【例文あり】300字のガクチカを完璧にする方法!知らないと損するポイントを徹底解説!

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就活で企業に提出するエントリーシートでは学生時代に特に力を入れてきたこと、いわゆる「ガクチカ」に関する質問をよく聞かれます。

採用担当者にとってガクチカはその学生がどのような人物なのかを知るための重要な評価基準となるもので、魅力的なガクチカを書くことができれば内定の獲得に大きく近づくことができるでしょう。

ここでは文字数別に魅力的なガクチカの書き方を紹介します。

例文も掲載しているのでぜひ参考にしてください。

【300字でガクチカ】ガクチカとは

ガクチカは、ESや面接で企業から最も質問される「学生時代に最も力を入れたことは何ですか?」という質問を指す就活用語です。

長所や強みを伝える自己PRと取り組んだことを伝えるガクチカでは、評価される内容が異なります。

ガクチカは何を経験したかや結果よりも、取り組みの過程が重視される特徴があります。

なぜなら、取り組んだ過程からは、価値観や性格、何がモチベーションを維持させるのかが読み取れるからです。

企業に評価されるガクチカを書くには自己分析を行い価値観の洗い出しをして、その価値観を表す象徴的なエピソードを伝えましょう。

このときエピソードは企業に状況が伝わりやすいように、具体的に述べることが重要です。

【300字でガクチカ】企業がガクチカを聞く理由

自分の良さを指定されて限られた文字数の中でアピールするには、採用担当者が何を知りたいのかを把握することが鍵となります。

採用担当者は、社風に合う人柄なのかや価値観や性格は自社の仕事に適しているのかなど、入社後に良い人間関係を築けるのかを知りたいと思っています。

また、社員と協力して集団行動ができるコミュニケーション能力はあるのかも重要視しています。

これらの観点を適切に織り込みガクチカを作成しましょう。

社風と合うか

どのような仕事でも職場の人間関係は、仕事の能力を100%発揮し長期的に活躍するための重要な要素です。

なぜなら、良い人間関係が構築できれば周囲の協力を得て本来の実力を十分に発揮でき、さらに積極的に周囲から仕事内容を教わりやすくなるからです。

反対に社風に合わず職場に馴染めない場合、良い人間関係を築けずに協力が得られず仕事に支障をきたす可能性があります。

企業は長く働く人材を求めており、そのためには社風に合う人柄であり職場の人間関係を良好にできることが重要です。

また、社風の影響を受けて形成される社内の雰囲気や仕事に取り組む熱意に適した人柄をもつ就活生は、入社後に相乗効果が期待されるでしょう。

価値観・性格

どのようなことに興味や関心を持つのかをガクチカとして取り組んだ内容から判断しています。

取り組むと行動を起こす基準や目標設定は、価値観を満たすために設定するためその人の価値観が現れる部分です。

取り組みを継続する過程でどのような思考や感情を抱いたのかで、性格や人柄を表すことになります。

また、結果が出るまで継続するモチベーションにも性格が現れる部分です。

特に、困難や課題を乗り越えるときや苦境に立ったときの行動には、性格と人柄が鮮明に現れるためエピソードに含めることが重要です。

また、どのような役割を担いどのように物事と向き合い取り組むのか、そして人間関係をどのように築くのかにも注目しています。

コミュニケーション能力

入社後は単独で行う仕事はあまりなく、他の社員や顧客、協力会社など複数人が関わり合いながら仕事を遂行するのが一般的です。

そのため、円滑なコミュニケーションを取って集団行動ができることが企業に評価されます。

複数人で行った活動だと必ずコミュニケーションが重要になるため、コミュニケーション能力を表すガクチカのエピソードとして適しています。

社会人に求められるコミュニケーション能力は、必ずしも活発に発言したり、共に行動することだけではありません。

