HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
ESで「周りの人からどんな人と言われるか?」という質問に悩んでいませんか?
この記事では「どう書いたら好印象を与えることができるんだろう」「そもそもどういう意図の質問?」というあなたの疑問にお答えしていきます。
目次[目次を全て表示する]
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】人事が質問してくる理由
まずは「周りの人からの印象を質問される理由」から確認していきましょう。
- 「集団で行動する中のあなたを知るため」
- 「自己分析との整合性を確認するため」
- 「会社にあっているかを判断するため」
ここではこの3つに絞って詳しく説明していきます。
集団で行動する中のあなたを知るため
周りの人からの印象を質問される理由の1つ目は「集団で行動する中のあなたを知るため」です。
学生生活は同じ教室で大人数で授業を受けたり、ゼミや研究室でチームやグループで行動することが多かったと思います。
それは社会人になってからも同じです。
仕事は1人ですることは少なく、大抵の場合チームやグループで行うことが多いです。
そのため、グループやチームという集団の中であなたがどのように振る舞うのか、どのような役割を担ってきたのかを探ろうとしていると考えておきましょう。
自己分析との整合性を確認するため
周りの人からの印象を質問される理由の2つ目は「自己分析との整合性を確認するため」です。
あなたがどんなに「私は継続力があります!」と力強くアピールしていたとしても、周りからみたら全然そんなことないと思われている可能性もあります。
このような自己分析と第三者からの評価に大きな乖離がないかを、周りの人からの印象を聞いて確認しています。
あまりにもかけ離れていると自己分析が十分でないと判断されるため、回答の仕方には注意が必要です。
会社にあっているかを判断するため
周りの人からの印象を質問される理由の3つ目は「会社にあっているかを判断するため」です。
「周りの人にどんな人と言われるか?」と質問される理由には、企業が応募者の特徴や人間性を客観的に把握したいという意図があります。
また、その人が会社に合っているかを判断するためという側面も大きいです。
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】自己PRや長所と被っても良いのか?
回答の仕方に注意が必要だと言われると、「自己PRや長所と被っても良いのか?」という質問をもらうことがあります。
その答えはイエスです。
確かに同じ内容だと「自分で考えたのでは?」と疑われてしまいそうだと心配する就活生が多いです。
しかし、同じ内容であった方が自己分析と第三者からの評価に齟齬がないと判断されるため、むしろ印象は良くなります。
自信をもって同じ内容を書いていきましょう。
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】回答するための準備
周りの人からの印象を質問される理由が分かったところで、次はそれに「回答するための準備」の方法を説明していきます。
ここでは事前準備としておすすめの
- 「友人に自分がどんな人か聞いてみる」
- 「具体的なエピソードを質問する」
の2つの方法を説明していきます。
友人に自分がどんな人かを聞いてみる
第三者からの評価を知りたい場合はまず「友人に自分がどんな人かを聞いてみる」ことから始めてみましょう。
大学生活の中で長い時間共にしている友人であれば、あなたがどんな性格なのかをあなた以上に把握しているはずです。
「俺ってどんな性格してる?」「私ってどんな人だと思う?」と聞くと最初はふざけて回答されてしまうかもしれません。
しかし、真剣なトーンで質問すればきっと素直にあなたの印象や長所だけでなく短所も教えてくれることでしょう。
具体的なエピソードを質問する
「俺ってどんな性格してる?」「そうだな〜。責任感が強いという印象があるよ」と教えてもらったら「それってどんな場面でそう思った?」と深掘り質問してみましょう。
この「具体的なエピソードを質問する」ことで、他己分析の根拠の部分を深掘りすることができ、より説得力のある文章にすることができます。
ここでプラスしておくと良い点は、この質問の流れを2人以上にすることです。
面接時に「ES以外のエピソードはありますか?」と聞かれる場合もあるため、その対策として有効です。
また、複数人から聞き取りすることで情報が多角的になり、より深い他己分析に繋がるためです。
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】周りに聞けない場合は?
