最終面接でうまく話せなかった時の対処法と次に向けた準備を紹介

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

【最終面接でうまく話せなかった】はじめに

この記事を読んでいる人には、面接後でうまく話せなかったと不安に感じる人や、これから面接を控えていてうまく話せるか心配している人がいるでしょう。

そこで、後悔の残らない最終面接にするための対処法を徹底解説します。

全く失敗せずに就活を終える人はほんの一握りなので、気に病み過ぎずに次回に活かす前向きな姿勢が重要です。

【最終面接でうまく話せなかった】原因

最終面接でうまく話せない要因の主な原因は主に緊張、準備不足、面接官との相性といったものが挙げられます。

下記でそれぞれについて理由と一緒に詳しく解説します。

こうした原因を理解しておくだけでも次回の面接に活かせます。

うまく話せない原因3つ

・緊張
・準備不足
・面接官との相性

1. 緊張

面接の場面では、普段話さない人や偉い人の前で話すこと、将来が決まるかもしれない状況に直面するため、緊張は誰にでも起こり得るものです。

緊張は自然な反応であり、面接官も理解しています。

しかし、緊張によって伝えたいことが伝えきれなかったり、質問に適切に答えられなかったりすると、マイナス評価につながる可能性があります。

適度な緊張はプラスですが、過度の緊張をコントロールすることが重要です。

2. 準備不足

面接でうまく話せなかった原因の一つは、準備不足です。

予想される質問に対する対策が不十分だったり、自己分析が浅かったりすることで、質問に対する答えが曖昧になりがちです。

また、事前に準備した内容に「盛り」や「嘘」が含まれていると、そのカバーを考えていなかった場合、答えに窮してしまいます。

徹底的な準備を行い、どのような質問にも対応できるようにすることが求められます。

3. 面接官との相性

最後に、面接官との相性も、うまく話せなかった原因の一つです。

面接官のスタイルによって、理詰めで質問してくる人、聞き役に徹する人、一問一答で進める人など様々です。

緊張しやすい人にとって、理詰めで質問されると考えがまとまらなくなったり、自信を失ったりすることがあります。

相性の良し悪しによっても「うまく話せなかった」と感じることは少なくありませんが、どのようなスタイルにも対応できるように準備しておくことが重要です。

【最終面接でうまく話せなかった】巻き返す方法

最終面接で失敗してしまったと思っても、そこから巻き返す方法はいくつかあるので以下で紹介します。

就活は最後まで何が起きるかわからないので、諦めずに出来ることは全てやる意識が大切です。

面接後のお礼メール

面接でうまく話せなかった場合、面接後にお礼メールを送ることが有効です。

面接の時間内で面接官は合否を決定することが多いですが、合否のギリギリのラインにいる場合、お礼メールがプラスに働くことがあります。

お礼メールは面接官に対して感謝の気持ちを伝え、面接で学んだことや入社への意欲を再度アピールする機会となります。

適切な内容とタイミングで送ることで、印象を良くすることができます。

タイミング

お礼メールを送るタイミングをいつにすべきか迷う人も多いですが、結論、面接を受けた当日中に送るのが理想的です。

ただし、営業時間外や夜遅くに送るのは避けるべきです。

マナーを守り、面接官に良い印象を与えるためにも、ビジネス時間内に送信することが重要です。

メールを迅速に送ることで、面接への真摯な姿勢や、面接官への感謝の気持ちを効果的に伝えることができます。

ビジネスの場ではスピード感は非常に重視される素養です。

書き方

お礼メールには以下の項目を含めることが必要です。

お礼メール

件名:わかりやすく簡潔に
宛名:面接官の名前を正確に

自己紹介:簡潔に、自分を再度紹介
お礼の言葉:面接の機会を与えてくれたことへの感謝
面接での学び:面接から得た具体的な学びを述べる
入社への意欲:具体的な意欲や熱意を表現

