HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
理系生が就活をするにあたっては、理系に人気の企業ってどこなのかがまず気になるのではないでしょうか。
人気がある企業ほど仕事のやりがいもあり、理系で学んだことも活かせ、企業の将来性もあり、待遇も良さそうと考えられるためです。
もっとも、理系といっても多様な学部があり、専門性も異なります。
この記事では理系生全体から見て人気の企業をはじめ、学部系統ごとに理系生に人気の企業をご紹介していきます。
【理系に人気企業を紹介】最近の就活の動向
理系に人気の企業を紹介するに先立ち、最近の就活の動向も確認していきましょう。
特に理系生の就活に焦点を当てると、理系生は人材不足であり、需要が高いことが挙げられます。
一方、これまでのように大手企業を目指す学生だけでなく、ベンチャー就職を志す人が増えているのも最近の就活の動向の大きな特徴です。
こうした最近の就活の動向について、詳しく見ていきましょう。
理系生は人材不足
理系出身の人手が不足しているため、多くの企業が理系生を求めています。
これは単純に理系生より文系生の割合が多いというのではなく、企業が欲しい人材が理系の知識やスキルがある人材ということです。
近年はIT化やデジタル化、業務の自動化などが推進されており、業界を問わず、ITに強い人材や自動化などシステムに強い人材が求められています。
また、グローバル化で世界と競争していくうえでも、研究開発の得意な理系生への期待は高いです。
そのため、幅広い業界が理系生の獲得に乗り出しています。
理系生にとっては有利な動向がありますので、自分がやりたい仕事を明確化し、それが叶う合企業を選び、しっかりと対策を採れば、就活は有利に進めることが可能です。
目指すのは大手だけではない!ベンチャー就職を志す人は増えている
最近の就活の動向として、人気企業、大手企業に就職する代わりに、ベンチャー企業に就職する人は増えてきています。
かつては就職するなら安定成長が期待できる大手が良く、将来性や待遇面で不安があるベンチャーは敬遠されていました。
ですが、最近はベンチャー志望者も増えています。
IT系をはじめ、自動運転技術や宇宙開発など、理系に関わるさまざまなベンチャービジネスが生まれています。
大手ではできない仕事ができると魅力を感じる方や、大手でできる仕事であっても、入社してすぐの段階からやりがいのある仕事を任せてもらえるなど、大手とは違う働き方ができるのも人気の理由です。
最近の就活の動向に合わせてベンチャーにチャレンジするのか、だからこそ、大手の人気企業を目指すのか判断のしどころです。
【理系に人気企業を紹介】理系学生に人気企業を学部系統ごとに紹介
理系学生に人気の企業を学部系統ごとに、それぞれ20社紹介していきます。
詳しくは各企業のページをご確認いただきますが、どのような企業が人気なのか特徴を見ていきましょう。
人気企業は大手が多い!
以下の20社は理系生全体に人気の企業の中でも、上位にランクインする企業です。
ほとんどの企業が、誰もが名前を知っている知名度の高い企業です。
もっとも、中には、そんな企業があったんだと思う企業もあるかもしれません。
また、企業名は知っていても、具体的に理系生がどんな仕事で活躍できるのかピンとこない企業もあるでしょう。
詳しくは、各企業の記事をご確認ください。
理系生全体の人気企業
次にご紹介するのはランキングを問わず、理系生全体から見て人気のある企業です。
企業名は知っている、代表的な商品やサービス名が思い浮かぶ企業が多いのではないでしょうか。
もっとも、具体的な商品名が挙がらない企業もあると思います。
BtoCの一般消費者向けの製品やサービスの提供をメインとする企業は、子供の頃からの馴染みもあり、すぐにピンとくるでしょう。
もし、すぐにピンとこない企業の場合、法人向けの製品やサービスを提供するBtoB企業が多いはずです。
以下に挙げる理系生全体の人気企業も、各企業のページで詳しくご確認ください。
機械・電気・情報系の人気企業
次にご紹介するのは、機械・電気・情報系の学部出身者に人気の企業20社です。
おそらく、機械・電気・情報系の学部で学んでいる方にとっては、なるほどというラインアップかもしれません。
古くからある日本で歴史と伝統ある上場企業の中に、非上場のソフトウェア開発企業などが入っている場合やグーグルのような外資系が入っているのも特徴的です。
詳しくは、各企業のページで事業内容や求める人材などをご確認ください。