一番仲良くしている友人が留学中で聞けない、聞き取りした結果が自分的に納得できないという場合はどうすれば良いのでしょうか。
その場合は自分で作ってしまうのも一つの手です。
自分の理想的な姿を想像して作るという方法もありますが、ここでは今から説明する2つの方法をおすすめします。
- 過去のあなたの輝いていた時のエピソードを元に作ること
- 企業が求める人物像に合わせて作り上げるという方法
どちらの方法もそのキャラになりきることが大切なので、面接に向けて練習しておくことをおすすめします。
「友人から聞けない」「納得できない」「自分で作りたい」という就活生は以下の一覧もぜひ参考にしてみてください。
- チャレンジ精神を持っている
- 責任感がある
- 周りを明るくできる
- 洞察力がある
- 常に慎重である
- 好奇心旺盛である
- 協調性を持っている
- 忍耐力がある
- 継続力がある
- 分析力がある
- 常にポジティブである
- 社交性がある
- 何事にも真剣である
- 笑顔が絶えない
- 冷静である
- 課題解決力がある
- 学習意欲が高い
- 向上心を持っている
- 謙虚である
- 創造力がある
- 傾聴力がある
- 努力を絶やさない
- ストレス耐性がある
- 寛容に受け入れられる
- 決断力がある
- 行動力がある
- まとめる力がある
- 礼儀正しい
- 計画性を持って実行できる
- 柔軟性がある
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】回答の構成
回答するための準備方法が分かったところで、次は具体的な「回答の構成」を紹介していきます。
ここでは構成の順番通りに
の4つの項目に分けて詳しく説明していきます。
構成の仕方次第で文章の質は大きく変わりますので、事前に必ず確認しておきましょう。
結論
文章の書き出しは「結論」からと意識しておきましょう。
ここでいう結論とは、あなたが周りからどう思われているのかという部分です。
例えば「私は〇〇な性格だと言われることが多いです。」という文章です。
最初に結論を伝えることで、簡潔に内容を相手に伝えることができるため、スマートな印象を与えることができます。
この結論から書くというのは他の自己PRや志望動機、ガクチカでも応用ができるため、早めに習得しておくと良いでしょう。
具体的なエピソード
結論が書けたら次はなぜそう思われるのかを「具体的なエピソード」と共に補足説明していきましょう。
例えば「私は責任感が強いと言われることが多いです」と結論部分で書いた場合は「その理由は私が大学の野球部でキャプテンをしていたからだと思います」と補足します。
他の人からの意見も参考にしながら具体的に書くことで、相手も納得できる文章になるはずです。
もし可能であれば部活やサークルであればその規模感が分かるような数字を入れることをおすすめします。
そうすることで、よりイメージしやすく、他己分析の信憑性を高めることができます。
自分なりの解釈
結論、具体的なエピソードが書けたら「自分なりの解釈」を書きましょう。
なぜ友人や知人にそう思われているのか、それを自分なりに考え解釈という形で補足しておくことで、自己分析と他己分析の両方がしっかり行えているというアピールができます。
責任感がある→野球部のキャプテンだったから→何をしたからそう思われたのかという流れで考えると分かりやすいと思います。
できるだけポジティブな内容を選ぶように意識しておきましょう。
仕事に向けて
周りの人からの評価を述べた後、それを仕事にどう適用するかを説明します。
例えば、「周りからは、責任感が強く、最後までやり遂げる人と言われます」と述べた場合です。
続けて、仕事においても同様に高い責任感を持ち、どんなプロジェクトでも最後まで全力で取り組む姿勢を示すことができることをアピールすると効果的です。
このように、周囲からの評価を具体的な業務内容や役割に結びつけて説明することで、自分がどのように会社に貢献できるかを明確に示すことができます。
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】回答する際のポイント
回答するための文章の構成方法が分かったところで、次は「回答する際のポイント」を説明していきます。