相手の意見を正確に受け取り理解するリスニングスキルや自分自身の感情コントロールを行えて、相手の感情に配慮しながら問題解決に向けて意思決定を行うことも含まれます。

【300字でガクチカ】文字数の過不足への対処法

ここでは、文字数が多い場合と、少ない場合で、どのように対応していくのかを考えていきましょう。

文字数の過不足があると、どちらにしても評価されるガクチカにすることはできません。

文字数の合わせ方を知り、ガクチカをさらにレベルアップさせていきましょう。

文字数が多い場合

文字数が多い場合、いらない部分を削っていく必要があります。

具体的にいらない部分とは、なくても伝わる部分や短くまとめられる文・単語といったところです。

例えば、コミュケーションを対話や会話と言い換えたりすることで文字数を削ることができます。

また文末表現を変化させることで、文章を削減することができます。

こういった工夫で、文章をスリムに、わかりやすくしていきましょう。

文字数が少ない場合

就活生の多くは、文字数が足りないという悩みを抱えてしまう傾向にあります。

そこで、文字数を増やしていくための考え方として、具体的な経験を深掘りしたり、感情や思いを入れたりするという方法があります。

具体的な経験を深掘りするとは、経験したときの状況・課題について深く考え、そこから得られたものを自分なりに考え増やしていくという行動のことです。

こうすることで、より深いガクチカになり中身のある文章になります。

また感情を入れることでより状況が具体的になっていきます。

【300字でガクチカ】評価されるガクチカを作るための注意点とは?

ここまでは制限文字数の違いによるガクチカの書き方の違いについて説明してきましたが、基本的な部分について共通点も多くあります。

ガクチカで何よりも大切なのは、「学生時代にどんなことに力を入れたのか」、そして「その経験から何を学んだのか」ということを説明して、採用担当者に自分の人となりを理解してもらうことです。

そこで、ここでは文字数に関係なく、採用担当者に良い印象を与えるガクチカの書き方について説明します。

全体の8割は絶対に埋める

ガクチカに文字数制限があるときは、最低でも指定文字数の8割以上、できれば指定文字数ギリギリまで書くようにしましょう。

400字以内という指定があるのに200字、300字しか書かれていなくて余白が目立つエントリーシートは、読む側に「やる気のなさ」や「志望意欲の低さ」を感じさせてしまうからです。

これは、文字数指定がない場合も同様です。

記入欄の余白が目立つことがないように少なくとも8割以上は文字で埋めるようにしましょう。

文字数指定がない場合、書くことがないからといって大きな文字で書くのはNGです。

また、文字数を増やすために余計な接続詞を足す学生や回りくどい表現を使う学生がいますが、これは内容をわかりにくくしてしまうので絶対にやめるようにしましょう。

エピソードは1つのみにする

ガクチカで自分の良さをよりアピールするために、複数のエピソードを書きたいと思うひともいるかもしれません。

ガクチカでは、文字数制限がない場合でも1つのエピソードに絞らないと、担当者に伝えたいメッセージがぼやけてしまいます。

加えて、文字数制限がある中で複数のエピソードを用いると、一つ一つのエピソードに使える文字数が限られてしまいます。

その結果、詳細を具体的に伝えることが難しくなり内容が薄く曖昧になります。

これでは印象に残るガクチカを作成するには逆効果です。

ガクチカは、伝えたい数あるエピソードの中から企業の求める人物像とあっているものを1つ選び、エピソードを深掘りして情報を濃く伝えることが重要です。

具体的に述べる

ガクチカの記入欄に「私は学生時代にアルバイトに力を入れていました」と経験だけを書いてしまう学生がいますが、これはNGです。

これだけでは、その学生の人となりを知ることができないからです。

企業がなぜ学生のガクチカをエントリーシートに書かせるのかといえば、その学生の人となり、具体的には「強み」や「価値観」、「物事への取り組み方」などを知り、自社に必要な人材かどうかを見極めるためです。