結びの言葉:再度感謝の意を表し、丁寧に締めくくる
署名:フルネームと連絡先を記載

これらの要素を含むことで、面接官に対して誠実で礼儀正しい印象を与え、最終的な評価を向上させることができます。

お礼メールの例

〇月〇日採用面接のお礼【○○ ○○(自分の名前)】

株式会社▲▲
人事部 ●●様

お世話になっております。

本日〇時より面接を受けさせていただきました、○○ ○○(自分の名前)です。
本日はお忙しい中、お時間をいただき誠にありがとうございました。

面接を通じて、貴社の○○な方針や社員のスキルアップのための取り組みについて深く理解することができました。
貴社での勤務を通じて、自分自身の成長と貴社の発展に貢献したいと改めて強く感じました。

メールでのご挨拶となりますが、まずはお礼申し上げます。
末筆ながら、貴社のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。

○○ ○○(自分の名前)
電話:090-0000-0000
メールアドレス:○○@xxxxx.com

注意点

お礼メールを書く際には、正確な言葉遣いや相手の名前を間違えないように注意することが重要です。

間違いがあると、プロフェッショナルな印象を損なうだけでなく、マイナスの評価につながる可能性があります。

メールの内容は丁寧かつ誠実に、感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにしましょう。

また、他社にもお礼メールを送っている場合や、過去の選考後にもお礼メールを送った経験がある場合は、内容を必ず変える必要があります。

同じ内容のお礼メールを送ると、差別化ができず、志望度が伝わらないため、巻き返しの効果が期待できません。

具体的な内容を盛り込み、その企業ならではの魅力や、自分がどのように貢献できるかを明確に伝えることで、企業に対する真剣な姿勢と高い志望度をアピールすることが大切です。

注意

・誤字
・言葉遣い
・他者のお礼メールとの差別化

【最終面接でうまく話せなかった】次の面接への対策

最終面接で上手く話せず落ちてしまったとしても、次の別の企業に活かすようにする前向きな姿勢が非常に大切です。

過ぎてしまったことはどうしようもできないので、以下で解説する対策をしっかりとして次に臨んでください。

答えられなかった質問への対策

まず、一度答えられなかった質問は必ず振り返るべきです。

自己PRやガクチカは使い回しが多いですが、企業や面接官によって深掘りされる部分は異なります。

これまでの経験を改めて振り返り、特に「尊敬する人」「逆質問」など、意外と対策を忘れがちな頻出質問にも対策を立てておくことが重要です。

これにより、次回の面接で自信を持って答えることができ、印象を改善することができます。

企業のHPやSNSを確認

面接官の相性は運に左右されますが、企業のHPやSNSを確認することで事前に面接官の情報を得ることが可能です。

面接官や社長との共通点(例えば、野球好きや同じ出身校など)を見つけておくと、面接時のトークが盛り上がり、緊張感も減ります。

こうした共通点はアイスブレイクになり、面接官との距離を縮める手助けとなりますので、事前のリサーチは非常に有効です。

模擬面接

模擬面接を行うことで、実際の面接突破に近づくことができます。

模擬面接では、答えた内容に関して深掘りしてもらい、答えられなかった場合にはフィードバックを受けることができます。

さらに、マナーや口調について第三者から評価してもらえるため、内容以外の部分でも好印象を残すための方法を知ることができます。

模擬面接は実際の面接に近い状況で練習できるため、就活生には非常におすすめです。

【最終面接でうまく話せなかった】よくある失敗談

ここからは就活が終わった先輩の失敗談をいくつか紹介します。

同じような失敗をしてしまうと、最終面接で落とされてしまう直接的な原因になってしまうので、全てチェックした上で細心の注意を払ってください。

就活の先輩の失敗談

・筆記試験を替え玉でやってしまいました
・他者との差別化ができませんでした
・遅刻ギリギリで着きました
・面接官の名前を間違えました
・結論ファーストができなかった
・座るタイミングがわからなくておどどした
・普段の癖が出てしまった

