HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
就活の中で行われるESの提出や面接では、ガクチカを聞かれることが非常に多くなってきました。
ガクチカを作成した経験のない就活生はどのように作成したらいいかを悩むことでしょう。
このガクチカの作成では、書き出しの良し悪しでその後の文章が読まれるかが決まってしまいます。
そこで今回は、ガクチカの書き出しのポイントと書き方についてを解説します。
最後には書き出しの例文もいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【ガクチカの書き出し】ガクチカについて
就活を進めるうえで、ガクチカという言葉をよく聞くと思いますが、ガクチカとは一体何のことを指し、どのような意味を持つ言葉でしょうか。
何となく意味を理解している状態では、しっかりしたガクチカを作成はできません。
言葉の意味をきちんと理解して作成に取り組むことが、求められるガクチカを作成するための第一歩です。
以下にガクチカの意味を解説しますので、この機会にしっかりと理解して作成に臨みましょう。
ガクチカは何を表すか
ガクチカはESや面接ではもはや定番の質問となっており、「学生時代に力を入れたことの略」です。
就活ではほとんどの企業で聞かれることが多くなり、今では「ガクチカ」として学生の間でも定着しています。
学生時代に頑張ったことを書くわけですが、特に題材は問われません。
自身が学生時代に頑張って取り組んだことや、取り組みによって成果が得られたり、印象に残ったできごとがあれば、それに焦点をあてて書くのが良いでしょう。
混ざりやすいガクチカと自己PR
ガクチカと同じくらいよく聞かれる質問で、自己PRがあります。
自分のことを話す内容としては、似ている部分もあるため、違いをわからずに混同している人も多く見受けられます。
ガクチカは学生時代に力を入れた経験をエピソードで伝えるのに対し、自己PRは性格や人柄が伝わるような自身の強みや能力を伝えるといった違いがあります。
この2つは一見すると似ているようにも感じられますが、しっかりと違いを理解して作成に臨む必要があります。
【ガクチカの書き出し】企業がガクチカを聞く理由とは
就活では、よく聞かれるガクチカですがそもそも企業は何のためにガクチカを聞くのでしょうか。
企業がガクチカを聞く目的をしっかりと理解していなければ、企業が望む答えを返すこともできません。
そのため、まずは企業がガクチカを聞く目的をきちんと理解する必要があります。
以下にその理由を3つに分けて紹介します。
それぞれを確認して、企業がガクチカを聞く理由を理解した上で、自身のガクチカを作成すると良いでしょう。
取り組み方を見ている
1つ目の理由としては、物事の取り組み方を見ていると考えられます。
応募者のガクチカを知ることで、物事への取り組む姿勢を確認し、どのようにして目標達成に向けて行動できる人物であるかを確認しようとしています。
また、目標達成意欲をどの程度持った人材であるかも見極めようとしています。
このため、ガクチカの中では目標に向かってどのように取り組んだのかといった、意欲の部分や過程、最終的にどのような結果となったかまでをしっかりと表現することが重要です。
コミュニケーション能力を見ている
2つ目の理由としては、コミュニケーション能力を見ている点です。
特に面接時では、ガクチカについて話す際の話し方も見られており、評価の対象になっています。
説明する際に、いかに理論的に分かりやすく伝えられるかは、今後の社会人生活でも重要なスキルです。
これらの能力が、どの程度備わっているかを見られていますし、話す時の姿勢や言葉遣いもチェックポイントの1つですので、注意が必要です。
このため、ガクチカをしっかりとまとめることはもちろんですが、声に出して練習することもおすすめします。
自社と合うかどうかを見ている
3つ目の理由としては、自社の社風や理念とマッチした人材かどうかを見ています。
