HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
この記事では、長期インターンシップに応募する際、必ず聞かれる志望動機の書き方について解説します。
面接では、事前の提出書類に書かれた志望動機をもとに話が進められるのがセオリーですので、この項目は非常に重要となることは言うまでもありません。
この記事を読めば志望動機に盛り込むべき要素が明確にわかり、読み終わる頃には相手に響く志望動機が書けるようになっていることでしょう。
目次[目次を全て表示する]
【長期インターンの志望動機とは】長期インターンとは
長期インターンとは、一定期間にわたって企業で実際の業務を経験するプログラムです。
通常、数か月から半年以上にわたって行われ、参加者は企業の一員として社員と同じような仕事を担当します。
単なる見学や短期的なプロジェクトではなく、実際の業務に深く関わることで、業界や職種に対する理解を深めると同時に、実務スキルやビジネスマナーを身につけることができます。
また、長期インターンを通じて、自分がその業界や企業に適しているかを見極めることができ、就職活動においても有利に働くことが多いです。
理系でも長期インターンは可能?
理系でも長期インターンは十分に可能です。
長期インターンと聞いて文系のイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際には文理問わず多くの学生が参加しています。
理系学生にとっても、研究開発、エンジニアリング、データ分析、製造業務など、自分の専門分野に直結する実践的な経験を積む絶好の機会となります。
理系に特化した長期インターンについて詳しく知りたい方は、各企業の採用情報や専門の就職サイトの記事を参考にすると良いでしょう。
理系の長期インターンに関する記事は以下を参照してください。
【長期インターンの志望動機とは】長期インターンに参加するメリット
長期インターンシップに参加することで、学生時代に得られる経験は就職活動において非常に価値があります。
ここでは、長期インターンに参加する具体的なメリットについて詳しく説明しますが、更に詳しく知りたい方は下記の記事もチェックしてみてください。
就活に活かせる
長期インターンシップでの経験は、就職活動において非常に強力な武器となります。
実際の業務を通じて得たスキルや知識は、自己PRやガクチカで具体的なエピソードとしてアピールできます。
企業は学生のリアルな職場経験を重視する傾向が強く、インターンシップでの成果を元に自己分析を深め、志望動機に説得力を持たせることができます。
また、他の学生との差別化を図るための重要なポイントとなり、選考を有利に進めるための大きな助けとなります。
長期インターンのメリットについて更に知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
差別化できるガクチカにつながる
ガクチカは、就職活動において重要なアピールポイントですが、多くの学生がアルバイトやサークル活動をガクチカとして挙げる中で、長期インターンを経験した学生は少数派です。
そのため、長期インターンシップの経験は、他の応募者との差別化を図る強力な武器となります。
企業が求める実務経験を積んでいることは、選考においてプラスの印象を与えるだけでなく、職場での即戦力として評価される可能性が高まります。
長期インターンをガクチカに上手く使う方法は以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
自分の強みを身に着けられる
長期インターンシップは、自分の強みを発見し、それをさらに磨くための絶好の機会です。
実際の職場での業務を通じて、自分の得意な分野や弱点を明確にすることができ、それに基づいて成長することが可能です。
インターンで得た強みは、自己PRとして非常に強力なアピールポイントとなり、企業に対して自分の価値を効果的に伝えることができます。
また、実際の職務での成功体験は、就職活動時において自信を持って話すことができるエピソードとなり、説得力が増します。
長期インターンを自己PRに上手く活用する方法は以下の記事を参考にしてみてください。
