【webテスト対策】SPIの対策におすすめなツールを紹介!対策のポイントも解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

時間の自由が利くことから、昨今のインターン選考や本選考などの採用活動の場において、webテストを行う企業が増えています。

就職活動を進めていくうえで、避けては通れないSPIなどの適性検査ですが、どのように対策すれば良いかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、就職活動でのwebテスト対策のためのおすすめツールを紹介します。

対策方法を知りたい方や、自分の対策が十分なのか確認したい方、そもそもwebテストとは何かを知りたい方などはぜひ参考にしてください。

【webテストの対策ツール】webテストとは

webテストというのは、元々採用活動で行われていた適性検査をweb上で行うもの、または行うことの総称と言われています。

たとえばSPIなどの適性検査は、就活生たちの性格や能力を測り、企業にマッチしているかなどを確認するために利用されています。

試験がweb上で行われるようになったことにより、就活生は自分の都合の良い時間に受験することが可能になりました。

また、企業側も人員や時間などのリソースを少なくして試験を実施できるというメリットがあるため、近年は多くの企業がwebテストを行っています。

【webテストの対策ツール】webテストを行う意味

先述のとおり、企業がwebテストを行うのは、就活生たちの性格、特性を把握するためです。

webテストで得た情報により、採用を効率的に行えるようになります。

たとえば、検査以降の面接で応募者がどのような人間なのか把握するために使ったり、入社後の配属先を決定するために利用したりと、その使い道は多岐にわたります。

また、検査の結果でミスマッチが目立つ場合、足切りの材料に使われることも珍しくありません。

なかには、履歴書やSEなどと照らし合わせ、嘘がないかなどの確認を取るために用いる企業もあるようです。

【webテストの対策ツール】主なwebテストの種類

ここからは、採用活動で主に利用されるwebテストを5つ紹介していきます。

webテストは選考フローの中で最も対策がしやすいという特徴があります。

自分の志望する企業がどのwebテストを利用するかを把握しておくことは、非常に大切なことです。

今回ご紹介するwebテストは比較的メジャーなもので、具体的な対策法も数多く存在します。

自分が志望している企業が採用しているテストがあるかどうか、ぜひチェックしてみてください。

SPI

SPIは株式会社リクルートが提供する適性検査で、日本の有名企業もこのSPIを採用活動に利用していることが多くあります。

代表されるのは、ソニー株式会社、日本銀行などです。

SPIの内容は、能力検査と性格検査の2つです。

能力検査では、「言語分野」「非言語分野」の2種類の問題に回答します。

ここでは主に思考力や知識の習得への意識などがチェックされるため、事前の対策が欠かせません。

また、性格検査では普段の行動や考え方に関する質問から、その人がどんな人で、どのような仕事に向いているのかをチェックします。

ENG(SPI英語)

