HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就活は見た目の印象が評価に影響します。
特に髪型は見た目の印象を大きく変える重要なポイントでもあるため、就活で好印象の髪型に悩む就活生は少なくありません。
「ツーブロック」は就活生の中でも人気が高いですが、果たして就活で好印象を与えるのでしょうか? 今回の記事ではツーブロックヘアが就活時にどのような印象を与えるのか解説します。
就活に適したヘアスタイルを知って、万全の体制で面接を迎えましょう。
ツーブロックってどんな髪型?
ツーブロックとはトップや耳の上の髪を長めに残し、サイドや襟足を刈り上げたヘアスタイルを指します。
髪の毛が長い部分と刈り上げ部分が2つのブロックに分かれているように見えることから、ツーブロックと呼ばれています。
刈り上げ部分はバリカンでしっかりと刈り上げるのが主流ですが、少し短く切るだけでバリカン等は使用しないパターンもあります。
冒頭で述べた通り、ツーブロックはカジュアルさと清潔感が人気のヘアスタイルです。
しかしこのヘアスタイルはビジネスシーンで敬遠されることがあります。
好印象派の意見
ビジネスマンには 「爽やかで清潔感があること」が基本的なマナーとして求められます。
好印象派の人は、ツーブロックに爽やかさと清潔さを感じる傾向にあるようです。
悪印象派の意見
ビジネスシーンでのツーブロックヘアに悪印象を持っている人は上記のように「不真面目そう」「刈り上げはビジネスシーンにふさわしくない」といったイメージを抱いているようです。
就活で好印象が狙えるツーブロックのポイント
就活で好印象に持たれやすいツーブロックのヘアスタイルを以下にまとめました。
ツーブロックにしている学生はぜひ参考にしてみてください。
・トップの髪は短めにする 頭頂部周辺の髪の長さや量は、軽めにしておくのがポイントです。
トップの髪が長すぎるとチャラついた印象を持たれてしまう恐れがあるほか、量が多すぎると重たい印象に映ってしまいます。
トップを短めにしておくと、サイドの剃り込み部分が伸びてきたときの髪型の違和感が少なくなるでしょう。
短めのトップは整えやすいので、乱れた場合でも素早くまとめることができるのもメリットの一つです。
・サイドは刈り上げない サイドの髪は刈り上げずベリーショート風にするなど、ある程度長さを残しておきましょう。
ツーブロックはトップとサイドのバランスで印象がグッと変化します。
清潔感や爽やかさを演出するためには、サイドの髪の長さに注意することが大切です。
・前髪はおでこが見えるようにセットする 目にかかる長さの前髪は暗い印象を持たれることがあります。
前髪はトップに合わせて短くし、おでこを見せるようにセットすることで、爽やかさや明るさ、誠実さをアピールできるでしょう。
就活で避けたいヘアスタイルってどんなの?
ここで相手にマイナスの印象を持たれてしまう恐れがあるヘアスタイルをご紹介。
就活では以下のような髪型は避けておきましょう。
・金髪や明るい茶髪などの過度な染髪 「過度な染髪はNG」は社会人の一般常識。
金髪などの明るい髪色は不誠実なイメージを持たれる場合があるため、ヘアカラーで明るい髪色にしている人はダークトーンの茶髪、あるいは黒髪に戻しておきましょう。
なお、元々色素が薄く地毛が明るい人や皮膚が弱い人は無理に染めなくても問題ありません。
・男性の長髪(ロン毛) 男性の長髪はカジュアルでオシャレではありますが、就活の場では「だらしない」と思われる可能性があるため避けた方が良いでしょう。
《ロングヘアの女性の場合》 長髪の女性が髪の毛をおろしたままにしていると暗い印象にとられる恐れがあります。
ポニーテールにしたりシニヨンでまとめたりして顔周りをすっきりとさせ、明るい表情に見られるように意識しましょう。
・長すぎる前髪 前髪が目にかかっているのもアウトです。
目元がきちんと見えるように、長くなった前髪は切りそろえておきましょう。
前髪を後ろに流している人は、前髪が落ちてこないように ヘアピンやスプレー剤などを使ってキープしておくのがポイントです。
・カジュアルすぎる髪型 ウェーブの強いパーマやアシンメトリーなどのカジュアルすぎる髪型は「真面目に就活に取り組んでいない」と受け取られる可能性があります。
就活は社会人の第一歩。
社会人としての自覚を持つためにも、就活期間中はカジュアルすぎる髪型は控えておきましょう。
ただし、アパレル系の会社などでは個性的なヘアスタイルも認められる場合があるため、志望する業界や職種を見て判断することが大切です。
就活で好印象を持たれるスタイリング方法
人は見た目で第一印象が決まるといわれています。
ヘアスタイルはその人の印象をガラリと変えるため、面接官に好印象を持たれるようなヘアスタイルで就活に挑みましょう。
《男性編》
◆デコ出しスタイル 先述の通り、目元が前髪で隠れていると暗い印象を持たれかねません。
前髪は眉毛にかかる程度の長さにするか、おでこを出すように前髪を上げることで、爽やかで明るい印象になります。
ワックスなどで立体感のある前髪に整え、スプレーでヘアスタイルをキープすると良いでしょう。
◆襟足やサイドはスッキリと 襟足や耳周りがボサボサだと重たい印象を受けてしまうかもしれません。
襟足やサイドは耳が見えるくらいにカットすると、清潔感が増すでしょう。
◆スタイリング剤を活用して爽やかに ワックスなどでスタイリングをする際は、動きを出し過ぎないように注意しましょう。
ツーブロックやウルフのように動きを出しやすい髪型にしている人は、ムースやジェルなどで軽く髪の毛をまとめるのもおすすめです。
《女性編》
◆就活向けカッチリめシニヨン 長髪の女性の場合、 シニヨンスタイルでカッチリと髪をまとめるのがおすすめ。
長時間のまとめ髪は次第に崩れてしまう恐れがあるため、スプレーやまとめ髪用バームなどを使用してきっちりと髪をホールドしましょう。
毛量が多くどうしても髪が崩れてきてしまう場合は、シニヨンキャップ等を用いて髪の毛を入れ込むのも一つの手。
シニヨンキャップは黒や紺を使用するのがベターです。
◆就活の定番ヘアスタイル「ポニーテール」 ポニーテールはどの世代でも定番のヘアスタイル。
「小顔効果があるから」「この方がオシャレだから」などの理由でおくれ毛を出している人も少なくありませんが、就活シーンでは おくれ毛を出さないのがポイントです。
◆ショートヘアは耳を出して ショートヘアの女性は、 サイドの髪を耳にかけると清潔感と明るさがアップ。
ヘアピンやスプレー等で崩れを防止しておくことをおすすめします。
身だしなみを整えて就活に臨もう
髪型は清潔感や誠実さ、真面目さなどを印象付ける大切な身だしなみの一つです。
特に自然に目に入る髪型は第一印象に大きく影響するので、就活で好印象を持ってもらうためにも髪型を整えることは大切です。
今回解説したツーブロックヘアは、スタイリング次第で好印象にとられるヘアスタイルです。
しかし、すべての業界でツーブロックが好印象にとられるわけではないため、志望する業界の雰囲気に合わせて髪型を整えるのがベスト。
また、髪型だけでなく爪の長さや服装など他の身だしなみもきちんと確認して、自信を持って就活に挑みましょう。