筆記試験を替え玉でやってしまいました

まず、替え玉で筆記試験を突破するというのはよくありますが、これは不正行為です。

企業側は不正を見破るため、ウェブテストや筆記テストの内容を面接で聞いてくることがあります。

このような行為が発覚すると、信頼を失い、採用が取り消される可能性があります。

公正に自分の力で試験を受けることが大切です。

不正を行わず、実力を発揮するために、日頃からしっかりと準備をしておくことが重要です。

他者との差別化ができませんでした

面接で「それうちの会社じゃなくてもできるよね」と言われるケースは、準備不足が原因です。

このような場合、自己分析や企業理解、ビジョンの作成が不十分であることが考えられます。

他社と差別化するためには、自分の強みや経験を具体的に示し、どうしてその企業で働きたいのかを明確に伝えることが重要です。

企業の特徴や価値観に合わせて、自分の強みをアピールする準備を徹底しましょう。

遅刻ギリギリで着きました

時間に余裕がないと、心にも余裕がなくなり、準備していても通常以下のパフォーマンスしか発揮できないことがあります。

面接に遅刻ギリギリで到着すると、緊張や焦りが増し、後悔する結果になることが多いです。

また、時間に余裕を持って行動することは社会人としての基本的なマナーです。

余裕を持って行動することで、心の余裕も生まれ、より良いパフォーマンスが期待できます。

面接官の名前を間違えました

面接官の名前を間違えるのは、意外とよくあるミスですが、印象を大きく損ねる可能性があります。

面接の冒頭にしか名前が紹介されないことが多いため、しっかりと覚えておくことが重要です。

特に逆質問などで面接官の名前を使う際に間違えると、失礼な印象を与えてしまいます。

面接官の名前を覚えておくことで、丁寧な対応ができ、好印象を与えることができます。

もし自信がない場合は出来るだけ名前を呼ばないようにするという手もあります。

結論ファーストができなかった

面接では結論ファーストが求められますが、緊張すると長々と話してしまうことがあります。

面接官が求めるのは簡潔で分かりやすい回答です。

質問に対しては、結論を最初に述べ、その後に理由や具体例を続けると良いでしょう。

例えば、「長所は何ですか?」という質問に対して、「私の長所は~です」と結論を先に述べることで、面接官に理解しやすく伝えることができます。

座るタイミングがわからなくておどどした

最終面接は対面で行われることが多く、オンライン面接に慣れていると対面のマナーに戸惑うことがあります。

例えば、ドアのノックの回数や座るタイミング、面接終了時の挨拶の場所など、細かいマナーがわからずにおどおどしてしまうことがあります。

面接のマナーは評価の対象になるため、事前に基本的なマナーを確認し、リハーサルを行うことで自信を持って臨むことができます。

普段の癖が出てしまった

「めっちゃ萎えてしまって」「まじで」「俺」など、普段の口癖が知らぬ間に出てしまうことがあります。

丁寧に話そうと思っていても、緊張するとつい普段の言葉遣いが出てしまい、焦ることがあります。

これを防ぐためには、日頃から意識して丁寧な言葉遣いを心掛け、面接の練習を重ねることが重要です。

丁寧な言葉遣いを徹底することで、面接官に好印象を与えることができます。

【最終面接でうまく話せなかった】メンタルを強く持とう

一度上手く話せなかった経験があると、次の面接でその経験がトラウマとなり、自信を失うことがあります。

しかし、過去は変えられないものの、それを基に行動を変えることは可能です。

自信を持つためには、徹底的な対策を行い、最終面接という最後の関門を突破することが重要です。

しっかりと準備を重ねることで、自信を取り戻し、次の面接に臨むことができます。

過去の経験を教訓にして、前向きに挑戦しましょう。

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ここまで最終面接で失敗してしまった時の挽回方法や次回の面接に活かすための効果的な準備方法について解説しました。

ただそれでも不安が残る就活生の方もいると思います。

そんな時は就活エージェントに相談して対策を一緒に考えてもらうことをおすすめします。

彼らは就活プロで面接対策や同じ失敗をしないようにするためのアドバイスもしてくれるので、是非活用してみてください。

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