人とのつながりが増える
長期インターンシップに参加することで、他大学の学生や実際に働いている社員とのつながりを築くことができます。
このような人脈は、将来のキャリアにおいて大きな財産となり、業界内での情報交換やサポートを受ける機会が広がります。
また、社会人との交流を通じて、業界のリアルな状況や仕事の進め方を学ぶことができ、視野が広がります。
これにより、自身の成長に繋がるだけでなく、就職活動の際にも活用できる貴重なネットワークが形成されます。
マナーが身につく
長期インターンシップでは、実際の職場環境で働くことで、社会人としてのマナーやビジネスマナーを実践的に学ぶことができます。
ビジネスの現場で直接経験することで、書籍や講義では得られないリアルなマナーやルールを身につけることが可能です。
このような経験は、就職活動時だけでなく、実際に就職してからも役立つスキルとなります。
特に、即戦力が求められる環境においては、ビジネスマナーがしっかり身についていることが信頼の証となり、職場での適応力を高めることができます。
【長期インターンの志望動機とは】企業が志望動機を聞く理由
企業がインターン応募時に志望動機を聞く理由は、将来のキャリアを考え、成長意欲や専門性を見極めるためです。
ここでは、以下のポイントがその背後にある理由を説明します。
・学生のインターンに対する熱量を知るため
・何を成し遂げたくて応募したのか知るため
・相互のミスマッチを防ぐため
順番に説明をします。
学生のインターンに対する熱量を知るため
採用担当者は、学生が長期インターンにどれだけの熱意や情熱を持っているかを確認しています。
志望動機を通じて、学生がなぜ、その企業や業界に興味を持っているのか、どのような学びや経験を求めているのかを判断していきます。
長期インターンとはいえ、人件費が発生している以上、採用担当者は意欲的な学生にインターンに参加してほしいと思うのは当然です。
熱心に応募している学生は、自身の成長と企業への貢献に真摯に向き合う姿勢があり、その後の長期インターン期間での意欲的な取り組みが期待できると思われるような回答をするようにしましょう。
何を成し遂げたくて応募したのか知るため
長期インターンで志望動機を聞かれる理由として、学生がインターンを通じて何を達成したいのか、自身の目標やキャリアビジョンを知りたいためです。
企業は学生が具体的な目標や期待を持っているかどうかを確認し、インターンの成果を最大限に活かせるようサポートすることを意図しています。
具体的な成果やスキルの磨き方、学生自身のアイデアや提案がどのように企業の成長に寄与するかが伝わることで、学生の適性が評価されます。
目標や取り組み姿勢が明確に伝わることで、企業は最適な学生とのインターンシップを実現し、双方にとって有益な経験を築き上げることができるのです。
相互のミスマッチを防ぐため
学生がインターンに求めるものや学びたいスキルが企業の提供する環境やプロジェクトと一致しない場合、双方の期待がずれてしまう可能性があります。
志望動機を通じて、採用担当者になぜ、その企業でインターンを行いたいのか、どのような成果や経験を得たいのかを明確に伝えるようにしましょう。
一度のインターンが終わっても、学生と企業との関係は続くことがあります。
将来的に正社員として働く可能性があるためです。
志望動機を通じて、学生と企業の長期的な関係性を想像し、互いの期待や目標を共有することで、将来の展望に向けた信頼性が高まります。
双方で、目的を把握することで、双方がインターン期間を有意義に過ごすための準備をすることができます。
【長期インターンの志望動機とは】志望動機で気を付けるべきNGポイント
長期インターンの志望動機を考える際、避けるべきNGポイントについて解説します。
・受け身の姿勢
・難易度の高い希望が多い
・企業の下調べが甘い
これらのポイントに注意することで、より魅力的な志望動機を構築し、インターン応募の成功に近づけることができます。
受け身の姿勢
志望動機で避けるべきNGポイントの1つは、「受け身の姿勢」です。
志望動機において受け身の姿勢を示してしまうと、採用担当者に対して自身の熱意や主体性が不足しているように映る可能性があります。