そのため、自分が企業にとって必要な人材であることをアピールするためにも、エピソードを交えて具体的に述べることが何よりも重要になります。

また、成果などについて言及する場合は客観的な物差しとなる数字などを使うと内容がより具体的なものとなるでしょう。

嘘や見栄を張らない

学生の中には「学生時代に特に頑張ったことがないのでガクチカに書くことがなくて困っている」という人もいるかもしれません。

そんなとき、ついつい「嘘を書いてしまおうか」と考えてしまうこともあるかもしれませんが、嘘はできるだけ書かないようにしましょう。

もちろん、エピソードは100%本当のことである必要はありませんが、0からでっち上げるのは危険です。

ちょっとした質問でもボロが出てしまい、かえって評価を下げてしまうことがあるからです。

また、少しでも自分を良く見せようとエピソードを盛ったりすることもあると思いますが、無理をしてうまい言い回しを用いるよりも、ストレートな表現で「自分という人間を知ってもらう」という気持ちが大切になってきます。

文字数制限は絶対守る

ガクチカに書きたいことがたくさんあるにも関わらず、文字数が足りなくて困っているという学生もいるかもしれません。

「ちょっとくらい文字数をオーバーしてしまったとしても、たくさんアピールしたほうが採用者に良い印象を与えるのではないか」と考える学生もいるかも知れませんが、結論を言えば文字数制限オーバーはNGです。

文字数をオーバーした学生は企業側から見れば「ルールを守ることができない学生」であり、評価的にマイナスとなってしまうからです。

文字数がオーバーしてしまう場合は「重複した内容がないか」「同じ意味を持つより短い言葉で言い換えが可能か」などをチェックして、より簡潔で内容の伝わりやすい文章を作成するようにしましょう。

