HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就活生の多くが参加するインターン。
その中で、営業のインターンには多くのメリットがあり、就活に有利に働きます。
この記事では、営業のインターンの業務内容やインターンに参加するメリット、就活に有利になる理由について解説します。
営業の長期インターンの業務内容
営業の長期インターンの求人は多いですが「営業のインターンって実際何するの?」と疑問を持っている就活生は多いです。
営業職には、 企業相手に商品を販売する「法人営業」と一般の方に商品を販売する「個人営業」の2種類が存在します。
他にも、新たな顧客を開拓するための「新規営業」と既存の顧客との関係性を構築するための「ルート営業」にも分けることが可能です。
このように、いくつかの種類に分けられる営業の業務ですが、仕事の流れは共通している部分が多くあります。
ここから営業のインターンで実際に行う業務を4つご紹介します。
顧客の情報収集
営業のインターンでまず行うことは、顧客の情報収集です。
商品を購入してもらうためには、顧客が本当に求めているものを紹介しなければなりません。
そのためには、 顧客が抱えている課題やニーズを探る業務が必要になります。
また、自社の製品を購入する見込みの高い顧客をリスト化するために情報収集する場合もあります。
法人営業のリストアップの場合であれば、インターネットや業界誌などから販売先を探していくことになるでしょう。
顧客の情報収集が、その後の契約実績を上げるためにも重要になります。
ターゲット層に近い顧客を念入りにリストアップしましょう。
アポイント
営業のインターンで行うことの多い業務が顧客のアポイントです。
商品を販売するために、リストアップした営業先に訪問する約束である、アポイントを取る必要があります。
営業のアポイントを取る手段は、主に3あります。
電話でのアポイント
リストアップした企業に電話してアポイントを取ることを、テレアポと呼ばれています。
就活生が「営業のインターンが大変だ」と考える大きな原因に、テレアポで断られることが多いことがあげられます。
テレアポには、根気強さを求められるでしょう。
メールでのアポイント
メールでのアポイントはメルアポと呼ばれ、これも営業のインターンが行うことの多い業務の一つです。
テレアポに比べ、メルアポは既存の顧客に対してアポイントを取るときに使用されます。
その他の方法
最近ではメールや電話以外にも、チャットやLINEを使う場合もあります。
ただし、 企業間のやりとりは電話やメールが中心です。
そのため、就活生には慣れない適切な言葉遣いや敬語が問われます。
ビジネスメールの文面上では決まり事が多くあるため、普段の生活では身に着けることのできない文章力が身につけることができるでしょう。
アポイントを取る上で重要なことは、相手に興味を持ってもらう流れを作ることです。
アポイントを取るための電話中に、営業先の課題をヒアリングし、その課題の解決策となる自社の商品を紹介しましょう。
これを実践することで、アポイントを獲得する確率は格段に高まります。
商談や納品の同行
営業のインターンでは、アポイントが取れた営業先に商談や納品に同行することも多くあります。
一般的に、実際の商談はインターン生一人ではなく、インターン先の社員と同行です。
同伴した商談で契約に繋がる場合もあり、 この瞬間が営業のインターンの中で、最も達成感を得られる経験といえるでしょう。
また、契約が成立した相手への納品業務にも同伴することもあります。
納品のために営業部のみではなく、製造部や制作部などの協力が必要な場合は、会社全体の業務を経験することができるのです。
アフターフォロー
最後に、営業のインターンで行う業務は、アフターフォローです。
営業の仕事は、商品を納品して終わりではありません。
アフターフォローとは、納品後に商品の問題はないか、新しいニーズや課題がないかなどを確認する作業のことです。
アフターフォローは、顧客との継続的な関係を築く上で重要です。
いい関係を築くことができれば、リピート率が向上します。
そのため、契約を安定して獲得できるかどうかは、アフターフォローをしっかり行えるかどうかに左右されるのです。
営業のインターンに参加するメリット
就活生が営業のインターンに参加するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
世の中の企業について詳しくなる
就活生ならご存知の通り、日本には無数の法人企業があります。
しかし、普段の大学生活では、企業や職業について知る機会は少ないです。
営業のインターンでは、一企業だけではなく多くの他社と関わる経験ができます。
新卒生の退職率が高い現在、あらかじめ会社の特徴や社風、業務内容をチェックすることは重要です。
営業のインターンを通して、世の中の様々な企業や業種を知ることができるでしょう。
ビジネスで儲かる理由や流れを把握できる
社会には様々な企業がありますが、それぞれのビジネスの儲かる流れを把握している学生は少ないです。
しかし、企業の事業にはどのような儲かる理由や流れがあるのかを営業のインターンでは学ぶことができます。
また、大企業が突然倒産する時代だからこそ、就活生は大手の有名企業に就職したとしても安心することができません。
そのため、 どのような企業が生き残ることができるのかを、実際にビジネスの場に身を置くことでリアルな情報を得ることが重要です。
営業のインターンでは、このような現在のビジネスのリアルを把握することができます。
人間関係を構築する方法を学べる
営業のインターンに参加する場合、大企業ではなくまだ無名のベンチャー企業や中小企業の営業のインターンに参加することがおすすめです。
無名の企業では、有名企業に比べて社名で信用を得ることが難しいため、自ら営業先と人間関係を構築し、商品を販売する営業力が必要になります。
営業のインターンでは、どうしたら相手に興味を持ってもらえるかを自ら思考し、実践することで将来活かせる営業力を身につけることができるでしょう。
就活ではどんな点が有利に働くのか?
企業の営業業務を体験することができる、営業のインターンに参加すると、就活においてどのように有利になるのでしょうか。
いくつかの有利になる点をご紹介します。
自信をつけることができる
営業業務の中では、アポイントや商談で断られる経験をすることになるでしょう。
しかし、そんな中で一つでも契約を成功させることができれば、大きな達成感を得ることができ、自らの成長に繋がります。
このように、 営業インターンを通して成長したという自信がつき、就活に有利に働くのです。
面接での話題づくりやPRにつながる
営業のインターンに参加して、失敗した経験やその中で契約を成立させることができた経験は、面接での話題作りや自己PRにつげることができるでしょう。
顧客に接することでビジネスマナーや言葉遣いが身につく
就活生にとって、ビジネスの場に出ることで多くの学びが得られます。
実際に顧客に接する営業のインターンでは、 ビジネスマナーや言葉遣いなど、社会人としての基礎を身に付けることが可能です。
そのまま採用につながる場合もある
最後に、営業のインターンで成果を残すことができれば、インターン先の企業にそのまま採用に繋がる場合もあります。
営業のインターンに参加してみましょう!
営業のインターンでは、顧客の情報収集や商談の同伴など、様々な経験をすることができます。
難しい印象のある営業のインターンですが、積極的に参加することで就活にも有利に働くでしょう。
この記事を読んで、業務やメリットを把握して、営業のインターンに参加してみましょう! 【関連記事】 【ガクチカ】就活の面接で「学生時代に頑張ったこと」を最適に表現する方法 【結論】就活生がインターンに参加する意味なんてあるの?
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