HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
エントリーシートはイラストを描ける場合がほとんどですので、自分をアピールする際に上手に活用しましょう。
他の学生との差別化にもなりますし、自分のアイデア力や想像力をアピールできます。
しかしイラストのみで人柄を判断できる訳ではないので、アピールする文章がしっかりしていないと意味がありません。
自己分析やその仕事をやりたい動機などを考えるのは最優先にしつつ、イラストでも上手にアピールしましょう。
はじめに
エントリーシートは履歴書と違い、自由に利用できる欄が設けられていることがあります。
ここではあえて自由にすることで、その人の個性や人柄を知りたいと企業は思っています。
この自由の欄に、イラストを描くといいと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
こちらではエントリーシートにイラストを描くメリットやデメリットなども中心に、ポイントを紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
エントリーシートとは?
履歴書と似たものに見られがちですが、エントリーシートはまた別物になります。
エントリーシートとは、企業側が学生の人柄を判断する際に採用選考で参考にする資料になります。
自社に興味を持ってくれている学生はどんな人かを、さらに詳しく知るために提出を求めている企業が多々あるのです。
どのようにアピールするかで、面接まで呼んでもらえるかどうかも決まってきます。
エントリーシートにイラストは描いていい?
エントリーシートに自分をさらにアピールするためにイラストを描きたいと思っている方もいると思いますが、描くのはOKです。
より自分のことを上手に伝えやすいですし、イラストの描き方や絵の色彩なども見てその人のセンスなども見えます。
職業によっては、美的なセンスなどをアピールした方が有利な場合、上手にこの自由欄を使って自分の個性をアピールしてもいいでしょう。
ここではイラストを描くメリットについて、さらに詳しく紹介していきます。
イラストを描くメリット
人の心に印象を残せる可能性が高く、エントリーシートのイラストを通して興味を持ってもらえます。
たとえば小説で文章だけを見ている時よりも、その小説がアニメ化されることで印象に残った経験はないでしょうか。
文字だけよりも絵があることで、よりその内容が視覚的に伝わりやすいというのがあります。
興味を持ってもらえれば、次の段階の面接までも進みやすく自分自身としても有利になるでしょう。
他の学生との差別化ができる
自由記述欄を設けているのは、さらにその学生の個性や雰囲気を自由に書いてもらうことで知りたいと思っています。
履歴書もですがほとんど似たような形式で、皆それに合わせて見本などを参考にしながら同じように記入してきます。
正直皆同じよう見えてきてしまい、個性やその人の本来の姿が見えてきません。
しかし自由記述欄だからこそ、イラストや時には写真など別の方法なども使いながらアピールしてくれます。
伝え方によってその学生のイメージも変わりますし、履歴書だけでは普通に感じていた学生もエントリーシートを合わせて見ることで高評価に変わる場合もあるのです。
豊な発想力でイラストも上手に活用できれば、他の学生と差別化を図れます。
クリエイティブさをアピールできる
企業では発想力や新しいアイデアを出してくれるような社員が欲しいと思っていますので、そういった力を持っていることもアピールできます。
中には自由と書かれていてもどうしたらいいのか分からずに文章だけで終わってしまう方もいますし、上手に自分の発想力を発揮できない人もいます。
その中で自由にしてもいいという欄を上手に活用しながら、分かりやすいイラストも使っていると良いアピールにつながるでしょう。
思わず目を惹き、仕事を一緒にした時にもそのアイデア力を活用して活躍してくれそうだと感じてもらえれば、高評価を獲得できます。
イラストを描くデメリット
必ずしもイラストを描いたからと言って、高評価につながり興味を持ってもらえるとは限りません。
中にはそれほどイラストを描くことが得意ではなく、無理をしてしまう場合もあるでしょう。
イラストがなくてもエントリーシートに興味を持ってもらうことは可能です。
ここではどんなデメリットがあるのかも踏まえて、詳しくご紹介していきます。
イラストで人柄をアピールすることは難しい
正直自由欄にイラストが描いてあるから、素晴らしい人柄となる訳ではありません。
イラストのみで人柄を見るのは難しいので、文章の全体的な内容や履歴書など他のものも同じように重視しています。
印象に残るイラストを描こうという気持ちにとらわれてしまい、文章がまったく内容の薄いものになってしまったら面接まで行くのは難しいと思った方がいいでしょう。
具体的でリアル、一緒に働いてほしいと感じるような文章とともにイラストがあり、それらがマッチしているからこそ上手なアピールとなります。
まずは人事の方に自分をアピールする際、何を伝えたいのか自己分析をして文章でアピールすることを考えましょう。
そしてイラストを入れることでより自分という人間を分かってもらえるよう、上手に取り入れましょう。
まとめ
イラストは上手に活用すれば、大きくアピールする事が可能です。
逆にイラストは立派でも、文章が何を言っているのか分からなかったり、熱意や動機に欠けたりする場合は、何も響きません。
もしイラストが苦手だけど自由欄を使って上手にアピールしたいのであれば、写真やグラフなどを活用するのも手です。
部活の話をアピールすると同時に、その時の写真を添付してイメージしやすくするのも大きなアピール方法になります。