面接でのトリッキーな質問への返し方

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面接で基本的な質問としては、「学生時代に頑張ったことを教えてください。

」や「自己PRをしてください。

」「志望動機を教えてください。

」といったものがありますが、中には変わった質問をしてくる企業もあります。

今回はトリッキーな質問について解説していきます。

トリッキーな質問の例

まずは実際に面接中に聞かれたトリッキーな質問を紹介していきましょう。

 

・あなたを他の生き物に例えると何ですか?

・もし100万円もらえるとしたらどう使いますか?

・あなたはいくらもらえれば満足しますか?

・無人島に一つ持っていくとしたら何を持っていきますか

・1分間私(面接官)を褒め続けてください

・面接官にあだ名をつけてください

・明日地球がなくなるとしたらあなたは何をしますか?

・あなた自身を漢字一文字で表すとしたら?

・不登校の生徒を学校に来るように説得するとしたら?

・円周率を言えるところまでいってみてください

・私(面接官)を笑わせてください

・最近感動したことは何ですか?

・坊主にクシを売るにはどうしたらいいですか?

・あなたを嵐のメンバーにたとえると誰ですか?

・自分にキャッチコピーをつけてください

どれも自己PRや志望動機とは全く違った観点からの質問ですね。

面接官はとっさに思いついたことを聞いているのでしょうか?このような質問をする面接官の意図を解説していきます。

 

質問の意図

面接という時間では、面接官が志望者に対して自社に入って活躍してくれるかどうかを見極めています。

そのために複数の質問をし、その受け答えによって判断しているわけです。

例えば、「志望動機について教えてください。

」という質問に対しては、志望者がどのようなきっかけで自社に興味を持ちエントリーするまでに至ったのか、また他の同業他社と比較してなぜうちなのかといったところを知るためといった意図があります。

また、「学生時代に力を入れたことは何ですか?」という質問は、その人がどのようなことに対してモチベーションを持つことができ、その活動をどのようにこなしていったかということを確認しています。

それでは、トリッキーな質問の意図としては何があるのでしょうか?

大きく分けて2つの意図があると考えられます。

対応力を見る

 

これだけインターネットが普及してきているので、学生も面接前に聞かれるであろう質問に対してはある程度準備して行くことができます。

中にはテンプレ的なものを暗記していってそれを話すだけといった人もいます。

企業もそのようなことがわかっているので、あえて普通ではないトリッキーな質問をすることによって学生がどのような受け答えをするかを見ているのです。

これは仕事にも繋がってきて、全く予想していなかったことをが怒った時に社会人であれば落ち着いて対処することが求められます。

トリッキーな質問をする意図には、その場における対応力を見たい側面があるのではないかと考えられます。

自社に合っているかを確認する

 

カルチャーフィットを確認するために変わった質問をすることがあります。

志望動機を聞くだけでは学生の本音を聞き出すのはなかなか難しいです。

そこで、学生が日常的に持っている価値観などを聞き出すためにトリッキーな質問が使われます。

代表的な質問としては「お金がいくらあれば満足ですか?」といったもので、決して年収が高いといえない企業を受けている学生が、お金を第一と考える価値観であれば、その企業とはマッチせずに早々にやめてしまうといったことが起こってしまいます。

トリッキーな質問の回答のポイント

それでは、トリッキーな質問へはどう回答したらいいのでしょうか。

 

まず前提として、その質問の意図をきちんと捉えることです。

カルチャーフィットを確認するための質問なのか、対応力を見ている質問なのかを見分けましょう。

ポイントとしては「前向きで素直に明るく、質問に対してきちんと答える。

まず基本なのが、ハキハキと明るく質問に対して答えることです。

トリッキーな質問が来た時に一瞬困ってしまうこともあるかもしれません。

そういった時は「今の質問について少し考える時間をいただけますか?」と素直に時間が欲しい旨を伝えましょう。

その後の回答も決して嘘で塗り固めたものではなく、自分が考えて出した答えを話すことです。

しかし、いつもうまくいくことはありません。

答えに対して、うまく答えられないこともあるでしょう。

そういった時は、次にそういった質問がきた時にはもっとうまく答えられるように頑張りますと次への意欲を見せられると良いでしょう。

評価にはつながっているのか

一見雑談に見えるトリッキーな質問ですが、上記でも話したように質問には意図があります。

となると、もちろん評価につながってくると言えるでしょう。

 

 

特に対応力を見られている質問に関しては、「回答するまでの時間」「質問に答えられているか」「その回答の説得力と説明力」が評価のポイントとなっていると考えられます。

例えば、「あなたを他の生き物にたとえるとしたら何ですか?」という質問に対して、あなたの回答がアリだったとしましょう。

「私を他の生き物にたとえると、アリです。

私は中高の定期テストでは2週間前には全ての試験勉強の計画を立て、こなしてきました。

またその計画力と実行力を生かして、大学受験も第一志望に合格することができました。

アリはアリとキリギリスの話にもあるように、冬に備えてコツコツと備えることによって将来の利というのを得ることができる生き物であると考えたので、アリだと回答しました。

といった感じで、その回答に対して自分の価値観や過去の経験などと紐づけて説得力のある回答ができると評価が高くなるでしょう。

しかし、その回答自体がカルチャーフィットしていなかった場合、評価はまた変わってくると考えるので、うまく言えたからといって必ずしも評価が高いわけではないということを心に留めておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ただでさえ緊張する面接でトリッキーな質問が来たら焦ってしまいますが、一旦落ち着いてその質問の意図を汲み取り、自分らしい回答ができるようにしましょう。

 

 

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