【就職に有利】プログラミングは就職に役立つ?IT就職の攻略法!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

この記事を見ている大学生の中には、就職のことを少し意識しはじめ、プログラミングを学ぶべきかどうか迷っている人も多いのではないでしょうか。

あなたの興味に役立つよう、「なぜプログラミングができると就職に有利になるのか」や「需要の高いプログラミング言語」など、プログラミングを就職に利用するうえで知っておくべきことをご紹介していきます。

ぜひこの記事を最後まで読んで、周りの大学生と差を広げ、就活を有利に進めていきましょう。

【就職に有利】なぜプログラミングができると就職に有利になるのか?

まず、就職を前にプログラミングを身に付けてスキルアップしたいと考えている皆さんに、なぜプログラミングができると就職に有利になるのかについてお話します。

有利になることがわかったら、ぜひチャレンジしてみましょう。

現在のIT業界は深刻な人材不足だから

なぜプログラミングができると就職に有利になるのかといえば、一番の理由は、現在のIT業界は深刻な人材不足だからです。

IT業界のIT企業はもちろん、他業界でも、自社にIT部門を設けている企業は少なくありません。

銀行や保険、証券などの金融業界や、塾やeラーニングなどを手がける教育業界、物流業界や流通業界でも、自社でIT人材を採用している企業があります。

IT系のサービスの普及と必要性に伴い、どの業界でも、急速にデジタル化が進んでいます。

IT人材の需要が高まり、求人が多いのにも関わらず、ITのスキルや知識を持もっている人材は不足しているので、プログラミング言語の習得が有利に働くのです。

IT人材需要に関する調査(概要):経済産業省

仕事を自動化できる人材の需要が異業種でも高まっているから

なぜプログラミングができると就職に有利になるのかの2つ目の理由は、仕事を自動化できる人材の需要が異業種でも高まっているからです。

RPAと呼ぶ、人が行ってきた作業を自動化、効率化するためのプログラムを組む人材へのニーズが高まっています。

RPAのツールのみを導入し、後は自社の人材が必要に応じて、プログラミングを使って業務を効率化・自動化できれば、低コストで、スピーディーに生産性の向上や働く環境の改善ができます。

なぜなら、事務処理や毎日行うルーティンワークなどは、プログラミングを使って自動化することでミスが減り、生産性も向上して、人件費も削減できるからです。

自動化により、人出不足の解消につながったり、人の能力が必要な仕事に限られた人材を集中投下したりできるので、プログラミングができる人材による自動化ニーズは高いです。

企業側が教育かかるコストを削減できるから

プログラミングができると就職に有利になるのかのもうひとつの理由は、企業側が教育かかるコストを削減できるからです。

多くの企業では、採用した新入社員に、パソコンの使い方や、ITリテラシーに関する基本的な教育を行っています。

そこで、プログラミングを習得している人材を採用できれば、企業側は一から教育する必要がなく、教育コストを削減できるので、企業からの需要が高くなります。

さらに即戦力として、他の新入社員と比べていち早く業務に携わることができるため、企業とwin-winの関係が形成され、選考に通りやすくなるのがメリットです。

企業には研修制度や、費用支給による学習支援があるから、それを使ってマスターすればいいと考えていては、そもそも採用されず、その機会も得られません。

【就職に有利】有利になりやすい需要の高いプログラミング言語

世界には、200種類以上のプログラミング言語が存在するといわれています。

プログラミングを学ぶ際は、需要の高く求人が多いか、学習がしやすいか、などを考慮して、将来に生かせそうなプログラミング言語を選びましょう。

Java

Javaは、プログラミング言語の中でも汎用性が最も高い言語であり、求人数がとても多いのが魅力です。

Androidのアプリ開発やWebサービス、業務システムの開発などに使われており、大学の授業でもJavaを取り扱っているケースも少なくありません。

そのため、学習しやすい環境が得やすいのもメリットです。

Javaは世界中で何百万人もの開発者が利用するナンバーワンのプログラミング言語であり、開発プラットフォームでもあります。

複数のプログラミング言語をマスターしていくうえでも、基本となる言語として、最初に学び、使いこなせるようにしてみましょう。

そのうえで、興味ある分野に合わせて、必要となるプログラミング言語を学ぶのもおすすめです。

PHP

PHPは、WebサイトやWebシステムなどの制作に活用されている言語で、初心者でも学びやすく、求人数も比較的多いのが魅力です。

就職に役立てることもできますが、Webサイトの制作は個人で受注できる仕事も多いため、学生時代からのおこづかい稼ぎや、就職してからの副業の可能性を広げることができます。

PHPはWeb開発に適した言語ですが、構文がシンプルで手軽なため、プログラミングの初級者にもマスターしやすいです。

Webサービスの開発ニーズや初心者でも習得しやすい点から人気が高まるに従い、学習環境も充実しているので、どのように学べばいいかわからないという方にも入りやすいプログラミング言語のひとつです。

