OB・OG訪問では何を質問すればいいの?適切な質問をして評価を上げよう!

OB・OG訪問では何を質問すればいいの?適切な質問をして評価を上げよう!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

OB・OG訪問をした際に何を質問していいか分からない場合は、まず訪問の意味を知る必要があります。

訪問の意味を知ることによって、OB・OG訪問にはどんなメリットがあるのか分かってくるはずです。

次にOB・OG訪問の際にどんな質問をするのかまとめましょう。

OB・OG訪問は短時間で端的に終わらせることが大切ですから、質問内容をまとめておかなければ、聞きたいことを最後まで聞けない可能性があります。

はじめに

OB・OG訪問は、何も考えずにいってしまうと高い確率で失敗してしまいます。

OB・OG訪問の目的を把握した上で、質問項目を事前に用意しておきながら取り組むことによって、いわゆるお土産をいろいろと持たせてくれるでしょう。

OB訪問の意味

OB訪問をするならまずはその意味について考えてみましょう。

意味を知らなければ、OB訪問を最大限に生かせないことになりかねません。

そもそもOB訪問の大きな役割として、働いている人の生の意見を聞けるというメリットがあるのです。

また、企業が求めている人材を知るためのヒントになることもあります。

これだけもOB訪問のメリットはあるでしょう。

そして、そのようなことを知るために考えながらOB訪問を行う必要があるというのも把握しておきたいところです。

働いてる人の意見が聞ける

OB訪問のメリットには、働いている人の意見が聞けるというものがあります。

OB訪問の前に、さまざまな媒体で情報を収集したことでしょう。

しかし、実際に働いてみると、その意見とはまったく違った印象を受けるかもしれません。

そして、OB訪問には、自分が調べた内容と実際の企業との食い違いをチェックすることができるのです。

インターネットなどの情報だけでは、その企業を完全に知ることはできません。

ほとんどの場合が食い違いが生じるといえるでしょう。

その食い違いを事前にしっかりと修正しておくことが、就活を上手に乗り切るために重要です。

OB訪問は、それが確認できる貴重なチャンスの場なので、会社を分析する行為を楽にしてくれるはずです。

企業が求める人材が理解できる

企業が求める人材を理解するというのは、とても大切なことです。

これを理解していることによって、就活を有利に進めることができますし、それどころか実際に社会で働く時にもいろいろなメリットがあるでしょう。

企業が求める人材を理解することができれば、それを前提にして、ガクチカや自己PRを作成することができます。

また、自分がこの企業に合致しているかを調べる際にも役立ってくれるはずです。

OB訪問によって自分の行動指針が見えてきたという人も多いので、その意味でもメリットがあります。

また、早い段階で企業が求めている人材を理解することができれば、企業が求める人材になれるように努力することによって、より合格の可能性を高めることも可能なのです。

OB訪問で聞くべき事

ここではOB訪問で聞くべきことをまとめてみます。

OB訪問にはたくさんのメリットがあることを知れましたが、そのメリットを最大限に活用するためには、OB訪問の際の質問に配慮しなければならない場合があります。

なるべくならそのメリットを満たせるように質問を上手に使って、誘導する必要があるのです。

企業について

OB訪問をするなら企業の情報を引き出すのもよいでしょう。

その業界の立ち位置はどの程度なのかを質問するのもよいですし、どんな社員が働いているのかを確認するのもいいです。

また、職場の人たちとの人間関係などについて聞いてみるのもよいです。

企業のことについて質問をするなら、一つの質問でなるべく企業の概要をつかめるような質問を厳選しましょう。

もう少し簡単にいうと、一つの質問でなるべく企業の情報を引き出せるようなものにすべきです。

限られた時間しか使えないのがOB訪問であるため、少ない質問数でできるだけ多くの情報を聞き出すことが非常に重要になってきます。

また、自分が事前に調べた情報との相違点を探すためにも、ある程度事前に企業のことを調べておくことも重要になってくるのです。

仕事について

OB訪問では仕事について聞くのもおすすめです。