ここでは特に押さえておくべきポイントとして
- 「ポジティブな内容を回答する」
- 「自己PRの内容と一貫性を持たせる」
- 「求める人物像を確認する」
の3つを説明していきます。
ポジティブな内容を回答する
回答する際のポイント1つ目は「ポジティブな内容を回答する」ことです。
ESはもちろんのことですが、この質問は面接でも良くされるため、回答する内容はできるだけポジティブな内容にしておく方が良いと言えます。
そのため、聞き取りしたエピソードがネガティブな内容の場合は、他の人に聞き直すか自分で作ってしまった方が無難です。
ポジティブな内容は良い印象に直結するため、必ずポジティブな内容を選ぶようにしましょう。
自己PRの内容と一貫性を持たせる
回答する際のポイント2つ目は「自己PRの内容と一貫性を持たせる」ことです。
自己PRで伝えている内容と一貫性があれば、自己評価と他者評価が一致しており、応募者の人柄に偽りがないことが企業に伝わります。
例えば、自己PRで「リーダーシップがある」だけだと不十分です。
ここに「周りからもリーダーシップがあると評価されています」といった具体的なエピソードを加えることで、一貫性を持たせ、信頼性が高まり、企業に安心感を与えることができます。
求める人物像を確認する
回答する際のポイント3つ目は「求める人物像を確認する」ことです。
会社が求める人物像と自分が合致していることを示すことも重要です。
企業が求めている人物像を理解し、自分が周りからどう思われているかを照らし合わせて、その中で企業に合った印象を伝えるようにしましょう。
例えば、企業がチームワークを重視しているなら、「周りから協力的でチームプレイヤーと言われます」と述べると効果的です。
これにより、企業は応募者が自社の文化や価値観に適していると判断しやすくなります。
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】回答する際の注意点
ESの質問で「周りからどんな人と言われるか?」と聞かれた際の回答では、企業に効果的に自分をアピールするための注意点があります。
以下では、そのポイントについて説明するので参考にしてください。
仕事に無関係なことは伝えない
まず、仕事に無関係なことは伝えないことです。
例えば、「歩くのが早いと言われます」と述べても、仕事にどのように活きるのかが企業には伝わりにくいです。
せっかくのアピールの機会なので、仕事に関連する内容を選びましょう。
例えば、「周りからは責任感が強いと言われます」と述べ、その責任感がどのように仕事に役立つかを具体的に説明することで、企業に対して効果的にアピールすることができます。
これにより、企業側もあなたの特性を仕事に結びつけてイメージしやすくなります。
短所を伝えない
また、短所を伝えないことも重要です。
周りから言われることの中にはもちろん短所も含まれるかもしれませんが、質問されていない限り、短所を伝える必要はありません。
例えば、「周りからは遅刻が多いと言われます」と述べることは避けるべきです。
その代わりに、プラスになることを強調し、自分の強みをアピールすることに集中しましょう。
例えば、「周りからは常に前向きで協力的だと言われます」と述べ、その協力的な姿勢がどのようにチームワークに貢献するか等、ポジティブな面をアピールする意識が大切です。
自己評価と一致しない
自己評価とまわりからの評価が一致しないものはやめたほうがいいといえるでしょう。
自己評価→責任感
周囲→好奇心旺盛
上記は自己評価では最後まであきらめない「責任感の強さ」を語っているのに対して、周りからいろいろなことに興味を持てる「好奇心旺盛な姿」と評価を受けてしまっており矛盾が生じてしまいます。
これは自己分析ができているのか疑われたり、面接官が応募者を正確に判断することができなくなるため評価外になってしまう可能性があります。
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】回答例13選
ここまで周りの人にどんな人と言われるかの回答方法について説明していきました。
しかし、イマイチピンときていない就活生も多いのではないでしょうか?