先述したSPIで、英語の能力検査が課される場合があります。

それがこのENG(SPI英語)です。

株式会社リクルートが提供し、主にANAホールディングス株式会社、三井不動産株式会社などが導入しています。

主に、総合商社や航空運送など、業務に語学力を必要とする企業が採用していることが多いようです。

求められる英語の能力は、英検準2級程度のレベルとなっており、高校中級程度の英語力があれば良いとされています。

英単語の類似語・対義語選択や、長文読解などの問題が出題される一方、リスニングの問題はありません。

玉手箱

玉手箱は、SPIと並んで有名なwebテストです。

こちらも多くの企業が採用しており、対策が必須と言えるでしょう。

日本エス・エイチ・エル株式会社が提供し、ネスレ日本株式会社や野村證券株式会社などの大手企業が導入しています。

形式はSPIと同じく、能力を測る言語・非言語の問題と、性格を測る問題の2つが出題されます。

大きな特徴は「同じ形式の問題を何問も解く」点にあり、たとえば最初の出題が「表の空欄推測」であれば、次の問題も同じく「表の空欄推測」の問題が続くという形です。

WebGAB

WebGABは、玉手箱と同じく日本エス・エイチ・エル株式会社が提供し、大手企業が導入しているwebテストです。 

頭に「web」とついていない「GAB」が有名ですが、そちらは筆記試験で紙媒体のものを指すもので、WebGABがwebテストの形のものです。

内容は玉手箱とほぼ同様となっており、出題範囲が多少異なる程度の違いしかありません。

したがって、玉手箱の対策をしっかりしておけば大きな問題はないと言えるでしょう。

TG-WEB

最後に紹介するのがTG-WEBというwebテストです。

こちらはヒューマネージ社が提供しており、こちらは大手企業の資生堂やジョンソンエンドジョンソンなどが採用しています。

TG-WEBには2種類あり、比較的簡単なタイプ(新型)のものと、難易度が高いタイプがあるのが特徴です。

出題内容は、言語問題と非言語問題の2つに分かれています。

簡単なタイプの場合、言語では単語の類似語・対義語を答えるもの、非言語では四則計算、英語では長文読解が主に出題されます。

一方、難しいタイプ(従来型)の場合、言語では長文読解、非言語では数列や推論が出題されるのが特徴です。

なお、英語では同じく長文読解などの問題が出題されるものの、考える時間が必要なものが多いことに注意が必要です。

【webテストの対策ツール】おすすめのSPI対策ツール

ここまで、実施されることが多いwebテストについて解説しました。

ここからは、多種多様なwebテストの対策のために役立つおすすめツールを紹介していきます。

webテストごとに項目を分け、それぞれに特化したものを紹介していきますので、自分の志望企業の実施するテストに合わせて活用してみてください。

難しく感じる方も多いのですが、事前に対策をすれば高得点を狙うことも可能です。

自分のペースで勉強を進めていき、志望している企業の内定を勝ち取りましょう。

問題集

まずはおすすめのSPI対策の問題集をご紹介します。

問題集は、問題と詳しい解説が載っているので、理解が進むうえ、一人でも解きやすいのでおすすめの対策方法です。

大学の図書館などで借りることもできますが、できるだけ新しい年のものを用意しましょう。

また、複数の問題集に手をつけるのではなく、1冊の問題集を理解できるまで繰り返し解くようにすることも重要です。

短い時間で効率よく回答するためには、問題の解き方を頭に入れる必要があります。

解き方を覚えられるように、問題集を活用しましょう。

これが本当のSPI3だ! 2024年度版

SPIノートの会が講談社から出版している、『これが本当のSPI3だ! 』シリーズは、SPI対策に定評のある問題集です。

出題範囲表を確認できたり、初心者の方向けに具体的な攻略法を載せていたりと、この1冊でしっかりとSPI対策ができます。

また、解説が丁寧で見やすい構成になっているので、問題集に抵抗のある方でもサクサク進められます。

さらに、性格検査の解説も載っているので、購入して損はない問題集と言えるでしょう。

2024最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集

『2024最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集』は、ナツメ社から出版されている、実践に即した問題集です。

ある程度実力がついてきて、特に数学の問題の得点を高めたいと考えている方に最適と言えます。

数学の問題は、問題の数をこなすことで応用力や思考力が身につく傾向があるため、なるべく多くの問題を解くことは有効です。

メモの取り方や計算方法なども詳しく解説されているので、実戦に役立つ情報が多いところも嬉しいポイントとなっています。

アプリ

じっくり時間を取って対策する時間がないという方は、アプリを利用するのもひとつの手です。

スキマ時間に使えるので、通学や移動の合間に対策をすることができます。

SPIは、その知名度の高さからさまざまな種類のアプリが出ているので、自分に合ったアプリを探してダウンロードしてみましょう。

また、SPIは言語、非言語の2種類が出題されます。

どちらの対策をメインにしたアプリなのかを事前に確認し、自分に合ったものをダウンロードするようにしましょう。

SPI対策アプリ -webテスト言語・非言語問題集-

まず紹介するのは、『webテスト言語・非言語問題集-』というスマホ向けアプリです。

総問題数は382問であり、アプリとして非常に魅力的なボリュームです。

言語・非言語どちらの問題にも対応しているため、これをダウンロードしておけば十分対応できると言えるでしょう。

また復習機能がついているので、苦手な問題の演習を繰り返すことができるのも便利なポイントです。

無料でダウンロードできるので、まずは一度試してみることをおすすめします。

SPI言語Lite 【Study Pro】

次に紹介するのは『SPI言語Lite 【Study Pro】』です。

こちらの「Lite」は無料版となっており、問題数が52問までという制限がついています。

有料版はダウンロードに250円かかりますが、問題数は232問と大幅に増加するので、最初に無料版を利用してみて、相性が良いと感じたら有料版を購入してみても良いかもしれません。

