インターンシップへ参加する前に!身につけておきたいマナーいろいろ

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就活をスタートさせた就活生が臨むのが、インターンシップです。

就活生にとっては志望する企業の社員と対面する貴重な機会。

好印象を残すためにも、ビジネスにふさわしいマナーで臨みたいところ。

インターンシップに参加する学生に向けて、インターンシップで心がけておきたいマナーをお伝えします。

インターンシップの準備としてマナーを身につけるメリット

インターンシップとは実際に企業で働く就業体験の一環です。

そのため、 インターンの参加にあたっては社会人としてのマナーや常識を身につけておく必要があります。

企業の担当者は、下記の理由でマナーを確認しています。

・マナーが身に付いているかどうかで、常識があるかどうかを判断されるため ・一緒に仕事をする仲間として、良好なコミュニケーションが取れるかを判断されるため ・お客さまやクライアントに対して、失礼な態度を取るとクレームの原因になるため

この記事では、インターンシップに参加する前に身につけておきたいマナーに関するポイントを紹介していきます。

これからインターンを受ける人は、是非一読してから臨んでみてください。

インターンシップのマナー1:言葉遣い

インターンシップのマナーで、まず始めに気をつけなければいけないのが「言葉遣い」です。

言葉遣いは気をつけないと、相手に不快な思いをさせてしまい社外の人に失礼があってからでは遅いです。

以下のポイントには必ず気をつけておきましょう。

・相手の目を見て話すこと ・敬語を正しく使うこと 特に丁寧語、尊敬語、謙譲語を間違えないこと

マナーの基本として、相手に誠意を持って話すために目を見て話すことを心がけましょう。

社会人になると敬語を使うシチュエーションは増えるでしょう。

言葉遣いの中でも丁寧語、尊敬語、謙譲語もそれぞれの場面に合わせて使い分けることが大事です。

例えば、丁寧語の「います」は、尊敬語になると「いらっしゃいます」、謙譲語になると「おります」に変化します。

社外の人を指す場合は「いらっしゃいます」、社内の人を指す場合は「おります」を使いましょう。

インターンシップのマナー2:挨拶

インターンシップのマナーとして、次に重要なのが「挨拶」です。

挨拶は社会人の基本でもあります。

元気よく新人らしさを出して、アピールしてみてください。

出社時は「おはようございます」、退社時は「お先に失礼いたします」など、基本的な挨拶はするように心がけましょう。

ただ大きい声をだせば良いというわけでもないので、状況に応じて声の音量にも気をつけてください。

また、何かしてもらったときは 「ありがとうございます」、ミスをしてしまったときは 「申し訳ございません」など、感謝や謝罪の挨拶も重要です。

感謝や謝罪の挨拶は常にできるようにしておくと良いでしょう。

特にミスをした時は素直に謝れるかが大事なので、意識してみてください。

インターンシップのマナー3:時間

インターンシップに限らず「時間厳守」は最も気をつけるべきポイントです。

社会人になると時間に対して厳しくなりますので、今のうちから慣れておくようにしておきましょう。

・インターンシップの面接や参加時の遅刻は厳禁 ビジネスの現場では遅刻は厳禁。

特別な理由がない限り、開始時刻を過ぎてから相手に遅刻の旨を伝えるのでは遅いです。

絶対に遅刻はしないように意識しましょう。

もし遅刻をしてしまった場合は、遅刻理由を正直に話し、到着時刻の見込みを伝えた上で謝罪しましょう。

・5~10分前行動を意識する 常に余裕を持って行動するようにしておいてください。

時間の余裕は心の余裕になります。

・やむを得ない理由で遅刻しそうなときは、遅刻しそうだとわかった時点で早急にインターンシップ先へ連絡を入れる 電車の遅延や事故に巻き込まれた時は、いち早く連絡をいれるようにしてください。

やむを得ない理由であれば企業側も誠実に対応してくれるはずです。

インターンシップのマナー4:服装

インターンシップ時は「どんな服装で行けば良いの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

服装はよく見られますポイントなので下記の点に注意してみてください。

・身だしなみに気をつける 身だしなみがだらしないと「仕事もだらしない」と思われてしまうことがあります。

見た目は大事なので、服装に汚れがないかなど細かい所にまで気を遣ってみてください。

・服装の基本はスーツ 業界・企業によって適切な服装は異なります。

IT系であれば私服でも大丈夫ですし、金融系であればスーツで行くべきでしょう。

事前に服装の指定についてある場合は聞いておくようにするのがベスト。

もし「特に指定はありません」と言われたらスーツで行くのがおすすめです。

オフィスカジュアルで良い場合も、清潔感のある服装を心がけ、カジュアルになりすぎないように注意しましょう。

・ヘアスタイルは、男性も女性もワックスできれいにセットしておく ヘアスタイルは派手すぎず、就活生らしいものを心がけてください。

ヘアスタイルに気を使うことも社会人では必須です。

・女性はメイクが派手になりすぎないように気をつける 女性の場合は、付け爪ネイルなども派手なものは控えるか、取り外しておきましょう。

インターンシップのマナー5:電話

インターンシップでは「電話対応」をすることもあるでしょう。

その時に社外の人と話をして失礼がないよう下記のポイントに注意してみてください。

・電話は3コール鳴る前に取る 電話は早い段階で取りましょう。

3コールがすぎてしまうと、相手からは「不在かな?」と思われてしまうので注意してください。

・電話では声のトーンを上げて話す 電話はお互いに顔が見えない分、普通に話していても相手からはワントーン下がって聞こえてしまうケースがあります。

電話は顔が見えないので非常にコミュニケーションが取りづらいもの。

電話担当者が暗いと、自社も暗い雰囲気だという印象をあたえかねません。

意識的に声のトーンを上げて話すようにしましょう。

・明るい声でハッキリと話すと良い どんな時もハキハキとした声で話すことで、相手に明るい印象を与えることができます。

・相手の名前と用件を正確に聞き取ること 必要があればメモをとるようにしてください。

もし、その電話が誰かへの伝言である場合は名前と用件だけでも必ず聞くようにしてください。

インターンシップのマナー6:報連相

最後にインターンシップ中の「報連相」について解説していきます。

報連相は、報告・連絡・相談の略です。

社会人だと基本中の基本ですので、必ず癖づけておくようにしてください。

・インターンシップ中に業務を指示されたら、必ず報連相を心がける わからなければ一人で悩まずに報連相をしてください。

考えてもわからない場合は、上司に相談をしてみましょう。

その時に気をつけるのが、自分の考えがある上で質問をするようにしてください。

何も考えていない状態で相談をするのは失礼です。

・指示をされたらメモを取りながら正確に聞き取る その時は覚えていても、5分も経てば内容を忘れてしまうのが人間です。

メモを取ることで用件を忘れないで済みます。

・業務が終わったら報告をする 業務が終わったら必ず報告をしましょう。

その際、「結論ファースト」で伝えることを徹底してみてください。

業務の結果から話し、そうなった理由や経緯を伝えます。

結論から話すことで、相手に理解してもらいやすくなります。

インターンシップではマナーを守ろう

いかがだったでしょうか? インターンシップに参加する際のマナーについて知りたい学生を対象に、インターンシップで心がけたいマナーを解説していきましたが、意外と注意するべきポイントはたくさんあったかと思います。

インターンシップでは、マナーが悪いと悪印象を与えてしまい、その後の選考に影響を与えてしまうこともあるかもしれません。

基本的なマナーのポイントを押さえてインターンに参加してみてください。

 

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