ただ企業の名前や知名度が高いからといった表面的な理由だけでなく、なぜその企業で長期インターンを行いたいのかを具体的に説明することが重要です。
例えば、「学びたい」というよりも「新しいスキルを習得したい」といった具体的な表現を用いることで、自分の意欲と行動力を示すことができます。
自身のスキルや興味を活かすため、または学びたいことを実現するための計画や目標を述べることで、積極的な姿勢が伝わります。
難易度の高い希望が多い
志望動機で避けるべきNGポイントの2つ目は、「難易度の高い希望が多い」です。
志望動機において、企業に対して過度に高い要求や難易度の高い希望を多く盛り込むのはNGです。
企業に対して現実的でない期待や希望を出してしまうと、採用担当者に説得力のない印象を与える可能性があります。
無理にプレッシャーをかけるよりも、自身のスキルや経験に合った志望動機を表現することが大切です。
リアリティのある目標を掲げ、インターン中に成果を出す自信を持って説明することで、企業側にも信頼性を示すことができます。
自身の目標を達成するための準備と計画を明確に示すことで、企業に対して説得力のある志望動機を作り上げていきましょう。
企業の下調べが甘い
志望動機で避けるべきNGポイントの3つ目は、「企業の下調べが甘い」です。
志望動機を構築する際に、企業の下調べが不足しているのはNGです。
企業のビジョンやミッション、取り組みについて詳しく調査し、会社説明会やセミナーへの参加などを通じて情報を収集していくことが大切です。
なぜ、その企業が自身の目標や志向に合致するのかを具体的に示していきます。
企業の特徴や業績を把握し、なぜその企業を選んだのかの根拠をしっかりと説明することで、志望動機が説得力を持ちます。
具体的な計画や目標を示し、自身の適性や意欲を伝えることで、魅力的な志望動機を作り上げ、長期インターンへの成功を目指しましょう。
【長期インターンの志望動機とは】その企業でなければならない理由の作り方を知ろう
企業側が志望動機で一番知りたいのが、なぜ自社で働きたいと考えているかという理由です。
学生が何を求めて何を期待しているのか、その目的と理由とが明確になっていないと、お互いに中途半端な結果になってしまうためです。
特に、数ある企業の中からなぜそこを選んだのか、その企業でなければならない理由を欲しています。
もちろん応募する側もそこは明確にしておくべきポイントですので、自分でも納得できる理由の作り方を考えてみましょう。
その企業の良いところ、悪いところを理解する
まず相手のことをよく知らなければ、なぜそこを選ぶのか自分でも理由を明確にすることはできません。
そのためには応募先企業の良いところも悪いところもすべて理解し、自分でしっかり考えられる材料を増やすことが重要です。
就活では業界研究、企業研究が必須ですが、それは何より応募先企業のことをよく知るためです。
情報も集めずになんとなくイメージだけで選んでしまうと、自分でもそれ以上深堀りすることができませんし、相手に何か聞かれたときにも答える術がなくなってしまいます。
たとえば前から憧れている企業であれば、良いところはいくらでも挙げられると思うかもしれません。
でもそれが本当に正しい情報なのか、最新の状況を踏まえたうえでの意見にできるかは非常に重要です。
企業を取り巻く環境は刻一刻と変化しており、情報は鮮度の高いものでなければ把握していても意味がありません。
その企業の強みや先進性、同時に弱みや後れを取っている部分なども正しく研究し、ロジカルに理解することが必要です。
自分はその企業で何を得たいのか
応募先企業のことや業界のことが理解できたら、次に自分がそこで何を得たいのかを考えてみましょう。
長期インターンであれば一定レベルのことは達成可能ですし、できる範囲で実現したいこと、なりたい自分の姿なども描くことができます。
企業研究の中で事業内容や仕事内容は把握できているはずですので、そこでの経験で身につけられるであろうスキルや専門知識なども理解できるでしょう。
同時に、自分がそうしたスキルを身につける中で、相手に対してどのような貢献ができるか、どのくらい貢献できるかを考えることが重要です。
