HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
エントリーシートの書き損じは、新しく書き直すことが正しいマナーです。
もし、エントリーシートの代えの紙がない場合には、二重線で引き訂正印を押して直します。
最近では、修正液や修正テープ以外に、消せるボールペンなどを使用する方もいますが、公的な書類ではこれらのアイテムを使用することは認められていないので注意しましょう。
はじめに
エントリーシートを書き間違えてしまった時、どのように訂正することが正しいかご存じですか? 応募先に提出する大切な書類だからこそ、正しい方法で訂正する必要が求められます。
そこで今回は、書き間違えてしまったときの、エントリーシートの正しい訂正方法をご紹介します。
本記事を参考に訂正する時のポイントや注意点を確認してみてください。
エントリーシートで訂正はできる?
エントリーシートを書き間違えてしまったり誤字脱字が多すぎたりすると採用担当者にいい印象を与えることは難しくなります。
そのため、間違ってしまった時には、新たに書き直すことが得策といえます。
エントリーシートは、基本的に書き直すことが正しいマナーです。
もちろん、ルールに沿って訂正することも可能ですが、採用担当者にいい印象を与え、仕上がりや見栄えをよくするのであれば正しい訂正方法を知っておくと安心です。
ここからは、エントリーシートを書き間違えてしまった時の正しい訂正方法について詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
間違えてしまった時の対応
エントリーシートを間違えてしまうと多くの方が焦ってしまうかもしれません。
しかし、ルールに沿っていればマナー違反をすることなく、訂正することができます。
修正液を使用してしまうと見栄えが悪くなり、誠実さが伝わらないこともあるので、まずは一般的に認められている訂正方法を試してみるといいでしょう。
認められた方法で間違った箇所を訂正しておけばルールを無視することなくエントリーシートを仕上げることができ、採用担当者からの評価を落としてしまうこともありません。
新しく書き直す
エントリーシートの書き間違えや誤字脱字は、間違い箇所を訂正するよりも新しいエントリーシートの紙に書き直したほうが正式です。
一度書いたものをまた新たに書き直すことは手間や時間がかかりストレスになってしまうという方も多いかもしれません。
しかし、採用担当者から見た時に間違いのない綺麗に仕上がったエントリーシートは、やはり好印象です。
一生懸命、書いたという気持ちもしっかり伝わるため、内定確率を上げたいのであれば新しく書き直すことがさらにもおすすめの方法と言えるでしょう。
二重線で消して訂正印
書き間違えてしまったエントリーシートは、新しく書き直したほうがいいですが、代えの紙がなく提出期限までに間に合わない場合は、二重線で消す訂正方法を試してみるといいでしょう。
間違い箇所を二重線で消し、訂正印を押す方法が、重要書類の訂正方法として唯一認められているものです。
エントリーシートや履歴書の訂正方法としては、この方法以外には認められていないので覚えておくといいでしょう。
誤った箇所を黒く塗りつぶして、修正液などを使用して訂正してしまうとルール違反とみなされてしまうこともあるので注意が必要です。
訂正するときのポイント
ここからは、エントリーシートを書き間違ってしまった時にルールに沿って訂正する際の方法について注意点やポイントを挙げながら解説していきます。
緊急時に対応できる方法なので、どうしてもエントリーシートを書き直す時間がないという時のために確認しておくといいでしょう。
認印を使う
訂正する時には訂正印を押していきますが、ここでは認印を使用しなければいけません。
実印や銀行印のほか、シヤチハタを使用することはNGです。
エントリーシートや履歴書など、就職活動で作成する書類を訂正する時の訂正印は、認印以外は認められていない場合もあります。
もし書き間違いを修正するのであれば、認印を使用すると安心です。
線は定規を使って引く
間違えてしまった箇所に二重線を引くことも訂正する時のルールです。
とはいえ、ただ二重線を引くのではなく少しでも見栄えをよくし、相手に誠意が伝わるように定規を使って綺麗に線を引くようにすることもマナーといえます。
二重線を引き訂正印を押せばルール違反ではないといえますが、やはりエントリーシートは間違うことがないように、慎重にゆっくりと書くことが大切です。
採用担当者にいい印象を与えられるよう、エントリーシートを書く前に下書きをするなど間違いを防止する対策をしておくといいでしょう。
訂正はできるだけ減らす
正しい方法で訂正してあれば、間違いが一か所程度であれば、さほど選考に影響は出ないと言われています。
しかし、間違いのないエントリーシートは、やはり評価が高くなります。
どんなに慎重にエントリーシートを書こうと思っても緊張やプレッシャーから間違ってしまうこともあるでしょう。
少しでもミスを減らすために事前に下書きをし、エントリーシートを複数枚用意しておくこともおすすめの方法です。
万が一に備えてできる対策をしておくとリラックスしてエントリーシートを書くことができます。
NGな訂正方法とは?
エントリーシートの書き間違いを訂正する際に絶対にやってはいけない訂正方法があります。
ここからは、エントリーシートに限らず履歴書や契約書などビジネスシーンにおいて欠かせない重要書類の間違いを訂正する際にNGとなる訂正方法について解説していきます。
社会人スキルを上げたいという方にも役立つ情報なので、早速確認してみてください。
修正液を使う
エントリーシートの間違いは、修正液や修正テープを使用してもOKだと思っていませんか? しかし公的な重要書類では、修正液や修正テープを使用して訂正することは認められていません。
仮に修正液や修正テープを使用してしまうと、書類を捏造していると判断されてしまうこともあります。
もちろん、エントリーシートに限らず履歴書や契約書などの書類もエントリーシートと同様に、修正液や修正テープを使用することは言語道断です。
書類捏造として判断されてしまうだけでなく、見栄えの面でもマイナスとなりかねません。
修正液や修正テープは、それを安易に使用してしまうことで信用問題にも関わるので、訂正する際には新たに書き直す努力をしたほうが賢明と言えるでしょう。
消せるボールペンで書く
最近では、便利な消せるボールペンが販売されており、店頭のみならず通販サイトなどでも気軽に購入できるようになりました。
消せるボールペンは、間違った箇所を消しゴムのように消すことができるため、エントリーシートなど重要書類を書く際に使えるアイテムだと思う方も少なくないでしょう。
しかし、消せるボールペンを使ってエントリーシートを作成することはおすすめできません。
消せるボールペンのインクは熱に反応するため、消したくないところまで消してしまう可能性があります。
思わぬトラブルを回避するためにも消せるボールペンは、エントリーシートでは使わないことが暗黙のルールです。
まとめ
今回は、エントリーシートを書き損じた時の正しい訂正の方法についてみていきました。
間違った箇所に二重線を引き訂正印を押すという方法もありますが、間違えてしまった時には新たに書き直すことがさらにもおすすめの方法と言えます。
しかし、エントリーシートを何度も書き直すのは手間や時間がかかりストレスにもなりかねません。
そのため、一発で綺麗なエントリーシートを仕上げられるように下書きをしておくといいでしょう。
鉛筆などで下書きをし、間違ってしまうことがないように対策してみてください。