HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の定番、サマーインターン。
「本当は参加したいけど、部活動やゼミの研究が忙しくて参加できない」という学生も少なくありません。
インターンに参加していない就活生は今回ご紹介する3つの対策を実行して、サマーインターンに参加した学生に負けずに就活を進めていきましょう。
インターンに参加していない学生がやるべき3つの対策
「参加するのが当たり前」と言われるインターン。
就活といえば、大学3年生の夏にサマーインターンに参加し、本選考に臨む流れが一般的です。
しかし、部活動・学業を優先させ、インターンに参加する機会を逃した学生もいるでしょう。
インターンに参加していなくても、これからの動きで挽回することができます。
インターンに参加していない学生が就活に向けて取り組むべき3つのポイントを紹介します。
本選考を意識した対策を行う
インターン参加者は就活の進め方・選考への慣れという点で、非参加者よりも有利だと言われています。
しかし、インターンに参加しなくても、早期から就活の対策をしておけば大丈夫です。
今のうちから本選考を意識した準備を進めて、万全の状態で就活本番を迎えましょう。
1.今までのエピソードを整理する 就活を始める第一歩として、今までの経験を振り返ってみましょう。
はじめに、学生の本分となる「学業」について。
自分の専攻、ゼミ活動、受験勉強でのエピソードを書きます。
次に、打ち込んできた部活動/サークルでの経験を書いてみましょう。
他にも、熱中している趣味、家庭での出来事、アルバイトで力を入れていたことを挙げていきます。
今までの経験を大まかに整理していきます。
2.企業ごとに適したエピソードを考えてみる 企業によって求める人材像は異なります。
そのため、自分こそが企業の求める人材であることを伝えるために、自分のエピソードを企業ごとに選ぶ必要があります。
以下の企業の例を参考にして、「A社が求めている人材の特徴は?求める人材にあてはまる自分のエピソードは何か?」を考えてみましょう。
例えば、あなたが以下の学生だったら、A社、B社、C社それぞれでどんなエピソードを出しますか?
・高校時代はチームとして全国大会出場経験あり。
・大学では部活のキャプテンを務める。
【エントリー企業】 A社:ベンチャー企業で100名程度の会社。
自分で積極的に考えて行動出来る人を求めている。
B社:日系の超大手企業。
しっかりと報告・連絡・相談を出来る人で、安心して仕事を任せられるような人を求めている。
C社:技術に特化した研究開発会社 何か一つに秀でた天才型の人材を求めている。
A社が求めているのは、「積極性のある人材」。
そのため、自分の経験の中で積極的に動いたエピソードを挙げ、アピールする必要性があります。
「部活で活躍して、積極的にチームに貢献した経験」 「部内の問題解決に向かって率先して行動した経験」 などを挙げていきましょう。
B社では、「協調性・丁寧さ」が求められているため、 「部活を頑張りながらも、学業も手を抜かず現役で大学に合格できた経験」 「チームでのキャプテンとして、部員たちのモチベーションを調整した経験」などが挙がります。
C社では、切り口を変えて「大学の研究」「ゼミ活動」のエピソードを選んで話すことが考えられます。
自分が自信をもっている強みをどの企業でも同じように話すのでは不十分です。
企業の求めている人物像に合わせて自分のエピソードを語るということを意識しましょう。
サマーインターン参加者の体験談を読む
気になる企業に参加したインターン参加者の体験談を読んで、情報収集をしておきましょう。
体験談を読み込むことで、参加者との情報差を埋めることができます。
外資コンサル~商社など難関インターンに複数参加した男が語る 後悔しないキャリアの選択方法とは? 学生起業をした男が感じたサマーインターンの感想とは?
秋~冬の就活イベントに参加する
秋冬には就活イベントが多数開催されます。
企業のことを知りたい、就活の感覚をつかみたいという人は、1dayのdigmeeイベントに参加するのがオススメです。
就活イベントに参加することで、多くのメリットを得ることができます。
その際に連絡先を交換してLINEグループをつくっておけば、お互いに就活の有益な情報を得ることができます。
企業情報や就活の進め方について情報を得られるコミュニティに入れるのは大きな利点です。
・社会人と話すことに慣れる 就活において社会人慣れしておくことはとても重要です。
選考の面接では、企業の人事や役員と対面で話します。
緊張せずに実力を発揮するためにも、事前に社会人とコミュニケーションをとることは大切です。
就活イベントでは、企業の人事や社員と話すチャンスがあります。
選考前から社会人と話し慣れておくことができます。
番外編
・秋冬インターンへの参加 大手企業を中心に、秋冬にインターンを行う企業もかなり多くなっています。
サマーインターンに比べて秋冬開催のインターンは、より自社で採用したい人材をターゲットにしています。
夏にインターンに参加できなかった人は、積極的に応募しましょう。
その代わり、秋冬のインターンは倍率が高い場合があるので、ES対策・面接対策を入念に行う必要があります。
まとめ
結論として、サマーインターンに参加しないことは業界にもよりますが大きく不利になることはありません。
サマーインターンに参加していない場合でも、就活でいい結果を得た学生もたくさんいます。
サマーインターン参加者に負けず、本選考に向けた情報収集・選考対策を万全に行って、巻き返しましょう。