長期インターンは短期インターンと違い、企業に対して一定レベルの貢献も目標に入れる必要があります。
仕事を教えてもらう、経験させてもらう、スキルを磨かせてもらうといった、企業側から「もらえる」ことだけに期待するのは片手落ちです。
仕事では、自分が受け取るものと与えるものとのバランスが重要ですので、ぜひ自分が企業に「与え得る」ものにも意識を向けて、何を得たいかを考えてみてください。
上2つの根拠を考える
ここまで深く考えたうえでその企業に応募することを決めたわけですから、自分にはそれが実行できるという自負があるはずです。
その自負の根拠となるものを、自分の中から探してみてください。
過去のエピソードや今の自分の思想と改めて向き合い、前述した内容とつなげてみましょう。
なぜその企業で働くことに興味を引かれているのか、そこで何を得てどんな貢献をしたいのか、その理由は必ず自分の中にあるはずです。
実はこれが志望動機の骨子であり、これが明確になれば、志望動機作りの8割以上は完了と言えます。
どうして自分はそこを求めているのか、自己分析とともにしっかり自問自答してみてください。
自己分析が必要な理由は、自分の強みや価値観を再確認することができるためです。
人は自分の持つ強みや能力を活かして社会貢献することで、やりがいや喜びを見出すことができます。
また、生きるうえで大切にしている価値観に沿って働くことで、高いモチベーションを保つことができるのです。
まずは何が自分の考えの根拠になっているのか、そのポイントを見つけ出してみてください。
【長期インターンの志望動機とは】長期インターンの志望動機でアピールするべき内容
長期インターンシップに参加する際の志望動機は、企業に自分の意欲や適性を伝える重要な要素です。
明確な目的を持ち、企業が求める人材に合致することをアピールすることで、採用担当者に好印象を与えることができます。
以下に、志望動機でアピールすべき内容をまとめます。
長期インターンに参加する目的
長期インターンシップに参加する目的を明確にすることは、志望動機の中で最も重要なポイントの一つです。
なぜその企業のインターンに参加しようと思ったのか、どのようなスキルや知識を身につけたいのかを具体的に伝えることで、自分の意欲と方向性を示すことができます。
例えば、業界の専門知識を深めたい、実務を通して自分のスキルを磨きたい、企業の文化や価値観を体験したいなど、自分の目標をしっかりと伝えることで、企業側に自分が真剣に取り組む姿勢を理解してもらえます。
企業が求めている人材に該当することをアピール
企業は、長期インターンシップを通じて自社に合った人材を見つけたいと考えています。
そのため、志望動機の中で自分が企業が求める人材に該当することを強調することが重要です。
これには、自己のスキルや強みを明確にアピールし、どのようにそれをインターンシップで活かしていきたいかを具体的に述べることが含まれます。
例えば、自分が持つ技術や知識が企業のプロジェクトにどう貢献できるか、チームワークやコミュニケーション能力がどのように役立つかなどを具体例とともに伝えると効果的です。
自己分析をしよう
自己分析をしっかり行うことは、長期インターンシップの志望動機を作成する上で不可欠です。
自己分析を通じて、自分の強みや価値観を理解することで、企業が求める人材に自分がどのようにマッチするかを把握することができます。
これにより、志望動機をより具体的で説得力のあるものに仕上げることができます。
自己分析の結果、自分が持つスキルや特性が企業のニーズに合致している場合、それをアピールすることで、企業に対して強い印象を残すことができます。
自己分析の効果的な方法については下記の記事も参考にしてみてください。
【長期インターンの志望動機とは】志望動機の書き方
動機の骨子が固まったら、次はそれを第三者にわかりやすく伝えるための文章構成テクニックを身につけましょう。
これには世界的にビジネス文書で採用されている、基本のフレームワークを使用するのが一番手軽な方法です。
相手に伝えるべきことが定まってさえいれば、後はフレームワークに沿って要点をまとめていくだけで、誰でも簡単にロジカルな文章を作成することができます。
フレームワークにはいくつかの種類がありますが、ここでは広く採用されているPREP法を解説します。