建築・土木の人気企業
建築・土木系出身者の人気企業20社は以下のラインアップです。
ゼネコンやハウスメーカー系が並ぶほか、鉄道会社であるJR東日本や、家具の製造販売を手掛けるニトリが入っているのも興味深いです。
なぜ、建築・土木系にこの20社が人気があるのかは、各企業のページで事業内容や求める人材などをご確認ください。
化学・薬学の人気企業
化学・薬学系出身者の人気企業は、以下の20社です。
化粧品メーカーや製薬会社が中心ですが、化学系や医療機関系もラインアップされています。
同じ化粧品メーカー、製薬会社といっても、それぞれ特徴が違う製品を開発、製造していますので、自分がやりたい仕事や興味が持てる企業はどれなのか、各企業のページで事業内容や求める人材などをご確認ください。
数学・物理・農学系の人気企業
数学・物理・農学系出身者の人気企業20社は以下の通りです。
食品や飲料メーカーを中心にエームサービスのようなヘルスケアサービスや、ソニー、富士通といった電気系のメーカーも並びます。
食品や飲料メーカーは子供の頃から親しみのある商品やサービスを提供していますが、一方で仕事をしていくうえでは知らないことが多いです。
詳しくは、各企業のページで事業内容や求める人材などをご確認ください。
【理系に人気企業を紹介】人気企業の中から企業を選ぶポイント
人気企業の中から企業を選ぶポイントは「自己分析で自分が働きたい環境を考える」「インターンで実際に企業に行く」「OB訪問する」ことです。
それぞれ、詳しく企業選びに役立つポイントを見ていきましょう。
自己分析で自分が働きたい環境を考える
人気企業の中から企業を選ぶポイントで、最も重要になるのが、自己分析で自分が働きたい環境を考えることです。
自己分析はこれまでの自分の経験や得てきた知識や能力、強みなどを棚卸する作業です。
自己分析を通じて、自分が将来どのようになりたいのか、どんな仕事がしたいかを検討します。
それが実現できる企業はどこなのかから企業選びをしていくことがポイントです。
同じ業界の大手企業といっても、伝統や歴史があり、規模も大きいほどに社風や福利厚生などに違いがあります。
企業によって異なる特徴がある部分については、自己分析をしっかり行ったうえで、自分に合った企業を選び抜く必要があるのです。
インターンで実際に企業に行く
人気企業の中から企業を選ぶポイントの2つ目は、インターンで実際に企業に行って確かめるという方法です。
同じ業界の同じような職種でも、企業によって働き方は異なります。
社風や職場の雰囲気、働き方が異なり、歴史のある企業ほど独特の仕事のやり方があります。
そのため、どのように仕事を進めていく企業なのか、自分に合っているのかを知るには、実際に見てみるのが一番です。
インターンを通して業務形態や企業のリアリティを知ることができるので、時間があれば、積極的に参加したいところです。
もっとも、人気企業のすべてがインターンを募集しているわけではありません。
また、人気企業はインターンの応募者も多く、選考にも通りにくいので、就活前からインターン対策も必要です。
OB訪問する
人気企業の中から企業を選ぶポイントの3つ目にご紹介する方法は、OB訪問することです。
自己分析で自分に合った企業を探すのは、あくまでもホームページや会社説明会、口コミなどから得た情報であり、信頼性はパーフェクトではありません。
良い面だけでなく、悪い面などリアルな企業の雰囲気を知るには、実際に見てみるのがベストです。
もっとも、インターンへの参加は人気企業においてはハードルが高く、必ずしも叶いません。
一方、OB訪問ならOBと約束が取れれば、実際の企業を見学できることやリアルな話が聞けます。
人気企業はインターンの競争率が高い反面、OBがたくさんいるのがメリットです。
優秀な学生や同じ大学の出身者を自社に呼び込みたいOBも多いので、不安がらず、積極的に連絡を取ってみましょう。
【理系に人気企業を紹介】まとめ
理系学生に人気の企業を学部系統ごとに、それぞれ20社ずつご紹介してきました。
最近の就活の動向からすると、理系生は人材不足であり、企業からの需要が高い反面、学生の側は大手企業を目指すだけでなく、ベンチャー就職を志す人が増えてる実情が見られます。
ベンチャーが合うかどうか、人気企業の中からどの企業を選ぶかに迷ったら、まずは自己分析で自分が働きたい環境を考えましょう。
そのうえで、インターンやOB訪問を通じて、実際に企業を見て、自分に合う企業を見つけ出すことがおすすめです。