【外資系志望者向け】外資系企業のインターンの特徴とは

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

外資系企業でのインターンを希望する学生は多いことでしょう。

外資企業と日本企業では、その性質や求める人材に違いがあります。

外資系企業のインターンではどのようなことが重視されるのかを確認し、準備していきましょう

外資系企業のインターンの特徴とは

外資系企業のインターンには、日本企業のインターンとは異なる特性があります。

選考段階から違いがあるため、事前にその内容を知らないとインターンに参加できなくなるかもしれません。

外資系企業への就職を希望する学生は、外資系企業で求められる人材やインターンの特徴などをしっかりと理解し、事前に準備をしておくことが重要です。

この記事では外資系企業への就職を希望する学生が知っておくべきインターンの特徴とはどのようなものがあるのか。

日本企業のインターンとの違いとあわせて解説します。

外資系のインターンは内定獲得への登竜門

外資系企業の中には、内定直結型のインターンシップを行っているところが多くあります。

一つは「インターンの参加者のみが本選考に進めるケース」。

もう一つは「優秀な学生であればインターンシップ参加の時点で内定選考の対象となるケース」です。

このため、インターンに参加する選考段階から厳しい振り落としがあるケースも少なくありません。

外資系企業のインターンシップに応募する場合は、内定獲得を視野に入れて本気で臨むことが必要なため、選考段階から準備を怠らないようにしましょう。

また、内定に直結する可能性があるため、本気でその企業へ就職する意思がある場合のみ、インターンに申し込むようにしてください。

外資系企業で求められる人材とは

一般的に外資系の企業で求められる人材は、自分の意見をどんな相手に対しても臆せず伝えるプレゼンテーション能力のある人です。

そのために必要となる資質がいくつか挙げられます。

外資系企業で求められる人とは以下の資質を持った方です。

【外資系企業で求められる人材】

・語学堪能な人

語学力はほとんどの外資系企業で求められます。

英語はもちろんのこと、本社がある国の母国語を話せる学生は有利でしょう。

・論理的思考ができる人

外資系では、主観的でなくロジカルな考え方が重視される傾向にあります。

インターンでも論理的思考力が高い人材が歓迎されるでしょう。

・成果を出せる人

日本企業では根回しやプロセスに重きが置かれることも多くありますが、外資系では成果が重視されます。

学生でもインターン期間中に成果を出せると良い自己アピールになるでしょう。

・自己主張ができる人

日本企業のように「場の空気を読んで言いたいことを黙っている」という姿勢は、外資系では歓迎されません。

インターンでも自分のオリジナルの意見をしっかりと持ち、自己主張できる人が必要とされます。

日本企業と外資系企業のインターンの特徴と違い

日本企業のインターンと外資系企業のインターンでは、その捉え方や就活における位置づけに違いがあります。

それぞれの特徴と違いにはどのようなものがあるのでしょうか。

【日本企業のインターンの特徴】 ・大きく分けて短期インターン、長期インターンの2種類がある ・1day開催のインターンが多い傾向にある(職場体験、業務体験型) ・グループワークを行うことが多い ・学生が自社で活躍できる人材かどうかを見ているか、採用に直結するとは言い切れない
【外資系企業のインターンの特徴】 ・長期インターンがメイン ・実践形式のインターンが主流で、実際の職場でスキルを身につけながらビジネスを学ぶことができる ・学生であっても入社後、戦力になるかどうかを見ていて、インターン中に活躍できれば採用につながる可能性もある

日本企業では1日~1ヶ月程度の短期間のインターンを実施する傾向が多く、座学やグループワークが中心です。

学生は企業を知る場、自己アピールできる場として活用できます。

企業サイドはその学生が ‟将来活躍できる人材か” を見ていることが多いでしょう。

一方、外資系企業では1ヶ月間のインターンが主流になっています。

長期間をかけるため、座学やグループワークなどでなく実務に関わることがほとんどです。

企業サイドは、その学生は ‟即戦力として活躍できる人材か” を見極めています。

外資系企業のインターンは一定期間実務にかかわるため、給与をもらうことが主流です。

同時に一社員と同じく仕事に対する責任が発生し、成果を求められるという一面も。

学生がいきなり社会人として働く外資系企業のインターンは大変ですが、大きく成長できる機会になります。

またインターンの中である程度の成果が出せると、内定につながる可能性が高いことが外資系企業のインターンの特徴です。

中にはインターンに参加しないと内定をもらえない企業も存在しています。

外資系インターンの選考時期や選考内容とは

企業によって差異はありますが、 一般的な外資系企業のインターンのエントリー開始時期は6月上旬から7月中旬が多い傾向にあります。

選考内容はES提出、筆記試験やWebテストの受験、グループディスカッションやケーススタディ、面接といった内容が主です。

筆記試験やWebテストは難易度が高い傾向にあり、十分な準備せずに受けると貴重な機会を失うので気をつけましょう。

また面接では謙虚さや努力する姿勢をアピールするよりも、自分がその企業でどのようなことができるか、自分の持っている意見は何かを明確にいえることが重要となります。

外資系企業のインターンを希望する学生はマニュアル化した対策ではなく、よりオリジナリティーのある意見を言えるように準備しておくことが大切です。

日頃からニュースや実際に身の回りで起こる事象に対して、客観的な視線で分析をし、自分の意見を言えるように訓練しておくとよいでしょう。

外資系企業のインターンに受かるためのポイント

外資系企業のインターンはレベルが高いものが多く、インターンの選考段階で落されてしまうことも少なくありません。

万全の準備をして望む必要があります。

・筆記試験やWebテストの対策は万全に 日本企業の適性検査に比べ、難易度が高いものが多い傾向にあります。

また筆記試験やWebテストも高難易度です。

SPIの対策だけでは不十分なこともあるので、インターン選考を受ける前には試験対策をしておくことが大切でしょう。

・英語力を磨いておくと高評価に繋がる

外資系企業には外国人が多く働いており、日常会話レベルの英語力が必要です。

また実践的なインターンシップをこなうためには、学生にも高い英語力が求められます。

その企業が関わる業態で使用される専門用語の英語もあわせて勉強しておくとよいでしょう。

外資系企業に就職したい人はインターンに参加しよう

内定に直結する可能性もある外資系企業のインターン。

人気が高く、参加を希望する学生のレベルは高いため、インターン参加の選考からハードルが高い可能性があります。

しかし外資系企業へ就職したい学生にとっては、実践経験を積み、自己アピールを最大限に生かせるチャンスです。

また外資系企業には終身雇用の考え方がなく、常に成果を求め続けられます。

外資系企業への就職を希望する人は、インターンに参加して社内の雰囲気や仕事を経験しておくことが、後悔のない就活につながるでしょう。

外資系企業のインターンは事前情報を収集し、準備をしてから臨むことが大切です。

外資系企業の情報やインターンの参加方法は、digmeeで検索できます。

まだ外資系企業にするか悩んでいる方もお気軽にご相談ください。

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