【ガクチカ】面接で「学生時代に頑張ったこと」を最適に表現する方法

【ガクチカ】面接で「学生時代に頑張ったこと」を最適に表現する方法

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サマーインターンの選考を控えている21卒のみなさん。

選考対策は進んでいますでしょうか? 選考の中でも、エントリーシートや面接で必ず聞かれる質問が「学生時代に頑張ったこと」省略して「ガクチカ」と呼ばれるものです。

今回は、面接のシチュエーションで「ガクチカ」をどのようにして面接官により響かせるのかを説明したいと思います。

面接官が面接でガクチカを聞く理由

選考過程でそもそも企業が学生を見ている箇所は大きく2つあります。

1つ目は、「その学生は優秀であるか」です。

2つ目は、「その学生は自社に合う人材であるか」です。

それらを知るために、ガクチカは非常に的を得た問いになります。

まずは 経験のレベルの高さをガクチカの内容で判断します。

学生時代から意欲的に物事に取り組んでいる学生は、企業に就職してからも活躍できる可能性が高くなります。

また、そのガクチカの内容に対して本人が非常に関心を持っており、その経験から自社にエントリーしてくれたということがわかれば、その企業に合う確率が高くなります。

では、ガクチカではどのようなことが評価ポイントとしてみられているのでしょうか。

ガクチカの評価ポイント

「ガクチカ 」では学生の優秀さを判断するために、以下の6つのポイントを評価しています。

・目的意識 ・行動力 ・思考力 ・判断力 ・チームワーク ・ビジネスでの再現性

を見ています。

目的意識や行動力は自分が主体的に考えて行動ができている証拠になります。

周りに流されず、行動できる人材を求めている企業がたくさんあるので、なぜその行動をしたのかをしっかりと考えてみてください。

思考力、判断力はどんなことを頑張ったのかだけでなく、その中でどんな意識を持ちながら頭を使って課題を解決したのかが問われています。

そして、 それらの経験はビジネスにおいてはどのように再現されることなのかを表現できるかが問われます。

周りを巻き込んだ経験や、組織の中で着実にコミュニケーションを図った経験などから、働くとすれば自分はどんな風に働くことができます!という根拠になるでしょう。

また、企業担当者は求める人物像との一致度を確認するために、「ガクチカ 」でその人の人柄や性格や強み・弱みを見ています。

例えばリーダー経験の豊富な人であれば、先頭に立って引っ張るタイプなのか、それとも後ろから支えるフォローシップの強いタイプなのか、人によって異なります。

そうした中から、その企業が求める人物像といかにして一致するのかを紐解いて伝える必要があります。

面接官にわかりやすく理解してもらうためには、エピソードの起承転結を意識して伝えるとよいでしょう。

企業への提出前に、以下のように自らの「ガクチカ 」を見直して上記のポイントが踏まえられているか、チェックしておくのがおすすめです。

ガクチカ作成方法・準備編

ポイントは、各項目に対して最低3回は「なぜそうしたのか?」と自分に問いかけてみることです。

エントリーシートに記載するときとの違いとして、その場で質問を受ける可能性があります。

自分なりには「なぜ?」と考えた上で説明をしていても、さらに「それはなぜですか?」と深掘りされることがよくあります。

このときに焦らず堂々と説明できるように、 面接に臨む前に3回は「なぜそうしたのか?」と考えて言語化しておきましょう。

次に、受ける会社の採用サイトを確認し、 「求める人物像」を把握しておきましょう。

話せるエピソードが複数ある場合は、会社それぞれに対して最適なエピソードを使い分けることができたり、説明するときに主張する部分を柔軟に変えたりできます。

頑張ったことがないという人は

中には自分には頑張ったと誇れるような経験はないという人もいるかもしれません。

そのような人は以下の2つのアプローチを実践することを考えてみてください。

①これから作り出す

就活の初期であれば、まだ本選考まで時間があったりします。

今やっているバイトやサークル活動で少し背伸びをして頑張ったと言える経験を作り出してみるというのは良い手法と言えます。

また、今特段何をやっているわけでもない人でも、夏休みを利用して短期の留学に行ってみたり、ボランティアをしてみたり、長期インターンを初めてみたりとこれから作り出すことができます。

自分には何もないという不安を抱えたままでいるよりは、 一歩動き出してみてこれは頑張ったという経験をしてみてはいかがでしょうか。

②今ある経験を他の人に聞いてもらう

準備編でも経験の棚卸しということをしたと思いますが、自分ではあまり大した経験ではないと思っていることでも、他人からみたら結構すごいことだったということが往々にしてあります。

一度自分の経験を棚卸ししてみて仲良い友達や就活経験者の先輩に頼んで、 ガクチカに使えそうな経験はないかというのを一緒に考えてもらいましょう。

自分では気づかなかった良いガクチカ材料が見つかるかもしれませんよ。

ガクチカ作成方法・実践編

準備がしっかりとできていれば、あとは面接官に対してより良い印象を与えるためのポイントを押さえておきましょう。

結論から話すこと

結論があとにきてしまうと、だらだらと話している印象を与えてしまう場合があります。

そして、選考だけではなくビジネスシーンでも、 限られた時間の中で自分の意見を伝えるときには 結論ファーストで話すことがとても重要なので、いまのうちから癖づけていきましょう。

論理立てて話すこと

エピソードは以下の論理展開で話すことがスタンダードです。

結論→動機・概要→課題発見→解決に向けたアプローチ→結果・得た知見 あくまでも丸暗記ではなく、 自分なりに腹落ちしたロジックをしっかりと頭に入れておきましょう。

嘘はつかず、でも伝え方を工夫してみよう

すごいと思われたいからといって、嘘をついても仕方ありません。

深く掘り下げられていくと必ずボロがでてバレてしまうので、やめておきましょう。

また、仮にバレなかったとしても、自分の人物像を偽ることにもなりかねないので、その後のミスマッチにもなる可能性があります。

すごいエピソードである必要はなく、エピソードがしっかりと掘り下げられているか、課題に対してどんな思考を働かせてどのようにアプローチをしたのか、といったことをしっかりと伝えることができていれば大丈夫です。

インパクトも重要ですが、それ以上に エピソードから学び得たことの方が重要視されるので深く言語化しておきましょう。

深掘りされたときのことを考えてみよう

ESを通過した時点である程度の内容を選考官は見ているはずです。

読んだらわかる内容にわざわざ多くの時間は割かないでしょう。

それ以上にESだけではわからないような内容を聞いてくるはずです。

実際に例としては、

・それを始めた動機はなんですか? ・なぜそのようにモチベーション高く取り組めたのですか? ・達成するにおいて障壁はありましたか?もしあればそれはどのように克服しましたか? ・その経験から何を学ぶことができましたか?

といったものです。

その場でパッと答えるのではなく、 きちんと事前に自分がその経験をしたときのことを振り返って考えるのが大切です。

まとめ

いかがでしたか? ガクチカは全就活生が一度は聞かれる問いです。

特に面接では対話形式で進むので、事前に自分の中で深掘りをしておき、焦らずに説明できるようにしておくと良いでしょう。

面接が緊張して思ったように話せない、という方はぜひ場数を踏んでください。

友達や先輩に聞いてもらうといった方法でもかまいません。

いきなり上手に話せる方がまれなので、自分の口で説明する機会をどんどん増やしていきましょう。

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