ガクチカを聞くことで、学生時代に何に没頭してきて、どのような問題解決を行ったのかや、目標達成に向けた努力などを確認することで、応募者の人間性が見えてきます。
これらを確認することで、企業は自社にとって必要な能力を持った人材であるかや、求める業務にマッチできる人材であるかを判断しています。
このため、志望する企業への企業研究は事前に行い、どのような社風かなどは確認しておくべきでしょう。
【ガクチカの書き出し】ガクチカを書く前に
まずいきなりガクチカを書き出すことはやめましょう。
その前に準備をしっかりとしておかないとクオリティの低いガクチカになってしまう可能性が非常に高いので、以下で解説している準備は怠らないようにしてください。
ネタさえあればガクチカを書くこと自体はできると思いますが、他の学生との差別化や企業からも魅力的なガクチカにするために、これから解説する点は抑えておきましょう。
業界分析
業界分析は就職活動の出発点であり、これを怠るとガクチカ、志望動機、自己PRにも悪影響を及ぼします。
企業が何を求めているか、業界内での位置付けや競合との差別化ポイントを理解することは、自己PRを的確に構築し、志望動機を深く語るために不可欠です。
さらに、企業分析を徹底的に行い、その企業が直面している課題や業界のトレンドを把握することで、自分がどのように価値を提供できるかを明確に示すことが可能となります。
企業分析
業界分析の次に行うべきは、志望企業を含む様々な企業の分析です。
企業ごとの社風、経営理念、事業内容、強みや競争環境などを深く理解することが、効果的な就職活動には不可欠です。
このプロセスを通じて、自分の価値観やキャリア目標と合致する企業を見極めることができます。
また、企業分析は、面接やエントリーシートでの志望動機の説明をより具体的かつ説得力あるものにするためにも重要です。
幅広い企業を分析することで、自分にとって最適な職場環境を見つけ出し、目指すべき企業の選定に役立てることができます。
自己分析
企業だけではなく、自己分析をしっかりとすることが重要です。
自己分析とは、自分の過去を振り返り、長所や短所、習得したスキルや能力を深く理解する作業です。
この自己理解を深める作業を丁寧に行うことで、自分の強みや改善点を明確にし、それをガクチカや自己PRに生かすことができます。
自己分析を行うことで、自己の価値をより具体的に表現し、就職活動での差別化を図ることが可能になります。
自己分析の方法については、専門の記事やガイドを参考にすると、自己分析のプロセスを効率的かつ効果的に進めることができます。
【ガクチカの書き出し】ガクチカの構成
ガクチカを作成する際には、構成は非常に重要です。
構成が整っていなければ、何を伝えたいのかが分かりにくくなるため、相手にも内容が伝わりにくくなってしまいます。
逆に構成をしっかりと整えた文章は、伝えたいことが明確になり、端的にアピールできる特徴があります。
このため、構成はしっかりと行い、相手に伝わりやすい文章の作成を作成しましょう。
書き出し文
構成で重要になるのは、まずは書き出しの部分の文章です。
ここでは、端的に結論を述べることが重要です。
最初の段階で長い説明を入れてしまうと、分かりにくくなってしまう上に、今後の文章を読み進める興味も薄くなってしまいます。
そのため、書き出しの文章では、できるだけ短い文章で端的に結論を述べることを意識して書きましょう。
具体的な内容を入れる
書き出しの文章を端的に書けたら、次は具体的な内容を記載します。
この具体的に伝える際に注意する点としては、課題や目標→自分がとった行動→行動による結果の流れで分けて書くと具体的で分かりやすい文章になります。
ガクチカに打ち込んだ背景を具体的に説明できると、話の道筋も見えやすく面接担当もストレスなく読み進めることができます。
また、最初から詳細な内容を伝えようとすると、前段が長くなるため話も入りにくくなります。
背景を最初に説明することにより、詳細が伝わりやすく、話も理解しやすくなる効果があります。