問題一つひとつに丁寧な解説があるので、自身の「解く力」がしっかりと身につきます。

また、手書きメモツールがついており、本番での解き方に近い形で練習できるのも魅力です。

模擬テスト

スマートフォン向けアプリとは別に、SPI対策の模擬テストを受けることもできます。

マイナビやリクナビなど、さまざまな就職サイトが模擬テストを提供しており、どれもパソコンでの受験に慣れることができる点がメリットです。

問題集やスマホアプリだけでは、実際の試験がどのように進むのか掴みづらいため、模擬テストなどを利用して対策を行いましょう。

なお、こちらはある程度実力がついてきてからの利用がおすすめです。

自宅にパソコンがない方は、通っている大学などで利用できるか確認してみましょう。

適性検査対策WEBテスト

模擬テストの中で最初に紹介するのは、大手就職系サイトのマイナビが提供している『適性検査対策WEBテスト』です。

受検者数が多く、受検後に全国順位を確認できるので、勉強のモチベーションにつながるでしょう。

また、月に1~2回問題が更新される練習用の「実力アップ講座」と、年10回開催される「全国一斉WEB模擬テスト」の2種類があり、どちらもwebテストの対策には欠かせません。

この『適性検査対策WEBテスト』はさまざまなwebテストの対策になるので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

SPIオンライン

『SPIオンライン』の模擬試験を受けるのもおすすめです。

こちらは登録不要ですぐに試験を受けられるのがメリットになっています。

非言語の問題は全18問、言語の問題は全15問となっており、制限時間は実際のものよりも比較的緩く設定されている点が特徴です。

また、『SPIオンライン』のサイトにはおすすめのテキストや学習用のコンテンツも充実しており、模擬試験を受けた後、すぐに復習を行うこともできます。

適性検査のガイドもあり、SPI対策に特化したwebサイトとなっていますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

【webテストの対策ツール】おすすめのENG対策ツール

ここからは、ENG(SPI英語)のおすすめツールを紹介していきます。

実のところ、ENG対策に特化したツールはそこまで多くはなく、充実しているとは言いにくいのが現状です。

また、SPI対策用のツールに英語用対策が元々含まれているものもあります。

先に自分の志望する企業が英語の問題を出題するのかを確認し、そこから対策ツールを探すようにすると無駄がありません。

それでは数少ないENG特化の対策ツールの中でもおすすめできるものを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

問題集

まずはENG(SPI英語)対策ができる問題集の紹介です。

もし英語が苦手な場合であれば、解説が丁寧な問題集を選ぶようにしましょう。

詳しい解説がついていれば、苦手な部分の理解だけでなく、正解した部分に関連した解き方、考え方を学ぶことができます。

また教科書のように、英語の詳細な説明が載っているものや、問題を一度解いてから解説を見て理解を深めていくものなどいくつかのタイプがあるので、自分に合ったものを探してみましょう。

SPI3 英語能力検査こんだけ! (薄い!軽い!楽勝シリーズ)

最初に紹介するのは、ENG(SPI英語)に特化している問題集として代表的な『SPI3 英語能力検査こんだけ!』です。

一ツ橋書店が出版しており、SPIの英語対策のみに的を絞っているのが大きな特徴です。

ほかのSPI対策問題集と併用することで、基本的なSPIの科目すべてを網羅できます。

また、不安なところや苦手なところを最終確認するためにも便利で、持ち運びにも適した薄さです。

わかりやすい解説が高く評価されており、1冊持っておくことで安心できる問題集と言えるでしょう。

これが本当のSPI3だ! 2024年度版

先ほどご紹介した『これが本当のSPI3だ! 2024年度版』は、総合的なSPIの対策が行えるため、ENG対策にも使える問題集です。

問題数が多いわけではありませんが、再現問題や解説などが丁寧に掲載されており、英語問題の攻略のコツを掴むことができるので、基礎的な対策として活用できます。

なお、『これが本当のSPI3だ! 』シリーズは「テストセンター」「ペーパーテスト」「webテスティング」の主要3方式に対応しており、さまざまなシーンで活躍する1冊となっています。

