HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
活に対するやる気がなくなってしまったり、モチベーションが下がってしまったりする人は多くいます。
そこで今回は、就活のモチベーションが下がったときにすべき対処法をご紹介。
納得のいく就活にするためにも、ぜひ参考にしてください。
就活のモチベーションを保つのがしんどい……そんな経験ありませんか?
「就活中なのにモチベーションがあがらない……」「もう就活なんてしたくない……」
就活を進めていく中で、少しモチベーションが下がってしまったとき、あなたはどのように対処していますか?
就活を始めた当初はモチベーションが高くても、その熱意を高く保ち続けられる人は多くありません。
しかし、やる気がない状態で就活を続けても、良い結果には繋がらないでしょう。
今回は、就活のモチベーションが下がったときの対処法を解説していきます。
すでにモチベーションが下がりつつある方は、この記事を参考に熱意を取り戻していきましょう。
これから就活を始める方も、自分がやる気を失ったときに対応できるよう、頭に入れておいてください。
やる気を失った原因をつかもう
就活に対するモチベーションが下がってしまったたら、まずは原因を明らかにしましょう。
なぜ就活を続けるのが嫌になっているのかを、しっかり分析することが大切です。
分析といっても難しいことではありません。
やる気がなくなってしまったきっかけや、原因を考えるだけでいいのです。
やる気を失ってしまった原因や理由をしっかりと把握することで、回復させる方法が見えてきます。
実際どんな原因が多いの?
就活のモチベーションが下がる原因は、人によって異なります。
一概に「これが原因である」ということは難しいのですが、就活生にありがちな原因はいくつかあります。
・就活が長引いている
・自分のやりたいことがわからない
・やりたいことを諦めて就活している
・社会人になることに不安がある
▼就活が長引いている
なかなか内定がもらえず就活が長引いているときは、自信を失ったり、就活を続ける意味がわからなくなったりしやすいです。
▼自分のやりたいことがわからない
就活に対するモチベーションが下がる原因の2つ目は、自分のやりたいことがわからない場合です。
自分がやりたいことがわからないまま就活していると、就活を成功させる意味が薄くなり、就活に対するモチベーションが下がりやすい傾向になります。
▼やりたいことを諦めて就活している
就活に対するモチベーションが下がる原因の3つ目は、やりたいことを諦めて就活している場合です。
本当はアパレル業界で働きたいと考えているのに、手堅い企業を目指すように周りから反対されているなど、本来やりたいことをあきらめて就活をしている場合にモチベーションが下がりやすくなります。
▼社会人になることに不安がある
就活に対するモチベーションが下がる原因の4つ目は、社会人になることに不安がある場合です。
就活を終えれば社会人になるため、社会人になることに不安があると就活へのやる気は上がりません。
「やらなければいけない」と理解しつつも、モチベーションが上がらないので行動に移せないでしょう。
今一度しっかり自己分析してみる
就活に対するモチベーションが下がってしまったら、再度自己分析をしてみましょう。
自己分析を済ませた方も、結果を就活に活かしきれていない場合は途中でモチベーションが下がってきます。
特に、何のために就活をしているのかわからなくなっているようなケースでは、もう一度自己分析をしてみるのがオススメです。
どのような仕事が向いているのか、自分が何をやりたいのかなどがはっきりすれば、モチベーションを上げることができます。
就活に活用できる自己分析は、“モチベーショングラフ”の作成がいいでしょう。
モチベーショングラフは、これまでの人生を振り返りながらモチベーションの上下が目で見てわかるものです。
自分がどのようなときにやる気が出るのか、どのようなことをきっかけに低迷期から回復できるのかを理解できると、就活へのモチベーションも回復できます。
他にも、“ストレングス・ファインダー”、“ビッグ・ファイブ尺度”といった自己分析ツールや“お願い!他己分析”というアプリを使った自己分析で、自分の強みと弱みを明確にするのもいいでしょう。
就活をしない場合の将来を想像してみる
自己分析をしてもモチベーションが戻らなければ「就活をしなかったらどうなる?」と想像してみましょう。
やる気がないことを理由に、このまま就活をしなければどうなるのかを具体的に考えます。
新卒で就職できたらどのようなメリットがあるのか、新卒で就職するチャンスを失ったらどのようなデメリットがあるのか、できるだけ具体的にイメージしてみましょう。
新卒で頑張って就職するほうが、そうでない場合に比べて難易度はグッと下がる可能性が高いです。
そのような状況を具体的に考えることで「やるしかない」と気持ちを奮い立たせることができるかもしれません。
一方で「新卒で就職するチャンスを逃しても大丈夫」といった前向きな考え方ができれば、気持ちが楽になり、就活に対する意欲が湧いてくる可能性も考えられます。
どちらにしても「就活をしなければどうなるか」を考えることで、自分を落ち着かせ、モチベーションアップが期待できるでしょう。
日々の小さな目標クリアでモチベーションを上げる
就活のモチベーションが下がるのは、目標が遠すぎることも原因に挙げられます。
就活は内定という目標に向かって走っていきますが、そう簡単にゴールに達するものではありません。
そのため、内定を目指しているだけでは、モチベーションが徐々に下がっていく可能性があります。
就活へのやる気を失わないために、就職の内定を勝ち取るという最終目標の前に“ハードルの低い目標”をいくつも掲げておきましょう。
さらに、クリアするたびに自分に対してご褒美を与える方法はモチベーションを上げやすいです。
例えば「早起きして企業のホームページを隅々まで確認する」と目標を立てたとします。
目標をクリアできたらご褒美に「コンビニで食べたいスイーツを1つ買う」として、目標の達成感を味わうようにしましょう。
簡単な目標であっても問題ありません。
目標達成するたびに自分を褒めることで、モチベーションが上がってくるでしょう。
まとめ
就活は、モチベーションが低いまま成功するのは難しい可能性が高いです。
長くなるにつれ、熱意が薄れてくるのは仕方のないことですが、そのままにしていてはいけません。
モチベーションが下がる理由は、自己分析をやり直すことで解消されることもあります。
自分のモチベーションを視覚的に理解できるモチベーショングラフを活用し、再度分析し直してみましょう。
それでもモチベーションが上がらなければ、就活をしないまま過ごした将来について具体的に考えてみるのもオススメ。
目標を小さくし、目標達成のたびにご褒美を用意するのも、やる気アップに繋がる可能性があります。
内定というゴールは遠く感じてしまい、熱意をキープしたまま走り続けるのは難しいです。
自分が就活をする意味を明確にし、下がったモチベーションを上げられるようにしましょう。