PREP法で書く
PREP法を理解するために、まずはPREP法で作成した例文を挙げてみましょう。
「私が御社を志望した理由は、御社が通信インフラ業界の中で最も技術開発に力を入れておられるからです。
田舎の出身で高校2年生になるまで通信インフラがない環境だったため、子どもの頃からインフラの整った都会に住むのが憧れでした。
初めて最先端のインフラに触れたとき、私は強い衝撃と感動を覚え、都会に住むのではなく地域格差のない通信社会を築きたいと強く思うようになりました。
最近は御社のICT分野に大変興味を持っており、長期インターンシップに参加することで最新技術に触れることができればと考え志望いたしました。」
結論(Point)
「私が御社を志望した理由は、御社が通信インフラ業界の中で最も技術開発に力を入れておられるからです。」 PREP法では、結論から先に書き出します。
この例文では、なぜ応募先企業を選んだかの理由を真っ先に述べていますので、問われている志望動機に関してしっかり結論が述べられています。
業界研究や企業研究がちゃんとなされていることも理解できますし、企業としてはなぜ自社を選んだかも納得できるでしょう。
理由(Reason)
「田舎の出身で高校2年生になるまで通信インフラがない環境だったため、子どもの頃からインフラの整った都会に住むのが憧れでした。」 ここは、冒頭で述べた結論になぜ至ったかを述べる理由のフレームです。
例文では、なぜ通信インフラに力を入れている企業に惹かれたのか、その理由を端的に述べています。
生活に不自由があったため、その技術に興味と憧れを抱くというのは、第三者も容易に納得できる理由と言えるでしょう。
エピソード(Episode)
「はじめて最先端のインフラに触れたとき、私は強い衝撃と感動を覚え、都会に住むのではなく地域格差のない通信社会を築きたいと強く思うようになりました。」 次は、これまでの文章を裏付けるためのエピソードを述べるフレームです。
例文では、単に都会に憧れるだけでなく、自分の手でインフラを築くことに目覚めたというエピソードが述べられています。
結論(Point)
「最近は御社のICT分野に大変興味を持っており、長期インターンシップに参加することで最新技術に触れることができればと考え志望いたしました。」 最後は総論となる結論をまとめるフレームです。
例文では志望動機としての結論をまとめ、冒頭に述べた志望理由に帰結することで説得力を増しています。
またなぜその企業を選んだかの理由づけにもなっています。
【長期インターンの志望動機とは】志望動機の例文
それでは業界別に長期インターンの志望動機の例文を紹介しましょう。
ここで挙げる例文を参考に、自分の目標や価値観に合わせて志望動機を練りこんでください。
構成の基本は先ほど紹介したPREP法ですが、強調したい部分があれば、そこを厚くして問題ありません。
長期インターンへの応募では目標やビジョンをロジカルに説明することも大切ですが、同時に強い意欲や熱意を表明することも大切です。
この人物なら自社のインターンシップでたくさんのことを吸収し、その後に活かしてくれるに違いないと期待できる文章づくりを目指してください。
広告系インターン 例文
私は、商品やサービスの真の魅力を引き出せる広告を手掛ける仕事に強い魅力を感じ、貴社を志望いたしました。
貴社が昨年手掛けられた○○の商品広告をはじめてテレビで拝見したときに、自然に涙があふれるほど感動し、実際に購入したことがきっかけです。
実はそれまで中学時代からずっと他社の商品を家族で使用し続けており、すでに慣習化していたため特に変更するつもりもありませんでした。
ところが貴社の広告を拝見した瞬間、こんなにも愛にあふれる商品があったのかと心打たれ、その日のうちに店舗を回り、購入いたしました。
もちろんその期待を裏切られることなく、今日まで愛用品となっています。
そしてそのときから、このように人の価値観をも大きく変えてしまう魅力的な情報を、自分も発信する側に回りたいと強く思うようになりました。
この度、貴社が長期インターンシップ生を募集していると知り、いても立ってもいられなくなり応募した次第です。