アプリ

ここからは、ENG(SPI英語)の対策に利用できるアプリについて解説します。

ENGに特化しているわけではありませんが、文法や単語対策におすすめのアプリを紹介していくので、参考にしてみてください。

今回ご紹介するアプリは、英単語を覚えるためのものと、基礎的な文法を覚えるものの2つに分かれています。

英語は、ある程度暗記することで問題の正答率が上がるので、スキマ時間を使ってできる限り頭に入れておきましょう。

TOEICなどの英語技能を測る検定などにも使えるので、ダウンロードしておくと便利です。

mikan

『mikan』は有名な英語アプリのひとつです。

英単語アプリとして非常に評価が高く、レベルに合わせて学習できるところが魅力となっています。

使い方は簡単で、出てきた単語を知っていたら右へ、知らなかったら左へめくるだけです。

これを行っていくことで、知らない英単語のみが繰り返し表示され、学習できるようになるしくみになっています。

また、英単語テストの機能もあり、どれだけ単語を覚えられたのかチェックすることもできます。

サクサクとした使い心地で、ストレスが少ないのも評価の高いポイントです。

Duolingo

『Duolingo』はゲーム感覚で英語を学べるアプリです。

単語や文法を手軽に学ぶことができるので、人気、評価ともに高いアプリのひとつとなっています。

ENG対策としては、英作文や文章の組み立てなど、総合的な英語力を鍛えることができる点が魅力です。

ただし、『Duolingo』は、比較的英会話の学習に特化した教材になっているので、ENGなどの検査の対策としてはやや不十分な面があります。

そのため『Duolingo』で基礎的な文法を確認し、問題集などで演習をすると良いでしょう。

【webテストの対策ツール】おすすめの玉手箱・GAB対策ツール

次に紹介するのは、玉手箱とWebGABの対策におすすめのツールです。

これらの2つのテストは、提供が同じ会社のため、問題が似ているという特徴があります。

したがって、ツールがそもそも両方に対応しているものが多く、対策の手間がかかりにくいというのが嬉しいポイントです。

玉手箱とWebGABにおいては、玉手箱の方が、出題範囲が広い傾向にあるというだけで、内容自体に違いはありません。

玉手箱の対策をしておけば、GAB対策の方も大きな問題はないと言えるでしょう。

問題集

では、玉手箱・GABの対策用問題集を紹介していきます。

SPIと並び、よく利用されているwebテストのため、複数の企業から対策用の書籍が出版されています。

「SPIの対策をしているからほかのwebテストの対策はしない」という就活生もいますが、あまりおすすめしません。

出題方法や内容はテストごとに異なるため、志望する企業の試験に合わせて対策をしておくことは必要です。

もちろん、やみくもに対策用の書籍などを購入するようなことはせず、応募先の企業が利用しているwebテストを調べてから問題集を探しましょう。

これが本当のWebテストだ!(1) 2024年度版 【玉手箱・C-GAB編】

講談社より出版されている『これが本当のWebテストだ!(1) 2024年度版 【玉手箱・C-GAB編】』は、玉手箱とC-GABの対策ができる1冊です。

C-GABとはテストセンター方式のGABで、WebGABよりも設問数が少なく、そして英語の設問があることが特徴です。

この問題集は、本番に即した出題順で解答していくことができるので、実戦的な練習を積むことができます。

また、基礎的な内容が多く書かれているので、基礎をじっくり学びたいという方はこちらを選んでみましょう。

1日10分、「玉手箱」完全突破! Webテスト 最強問題集 '24年版

大和書房から出版されている『1日10分、「玉手箱」完全突破! Webテスト 最強問題集 '24年版』も、玉手箱の対策におすすめの問題集です。

問題数が多く掲載されており、さまざまな問題に触れることができます。

特に数学関係の解説が濃密で、最新の過去問題を再現していることにより、実践的な演習ができるところが大きなメリットです。

出題形式→練習問題→解説の流れで進むので、よりじっくりと問題に取り組むことができます。