【300字でガクチカ】ガクチカの構成

ガクチカを300字で書くときは、文字数が決まっていて全体の流れの把握が必要になるからこそ、構成を意識して作成することが重要です。

伝わりやすいガクチカの構成に沿って内容を書けば、採用担当者は題材や全体的な流れをスムーズに把握できます。
構成の流れは下記のとおりです。

1.結論

2.課題・目標

3.取り組み

4.結果・学び

伝わりやすいガクチカは、はじめに結論部分に触れ、課題・目標を伝えたあとに具体的な取り組みを述べて、最終的に結果・学んだことを書くのが基本の構成になります。

以下からは、項目ごとに重要なポイントを見ていきます。

結論

結論は、簡潔に取り組んだことを言い切り明確にしましょう。

例えば「学生時代に最も力を入れて取り組んだことは〇〇です。」といった文です。

そうすることで何を伝える文章なのかが明らかになり、聞き手が話の内容に集中できます。

物語は最後まで結論が明かされない起承転結が読者を惹きつけて良いとされています。

しかし、ビジネス文章では結論や主張が分からない文章は、最後まで読まれない可能性があるので注意が必要です。

課題・目標

ガクチカのエピソードになぜ取り組んだのか理由を述べることが大切です。

最も力を入れて取り組むには、大きな課題を感じたため目標を明確にして行動を起こすことにしたからではないでしょうか。

そのように行動の原動力になることに価値観や人柄、性格が現れる傾向があります。

それはガクチカで企業が注目している項目のため、明確に述べることが大切です。

また、目標は数字など客観的なあとで比較できるものにしましょう。

取り組み

取り組みの内容と経過は、ガクチカの中で最も重視される部分です。

そのため、どのように考えてどのような行動を起こしたのかをできる限り詳細に書くことが重要です。

結果・学び

ガクチカの締めは題材としている過去経験から何を学んだのか、また何かに挑戦していたり行動を起こしていたならその結果がどうなったのかを記述します。

またそれらから得られたものが、入社後どのように活かせるのかを記述し、「私は御社での社内価値が高い人材だ」ということをアピールしましょう。

【300字でガクチカ】300字でガクチカを書くときのポイント

ガクチカは学生の人間性や価値観、強みといったことを知るために役立つため、エントリーシートに記入する項目の中でもかなり重要なものとなります。

優れた内容の文章を作成することができれば採用担当者の評価アップに直結するので、魅力的な文章で最大限のアピールをするように心がけましょう。

ここではガクチカをより良いものとするためのテクニックについて詳しく説明していくので、書き方がわからないという学生はぜひ参考にしてください。

気づき→仮説→実行を意識しよう

ガクチカを作成するうえで一番大切なのは、学生時代のエピソードをいかにして文章に落とし込んで、読み手に説得力を与えるのかということです。

そこで重要となるのが「気づき→仮説→実行」というフレームワークとなります。

たとえば、野球部での経験をガクチカに書くとしたら

フレームワーク

1.気づき・・・なぜ試合で勝てないのか

2.仮説・・・こうすれば試合に勝てるようになるのではないか

3.実行・・・弱点を克服するための練習メニューの作成と実施

という具合です。

このフレームワークを意識すれば、「自分が当時どのような問題を感じていたのか」「問題克服のためにどのような解決策を考えたのか」さらには「問題を克服するためにどんな行動を起こしたのか」を明らかにすることができます。

結論に至るまでのプロセスが明らかになるので、より説得力のある文章を作成することが可能になるでしょう。

結論で印象を与える

ガクチカを300字の文字数で仕上げるときは、まず、結論部分で自分という人を採用担当者に印象付けましょう。

ガクチカを述べる中では、状況をわかりやすくかつ具体的に説明し、内容をイメージさせることが欠かせません。

とはいえ300字という文字数の制限があると、より細かく内容を伝えるのは難しくなりがちです。

よって、結論の部分である程度の内容をイメージさせることが肝心になります。

結果、採用担当者はガクチカの内容をつかみやすくなり、脳力や強みのアピールにつながる仕組みです。

なお、具体的なポイントは規模感や役割などに最初から触れることです。

たとえば「私は学生時代に居酒屋のアルバイトに力を入れてきており、売上1位の記録を達成しました」という表現は、以下のように変換するとよりインパクトが強くなります。

「私は学生時代に行ったアルバイトで、10人ほどのアルバイトリーダーとして周りを巻き込むことに注力し、都内5店舗展開する居酒屋において、毎月の日本酒の売上数1位を達成してまいりました」