中身が読みにくかった場合は、面接担当も最後まで読んでくれない可能性もあるため、印象には残りにくくなります。
読みやすく構成を整えて記載することが大切です。
経験からの学び
具体的な内容や、それによる結果が書けたら、次は経験から何をどのように学んだのかを具体的に記載します。
自身が力を入れて行ってきたことから、何を学んだのかを述べることで最終的にどのように活かしたかまでをスムーズにつなげることができます。
ガクチカに取り組み、定めた目標を達成するために行動した中で、苦労した点や工夫した点などがあるはずです。
これらをよく思い出し、経験してきた内容から得られた強みを見つけ出すことでアピールにつなげることが出来ます。
どのような経験であっても、平坦ではなかったはずです。
途中にあった問題点をクリアするための創意工夫が学びであり、今後の仕事にも活きてくる強みです。
これらをうまくアピールすることで、企業の印象にも残りやすいガクチカを作成できます。
入社後どのように活かすのか
最後に、学んだことから入社後にどのように活かし、活躍や貢献をしていくのかを述べます。
ガクチカを通して経験してきたことから、たくさんの学びがあったはずです。
これらは、前述部分で説明をしていますので、その学んだ内容や強みを企業の中でどのように活かしていくのかを具体的に説明します。
志望する企業や職種によって、求められる人材や必要としているスキルは変わってくるはずです。
このため、その企業の研究をしっかりと行い、どのような人材やスキルを求めているかを掴んでおくことは非常に重要です。
ガクチカを通して、得られた強みがマッチするようなエピソードで締めくくることができれば、より印象を強く残すことができるでしょう。
【ガクチカの書き出し】ガクチカは書き出しが大事
ガクチカを作成する上では、書き出しの部分は非常に大事です。
この最初の入口になる文章がしっかりと書けるかどうかで、ガクチカ全体の良し悪しが決まると思ってもいいほど重要な部分であり、良く考えて作成する必要があります。
具体的にどのような点が大切であり、気をつける必要があるかを、2点に絞り以下で紹介します。
しっかりと理解した上で作成し、書き出し部分で失敗することがないように注意をしてください。
読むかどうか決まる
書き出しがしっかりと書けているかどうかで、その先を読み進めるかどうかまでが決まってしまいます。
これは、自分自身が読み手と考えると分かりやすいです。
自身が読み手であった場合に、読みにくい書き出しの文章をその先まで読み進めていくかを考えてください。
きっと途中で止めてしまうか、最後まで読んでも頭に入っていないでしょう。
面接担当も全く同じであり、書き出しが読みにくい文章では、その先を読まれない可能性が高まりますし、読んでもらったとしても印象に残ることはありません。
このため、書き出しの文章は非常に大事であり、ガクチカ全体の評価に影響を及ぼす可能性があることを理解した上で書き出しを作成する必要があります。
印象が決まる
書き出しの文章でガクチカ全体の雰囲気を感じることができますし、応募者の印象まで決まってしまうことがあります。
読みやすくて分かりやすい内容で書けている場合や、しっかりと構成されている場合などには、丁寧な性格の応募者であるなとの印象を持つでしょう。
逆に構成が考えられていなかったり、乱雑な書き出しでは良い印象を持たれることはなく、評価も悪くなってしまう可能性があります。
人事担当は、毎年数多くのガクチカを読み込んできてる、面接のプロです。
書き出しの文章だけで、全体の雰囲気を把握したり、印象を判断することは問題なくできることでしょう。
細部にまでしっかりと気を配り、注意を払って作成することが必要です。
【ガクチカの書き出し】ガクチカの書き出し2選
ガクチカの書き出しがなぜ重要であるかは理解できたと思います。
また、分かりやすく丁寧に作成しなければならないことも、理解できたと思います。
では、実際にガクチカの書き出しはどのように書けばいいのでしょうか?
