【知らないとヤバイ?】グループディスカッションで使うフレームワーク4選

【知らないとヤバイ?】グループディスカッションで使うフレームワーク4選

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伊東美奈
Digmedia編集長

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

ロジカルシンキングという言葉は就活をしていると一度は耳にするのではないでしょうか。

その中でもフレームワークと呼ばれる手法が存在します。

今回はグループディスカッションで使えるフレームワークを紹介します。

グループディスカッション(GD)とは

グループディスカッションは、4〜6人程度で構成される小グループに分かれ、指定されたテーマについて深く議論することです。

参加者は各自の意見や考えを共有し、グループとして一つの結論や提案を導き出すことを目指します。

グループディスカッションの目的

グループディスカッションの主な目的は、集団内での個人の立ち振る舞いや貢献度を評価することにあります。

この選考過程では、コミュニケーション能力、積極性、協調性、そして論理的な思考力が重要な評価ポイントとなります。

参加者は、グループとしての目標達成に向けて、どのように意見を交換し、建設的な議論を進め、結論に至るかが評価されます。

これにより、個々のチームワークへの適応能力、問題解決能力が見極められているということです。

グループディスカッションの形式

グループディスカッションには複数の形式があり、それぞれの形式によって内容だけではなく、評価されるポイントなどが大きく変わってきます。

「自由討論型」では、答えのない問題について自由に意見を交わし、討論への取り組み方を重視します。

これは、結論よりも討論プロセスが評価されます。

「ディベート型」では、参加者を賛成と反対のグループに分け、論理的な意見のやり取りを通じて相手の主張の弱点を指摘する能力や、論理的思考力が試されます。

「選択型」では、複数の選択肢から最適なものを選び、グループ内での合意形成や意見のまとめ方が評価対象となります。

最後に、「課題解決型」では、具体的な事例に基づいた課題解決策をグループで討論し、その結果を発表します。

この形式では、解決策の創造性や発表能力が重視されます。

それぞれコミュニケーション能力や論理的思考力、協調性、リーダーシップといった異なる側面を評価するために設計されていることを覚えておきましょう。

グループディスカッションの流れ

ここからは一般的なグループディスカッションの流れを解説していきます。

特に、課題解決型のグループディスカッションの場合、この流れを把握しておくだけで選考等を有利に進められるのでチェックしておきましょう。

前提確認

まず始めにグループディスカッションで重要なステップは「前提確認」です。

この段階では、問題の定義や解釈などの基本的な前提についてグループ内で共通理解をしておくことが大切です。

メンバー間での合意形成をこの段階でして、前提が明確になっていないと、後の議論が発散してしまい、最終的なまとめで意見がまとまらない可能性があります。

したがって、議論を始める前に、全員が同じ前提の上で議論を進めていることを確認することが、効率的で建設的なディスカッションに不可欠というわけです。

ここをしっかり抑えておくだけでも、グループディスカッションがスムーズに進行し、企業からも良い評価を得られることでしょう。

時間配分

グループディスカッションを効果的に進行させるためには、「時間配分」が重要です。

制限時間内で結論を出すことや、効率的な進行を目指すために、事前に議論の各段階に割り当てる時間を設定しておくことが効果的です。

このタイムスケジュールを全員で合意することで、途中で議論が迷走したり、行き詰まった際にも、時間が来たらスムーズに次の段階へ移行することが可能になります。

つまり、時間配分を明確にすることは、議論の焦点を絞り、目標に対して集中して取り組むための安心感を与えてくれるというわけです。

また、最終的なまとめや結論を導き出す時間も確保することができ、時間内に結論を出すための道筋を立てる助けとなってくれます。

論点を抽出する

また、論点を明確に抽出し、それらを構造化して優先順位をつけることもグループディスカッションを成功に導くための重要な要素です。

まずディスカッションをした上で、重要だと思われる議論点を整理し、それぞれに関連性がないか等を探ります。

さらに、焦点を当てるべき点を明確にするため、論点を構造化して整理します。

最後に、限られた時間とリソースを最も効果的に使用するために、導きだしたいくつかの論点に優先順位を付けます。

ちなみにこの過程では、ビジネスで使われるフレームワークを利用することが有効な場合があるので、興味がある人は調べてみてください。

いきなり解決策に飛びつくのではなく、このように課題や論点を特定する作業は非常に重要です。

論点ごとの解決策の立案

グループディスカッションの最終的なステップは、抽出した論点ごとに解決策を立案することです。

各論点をごとに最適な解決策の方針やアイデアを皆で出しあいましょう。

このフェーズでは、クリエイティブなアイデアを考えるためのアイデアブレストや、ロジカルシンキング等の手法が友好です。

場合によっては、フレームワーク等も活用できるかもしれないですが、できるだけ皆で協力しあいアイデアを出すことを心掛けましょう。

そしてさらに重要なのは、提案される解決策が実行可能で、目指すべき成果に対して有効であることを全員が納得感をもって合意することです。

どんな素晴らしい解決策でも、現実感がないものはビジネスの場では評価されないことを肝に銘じておきましょう。

よくあるテーマ

グループディスカッションでよくあるテーマについて形式ごとに紹介します。
・自由討論型:働くことの意味を考えて
・課題解決型:満員電車を減らす方法
・ディベート型:愛とお金どっちが大事か
・新規事業立案型:外国人観光客をターゲットにしたベンチャー企業のビジネスモデルとは?