さらに、性格テストの方も詳細に書かれているので、一度手に取ってみることをおすすめします。

アプリ

SPIと同様に、玉手箱にも対策用アプリが配信されています。

ここで紹介するものは、主にGAB対策用のものです。

もし第一志望以外の企業が玉手箱やGABを実施するのであれば、本命は問題集などを利用し、そのほかの企業はアプリなどでスキマ時間に補うなどの対応で問題ないでしょう。

SPIに比べると、玉手箱・GABの対策アプリは数が少なく、無料のものもあまりありません。

今回紹介するアプリも有料ではありますが、問題集を購入するよりは比較的安価のため、ぜひ購入を検討してみてください。

GAB対策 非言語 /非言語

このアプリは、言語・非言語の双方が独立した構造になっており、そのためテスト勉強をするには両方を購入する必要があります。

一つにつき610円かかることになりますが、本番に近い形式で問題を解くことができるので、問題集を購入しないなら、こちらのアプリを手に入れておくと良いでしょう。

シンプルで使いやすいという評価が多く、スキマ時間で効率良く勉強できることから、集中を切らさずに取り組むにはちょうど良いツールと言えるでしょう。

模擬テスト

こちらもSPIと同じく、玉手箱・GAB向けのものが実施されています。

SPIに比べると規模が小さい傾向がありますが、本番さながらの環境で挑める機会は貴重です。

しかし、普段パソコンなどで作業を行うことに慣れていない方や、パソコンの画面を見ながら問題を解くために紙でメモを取るなどのアクションをしない方などは、テストを受ける前にこのような作業を行う感覚を身につけておく必要があります。

出題の形式や内容もSPIと玉手箱などでは異なるため、不安な方は最低1回は模擬テストを受けるようにしましょう。

GABペーパー練習問題(模擬試験)に挑戦!【無料】

模擬問題を10問、無料で解くことができるサイトです。

ここではGABペーパーのものを紹介していますが、このサイトにはさまざまなwebテストの対策問題が掲載されています。

特にGAB関連のものは数が多く、問題の出題形式などが似ていることから、比較的多くの問題を解くことができるのも強みです。

当然玉手箱用の練習問題もあり、10問の出題数も変わりません。

解説も丁寧に表示され、正答率から通過率を算出してくれるフィードバックもあるので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

【webテストの対策ツール】おすすめのTG-WEB対策ツール

TG-WEBは、難易度が高く、模擬試験などもほとんど存在しないことが懸念点です。

対策用の教材が少ないにもかかわらず、内容が非常に難しく、SPIなどの対策を十分にしていてもTG-WEBでは通用しない場合があります。

知識問題以外にも、注意力や思考力を高水準で求められる問題が出ることが多く、普段の勉強量などが差に表れるかもしれません。

本命の企業がTG-WEBを実施している場合、以下に紹介する対策ツールを利用して高難易度のwebテストをクリアしましょう。

問題集

前述のとおり、TG-WEBに特化した問題集は数が少なく、書店に置いていないことも珍しくないため、ネット通販などを利用して取り寄せましょう。

問題集だけで不安があれば、高校生用の教材などを利用して復習することをおすすめします。

そこまでする時間がないというのであれば、問題集のすべての問題によどみなく回答できる程度に繰り返し問題を解きましょう。

また、不安があれば、大学などのキャリアセンターに相談してみるのも有効です。

これが本当のWebテストだ!(2) 2024年度版 【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター編】

講談社から出版されている、『これが本当のWebテストだ!(2) 2024年度版 【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター編】』は、これまで紹介してきた『これが本当のWebテストだ!』シリーズのTG-WEB版です。