そこで最後に「「周りの人にどんな人と言われるか」の回答例」を用意いたしました。
ここでは良くキーワードとして使われる「責任感」「努力家」「負けず嫌い」「行動力」「リーダーシップ」「気配り」「親しみやすい」「手際がいい」「企画力」「優しい」「冷静」「面白い」「変わってる」の13つの例を用意しました。
是非、参考にして下さいね。
「責任感」の例文
周りの人から責任感があると言われることが多いです。
特に長期インターンでは、他のメンバーから依頼された仕事は必ず引き受け、やり切るからだと考えています。
自分としては頼りにされたいという思いや、中途半端で仕事を終わらせて信頼を失いたくないという思いから、仕事を引き受けて最後までやり切っていました。
「努力家」の例文
私はよく努力家だと言われます。
特に大学受験の時、誰よりも早く大学に来て勉強を始め、帰りも誰よりも遅くまで残って勉強していたからだと思います。
私としては第一志望の大学に必ず合格したいという強い気持ちを行動に移せていたからだと思いますし、大抵の事は努力すればなんでもできると思っています。
「負けず嫌い」の例文
私は周りから負けず嫌いな性格だとよく言われます。
特に好きなことでは謙虚に出るようで、テニスサークルで出場した大会で敗退した時は悔しさが滲み出ていたようです。
私としては中学・高校と部活動で常に誰かと競っている環境にずっといたからだと思っています。
そしてその気持ちが私を成長させるためのスイッチだと感じています。
「行動力」の例文
私はよく行動力があると言われます。
特に趣味である弾丸海外1人旅の思い出話を友人にしている時によく言われ、本当に行動力凄いねと色々な人から言ってもらえています。
私は幼少の頃から考えるよりもまずは行動するように日々意識しており、それが他の人よりもはっきりと現れているからだと考えています。
「リーダーシップ」の例文
私は周りからリーダーシップに優れていると言われます。
その理由は部員総数120人の大学のラグビー部でキャプテンをしており、チームを牽引しているイメージがあるからだと思います。
自分としてはチームのために何ができるかを考え、その都合最適だと思う声掛けやプレーをしてきたからだと思います。
「気配り」の例文
私はよく気配り上手だと言われることが多いです。
研究室でもサークルでもよく周りをキョロキョロと観察し、誰かの手伝いをしたり声掛けをしていると友人に言われました。
私としては困っている人がいれば助けになりたいと思っていますし、問題を未然に防ぐことができれば一番いいと考えているためです。
「親しみやすい」の例文
私には親しみやすい特徴があるとよく言われます。
サークルで新しく入ってきた人がいると必ず声をかけたり、サポートしてくれて凄く助かっているよと代表に言われたことがあります。
私としては逆の立場になって考えたら話すきっかけが欲しいよねと思って行動しているだけで、何も特別なことをしているとは思っていません。
「手際の良い」の例文
私はよく何事にも手際が良いと言われます。
アルバイトをしている時、まだ働き出して1週間なのに手際よくテキパキ働いてくれてとても助かるよと言われたことがあります。
私としてはできるだけ早く帰れるように無駄のない、効率的に働かなければと思って作業の内容を自分なりに工夫していただけでした。
「企画力」の例文
私は企画力に優れているねと言われることが多いです。
特に大学3年生の時に学祭の実行委員に勤めていた時に、今までにない企画の立案を同時に3つ行ったら周りの人に驚かれました。
自分としては何をすれば来場者が増えるのか、満足度が上がるのかを考えながら思いついた案が形になりやすいものだっただけだと思っています。
「優しい」の例文
周りの人からは「優しい」とよく言われます。
その理由として、人が嫌がることでも率先して引き受け、他人の気持ちを常に考えるようにしているからだと思います。
例えば、大学のサークル活動では、新入生が不安を感じないように積極的に声をかけ、困っているメンバーがいればすぐに手を差し伸べてきました。
このような姿勢が評価され、周囲から優しいと言われることが多いです。
これからも、この優しさを大切にし、特にお客様対応の場面では、相手の立場に立って考え、丁寧で親身な対応を心掛けたいと考えています。
優しさは、単に人間関係を円滑にするだけでなく、信頼関係を築く上でも非常に重要です。
お客様に安心感を与え、信頼される存在になるためにも、これからも優しさを持って接することを続けていきたいと思います。
「冷静」の例文
周りの人からは「冷静」とよく言われます。
私は常に落ち着いて物事を考え、行動するよう心掛けています。
例えば、大学のゼミでのプレゼンテーション中に予期せぬ質問を受けた際も、慌てずに冷静に対応し、的確な回答をすることで、周囲からの信頼を得ました。
このような冷静さによって、困難な状況でも適切な判断を下すことができると認識されています。
