A. GDクラッシャーのタイプに応じて適切な振る舞いをしてください。
GDクラッシャーは大まかに以下のタイプに分けられるでしょう。
能力が足りないにも関わらず、リーダーやファシリテーターの役割には固執する人のこと。
議論よりも自分が目立たいために動き、我が強い傾向にあります。
[対処法] ・役割分担のときに、その人が議論を進められるか見極める
他の人の意見を否定するばかりで、議論の収束を阻む人のこと。
一見正しそうなことを言っているため、本人は気づいていない可能性も。
[対処法] ・ 本人に議論を停滞させている自覚を促す ・代案を求める
覚えたてのフレームワークに無理やり当てはめて議論を進めていこうとするタイプ。
本質的な思考を見失ってしまうこともあるので要注意。
[対処法] ・「フレームワークを使うことで何が得られるの?」と議論に対する有効性を問う
全く意見を出さないことによって議論を停滞させるタイプ。
同じグループに一人だけなら適宜話を振って発言を促すことで対応できますが、 複数いるGDは地獄です。
その人への対処をどうするかが、GD評価の基準にもなっています。
[対処法] ・発言ハードルが低い問いを投げる ・指名して意見を求める ・「Yes/No」クエスチョンで意見を引き出す GDを経験していれば、一度は出くわすGDクラッシャー。
GDクラッシャーが他の学生である想定で対処法をお伝えしましたが、 実は自分もクラッシャーとなる可能性があります。
人の振る舞いを見ながら、自分自身も良い議論をつくれるように 練習していきましょう。
【関連記事】
GDでのクラッシャーとはどのような人なのでしょうか?またその対策について紹介していきます。