貴社の現場でノウハウの習得に励み、貴社の業績向上とクライアントの満足のため力を尽くしたいと考えています。
エンジニア系インターン 例文
私は御社の企業理念である「経営者のビジネスパートナーとなるシステム開発」に強い興味を持ち、長期インターンシップに応募いたしました。
私は幼少期より、誰かをサポートし共に成果を喜べる仕事がしたいという夢を持っており、御社の理念に強い共感を感じております。
小学生の頃からメカニックに憧れ、ものづくり分野に興味を抱いておりました。
中学生からはプログラミングにも興味を持つようになり、自身の組み上げた機器を自身の組んだプログラムで動かすことに無上の喜びを感じるようになりました。
一から自分で作ったものが誰かのためになり、結果的にたくさんの人が喜んでくれたら最高です。
御社のように経営者の細かな要望を叶えることを理念とする企業でスキルを磨き、自身の分野を広げながら業務貢献できればと考え、志望いたしました。
VC系インターン 例文
私は、ベンチャー企業を評価するのではなく、一緒に創り上げる思想を持つ貴社のスタイルに強い魅力を感じ、インターンシップに応募いたしました。
大学時代、あるベンチャー企業でアルバイトをしていたときにはじめてVCの存在を知り、その仕事の面白さに興味を引かれたことがきっかけです。
それまではアルバイトを通じてベンチャー企業経営者の熱い想いに実際に触れ、将来そうした人たちと一緒に働きたいと考え始めていました。
そんな中、VCという立場からベンチャー企業経営者を支援し、共に経済社会を創っていく仕事のスケール感と社会的使命に強い魅力を感じるようになりました。
中でも貴社は、今あるものに対して投資する銀行や商社とは異なり、過去実績のない企業に対しても積極的に関わっておられます。
私もインターンシップ生として貴社の一員となり、将来に羽ばたくベンチャー企業経営者とともに未来を創っていく業務の一端を担えればと思い、志望いたしました。
【長期インターンの志望動機とは】文字数別志望動機の例文
インターンの志望動機の例文を200字の場合と400字の場合それぞれ紹介します。
一般的にはこの位の分量であることが多いので、自分の志望企業の傾向を事前に調べた上で、当てはまる方を参考にしてみてください。
400字の長期インターンの志望動機
私が貴社を志望する理由は、地域社会に貢献し、地元の人々に安心と安全を提供したいという強い思いがあるからです。
この思いは、私が所属していた大学の防災サークルでの経験から生まれました。
サークルでは地域の防災訓練を支援し、災害時の避難経路の確保や非常食の配布などをおこない、その際に、多くの住民が災害対策の重要性を認識していないことに気づきました。
そこで、住民一人ひとりに対して丁寧に説明し、参加を呼びかけた結果、訓練参加者が前年の2倍に増えました。
この経験を通じて、どんなに優れた対策も、住民の理解と協力がなければ効果を発揮できないと実感しました。
貴社は地域に根ざしたインフラを提供し、安全で安心な生活を支える企業として知られています。
私は、貴社の一員として、地域社会の一員としての責任を果たし、地元の人々に信頼される存在でありたいと考えています。
200字の長期インターンの志望動機
私が御社のインターンを志望した理由は、物流の最前線で効率的かつ迅速に物資を届けることで、人々の生活を支えたいと考えているからです。
御社は国内外で広範な物流ネットワークを持ち、多様な業界に関わる経験ができると期待しています。
また、最先端の技術を活用した業務改善に取り組むことで、他社とは異なる価値を提供できると考えています。
インターン参加時には積極的に学び、物流業界での課題解決に貢献する覚悟です。
【長期インターンの志望動機とは】まとめ
長期インターンは短期インターンとは異なり、応募者の「マインド」の質や軸を審査される傾向があります。
スキルはもちろんあったほうが有利ですが、スキルの足りない分もしっかりとしたマインドがあれば十分にカバーできるでしょう。
重要な判断材料となる志望動機には、応募する目的やその理由、インターンで得たいものなどを盛り込んだうえで、意欲と熱意を持って臨みましょう。
もちろん、その企業でなければならない理由も明確にすることが重要です。