社会に出てもこの冷静さを活かし、どのような状況でも落ち着いて物事を判断し、正しい選択を取り続けたいと考えています。
特に仕事においては、冷静な判断力が求められる場面が多くあります。
そのため、冷静な態度を保ち、的確な判断を下すことで、チームやプロジェクトの成功に貢献していきたいと考えています。
「面白い」の例文
私は周囲からよく「面白い」とよく言われます。
私は常に笑顔でいることを心掛け、明るい環境を作り出すことに注力しています。
例えば、大学のイベントの司会を担当した際には、場を盛り上げるためにユーモアを交えたトークを行い、参加者全員を笑顔にすることができました。
このように、周囲を楽しませることが得意で、自然と「面白い人」として認識されています。
これからも、職場でも同じように明るく振る舞い、社内の雰囲気を良くすることに貢献したいと考えています。
面白いという特性は、ただの娯楽だけでなく、チームの士気を高める重要な要素です。
明るい雰囲気を作ることで、社員同士のコミュニケーションが円滑になり、より良い成果を生み出す環境を整えることができると信じています。
「変わっている」の例文
友人からは「変わっている」とよく言われます。
私は他の人がやらないことに積極的に取り組むことが好きで、その姿勢が「変わっている」と評価されています。
例えば、大学時代には新しいサークル活動を立ち上げ、他の学生が経験しないような独自のプロジェクトを実施しました。
このような独創的な取り組みをしている点について「変わっている」と言われるようになりました。
これからも、この独自性を活かし、他の人が取り組まないことに対して積極的に挑戦し、新しい価値を創造していきたいと考えています。
仕事においても、常に新しいアイデアや方法を模索し、革新的な取り組みを推進することで、組織に新しい風を吹かせたいと思います。
【ES:周りの人にどんな人と言われるか?】よくある質問
「周りの人からどんな人だと言われるか?」という質問は、面接でもよく聞かれる重要なテーマです。
魅力的な回答をするためには、適切な準備と対応が必要なので、以下では、面接での注意点とネガティブな内容に対する対処法について説明します。
面接で聞かれた場合注意することは?
面接で「周囲にどんな人だと言われるか?」と聞かれた場合、深掘りされることを前提に回答を準備しておきましょう。
例えば、「冷静と言われます」と答えた場合、「具体的にどのような経験からそう言われるのか」「その時の自分の行動や感じたことは何か」といった質問をしてくる可能性があります。
こうした質問に対して具体的なエピソードを用意し、その経験を通じて学んだことや感じたことを詳しく説明する準備をしておくことが大切です。
ネガティブな内容を聞かれたら?
ネガティブな内容について聞かれることもありますが、その際には、素直に答えることが重要です。
例えば、「頑固と言われることがあります」といったネガティブな評価について質問された場合、その評価がどのような状況で言われたのか、具体的なエピソードを交えて説明します。
また、そのネガティブな評価を受けて、自分がどのように改善しようとしているのかを伝えることも大切です。
嘘をつかず、正直に対応することで、面接官に対して誠実な姿勢を示すことができます。
周りから「頑固」と言われることがあります。
これは、自分の意見を強く主張しすぎているためだと自覚しています。
しかし、この評価を受けてからは、周りの意見を積極的に聞き入れるよう努めています。
具体的には、会議やディスカッションの際に他人の意見を丁寧にメモに取り、その内容を紙に書き出して整理するようにしています。
この方法を取ることで、自分の考えを見直し、他人の意見と照らし合わせることができるようになりました。
内容はどれくらい用意すべき?
この質問に対しては、回答パターンは1から3つほど用意しておくのが理想的です。
これは、面接官がさらに深掘りして質問することを想定しておくためです。
例えば、「冷静」と「協力的」といった評価を用意しておくと、状況に応じて適切なエピソードを示すことができます。
また、それぞれの評価に対して具体的なエピソードを準備し、その特性がどのように仕事に活かせるかを説明できるようにしておくことをおすすめします。
そうすることで面接の際に柔軟に対応でき、強い印象を残すことができます。
まとめ
周囲からどう思われているのかはあなたが思っているよりも大切な要素であり、面接はそれを意識することで通過率をグッと上げることができます。
自己分析に取り組む就活は多いと思いますが、他己分析は第三者の手を借りる必要があり、なかなか取り組めていない就活生の方が多いのが現状です。
もし、聞くのが億劫であれば自分で作ってしまっても大丈夫です。
しかし、その際注意が必要なのは自己PRとの整合性です。
齟齬がないようにきちんと事前に確認しておきましょう。