書き出しを作成する上でも、構成は必要です。
内容の分かりやすさを出すための構成方法もいろいろとありますが、代表的な方法の2つをご紹介します。
紹介する2つの方法を参考にして、自身の書き出し方法を考えましょう。
端的な書き出し
1つは端的な書き出しで、短く伝える方法です。
例えば「私が学生時代に力を入れたことは〇〇での活動です」といったように、一文で端的に表現する書き出し方法です。
この方法では、結論から端的に伝えることができるため、分かりやすく伝わりやすいといったメリットがあります。
しかし、短い文章であるために他者との差別化ができなかったり、内容自体が薄く見えてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
内容を入れた書き出し
2つ目は内容までをしっかりと入れた書き出し方法です。
例えば「私は全国大会へ出場するために日々2時間の自主練習を継続したことで、実際に出場できた経験があります」といった書き方です。
この方法は、書き出しの部分で何をしていたのかや、目的を伝えることができているため、より詳細に内容を分かりやすく伝えることができます。
ただし、文章が長くなり過ぎないことと、読みにくくなることには注意が必要です。
【ガクチカの書き出し】書き出しのポイント
ガクチカの書き出しを作成する上で、注意しなければならないポイントもいくつかあります。
ポイントに全く注意を払わずに作成を始めると、読みにくく伝わりにくい書き出しになる可能性があります。
以下に書き出しを作成する際のポイントを2つに分けて紹介します。
このポイントに注意をしながら、書き出しを作成することで、読みやすく分かりやすい書き出しを作成できます。
自身のガクチカを作成する際には、参考にしてください。
1文の長さを意識する
書き出しの段階で1文の長さが長くなってしまうと、文章は読みにくく内容が伝わりにくくなります。
最初の書き出しの段階では、できるだけ1文は短く端的に表現した方が良いでしょう。
長い書き出しでは、読みにくいだけではなく、その後の文章を読み進める意欲も失われる可能性があるため、極力避けるべきです。
短く端的に表現をして、分かりやすさを意識するとともに、その後の文章を読みやすくする効果も狙っていきましょう。
なるべく数字を盛り込む
もう1つのポイントはなるべく数字を盛り込むことを意識することです。
頑張りましたや、努力しましたといった表現は、人によって受け取る程度が異なるため、表現が伝わりにくく、誤解を生む可能性もあります。
数字を使って表現することで、誰にでも同じ内容で程度を伝えることができます。
例えば「毎日頑張った」を「毎日2時間頑張った」と表現するだけで、その程度が伝わります。
このように、できるだけ数字を使った表現を意識することで、伝わりやすさが変わります。
【ガクチカの書き出し】ガクチカを書く注意点
ガクチカを書く際の注意点についても解説します。
注意点を怠ると、内容がわかりにくいガクチカになってしまい、伝わりにくくなるため、面接官からの評価も低いものになる可能性があります。
構成を考え、読みやすさを意識して作成する必要がありますが、いくつかの注意点にも気を付けながら作成を進める必要があります。
ここでは、いくつかある注意点の中でも、重要な注意点を1つ紹介します。
難しくはないのでしっかりと注意を払い、作成を進めてください。
専門用語を使いすぎない
一番注意を払うべき重要な点は、専門用語を使いすぎないことです。
ガクチカでは自分の興味があって取り組んだことや、趣味の部分を説明する機会が多いため、意識しなければ、専門用語を多く使ってしまいがちです。
また、自分の中では普通に使う言葉であっても、関心のない人にとっては専門的と感じる言葉も多くあるため、注意が必要です。
専門用語は、その分野での経験や知識がない人にとっては全くわからない言葉になってしまうため、頑張ってガクチカを作成しても伝わらないものになってしまいます。
これらを避けるためにも、単語を意識して専門用語を使いすぎないように注意する必要があります。
【ガクチカの書き出し】ガクチカの書き出しの例文
ここまで企業がガクチカを求める理由や、ガクチカの構成についてを解説してきました。
また、ガクチカでは書き出しが非常に重要であることを伝えてきました。
ガクチカは最初の書き出しに失敗すると、その先を読み進めてもらうことができなかったり、うまく内容が伝わらなかったりするため、書き出しに細心の注意を払う必要があります。