全面改訂がなされ、新しい形式の問題が掲載されているので、最新のTG-WEB対策が可能となっています。

これ1冊で十分対策が可能と評価される問題集のため、TG-WEBを受ける予定がある方はぜひ購入しておきましょう。

なお、テストセンター版の再現問題が収録されているのも魅力です。

模擬試験

TG-WEBにも、SPIや玉手箱などと同様に模擬試験が存在します。

特にTG-WEBに関しては、そもそもの対策ツールがほかのwebテストと比べて極端に少ないため、模擬試験はぜひ受けるようにしてください。

また、練習問題を掲載している個人サイトも多くあります。

利用する場合は自己判断にはなりますが、有益なものも多くあるため、一度試してみても良いかもしれません。

また、webテストでは多くの問題をこなすことが重要です。

模擬試験の前になるべく多くの問題を解き、基礎力の向上を図りましょう。

TG-WEB 練習問題(模擬試験)に挑戦!【無料】

先ほどの玉手箱の模擬試験と同じサイトです。

こちらでは5問、無料で解くことができます。

すぐに結果を見ることができ、問題ごとの解説が詳細なため、軽い力試しとして受けてみると良いでしょう。

5問は少なく感じるかもしれませんが、TG-WEBの問題は難易度が高く、慣れないうちは5問でもかなりの時間を要します。

この5問をすらすらと解けるようにならなければ、選考の通過は難しいでしょう。

また結果の後に、自分に合った勉強方法なども案内してくれるので、興味がある方はこちらをチェックしてみてください。

【webテストの対策ツール】webテストを受ける際のポイント:能力検査編

ここからは、webテストを受けるうえで重要なポイントをお伝えします。

これはSPIの特徴に限った説明ではありますが、SPIの結果は点数ではなく偏差値で表示されます。

志望する企業によって異なるものの、7割以上解けるように意識しましょう。

また、SPI以外のwebテストも、7~8割以上解くことが求められます。

正答率を上げるためには、テキストや過去問を用いた勉強方法がおすすめです。

具体的にどこをポイントにすべきかを以下で解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

言語問題の対策

まず、言語問題の対策です。

言語問題は、ことわざや熟語の知識など、言語分野の能力を測ります。

一般的な教科に置き換えると国語や英語に該当し、こちらの正答率は非言語分野に比べて高い傾向があるのが特徴です。

そのため、多くの学生が非言語分野の勉強に時間を割き、言語分野の対策をおざなりにしてしまいがちですが、実際に問題を解いてみると思っていたよりも難しいと感じる方が多いようです。