Ruby

Rubyは、Webアプリケーションの開発に使われるプログラミング言語のひとつですが、日本で生み出されたプログラミング言語である点で、学びやすいです。

日本で開発されたプログラミング言語であることから、日本語の教材や参考書が充実しており、学びやすい環境が整っています。

Web系に興味のある人には、学んでおいて損はない言語です。

とはいえ、Rubyは日本だけでなく、世界に利用するプログラマーがいる人気のプログラミング言語でもあります。

日本国内でしか通用しないわけではないので、心配はいりません。

フリーソフトウェアが利用できるので、学習に費用があまりかけられない人も、無料でソフトをダウンロードし、ネットなどの無料レクチャーサイトを参考にしながら独学することも可能です。

【就職に有利】有利になるレベルまで学習する方法

プログラミングを学習する方法には、独学、インターン、プログラミングスクールなどたくさんの方法があります。

どの学習方法が向いているのかは人によってさまざまなので、よく考えて自分に合う方法を選ぶのがおすすめです。

独学で学ぶ

独学でも、就職に有利になるレベルまで習得するのは可能ですが、難しい点もあります。

そもそも、何を教材や指南にして学ぶのかを選ばなくてはなりません。

独学を選ぶ方は、なるべく低コストで学びたいと思うばかり、基本のテキストなども探さず、無料で学べる個人のWebサイトなどを探す方もいます。

基本から学べているのか、正しいやり方や手順なのかは定かではありません。

また、独学は挫折しやすく、習得のハードルは高い点がデメリットです。

独学でプログラミングを習得するには、正しい取り組み方を理解し、根気をもって時間をかけて学ぶことが大切です。

上手くいけば、スクールに比べてコストがかからず、自分のペースで学べるというメリットもあります。

IT企業にインターンに行って学ぶ

有利になるレベルまで学習する方法として、IT企業にインターンに行って、実務に携わりながら学ぶという方法もあります。

ただし、インターンには選考がある場合が多く、プログラミングの知識がまったくないと採用されないかもしれません。

初歩的なことは独学で学んでおく、大学でプログラミングの授業をとる、大学のワークショップなどに参加しておくなど、低コストで事前対策を講じておきましょう。

IT企業のインターンは実際に就職するより入社のハードルが低く、実務に携わることで学んだことを実践できる最高の環境です。

実務経験を積め、成果を出すことで、就活にも有利に働きます。

即戦力として活躍できるなど、企業側が実務に関しての教育コストを削減できるためです。

就職に直結するかもしれないインターンで、頑張らないといけない環境に身を置くことで、モチベーションの維持にもつながるのもメリットです。

プログラミングスクールに通う

有利になるレベルまで学習する方法の一番の早道は、プログラミングスクールに通うことです。

初心者でも基礎からわかりやすく学べるカリキュラムがしっかり決められているため、最短で効率的にプログラミングを身に付けることが可能となります。

学ぶべきことが過不足なく見込まれていて、学習にメリハリがあり、独学のように関係ない知識を学んでしまう無駄な時間をロスする心配がありません。

プログラミングスクールの中には、就職サポートに力を入れているスクールもあるため、プログラミングを勉強しながら、就職活動も並行して進められるのも魅力のひとつです。

プログラミングスクールの卒業生が優秀な人材として企業で活躍すると、その企業から直接オファーが入るなど、ダイレクトに就職につながるチャンスが得られる場合もあります。

【就職に有利】就職以外にもプログラミングは役に立つ

プログラミングのスキルを身に付けることには、就職に役立つだけでなく、さまざまなメリットがあります。

就活をはじめる前の学生の段階から、就職後の副業に至るまで、就職先や仕事内容とかかわらず、役立つメリットもあるのです。

大学生のうちからプログラミングで稼げる

大学生のうちにプログラミングを学んでおけば、そのスキルを使って、個人で仕事を受注することが可能です。

Webサイト制作やモバイルアプリ開発などの仕事は単価が高いことが多く、一般的なアルバイトをするよりも、たくさん稼ぐことができきます。

プログラミングに興味がある、IT系が好きといった方にとって、好きを仕事にして稼げる役立つスキルになります。

もちろん、稼げるレベルになるまでには努力やセンスも必要ですが、人によっては短期間で受注できるレベルへと到達できるので、ぜひスキルを磨いていきましょう。

就職後も副業として第二の収入源にできる

一度プログラミングを身に付けてしまえば、たとえ本業で使わなかったとしても、副業として第二の収入源を作ることも可能です。

プログラミング言語は学んだものの、実際の就職ではIT系にはいかなかった、プログラマーやサイト制作の道には進まなかったという方も、副業として個人的に仕事を受注して稼げます。

会社の給料に加えて自由に使えるお金が5万円あるだけで、生活が一変するものです。

近年は副業OKの企業が増えているので、就職後に役立つチャンスが増えています。

まとめ

ここまで、プログラミングができると就職に有利になる理由、需要の高いプログラミング言語、学習方法などをお伝えしました。

将来に生かせるプログラミング語を選ぶ、マスターしやすそうなプログラミング言語を選ぶ、低コストで学べる方法や稼げる言語を選ぶなど、選び方は人それぞれです。

年々ITの需要が高まっていく社会の中で、プログラミングを学んで就職を有利に進めると同時に、自分の可能性を広げていきましょう。

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