そのため、ここではいくつかの経験に合わせたガクチカの書き出し例を紹介します。
紹介する書き出し例を参考にして、自身のガクチカの書き出しを考えてください。
「ガクチカ」×「部活」の書き出し例文
部活動での経験をガクチカにする際の書き出し例を紹介します。
全部で5つの書き出し例を紹介しますので、自身のガクチカを作成する際の参考にしてください。
・私が学生時代に力を入れて活動したことは、陸上部での活動です。
短距離走に力を入れ、400メートルと800メートルでは、県の記録を持っています。
・私が学生時代に力を入れたのは、バスケ部での活動です。
部長として約100人の部員を率いて、県大会への出場を目標にして、日々努力をしました。
・私は学生時代、ラグビー部のマネージャーとしての活動に力を入れて取り組みました。
マネージャーとして、部員80名のサポートに日々励みました。
・私は学生時代、吹奏楽部での活動に力を入れて取り組みました。
吹奏楽部では、課題曲が10曲ほどあり、完璧に演奏できる必要があったため、日々課題曲の完成度を高めるための努力を行いました。
・私が学生時代に努力して行ったことは、美術部での活動です。
約20名のメンバーと協力しながら、地域のアートイベントへの出展を目指し、日夜創作活動に努力をしました。
「ガクチカ」×「サークル」の書き出し例文
ここでは、サークル活動をベースにしたガクチカの書き出し例文を5つほど紹介していきます。
・大学時代にテニスサークルの広報活動に専念し、効果的な宣伝戦略を展開した結果、サークルのメンバーをわずか1年で100人規模に拡大することに成功しました。
・国際交流サークルの代表として、異文化理解と交流を深めるために50人の部員を統括し、多国籍なイベントの企画・運営を行いました。
・フットボール未経験から始めた学生時代、フットボールサークルでの挑戦を通じて、基礎から学び、チームの一員として成長を遂げました。
・サークル活動を通じて、常に視野を広げ、多様な人々の意見を収集・反映させることを心がけ、包括的なコミュニティづくりに貢献しました。
・大学にダンスサークルがなかったため、自ら代表として有志を募り、2年生時に新たなダンスサークルを立ち上げ、メンバーを集めて活動を展開しました。
「ガクチカ」×「アルバイト」の書き出し例文
次はアルバイト経験でのガクチカの書き出しを紹介します。
同じく5つ紹介しますので、参考にしてください。
・学生時代はアルバイトに力を入れて取り組み、店舗での売上1位を目指して、日々努力をしました。
・私が学生時代に力を入れたことは、居酒屋でのアルバイトです。
お店では100種類近くあるドリンクメニューの作り方を覚え、売上への貢献を目指しました。
・私は学生時代、ケーキ店でのアルバイトに力を入れて取り組みました。
新商品の開発も手伝わせていただき、月間販売数1位を2回獲得したことがあります。
・私は学生時代、カフェでのあるバイトに力を入れて取り組みました。
回転率が重要と教わりましたので、かなり意識をして働きました。
・アルバイトリーダーとして、シフト管理や日々の売上管理に力を入れて取り組んだことです。
ガクチカでアルバイトを書く場合には、こちらの記事も参考になります。
ぜひ、確認してみてください。
「ガクチカ」×「学業」の書き出し例文
ここでは、学業をベースにしたガクチカの書き出し例文を5つほど紹介していきます。
・資格取得に注力し、日々3時間の自己学習を通じて、10以上の資格を獲得しました。 この過程で、自己管理能力と専門知識を深めることができました。
・TOEIC800点以上の獲得を目指し、日常的に英語の勉強に励みました。
この目標達成への取り組みは、私の語学能力の向上だけでなく、持続可能な学習習慣の確立にも繋がりました。
・学業に力を入れ、GPA3.5以上を維持するために継続的な努力を行いました。 この成果は高い学習意欲と時間管理能力の証明となると感じています。
・大学時代は心理学の独学に特に力を入れ、学校の講義を超える深い理解を追求しました。
・高校生から日本経済に貢献する目標を持ち、大学では経済学だけでなく、政治学や国際関係学など幅広い分野の知識を深めました。
「ガクチカ」×「ゼミ」の書き出し例文
ここでは、ゼミをベースにしたガクチカの書き出し例文を5つほど紹介していきます。
・ゼミ長としての役割を担い、50名のメンバーを統率し、ゼミ活動の進行管理を行いました。 この経験は、リーダーシップとチームワークの重要性を深く理解させてくれました。