普段文章に触れる機会が少ない方は、特に意識して対策に臨みましょう。

語彙を覚える

点数に直結する対策のひとつとして、語彙を鍛えるということが挙げられます。

言語問題の多くは知識問題となっており、単語をきちんと覚えていれば回答に時間がかからず、正答率も高くなります。

しかし、意味がわかりにくい、間違えた意味を覚えやすいといった単語・熟語に苦戦する方も少なくありません。

そのため、こういったものは出てきたタイミングで意味や用法を確認し、一度整理してから頭に入れておきましょう。

また、一つの語句を覚えたら、その対義語など、関連用語もまとめて頭に入れると効率良く勉強できます。

長文に慣れておく

長文読解は、文章を読むのに時間がかかる方は、練習しておいて損はない分野です。

実際にテストを受けていると、焦りから同じところを何度も読んでしまうといったミスが重なり、結果的に問題を解く時間が少なくなるといったケースも珍しくありません。

長文を早く読み、正確に答えを探し出すことができるようになるよう、何度も問題を解きましょう。

また、長文をパソコンなどの画面上で読むことに慣れておくことも重要です。

模擬テストなどを2~3回受けるなどして、テストの感覚を掴んでおきましょう。

非言語問題の対策

webテストの対策と聞いて、非言語問題の対策をイメージする方も多いのではないでしょうか。

非言語問題は数学の分野であり、問題数が多く苦手としている方が多い傾向にあります。

逆に言えば、非言語分野をマスターしておくことで、ほかの就活生と差をつけることができるので、入念な対策をしてから臨みましょう。

数学的な考えを頭に入れ、短い時間ですぐに答えにたどり着けるよう、インプットの量を増やすことを意識しながら勉強に取り組むようにしてください。

公式を覚える

出題されるものの多くは、単純な計算や、確率、集合などの問題です。

公式を覚えていないとそもそも解くことが難しいものが多く、公式を使わず解こうとすると時間切れになってしまう可能性が高いです。

使われる公式は簡単なものが多いので、本番で忘れないよう、しっかり頭に入れておきましょう。

不安があるようなら、中学・高校数学の簡単なドリルなどを復習してみるのもおすすめです。

特に確率・集合・割合などは苦手な方が多いため、重点的に取り組むことで、ほかの就活生に差をつけることができるようになります。

問題形式に慣れる

問題の出題形式に慣れるというのも、非言語分野の勉強では大事なポイントです。

基本的に、webテストは毎年似たような形式の問題が出題されます。

SPIや玉手箱など、種類によってその傾向は異なりますが、webテストの出題形式に合わせて取り組むことで、効率良く解法を覚えることができるでしょう。

そのためには、数多くの問題をこなす必要があります。

問題集のレベルによって異なるものの、おおよそ2周以上取り組むと問題のパターンが頭にしっかり入るようになるでしょう。

【webテストの対策ツール】webテストを受ける際のポイント:性格検査編

webテストには、性格検査という分野があります。

これは、その人のパーソナリティを把握するためのもので、問題に対し正しい解答が存在するというものではありません。

そのため、対策なんてできるのかと思われがちで、実際に対策する方は少数です。

しかし、性格検査で不合格になってしまうというケースも少なくありません。

ここからは、性格検査を受ける際の心構えについて解説していきますので、不安に感じる方はぜひ参考にしてみてください。

素直に答える

基本的に、性格検査は企業と応募者のミスマッチを防ぐ目的で実施されます。

自分を偽った回答をしてしまうと、仮に選考に通過しても、その後の面接などで「価値観が合わない」と悩んでしまう可能性もあるのです。

そのため性格テストを受けるときは、なるべく自分の本心に沿って素直に答えるようにしましょう。

また、応募前に企業の社風と、自分の性格を把握しておくことは、性格検査を受けるうえでも重要なポイントとなってきます。

入社後のギャップを防ぐためにも、企業分析と自己分析の双方を丁寧に行うようにしてください。

一貫性を意識する

回答に一貫性を持たせることも重要です。

たとえば、【○○よりも△△を意識する】といった問題に「そう思う」と回答していたのに、その後の問題で、【△△よりも○○を意識する】という問題にも「そう思う」と回答してしまうといったケースです。

こういった回答をしてしまうと、企業に一貫性がないと判断されてしまうため、回答が面倒だからと問題文を飛ばし読みしてしまうようなことは控えましょう。

なお、このような問題はよく出題されるので、不安な方はこの点だけでも頭に入れておくようにしてください。

【webテストの対策ツール】webテストを受験する際のポイント

ここまで、webテスト攻略のためにさまざまな情報をお伝えしてきました。

最後に、webテストを受ける際のポイントについて解説します。

これは、テストを受けるうえでのコツのようなものです。

パソコンを使用したテスト形式に慣れていないという方も多くいるかと思います。

そういった方は、なるべく本番に近い形式での勉強をしたり、ツールの使い方に慣れておいたりとさまざまな準備が必要です。

今までにご紹介したものも含まれますが、あらためてチェックし、大事な本番に臨みましょう。

わからない問題は飛ばす

webテストは問題数が多く、制限時間が比較的短いことが特徴です。

のんびりと回答していると、いつの間にか時間がなくなり、その結果不合格になってしまうことも少なくありません。

そのため、解いていく中でわからない問題が出てきたら飛ばしていき、解けそうな問題に時間を使いましょう。

逆に、わかりそうな問題を早急に飛ばしてしまうと、思い出したときに後悔することもあるかもしれません。

不安な方は、分野ごとに一問あたりにかける時間をあらかじめ決めておくと良いでしょう。

1冊のテキストを繰り返し解く

こちらは記事内でも何度か説明していますが、非常に重要なポイントのため再度解説します。

基本的に、webテスト対策は何冊ものテキストに手を出すよりも、1冊のテキストを繰り返し解く方が効率が良いとされています。

この方法が有効なのは、ほかの資格試験などでも同様です。

問題の傾向や解き方に慣れ、頭に公式などの知識を定着させることができるため、非常におすすめの勉強法となっています。

解説が丁寧な問題集であれば、関連用語なども載っているため、1冊だけで十分な情報をインプットすることができるでしょう。

パソコンや電卓の使い方に慣れておく

就職試験のwebテストで特に重要なポイントは、「パソコンを利用した検査」であることです。

画面を見ながら問題文を読み、理解して答えるというのは、慣れていないとなかなか難しいものです。

ツールが異なるだけで、大学での試験などとの感覚が大幅に変わるため、戸惑う人も少なくありません。

パソコンや電卓などのツールを利用した解答に慣れておくことで、落ち着いて試験に臨むことができるようになるので、パソコンを利用した模擬試験などを本番前に受けておくようにしましょう。

まとめ

今回は、採用選考のフローのひとつである、webテストについて紹介してきました。

対策方法や、使用できるツール、注意するポイントなど、攻略のためのさまざまなポイントについて知ることができたかと思います。

優秀な人材を求める有名企業を受ける場合、webテストの難易度は高まる傾向にあるため、ライバルに差をつけるためには入念な事前準備が欠かせません。

この記事を参考に、自分の志望する企業のwebテストについて調べ、なるべく早めに対策を立てるようにしてください。

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