会社の社風について聞いて、どのような仕事のフローになっているのかを聞くのもよいでしょう。

残業はどのくらいあるのか、1週間のサイクルはどんな感じなのか、それを踏まえての私生活はどうなるのかなど聞くことはたくさんあります。

また、転勤などについては公式の情報も記載されているかもしれませんが、実態とはかけ離れることもあるので、あらためて聞いてみるのもよいでしょう。

転勤なしと書いてあった場合でも、OB訪問をしてみると転勤が頻繁に行われていることが分かったというケースもあるのです。

事前にある程度調べておくことによって、仕事についての質問も情報と実態の乖離を把握することができますので、事前に調べておくことをおすすめします。

OB・OGの人について

OB訪問では、その企業に対しての就活対策を勉強することができます。

OBやOGの人たちは、何らかの就活対策をしてその企業に合格しています。

そのため、就活に関する話にはヒントがたくさん隠されているといえるでしょう。

そもそも、どんなきっかけでこの企業を目指すことになったのかを聞くのもよいですし、あらためて、その企業が求めている人材を聞いてみるのもおすすめです。

また、就活の際にはどんな準備をしたのかを聞くのもいいでしょう。

彼ら彼女らから就活のヒントを聞き出すことができれば、それがそのまま採用につながることもありますので、できる限り情報を引き出したいところです。

自分には難しい対策もありますので、OBやOGの人にできるようなものよりも、あくまでも自分が真似することができるようなものを引き出せるようにしましょう。

聞くべき質問例

OB訪問の際に聞くべき質問の例を紹介します。

OB訪問は限られた時間でしか行えないので、効率的に質問をするためにも、事前にピックアップしておくことが重要になってきます。

いきなり訪問して、質問が出てこないということは避けたいので、しっかりと予習しておきましょう。

企業について

業界内での立ち位置の質問はよく聞かれる質問です。

これは将来性に関係する部分でもありますので、自分の将来を見据える上でも把握しておきたいところでしょう。

職種についてどんなものがあるのか質問するのもよいです。

どんな職種があってどんな仕事をするのかを聞いておけば、より具体的な内容が見えてきます。

社風についての質問もぜひしていただきたい項目です。

企業理念や企業のアピールポイントなどとの相違点を探る上でも役立ちます。

これについては答えてくれるか分かりませんが、その企業の展望をOBの目線から聞き出してみるのもよいです。

ある程度、OBとの間に信頼関係を築いていることが前提ですが、聞く価値はある質問でしょう。

仕事について

業務についての質問もおすすめです。

1日のルーティーンだったり、業務内容だったり繁忙期について質問するのもよいです。

なぜこの業界や職種を選んだのかという質問もあります。

また、この仕事のやりがいについて聞いてみるのもよいでしょう。

やりがいを知ることができれば、自分との相性を量ることができます。

少し突っ込んだ質問としては、実際にこの仕事を経験して、他にやりたいと思える仕事があるのか、なども面白い質問です。

こういった質問の回答が就活のヒントになったりすることもあります。

さらに、業界特有の注意点などについて聞いてみるのもよいでしょう。

OB・OGの人について

OB・OGの人について質問する場合は、実際に就業していく中でどこが想像していたのと同じだったか、違っていたのかを思い切って投げかけてみるのもよいでしょう。

また、この会社に入るための対策などについて質問するのもおすすめです。

実際に入ってみて、自分のキャリア観に何らかの影響を与えたのかといった質問もおすすめです。

あらためて、今後はどういった自分を目指していきたいかを聞いてみるのもいいかもしれません。

まとめ

OB・OG訪問の際に何を質問すべきなのかがずいぶん分かったかと思われます。

OB・OG訪問で使える時間は限られていますので、事前にどんな質問をしたいのかを確認しておくことは重要です。

人それぞれ質問の重要度は違ってきますので、今回紹介した質問の中から重要性の高いものをピックアップして、OB・OG訪問の際に活用してみてください。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます