理系の卒論は大変なの?卒論の書き方や卒業に関することを解説!

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はじめに

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理系の卒業論文は、その内容や論点に対する注目から、比較的難しいとされています。

実験データの取りまとめや、そこから求められる発見など、具体的かつ実践した内容と思考を問われます。

そのため論文を作成するときには、いくつかのポイントを押さえながら書くことが大切です。

今回は理系の卒論を書く際のコツや書き始めるタイミングなどのポイントについて、詳しくご紹介いたします。

この記事でご紹介するそれぞれのポイントをぜひ参考にして、卒業論文の作成に役立ててみてください。

【理系の卒論の実態】理系の卒論って正直きつい?

理系の卒業論文は、はっきりいってとても大変なのではないかと心配な方も多いかと思います。

実際のところ、かなり難易度が高いといわれています。

1〜3年生のテストがある授業に比べると、必要な勉強量も、研究に要する時間も多くなるのが事実です。

そのため忙しい生活の合間をぬって、その作成に膨大な時間を割く必要があるため、時間が取れないとなかなか苦戦するのがよくあるケースになります。

理系の卒業論文に取り掛かる際は、きちんと前もって心と時間の準備を整えておくことが大切です。

膨大な勉強量と研究時間を要する論文の作成ですが、時間をかけられれば、その難易度もあまり苦痛ではなく思えるのも特徴になります。

ゆっくり余裕をもって取り組むことが、論文を優位に進めるコツです。

実験データが多い

理系の卒業論文が大変であるといわれているポイントの1つは、その実験のデータが多いという点です。

1年かけておこなった実験の膨大なデータを、1つの論文にまとめる必要があり、そのまとめる作業がとても大変であるとされています。

実験をまとめるのでさえ大変なのに、膨大な量のデータをさらにまとめるとなると、始めから実験を振り返って確認していく作業が必要です。

そのためその作業にかけられる時間が少なければ少ないほど、とても難しく大変であるといえます。

またデータをまとめたうえで論点に矛盾が起きていないかや、上手に段階を踏んでまとめられているかが論文作成時に気をつけるべきポイントです。

これらのポイントを十分に意識して、実験データをまとめる必要があるのは、理系独自の卒業論文の特徴になります。

新たな発見を求められる

理系の卒業論文では、論文で記されている実験やデータのなかに、新規性を求められているのもポイントです。

実験とは常に、そこから生じる発見や新たな疑問を追求していくことが、本来の目的になります。

そのため卒業論文においても、実験を通して何か新たな発見はないか、論文を作成した人物の新しい着眼点は何かなど、理系独自の新たな発見を求められていると意識しておくことが大切です。

論文を作成する際の大きなアウトラインは、その実験を通して実際に発見したことや、研究の目標にあたります。

これらの点を解説するように書いていくと、新規性のある充実した実験内容の論文を作成することが可能です。

実際の研究や実験を通して発見したことを明記して、論文を仕上げていくようにしましょう。

【理系の卒論の実態】卒論を楽に書き切るには?

卒業論文を無理することなく楽に書き切るには、いくつかのポイントを事前に押さえておく必要があります。

期限内に論文を仕上げるための主なポイントとしては、あらかじめデータをまとめておくことや、卒論の大枠を決めておくこと、定期的に先生や先輩に聞いておくことの3点です。

これらの3点をしておくことで、卒業論文に要する手間はぐんと減り、楽に書き切るコツになります。

卒論を書く際は、これから説明するこの3点のポイントを、事前に把握しておくようにしましょう。

あらかじめデータをまとめておく

卒業論文の作成にあたっては、今までにおこなってきた膨大な量の実験データをまとめる必要があります。

したがって、これらをあらかじめ整理してまとめておくことが大切です。

卒論を書く際にまとめるようだと、書こうと思っていても書く内容(実験データ)がまとまらず、混乱してしまって内容もごちゃごちゃになってしまう場合があります。

そうなる前に、卒論を書く前から、データを整理して分けておくことが大切です。

あらかじめデータをまとめておくと、ある程度考察や結果がわかるようになってきます。

そうすると論文のなかで供述しておきたい部分や、全体のアウトラインが見えて、どのようにデータを用いて論文を作成していくかイメージしやすくなるのです。

卒論の大枠を決める

実験データをまとめて、論文の構造をある程度わかるようになると、その論文全体の大枠も定められるようになってきます。

論文内で用いる研究結果や、実験の発見などをもとに論文の構造がわかれば、あとは全体を通して何を伝えたいのかを決めて執筆することが大切です。

ある程度論文の構造を決めたうえで大枠を決めれば、スラスラと論文が書けるようになるほど難易度が大きく変わるため、作成前に必ず決めておくようにしましょう。

また大枠を事前に明確化しておくと、論文全体の統一感やまとまりが生まれ、論点をさらに追求できます。

そのため事前に大枠を決めて書いた論文と、そうでない論文では、仕上がりに大きな差があります。

大枠を決めて作成した論文のほうが、完成度が高く、内容も充実しているのも事実です。

定期的に先生や先輩に聞く

定期的に先生や先輩に聞いて、意見やポイントを取り入れると、自身の作成する論文の論点にずれがないかや、間違った方向にそれてしまっていないか確認できます。

事前に相談しておくと、決めていた論文のアウトラインを見直したり、改善点を発見しても、修正をしたりすることができるので、必ず聞いておくようにしましょう。

また、論文を書き始めてからも、定期的に相談して意見を取り入れたり、修正したりすることが大切です。

こまめに意見を聞ければ、作成を進めたあとから大幅に修正をする手間取られることもなく、スムーズに論文の作成を進められます。

そのため実際に卒論作成を経験した先輩や、卒論のポイントを熟知している先生に聞くことは、事前にミスを回避する方法になります。

【理系の卒論の実態】卒論の正しい書き方とは?

実際に卒業論文を書くにあたっては、より細かくポイントを押さえて、作成していくことが大切です。

なぜなら、理系の卒業論文は実験のデータや研究内容など、専門的な分野を細かく紐といて論文を作成することが必要になります。

そのため作成にあたっては、これらの専門的な内容をどれだけ充実させて書けるかが重要です。

論文全体の大枠や構造を決めて執筆していく以外にも、これらの細かいポイントや内容の充実度をしっかり確認するようにしましょう。

理系の卒業論文を書く際の細かいポイントや注意点については、こちらの記事でより詳しくご紹介しています。

実際に執筆する際に気をつけたいポイントについて知りたい場合は、こちらも合わせてチェックしてみてください。

【理系の卒論の実態】卒論はいつごろから書き始めるの?

では実際にいつ論文を書き始めるのがよいのか、まだはっきりよくわからない方も多いかと思います。

理系の卒業論文作成にあたっては、膨大な時間を要するものと仮定し、余裕をもって多めに時間を取っておくことが大切です。

具体的には、提出やプレゼンなどの行事から逆算して、時間を確保しておくことが重要になります。

そのため卒論を実際に書き始めるには、それらを考慮して、時間をあらかじめ割いて取り組み始めるのが必要です。

提出期限は大体3月末

卒業論文の提出期限は、ほとんどの場合3月末としている大学が多いです。

理系の大学生は、日々の研究や実験、課題などに追われて忙しい日々を送っているかと思います。

余裕をもって、提出の2ヶ月前から書き始めるとよいでしょう。

そのため年が明けた1月ごろには、今までおこなってきた実験のデータをきちんと整理して、事前に考察や結果をまとめ、卒論の大枠を決めておくことが大切です。

また冬休みに入る前や、冬休みが明けた直後にでも、先生や先輩にあらかじめ相談しておき、助言やアドバイスをもらってスムーズに取り組めるよう準備しておきます。

事前のリサーチや、余裕をもって取り組み、納得がいく卒論で提出できるよう心がけましょう。

プレゼンが2月下旬ごろにおこなわれる!

公立理系大学の場合は、2月の下旬ごろに発表会でプレゼンをする場合もあるかもしれません。

もし発表会の時間が設けられている場合は、プレゼンの準備と並行して、卒業論文の作成を進める必要があります。

卒論を製本化するだけでなく、プレゼン用のスライドや資料などを作る必要もあるのです。

非常に忙しく、スケジュールの管理が大変になってしまうこともあるので、注意しておきましょう。

上手に2つの作業を並行して進めるには、卒論とプレゼンの内容を似せて取り掛かることも大切であるといえます。

それぞれの内容が入り混ざってしまわないよう注意しながら、どちらも追求して取り掛かることが、無理なく円滑に2つの作業を進めていくポイントです。

【理系の卒論の実態】卒論が不十分で卒業できないことがある?

卒業論文は、単位として認められる、大学生活の集大成となる提出物ともいえるでしょう。

そのためあまりにも内容が不十分であると、合格の基準を満たせず、単位として認められなくなり、卒業できないといった可能性もあるのです。

そのため、十分な注意が必要です。

また、提出期限に間に合わなかった場合、卒業が見送りになる場合もあります。

せっかく大学生活を頑張ってきて、卒業論文が原因で卒業が見送りにならないよう、必ず念入りに準備を進めて、期限内にきちんと内容が充実している卒論を提出することが大切です。

簡単に仕上げられないことをきちんと理解して、取り掛かる際の準備や、計画をきちんと立てて卒論を仕上げるようにしましょう。

【理系の卒論の実態】まとめ

今回は理系の卒業論文の書き方や、書く際に注意しておきたいポイントについて、詳しくご紹介いたしました。

理系の卒業論文は、今までおこなってきた膨大な実験データや研究結果を取りまとめて、新たな発見や気づきを追求した内容で論文に仕上げることが必要になります。

そのため作成にかかる時間は膨大な量を要し、難易度も高く苦戦することもあるかと思います。

しかし、時間の余裕をもって取り組めば、その大変さは調節できるのも特徴です。

今回紹介したポイントをしっかり押さえて、卒論作りに役立てるようにしましょう。

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