・遺伝子工学に特化したゼミで、複数の実験プロジェクトを推進しました。 この取り組みは、科学的探求心と問題解決能力を養う貴重な機会となりました。
・セミナー活動に集中し、専門知識の拡充と発表技術の向上に努めました。
このプロセスは、深い学術的理解とコミュニケーションスキルの両方を高める結果となりました。
・ゼミ活動におけるスケジュール管理スキルを磨き、効率的な時間配分と計画立案能力を身につけました。
・ゼミ活動中、研究発表に特に力を入れ、自身の研究成果を幅広い聴衆に向けて発信しました。 この活動は、研究内容の深掘りとプレゼンテーション能力の向上に寄与しました。
「ガクチカ」×「長期インターン」の書き出し例文
ここでは、長期インターンをベースにしたガクチカの書き出し例文を5つほど紹介していきます。
・ITベンチャー企業での営業インターンとして1年間活動し、目標売上100万円を大幅に上回る200万円を達成しました。
この経験は、目標達成への意欲と営業戦略の策定能力を高めました。
・大学1年生から始めたマーケティング職のインターンでは、SNS運用を担当し、フォロワー数を0から2000人に増加させることに成功しました。
この活動を通じて、デジタルマーケティングの実践的なスキルを習得しました。
・大学2年生の時に開始した自社メディアの記事作成インターンに1年間従事し、コンテンツ制作とSEOの基礎を学びました。
この経験は、効果的な情報発信能力の基盤を築きました。
・インターンシップで商品企画に携わり、市場調査から企画立案までの一連のプロセスを経験しました。
この活動は、実践的なビジネススキルを磨く機会となりました。
・商学を専攻して学んだ経済や経営の知識は、幅広いビジネスシーンでの応用可能性を持ちつと確信しています。
「ガクチカ」×「ボランティア」の書き出し例文
ここでは、ボランティアをベースにしたガクチカの書き出し例文を5つほど紹介していきます。
・学生時代、私は地域の環境美化に貢献するため、毎月2回、地域清掃のボランティアに積極的に参加していました。
この活動を通じて、コミュニティの一員としての自覚と責任感を深く理解しました。
・大学在学中、私は2011年の東日本大震災の被災者支援として、物資の配布や仮設住宅での生活支援など、復旧作業に6ヶ月間、ボランティアとして参加しました。
この経験から、困難な状況下でも前向きに取り組む力を身につけました。
・学生時代、私は地元の学童保育で週に3回、子供たちに向けたレクリエーション活動の企画・運営を行い、約2年間で100以上のイベントを成功させました。
この経験を通じて、企画力とチームワークの重要性を学びました。
・私は大学3年生の時、国際文化交流イベントで通訳ボランティアとして活動しました。
10ヶ国以上の参加者と協働し、異文化理解とコミュニケーション能力を高める貴重な機会となりました。
「ガクチカ」×「留学」の書き出し例文
ここでは、留学をベースにしたガクチカの書き出し例文を5つほど紹介していきます。
・イギリス留学中、私はグループプロジェクトにおいてリーダーシップを発揮しました。
この経験は、異文化間コミュニケーション能力とチームワークの重要性を教えてくれました。
・大学2年生の時、自分の中に欠けていた積極性と行動力を養うため、海外留学に挑戦しました。
3ヶ月間のプログラムで、10カ国以上の学生と交流しました。 ・学生時代の目標は、世界中に100人の友達を作ることでした。
大学1年で始めた留学生活を通じ、30カ国以上から友人を作り、多様な文化と価値観を学びました。
・アメリカでの1ヶ月間の短期留学では、未知の環境に自らを放り込むことの重要性を学びました。
20以上の異なる活動に挑戦し、自身の行動力と適応力を大いに高めることができました。
・留学体験を通じて、私は環境適応のスキルを大幅に向上させました。
6カ国を訪問し、各地の文化に触れながら、言語や慣習の違いに柔軟に対応する能力を養いました。
まとめ
ここまでガクチカの書き出しについてを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
就活の中でガクチカは、応募者の人となりを知るための重要なツールになっています。
丁寧に作成する必要があるのは当然ですが、やはり入口となる書き出しは非常に重要であり、注意を払って作成する必要があります。
ここまでの解説を参考にしながら、自分なりの書き出しの作成を目指してください。
ガクチカの書き出しがうまくいけば、全体の成功も近いです。
就活が思い通り進むように頑張りましょう。