フレームワークの罠

就活で行われるグループディスカッション。

限られた時間内でアウトプットが求められる際に 「フレームワーク」を有効に活用できると高い効果を発揮します。

フレームワークとは、 意思決定をするために必要な情報を整理するための「型」のこと。

最初に気をつけていただきたいのが、グループディスカッションにおいてただフレームワークを使えばいいというわけではありません。

逆にフレームワークを使うことに囚われて本質を見失うと通過するのが難しくなる場合もあります。

グループディスカッションは、 チームのメンバーと話し合って与えられた課題に対して答えを出すことが本来の目的です。

そこでフレームワークありきの話し合いになってしまったり、適切でないのにも関わらず自分が知っているからといってむやみに使おうとするとチームとして良い議論ができなくなり、結果選考を突破することができなくなってしまいます。

必ずしもフレームワークを使おうとするのではなく、適切なフレームワークが存在して 使ったら議論が前に進むと思う時に使うように提案してみるのがいいでしょう。

しかし、先人たちの知恵を知っていて損はありません。

グループディスカッションで使えるようなフレームワークを紹介していきます。

3C分析

一つ目は3C分析です。

3CとはCustomer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つの頭文字がCであることからこの名前がつけられました。

主に 経営戦略の方向性を再確認したり決めたりする時に使われるマーケティング分析です。

やり方としては、まずCustomerの分析から行います。

サービス市場・顧客をターゲットに、「市場が景気や人口の変動などから、どのようなトレンドを迎えているのか」「顧客のニーズはなんなのか」などを整理していきます。

顧客分析の時に実際の顧客の購買行動まで想像して整理できるといいでしょう。

その次にCompetitor。

もうすでに市場に進出している競合の優位性などを整理していきます。

市場である程度成功している企業であれば、何かしらの顧客を引きつける理由というものがあるはずです。

それが終わるとCompanyの分析に入ります。

競合に比べて自分たちのサービスはどのような優位性があるのか、どのような手を打つことができるのかなどを考えます。

その時にきちんとCustomer分析でわかったニーズを満たしているかどうかも考慮に入れる必要があります。

4P分析

4P分析は、Product(製品・サービス)・Price(価格)・Place(流通)・Promotion(プロモーション)の4つの頭文字を取ったものです。

4つのマーケティングの視点から整理し考えることで、 自社が抱える課題や優位性などを再認識し、次なる経営戦略に生かしていくためのフレームワークです。

Productでは、消費者目線で自社の製品やサービスが魅力的なものとなっているのか、他の競合他社と比べて優位な点は何なのかなどを考察していきます。

Priceは、価格が消費者的目線で適切なものかというもの。

Placeは販売経路などの消費者までサービスや製品が届くまでのルートについて考える要素です。

自社の商品をオンライン・オフラインなどどこで売るのか、それは誰が売るのか、競合はどのような販売戦略を取っているのかなどを整理していきます。

Promotionは、どのように消費者に製品やサービスを知ってもらうかということを考える要素です。

昔であれば新聞広告であったりテレビ広告などが主流でしたが、SNSなど様々なプロモーションチャネルがあります。

それらをどのように活用するのが自社にとって都合がいいのかなどを整理していきます。

AIDMA

AIDMAは「アイドマ」と読みます。

消費者行動を表したフローチャートでそれぞれ、Attention(知る)・Interest(興味を持つ)・Desire(欲しくなる)・Memory(記憶する)・Action(行動する)の5つの頭文字をとったものになります。

皆さんも商品を買う時にどのような行動を取っているかを考えるとわかりやすいかもしれません。

このようにフローごとに整理することで、自社の製品やサービスが消費者が欲しいと思って行動してもらうまでに障壁となっていることを見つけ出すことができます。

たとえ欲しいと思ったところで、購入する場所がわかりにくかったりすると購入するまでに至らないこともあります。

また最近ではより今の消費者の購買行動に近づけたモデルとしたAISAS(アイサス)などもよく知られています。

Attention(知る)・Interest(興味を持つ)・Search(調べる)・Action(行動する)・Share(共有する)の5つの頭文字を取ったものです。

スマートフォンなどが普及してきた現代では、誰でも商品やサービスの口コミを書くことができたりSNSに投稿することができます。

そこまで計算した経営戦略を立てる時にこのモデルがモレなくダブりなく整理してくれるでしょう。

SWOT分析

SWOT分析は、 事業課題や市場機会を分析し発見するフレームワークです。

Strength(強み)・Weakness(弱み)・Oppotunity(機会)・Threat(脅威)の4つの頭文字をとったものになります。

Strengthで自社の強みを整理します。

選んでもらえる理由などを言語化することが大切です。

Weaknessでは競合他社と比べて劣っている自社の現状を把握するようにしましょう。

Oppotunityでは市場の変化やそれに付随しておこる他社への影響などの外的要因について整理していきます。

Threatでは、自社がビジネスをしていく上で障壁となるものを整理していきます。

整理できた後はそれぞれの要素を掛け合わせて分析してみましょう。

例えば強みと機会の2つを掛け合わせて考えてみると、自社が強みを生かしてどのようなビジネス展開にしていけばいいのかという 事業展望を整理することができます。

一方で、弱みと脅威という2つの要素では、自社の不得意とする部分に自社を脅かす恐れのある脅威を掛け合わせているため 事業の撤退やこれだけは避けないとならないことなどを導き出すことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか? フレームワークはあくまでツール、使うことが目的になってはいけません。

そのことを忘れずに状況に応じた適切なフレームワークを使うことができるようにそれぞれのフレームワークの意味をきちんと理解しておくようにしましょう。

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