このようにインパクトが強く、かつ具体的でわかりやすい言い回しをすると、採用担当者の印象には明らかに残りやすくなります。

300字と長さが限られているからこそ、徐々に具体的に説明するのではなく、最初からある程度具体的な表現で伝えることを意識しましょう。

数字で表現をする

ガクチカを300字で書くときは、数字で表現することも重要になります。

「〇〇の施策を実践しました」とある程度具体的に書いたとしても、どれだけ頑張ったことなのかは、意外に伝わらないものです。

せっかく魅力的なガクチカを用意しても、採用担当者にそのすごさが伝わらなければ意味がないでしょう。

そんなとき数字を使った表現は効果的で、印象にも残りやすくなります。

単純に「売上がアップした」と表現するより、「売上が1.5倍になった」などの言い方をするほうが、より定評的で評価しやすいといえます。

「入賞した」ではなく具体的に「3位を受賞した」などといった伝え方をするほうが効果的です。

数字で表現できる部分はできる限り数字を活用し、初めて内容に触れる人でも、すごさや規模感がわかるようにすることが大切です。

【300字でガクチカ】300字のガクチカの例文

300字という制限があるときは、字数が足りなくなったり、逆にオーバーしてしまったりと困ることも少なくありません。

そのため300字でガクチカを作成するときは、参考として、先に例文をチェックしておくと良いでしょう。

例文を参考にすれば、何をどの程度具体的に書くのかがわかりやすくなりますし、文字数を調整するための効果的な表現・言い回しも学べます。

今回紹介するガクチカの例文は、以下のとおりです。

・部活

・アルバイト

・ゼミ

・インターン

・塾講師

それぞれの例文にあわせてポイント解説も見ていくので、どのように書くべきか事前にしっかり整理しておきましょう。

300字の部活動のガクチカ

学生時代はサッカー部に所属し、部長としてインターハイ出場を果たすことができました。

当初はチームがバラバラでしたが、部長となってからは大学側に練習グラウンドの確保や対外試合のための費用捻出などを要求し、選手が練習に集中できる環境を整えました。

また、これまでの倍以上の練習試合を組んでもらい、実践的な練習を増やしたのです。

個人では朝練を取り入れて自ら率先して練習に取り組むようにしました。

その姿を見てほかの部員も朝練に加わるようになり、チーム力がみるみる成長して念願であったインターハイ出場を勝ち取ることができました。

環境を整えることでチーム力は向上することを学ぶことができたのは私の財産です。

部活のガクチカのポイント

部活をガクチカにして書くときは、取り組んだことの説明・成績の自慢などで内容を終わらせないようにしましょう。

ガクチカでは本人のものの考え方や価値観、人となりを重視しています。

部活で取り組んだことや具体的な成績はあくまで補足の部分になるため、「どのような経験をして何を得たのか」「乗り越えてきた課題とその工夫」を必ず盛り込みましょう。

なお、部活をガクチカにするときは、必ずしも内容は大学の部活である必要はありません。

高校時代の部活を題材にするパターンもあるため、高校生のときに部活を頑張ったエピソードが印象的なら、高校の部活を題材にするのもありでしょう。

高校時代の部活をガクチカにするときのポイントや、部活のガクチカの総合的なアピールのコツなどは、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。


300字のアルバイトのガクチカ

私は大学時代にカラオケの接客アルバイトに積極的に取り組んできたため、仕事中は業務効率化の成果を上げることができました。

店舗のレジは操作がもともと複雑だったため、同じミスをすることも多く、お客様を待たせてしまうことも少なくありませんでした。

そこで私は、お客様から提示されることが多く操作が複雑になりやすい割引券の入力手順を、自らマニュアル化しました。

結果、従業員全体でミスが減り、お客様の待ち人数も平均して2人ほど減らすことが出来ました。

私はこの経験から問題を認識し論理的に解決策を打ち出すことの大事さを知ったため、入社後も積極的に活かして課題解決に取り組んでいきたいです。

アルバイトのガクチカのポイント

アルバイトをガクチカにする人は多いため、ポイントは前もって押さえておきたいところです。

まず一つのアルバイトを長く続けていたか、複数のアルバイトを転々としていたかで、アピールできる内容は変わってきます。

一つを長期的に続けてきたケースでは継続力がアピールでき、複数のケースでは環境適応力などを伝えられるでしょう。

アルバイトをしていた事実をただ伝えるのではなく、重要なのは、どのような価値観・考え方をもって業務に取り組んでいたかという点です。

積極的に取り組んだ理由・背景に触れることも重要になります。

ガクチカをアルバイトにする際のポイントについては、以下の記事もぜひチェックしてみてください

300字のゼミのガクチカ

私は大学時代、8人規模のゼミのゼミ長を務め、研究室利用の規則を定めました。

研究室は新設された場所だったため明確なルールが定まっておらず、利用日の共有ができておらずバッティングしたり当日に実験キャンセルが起こったりなど、頻繁に問題が起こっていました。

そのため私は迅速なルール整備が必須と感じ、皆でルールについて話し合う機会を作ったうえで、草案を教授に提出しました。
結果、それまで頻発していた問題は起こらなくなり、皆が効率的に研究室を利用できるようになりました。

私のこの経験で主体的に行動することの重要性を学んだため、貴社に入社した際も、主体的に一つひとつの業務に取り組みたいです。

ゼミのガクチカのポイント

大学時代は研究に積極的に力を注いできたという学生は多いため、ゼミをガクチカにしたいと考えている人も少なくないはずです。

ゼミをガクチカにする際に注意したいのは、専門用語を使わないようにすること、また使わざるを得ないときはわかりやすく補足することです。

研究という性質上、内容を具体的に書く際はどうしても専門用語が出てきてしまうことが多いです。
しかし専門用語が多くなると内容がわかりにくくなるため、採用担当者がその分野に詳しくなければ、マイナス評価につながる可能性が高くなります。

