の就活生が予約を入れている可能性もありますので、スケジュールをよく確認して、早めに予約をしてしまいましょう。

会場と日時を選択したら、性格検査を受ける必要があります。

性格検査を受験することで予約が完了となります。

性格検査は予約をした翌日の午前3時まで有効となりますので、時間に余裕のあるときにテストセンターの予約をすることをおすすめします。

予約が完了したら、予約票を印刷しておきましょう。

テストセンター受験当日には予約画面の提示が求められることがあります。

その時に万が一スマートフォンが使えなくなるなどの可能性も考えられますので、印刷して持っていくことがよいでしょう。

身分証を持っていくのも忘れずにしてください。

受験当日は受験に必要な物を持って受付に向かいます。

15~20分前には到着しておくことをおすすめします。

多くの就活生が受験する時期であれば受付に時間がかかる可能性があるため、早めの到着を心がけましょう。

受付を済ませたら、あとはテストセンターを受験するだけです。

テストセンターの使い回しについて

テストセンターの大きな特徴として、1度受験したテストセンターの結果を使いまわすことができ、複数回テストセンターを受験する必要がないことが挙げられます。

使い回すための方法は以下の通りです。

まずは、企業からの受験案内のメールよりログイン。

ログインが完了すると「前回結果を送信する」というボタンがありますので、それをクリックするだけで完了です。

なお、科目ごとに使い回すことも可能で、「性格」「能力」「英語」「構造把握」の科目は前回結果の使用が可能となっています。

気をつけなければいけないのが、送信することができるのは前回の結果のみ。

2回前の結果を送りたいというのは不可能ですので気をつけましょう。

ちなみに送信企業には、使いまわした事実は通達されないようになっていますので、安心してください。

テストセンターをうまく活用する方法

自ら会場に出向いて受験する必要がある、テストセンター。

何度も足を運ぶのは面倒ですよね。

やはりテストセンターの一番の特徴は「使い回しができること」をうまく使っていきたいところです。

早めから就活を始めている人たちは、テストセンターでの合格ボーダーが高い企業(外資系の企業やコンサル、銀行)でテストセンターを受けておき、その企業に受かったテストセンターの結果を使い回ししています。

ある一定以上の高い点数を獲得できたという保証の下、使い回すことができます。

そのためには、合格ラインの高い企業のテストセンターに受かるくらいには勉強する必要がありますが、一度受かってしまえばあとは使い回すだけでいいと言えるでしょう。

しかし、企業によっては適性検査の中でも重視する点が違っていたりするため、難関企業に受かったテストセンターというのを使っていれば必ず通るわけではないというのは心に留めておく必要があります。

実際、外資系戦略コンサルに通ったテストセンターの結果を日系の総合コンサルに使いまわしたところ、落とされたなんて話もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

多くの就活生が受験することになるテストセンター。

今回は初級編ということで、テストセンターの概要と特徴をお伝えしました。

テストセンターについてきちんと理解して、次の選考に備えましょう。

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