HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就活で気をつけたいポイントの1つがバッグです。
スケジュール帳や筆箱、メモ帳や本など、就活に必要なものは意外と多く、持ち歩くために就活用のバッグを持つことになります。
この記事では、就活でリュックを使ってもいい場合と、就活に適したバッグの特徴について解説します。
就活で使うならどんなリュック?
最近は、ビジネスマンがスーツにリュックを背負っている姿を見ることが多くなってきました。
しかし、就活ではリュックではなく、基本的には就活用のバッグを利用することがおすすめです。
ただし、業種やインターンの内容によってはリュックでも構わないケースもあります。
この記事では 「就活にリュックを使用してもいいのか」や「就活に適したバッグの特徴」について解説していきます。
バッグのマナーを把握した上で、堂々と就活に臨みましょう。
就活に適したバッグの特徴
就活用のバッグを選ぶ際に押さえておきたいポイントが3つあります。
A4サイズが入る
就活に適したバッグの特徴の1つが 「A4サイズが入る」ことです。
就活中は履歴書やエントリーシートを持参したり、説明会で企業の資料を受け取ったりする機会が多くあります。
その中には、履歴書など折り目をつけてはいけない書類もあるため、A4が入るサイズのバッグを選ぶことは必須です。
撥水加工がある
就活バッグに適した特徴の2つ目は 「撥水加工がある」ことです。
移動中に雨が降ってきた場合、企業に提出するエントリーシートなどの書類が濡れてしまうことを防ぐ必要があります。
また、面接会場に到着してもバッグが濡れている場合、床や椅子を汚してしまったり、見栄えが悪かったりとデメリットが多いです。
そのため就活用のバッグを選ぶ際は、撥水加工があるものを選ぶようにしましょう。
床に置いたときに自立する
最後の特徴は 「置いたときに自立する」ことです。
面接会場などではバッグを足元に置くことがあります。
その際にバッグが倒れてしまっては見た目が悪くなり、面接官にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
就活バッグは自立するものを購入し、置いたときにスマートな印象を与えるようにしましょう。
就活でリュックを使わないほうがいい理由
両手が自由になることや荷物が多く入るなどのメリットが多いリュックですが、一般的に就活ではリュックではなくバッグが使われます。
もちろん業種や面接内容によってはリュックを使用できるケースもあります。
ここでは、就活でリュックを使用しない方がいい4つの理由を見ていきましょう。
カジュアルな印象がある
一般的にリュックはカジュアルであるイメージが浸透しています。
そのため、ビジネスの場である面接会場や説明会では、 カジュアルな印象を与えるリュックはふさわしくないと考えられることが多いのです。
リュックの中でも素材や色合い、デザインによってビジネスシーンでも使えると考える学生もいますが、リュックである時点で面接官にカジュアルな印象を与える場合もあります。
就活においては、カジュアルでない、就活用のバッグを使うようにしましょう。
書類のサイズに適さない
リュックは構造上の問題から、エントリーシートなどの企業に提出する書類を取り出しにくい場合もあります。
時間が限られている面接などで、 書類の取り出しに時間がかかり面接官を待たせてしまうことは、好ましくありません。
また、リュックはA4サイズに合わせた構造になっていないため、就活関係の大事な資料がシワになってしまうことがあります。
自立しないものが多い
面接会場などでは荷物を足元におくことが多くあります。
リュックで会場に参加している場合、 自立せずに倒れてしまって見た目が悪く面接官にマイナスの印象を与える可能性が高いです。
そのため、就活にはリュックではなく自立するバッグを持って臨むようにしましょう。
スーツにシワがつく
見逃されがちですが、リュックを背負うことで スーツにシワがついてしまったり、摩擦で傷つけてしまったりすることも、リュックが就活に適さない理由の1つです。
もしもリュックを背負って面接会場へ向かっている間に、スーツにシワがついてしまった場合、面接担当者に良い印象を与えることはないでしょう。
リュックを使ってしまいがちなケース
就活ではリュックは好ましくない理由について解説しましたが、そのマナーがわかった上でリュックを使ってしまいがちなケースがあります。
遠方へ面接にいく場合
遠方へ面接を受けに行く場合は荷物が多くなるため、就活バッグに全て入り切らない場合があります。
その際は、リュックを選ぶことは止むを得ないと判断する学生がいますが、あくまでリュックはカジュアルだと認識している採用担当者がいることを忘れてはいけません。
荷物が多くなってしまう場合は、 面接用のバッグと別に荷物を入れるキャリーバッグを用意し、コインロッカーなどに預けてから面接に臨みましょう。
また、就活用のバッグであっても荷物をパンパンに入れてしまうと見た目が悪くなるため、必要なもの以外は入れないことが大切です。
面接が私服で良い場合
面接の服装が私服でよい場合、リュックを選ぶ就活生がいます。
しかし、就活での「私服」とは普段のラフな格好ではなく、なるべくフォーマルに近いオフィスカジュアルの格好を指している場合が多いです。
そのため、リュックではなく、社会人のオフィスカジュアルとして通用するバッグを選んだほうがよいでしょう。
リュックを使っても良いケース
基本的にバッグが望ましい就活ですが、企業、業界や事情によってはリュックを使用してもいいことがあります。
ここでは2つのケースについて紹介していきます。
私服のセンスが問われる場合
アパレル業界では、面接には本人の私服で来るように指定され、私服のセンスをチェックするケースもあります。
その場合は、 自身のセンスで服装に合わせたリュックを使用することはマナー違反とされることはないでしょう。
アパレル業界では、一般的であるリクルートスーツや就活用バッグで面接に臨んでしまうと、かえって評価を下げてしまう場合もあります。
ただし、あくまで面接であるためカジュアルすぎるものや派手すぎるものは避けるように注意しておきましょう。
自由な社風を持つ業界の場合
IT企業や外資系企業、ベンチャー企業は、本人の実力を重視する業界です。
そのため、 バッグのような持ち物のマナーをそれほど重視しないことが多くなります。
ノートパソコンや大型タブレットを持ち歩く業界だからこそ、機能性の高いリュックが逆に推奨される企業もごく稀にあるほどです。
ただし、就活中は派手なリュックを使用せず、黒やグレーのシンプルなデザインのものを選ぶのが良いでしょう。
就活ではリュックではなくバッグが好ましい
この記事では、就活においてリュックが好ましくない理由や、就活に適した手提げや肩掛けバッグの特徴について解説しました。
また、就活では今回紹介したバッグの種類だけでなく、スーツや髪形などの身だしなみも重要になるので注意しましょう。
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