なお、300字という文字数制限があるときは補足説明する余裕がないことがほとんどなので、基本的には専門用語はなしにするのが望ましいです。

また、ゼミを選んだ理由まで触れておくと、自分自身の価値観や興味関心などを伝えられるため印象に残りやすくなる可能性があります。

特に志望先企業の業務に関連していると、高評価になると期待できるでしょう。

ゼミをガクチカにして内容を作成する際のポイントは、以下をぜひ参考にしてみてください。


300字のインターンのガクチカ

私は長期インターンの際にSNSマーケティングに力を入れてきており、5人チームで運用アカウントのフォロワー1万人を達成することができました。

インターン先は販促の予算に限界があったため、広告を一切使わずに商品の認知度を高める目的で、フォロワーを多く獲得することが目標でした。

私は戦略的に計画を進めることが重要だと感じ、①ニーズ深掘り②刺さる内容を毎日投稿③キャンペーン実施の3工程を徹底してまいりました。

その結果、4か月後にフォロワー1万人を達成でき、継続することや需要を分析することの重要性を学びました。

御社に入社した際も冷静に分析を行ったうえで施策を継続し、成果につなげていきたいと考えています。

インターンのガクチカのポイント

インターンのガクチカは、長期インターンという時点でほかの学生と大きく差別化できるのがポイントです。

というのも、長期インターンに参加する学生の割合はそこまで大きくないからです。

そのため長期インターンに参加した経験がある人は、ガクチカに迷ったときは、インターンを題材に選ぶのがおすすめです。

とはいえ、具体的な業務内容は採用担当者がイメージをつかみにくいため、わかりやすい解説が必要になります。

ゼミと同様にインターンに参加した動機や背景などにも触れておくと、より自分の人となりが伝わるガクチカになるでしょう。

インターンをガクチカにする際のポイントや注意点などは、以下の記事をぜひチェックしてみてください。


300字の塾講師のガクチカ

私は学生時代に個人経営の塾講師のアルバイトに取り組むなかで、生徒の指導プランを作成してきました。

私は日頃から生徒を指導する際に、生徒によって学力差が埋まらないなかで均一的な指導体制が取られていることに、疑問を持っていました。

そのため得意・不得意を判断する目的でテストを科目ごとに設定し、指導マニュアルの体系化を図りました。

結果、各生徒の成績は向上し、全体的に模試の偏差値は、平均+5の底上げが実現しました。

私はこの経験から、より良いものを追求し自ら模索することの大切さを学んだため、入社後も現状に満足することなく、より良い成果を追求していきたいと思います。

塾講師のガクチカのポイント

塾講師のアルバイトをしている大学生はたくさんいます。

そのためガクチカの題材として、塾講師のアルバイトを選ぼうか検討している学生は多いでしょう。

塾講師のアルバイトのガクチカは、数字で結果を定量的に示すことが重要です。

「モチベーションが上がった」「生徒の集中力が高まった」などの曖昧な表現では、いまいち内容が伝わらない可能性があります。

また、施策を強調して伝えることも重要といえます。

塾講師をガクチカの題材にする学生は珍しくないため、ありきたりで簡単にできるような施策では、インパクトに欠ける可能性があります。

課題の分析を行ったうえでクリティカルな施策を実施することが重要なため、そのアピールを積極的に行いましょう。

なお、塾講師のアルバイトのガクチカを書く際に押さえておきたいこととしては、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

ガクチカを書くときは文字数に注意しましょう。

企業によって文字数の制限はバラバラで100文字と少ないところもあれば、無制限というところもあります。

文字数に合わせて魅力的な文章を作成するようにしましょう。

文字数が指定されている場合、少なくてもその8割以上は書くようにしてください。

余白が目立ってしまうと印象が良くありません。

ただし、文字数を増やすために嘘をついたり話を盛ったりするのはNGです。

逆に文字数オーバーもダメです。

できるだけ指定の文字数に近づけて書くと良いでしょう。

より良いガクチカを書くためにはPREP法を意識して、結論を最初に書くのがセオリーです。

そうすることで内容をわかりやすく伝えることができます。

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